辰野金吾と美術のはなし & フィリップ・パレーノ展

191113_tokyo_st_tatsuno1.jpg191113_tokyo_st_tatsuno2.jpg辰野金吾と美術のはなし 没後100年特別小企画展
バスキア展のために上京したものの、今回他に見たいめぼしいものがなく、前日に会った姐御(脚本家のO女史)に「正倉院展行ったら?」と言われ、一応上野まで行ってみた。しかし、くたびれてお茶するうちに夕方になってしまい、平日だというのに行列で時間切れ。
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そんなわけで、記念撮影だけして東京駅へ向かう。
どーしよ、まだ4時半だけど。じゃ、ステーションギャラリーに行ってみるか。で、見たのがコレ。東京駅や日本銀行本店などを設計した建築家さんの展示。すごく面白かった。一応建設関係に長くいたんだけど、この方のことは存じなくて不勉強だけど。

以前に豊田市美術館でも感じたけど、どうやら私は図面を見るのが好きらしい。建物だけでなく、工業製品などの図面も好きだ。今にして思えば、CADは適職だったのかもしれない。またこの展示は、辰野さんが行く先々で描いた建物やモチーフなどのスケッチや、友人の洋画家松岡さんの絵画も展示されていて、いろいろ楽しめた。思いがけず良質な展示で得した気分。
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東京ステーションギャラリーは、ロケーションも素敵。
辰野金吾と美術のはなし 没後100年特別小企画展
【会期】     2019年11月2日(土)−11月24日(日)
【休館日】     会期中無休
【開館時間】    10:00 − 18:00
          ※金曜日は20:00まで開館
          ※入館は閉館の30分前まで
【入館料】     一般500円 高校・大学生300円
          ※中学生以下無料
          ※障がい者手帳等持参の方は当日入館料から100円引き(介添者1名は無料)
          ※前売券販売と団体割引はありません

          [チケット販売場所]
          東京ステーションギャラリー(開館日の閉館30分前まで)
          ローソンチケット(Lコード=35667)、イープラス、CNプレイガイドにて取扱い
【主催】      東京ステーションギャラリー[公益財団法人東日本鉄道文化財団]
【協力】      日本銀行金融研究所貨幣博物館、京都文化博物館
【助成】      芸術文化振興基金

明治から大正にかけて日本の第一世代の建築家として活躍した辰野金吾(1854-1919)が没して2019年で100年を迎えます。辰野が設計した東京駅の中で活動する東京ステーションギャラリーでは、これを機に美術を切り口に辰野の事績を振り返る特別小企画展を開催します。
幕末の唐津に生まれ、幼いころから勉強熱心だった辰野は、苦学の末、政府が設立した大学を首席で卒業し、3年間の英国官費留学のチャンスを得ます。帰国後は教育者、在野の建築家として活躍し、日本の建築界の近代化に貢献しました。重要文化財に登録された代表作の日本銀行本店や東京駅のほか、裁判所、学校、住宅などその生涯でさまざまな建築を手がけています。本展は辰野が留学時代に出会った洋画家・松岡壽との関係に着目し、学生時代の資料や東京駅の図面、松岡による絵画など約70点を3章に分けて紹介します。

◆努力家・辰野金吾の思いを伝える《滞欧野帳》
辰野が留学中、常に持ち歩いたスケッチ帖には、材料や構造などのメモとともに建物の装飾の一部が数多く描かれています。官費留学生として貪欲に西洋の技術を吸収し、帰国後に活かそうとする懸命な思いが伝わる貴重な資料です。

◆松岡壽との友情を伝える《辰野金吾肖像》
この肖像画は辰野没後の記念事業として、友人たちが辰野の「親友にして洋画の大家松岡壽氏」に依頼して描かれたものです。ほかにも二人が協働した大阪市中央公会堂に関する資料などを展示し、松岡との関係から見えてくる辰野と美術界とのつながりを紐解きます。

