本の備忘録 vol.13 Aug.26〜 Aug.31 いよいよ入稿

200803_girl_cat2.jpg2020.08.26 Wednesday
わーやっと、全部の提出が終わった!
あとは色校が届いたら、色と文字の最終チェックでオシマイ!脱稿だ!だっふんだ!

この絵は微妙に使われそうで使えなかったもの。
この女の子は最初ネコを飼っているという設定を考えていて、でもヒヨコがメインだからやめとこかな、ということに。
んでも、どうやら担当編集さんがネコ好きのようなので「ネコ登場させません?」と話しを持ちかけてみた。
もう本文は無理なので、目次とかにちょろちょろネコがいたらかわいいし!とフガフガしてたんだけど、デザイナーさんにあっさり「今回ひよこいますからね、また今度」と却下された。今度って何だよ!

悔しいので、デザイナーさんの力の及ばない本文にこそっとこの絵を載せてやろうかと思ったのですが、ビビりな私にはできませんでした。
てか、世界観ずれるしな、確かに。

んでもデザイナーさんも頑張って下さり、本のデザインも、先日載せた表1以外も、いろいろねばってかわいくしてもらいました。
わたくしのようなしがないひよこには身に余るような素敵な本になりそうです。
ご協力くださったみなさまに心より感謝。


                  


200816_nagoya-cover.jpg2020.08.27 Thursday
ありがたいことに、編集さんによると、東海地方の書店からの事前注文だけで、当初の予定初版部数を大幅に超えたため、初版部数が増えるそうだ。バンザーイ。
印税は、定価と初版部数で決まるため、だいぶ増えることになる。ありがたい。ここだけの話、本を書くのって、相当売れて何度も重版がかからないと、本当に儲からない。本が形になることだけが喜びで、赤字が当たり前な感じで数か月頑張ってきたけど、ご褒美をもらえた気分。それでも会社行ってる方が全然儲かるよ(笑)
9/17に中日新聞の三八広告の掲載も決まったそうで、ありがたや。

そんなわけで、色校のチェックを待って無事校了となる訳で、先日載せなかった帯付きの書影。
サブタイトルと帯コピーには悩んだのだけど、編集さんがやたらと名古屋弁と入れたがり、最初、サブタイトルは地元民も知らないどえりゃー魅力」はどうですか?とか言ってきた。
「えっとですね、『どえりゃー』というのは単体で『すごい』という意味ではなく、北海道弁で言うところの『なまら』、英語で言うと"very"なんです」みたいな説明をして、すると「どえりゃースゴイ魅力」となり、長くなる。「ここ、名古屋弁いりますか?」で結局私の要望通り『スゴイ魅力』に(笑)

この本のそもそもの企画意図は、私がナゴヤで出会った「ナゴヤ愛に溢れた人々」の紹介をするというもの。取材を通じて伺ったお話の中には、キラ星のように輝く名言だらけだった。
その中で帯コピーに使用させていただいたのは、名古屋ネタライターの大竹さんの名言。
大竹さんは、お話の中に他にも名言がポンポン出てきて、感動してしまった。

本文中にも三英傑の「鳴かぬなら〜」が登場するが、宮田がそれを使ってコピーを考えたのを元に考えたのが「知らぬなら 教えてあげよう ナゴヤの底力」。編集さんの「名古屋弁」へのこだわりはココに反映され、「だがね」と入れた(笑)
  
表4(裏表紙)やソデ(カバーの折り込んだ部分)などにもちょこちょこ工夫されていて、楽しい本に仕上がった。ぜひ書店で見てね。


                  


200827_nagoya-square.jpg2020.08.29 Saturday(noteに投稿)
9月に本を出すことが決まり、少しずつこのnoteにも進捗を報告し
盛り上げて行こう!なんて考えていたのだけど、甘かった。

ここ3ヶ月ほど、すんごい勢いで原稿を書き散らかし
最後の1ヶ月はひたすらイラストを描き散らかしておりました。
まぁ何というか、よく間に合ったなという感じ。

特につらかったのが、イラスト。。。.
8月はじめからお盆くらいまでの間に、100点近くのイラストを
ひたすら描くという千本ノックのような毎日が始まりました。

まぁイラストは慣れてるからね。
大丈夫かな、と思っていたら、全然そんなことなくて。
結局終わったのは8/26(水)の朝。


「ナゴヤ愛 地元民も知らないスゴイ魅力」

ナゴヤが「名古屋」でないのは、「名古屋市限定」ではなく、もう少し範囲を広げて「名古屋圏」という意味でナゴヤ。
正確には愛知県本が正しい感じです。愛知の北部や知多や三河も結構登場します。


この本のポイントとは?

全部で第7章までありまして、最初の方は地域性や文化について、モロモロ持論を展開したり
食べ物ネタやナゴヤの名所などについて、ツラツラ書いています。

まぁでもこの本の見どころは、どちらかというと後半で、第5章と第6章とでいろんな方に取材をしています。

今のナゴヤを作っている人々、ナゴヤ愛を持った活動をしている人々。
そんな方々にスポットを当てたいと考えたことが、この本の企画を立てたきっかけなのです。

取材させていただいた方々が、本当に素敵な方たちばかりで、面白くて良いお話ばかりで
私はイタコのようにそれを伝えるだけ。
あるいはシェフのように料理するだけ。

素材がいいのだから、三流イタコでもへっぽこシェフでも、そこそこおいしく仕上がったと思います。

9月の発売まであと少し、少しずつお話していきます。


                  


IMG_5900.jpg2020.08.29 Saturday
今朝、本の4校(最終校)にして色校が届いた。
届いたとき私は立ち上がれなかった。
久々に来た相当ひどい腰痛だ。
疲れると弱いところに来るほうで
首だったり足がむくんだりするんだけど、今回は腰。

今日は午後から東京時代の友人たちと
リモートティータイムだったのだけど何もできず
オットがせっせとおやつを準備してくれて、時間が来てスタート!
LINEのビデオ通話、なかなか快適で楽しい。
デコるだけで小一時間楽しめた。

東京時代の私は今みたいな引きこもりではなく
けっこうあちこち出かけていて、この友人たちとも週一くらいで会う仲間だった。
こっちに来てもう9年が経ってしまったけど、そんなの関係ない感じがうれしい。
引っ越しの多い人生だし、人と深くかかわることを、どこかであきらめているようなところがあるけど
距離が離れても、続く関係は続くんだねー。
2時間半しゃべって通話を終えると、腰痛がすっかり消えていた。
さてこれから、原稿の最終チェックだ。


                  


200831_IMG_5968.jpg2020.08.31 Monday
8/31(月)朝が最終校(色校)への最終チェックの締切ということで
週末、宮田が本腰を入れて校正をやり出したら、出てくる出てくる。
さすが元SE。

先日道産子は校正者に向かないという持論を展開される道産子が
いらしたけど、宮田の校正の精度は容赦ない。
どんな悪事も見逃すまいと言う地獄の閻魔様より恐ろしいのだ。

私の作ったマップの中の7ポイントくらいの文字の「てへん」と
「きへん」の違いに気づくとか。
ありがたいけどおそがい(恐ろしい)。

やってもやってもやり足りない感じで、写真の色も気になり出すときりがない。とことんやって、やり切ったと思っても、できあがったものを見たら、気になるところだらけなんだろーなー。


                  


◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■

◆名古屋◆
原田治展 「かわいい」の発見 Osamu Harada : Finding "KAWAII"
2020年7月4日(土)〜8月30日(日)10:00〜19:00 (入館は18:30まで)清須市はるひ美術館
http://www.museum-kiyosu.jp/exhibition_info/2020/haradaosamu/
harada_title.jpg
1970年代後半から90年代にかけて、女子中高生を中心に爆発的な人気を博した「OSAMU GOODS(オサムグッズ)」の生みの親、原田治(1946-2016)。50-60年代のアメリカのコミックやTVアニメ、ポップアートなどから影響を受けたイラストレーション――とりわけ、簡潔な描線と爽やかな色彩で描かれたキャラクターたちは、その後の日本の“かわいい”文化に多大な影響を与えました。
 没後初の全国巡回展となる本展では、イラストレーターとして活動する端緒となった、1970年代「an・an」の仕事をはじめとして、広告・出版・各種グッズなど他分野にわたる作品を中心に、幼少期から20代前半の初期資料や、エッセイ集『ぼくの美術帖』関連資料も交えて展示し、時代を越えて愛される、原田治の全貌に迫ります。



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