◆辰野が守った石膏像
東京大学には、松岡壽が学んだ日本初の官立西洋美術教育機関、工部美術学校(1876年開校)で用いたとされる石膏像が現在も残されています。この保存に尽力したのが辰野でした。このたび、松岡が学生時代に残したデッサンとともに石膏像3体を並べ当時を振り返ります。

◆初公開を含む東京駅創建時の図面
辰野・葛西建築事務所による東京駅(中央停車場)の図面(青図)のうち、初公開を含む約20点を展示します。東京駅のデザインが決定するまでの経緯とあわせて、図面から創建当時の各部屋の配置や内装計画を知ることができます。

◆辰野金吾略歴 [ ]内は年齢
1854(嘉永7)[0]   8月22日、唐津藩(現・佐賀県唐津市)に生まれる
1870(明治3)[16]  藩の洋学校「耐恒寮(たいこうりょう)」に入学
1873(明治6)[19]  政府が設立した大学「工学寮」に入学
1877(明治10)[23] ジョサイア・コンドルに学ぶ
1879(明治12)[25] 首席で卒業、翌年、英国へ官費留学しウィリアム・バージェスに師事
1884(明治17)[30] 工部大学校教授に就任
1886(明治19)[32] 日本建築学会の前身「造家学会」創設
1894(明治27)[40] 明治美術学校校長に就任
1896(明治29)[42] 日本銀行本店竣工
1903(明治36)[49] 辰野・葛西建築事務所開設
1905(明治38)[51] 辰野・片岡建築事務所開設
1914(大正3)[60]  中央停車場(東京駅)竣工
1918(大正7)[64]  松岡壽と協働した大阪市中央公会堂竣工
1919(大正8)     3月22日、逝去

本展は、京都文化博物館、日本銀行金融研究所貨幣博物館にて開催の辰野金吾没後100年に関する展覧会との連携企画です。
                  


191112_watarium01.jpg191112_watarium02.jpgフィリップ・パレーノ展
ワタリウム美術館といえば、昨年見た「マイク・ケリー展」がめちゃくちゃよかったので、期待して観に行ったけど。。。ちょっと物足りなかったかなぁ。あっと言う間に観終わってしまい、友人との待ち合わせ時間が余ってしまって困った(笑)
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最後のこの部屋がお気に入り。
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フィリップ・パレーノ展
会期     2019年11月2日(土)→ 2020年3月22日(日) Date
休館日    月曜日(11/4, 12/30, 1/13, 2/24は開館)
開館時間   11時より19時まで[毎週水曜日は21時まで延長]
入場料    大人 1000 円 / 学生[25 歳以下]800 円 / 小・中学生 500 円/ 70 歳以上の方 700 円 
       大人2人 1,600円 / 学生2人 1,200円 / 小・中学生 500円 / 70歳以上の方 700円
       フィリップ・パレーノ Pass:1,500円
        ご本人は何度でも展覧会へ入場できます。再入場の際、
        ご本人であることを証明するものをご提示ください。
        Eメールにてニュースレターをお届けします。
        ワタリウム美術館メンバーシップへ割引でご入会いただけます。
主催 / 会場  ワタリウム美術館

同時代の重要なアーティストの一人、フィリップ・パレーノの日本初となる大掛かりな展覧会です。
パレーノの特徴は、映像、彫刻、ドローイング、テキストなど多様な手法を用い、展覧会を一貫したひとつのメディアとして捉えていることです。つまり展覧会は一連の出来事が展開する空間であり、個々の作品の意味ではなく、「オブジェクト」として展覧会の可能性を探っていくと、展覧会はオープンスペースとなり、時に応じて変化するフォーマットとなります。展覧会に訪れることが、空間的・時間的境界や感覚的経験を伴う唯一無二の体験となることを目指しているのです。

本展では、パレーノの代表作である白熱光が点滅する「マーキー」や、天井に張りつく風船「吹き出し」のほか、1995年にワタリウム美術館と伝説のキュレター、ヤン・フートがコラボレートした展覧会「水の波紋展」で制作した氷の「雪だるま」がその姿を新しくし登場します。
無色透明なこれらの作品を通し、パレーノが見ている近未来の風景が広がるのでしょうか。最先端でありながら懐かしい、現れては消える不思議なパレーノワールドです。

この展覧会は、1994年から2006年にかけて制作された作品-オブジェのプレゼンテーション、あるいは再構成である。
タイトルはこれらの作品がつくられた年代を重ね合わせている。1994年の《しゃべる石》からスタートし、1995年、ワタリウム美術館により企画され、ヤン・フートがキュレーションした「水の波紋」展のために制作された《リアリティー・パークの雪だるま》、そして2007年に発表された最初の《マーキー》まで。
これらの年代が過度に露出することで、このモチーフが誕生した。
このモチーフにより、タイトルに「語る」という言葉が与えられた。
ここに筋書きはない。
そして始まりも終わりもない。
ここで、オブジェたちは互いに会話しはじめる。
それぞれのオブジェ同士には関係がある。カメラを通して、ワタリウム美術館周辺の気圧や風の方向などの細かな出来事にも 反応する。すべては空気の変化や換気に反応している。 オブジェたちは一緒になって、ここの状況をつくっていく。今、2019年11月1日から、一連の語りが完了する2020年3月22日まで。
 
                   フィリップ・パレーノ
                  


食べたものの記録:10/10(木)〜10/15(火)
このピンクのビールは日本酒とコラボしていたというお高いもので、夏に買ったのになかなか飲めず。
確か350mlで300えんくらいしたのだよね。ドキドキしつつ飲んだ。フルーティで飲みやすかった。
夜なのにピッツァとパンとフルーツとビール。こんな事結婚して初めてなのではないか?
日本料理に合うビールってことだけど、想いっきり洋食じゃん。。。

YUTAKA TAKANO SELECTION Pale Ale camphor
マスターソムリエ高野豊監修。佐賀県産二条大麦10%を使用しており、佐賀県の花「クスの花:カンファ―」が名前の由来。色調は明るい黄金色のペールエール。ホップ由来のスッキリとしたのど越し、またパッションフルーツを感じさせるフルーティなアロマが特長です。高度な醸造技術から生まれたカンファ―は洗礼された香りと味わいで日本の料理に合わせやすいビールです。【イオン限定・数量限定】黄桜酒造
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2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

アトピーの夫と暮らしています



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◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■

◆東京◆
フィリップ・パレーノ展
2019年11月2日(土)→ 2020年3月22日(日)ワタリウム美術館
http://www.watarium.co.jp/exhibition/1910pareno/index.html

バスキア展
2019年9月21日(土)〜11月17日(日)森アーツセンターギャラリー
https://macg.roppongihills.com/jp/exhibitions/basquiat/index.html
https://www.basquiat.tokyo/

ミナ ペルホネン/皆川明 つづく
2019年11月16日(土)〜2020年02月16日(日)東京都現代美術館
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/minagawa-akira-tsuzuku/
https://mina-tsuzuku.jp/

◆名古屋◆
ムーミン展
2019年12月7日〜2020年1月末 松坂屋美術館

サラ・ベルナールの世界展
2018年11月23日(金・祝)〜2019年3月3日(日)堺 アルフォンス・ミュシャ館
2020年1月頃まで、全国巡回予定。
https://www.sunm.co.jp/sarah/

不思議の国のアリス展
2020年4月18日(土)−6月14日(日)名古屋市内の美術館(未定)
http://www.alice2019-20.jp/

◆大阪◆
萩尾望都 ポーの一族展
2019年12月4日(水)〜12月16日(月) 阪急うめだ本店
https://www.asahi.com/event/poeten/




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