本の備忘録 vol.29 Oct.26〜 Oct.30 イロイロないしょ話

201029_IMG_8395.jpg2020.10.29 Thursday
本日無事テレビの収録済みました!いただいたお土産は『麒麟がくる』オリジナル茶にチコちゃんボールペン!(チコちゃんが見えない!ボーッと撮ってんじゃねえよ!って叱られる!(笑))
そう、取材に来られたのはNHKでした。名古屋放送局の皆さんで、すイエんサーとは無関係の依頼でしたが、ご縁があるんですね。皆さん良い方たちで楽しかった!
今回お話ししたメインの方も、以前に同じ番組に取材をされたというおまけ付き!また詳細は後ほど載せます。


    


2020.10.30 Friday
「ナゴヤ愛」のエゴサーチをしていると時々どこかの図書館への入荷が引っかかる。しかし地元名古屋市と愛知県が一向に引っかかってこないので、直接見てみたら、愛知県図書館には1冊あり利用可。名古屋市には千種と熱田に1冊ずつあり、どちらも貸し出し中で、予約が17件。結構人気?(笑)
思わず、市に予約している人に「県図書に行けばすぐ借りれるよ!」と教えてあげたい気もするが、待ってる17人のうち半分くらい待ちくたびれて買ってくれないかなーとも思う(笑)


                


2020.10.26 Monday
【ただの自慢&備忘録】とっても尊敬する大好きなプロのモノ書きの方から『ナゴヤ愛』の感想が届いた。
第一声「面白い!」にはじまり「もっとイラスト主体かと思ったら、文章も情報も多くて驚いた。文章もいいね」ってお褒めの言葉が続く。。。ああもう信じられなくて大コーフン!
それと同時に「きっと気づいてると思うけど」とおっしゃりながら、一ヶ所、読点のない場所を指摘され、慌てて本を開く。全っ然気づいてなかった!あんなに確認したのに!4人がかりで!!
「これきっと重版かかるよね。もうかかったかな?だったら3刷で直せるよね」なんてうれしいお言葉も。
あんまりうれしかったので「このこと、ネットに書いてもいいですか?」と尋ねたら「いやいや、いつもこんな風にほめる訳じゃないから、ほめてない人に悪いからやめて」だそうで。「名前を出さなければいいよ」と許可をいただいた。
「でもホントよい本なので、自信を持ってPRして行ってください」最後はこう結ばれていた。正直、ものすごい方で、こんな風に感想をいただけるとは予想してなかったので、余計にうれしかった。そんなわけで、単なる自慢です。えへ。


                


2020.10.28 Wednesday
私はCakesの課金会員である。Cakesの中の人とは以前別の媒体にいるときに一緒に仕事をしたこともあり、親しみもあるし何より楽しみにしている連載もあるから。そのCakesが揺れている。
上記に書いたように知人もいるCakesだけれど、でも今回の件は、全くかばうことができない、ひどい話だと思う。
自分が姉妹サービスのnoteを書いていて感じるのは「noteでうけやすい記事ってあるよね」ということ。それは当然Cakesでも同じなんだろうな。Cakesでは強い言葉の人がウケるんだろう。リンク先の牧村さんよりは今回問題となった幡野さんが、牧村さんと同じく今回の件で意見を挙げた渡辺由佳里さんよりはめいろまさんのほうが。
noteは、自分の記事の下に全然知らない人の記事がリンクされる。それを許可する代わりに、他人のnoteの下にも自分の記事がリンクされ、私が1年半ほど前に書いた「2回結婚してわかった、幸せな結婚に必要なこと」なんて恥ずかしいタイトルの記事が、未だにすごく読まれている。
そのリンクにちょいちょい表示されるのが「普通の人の普通の日記が読みたい」とかなんとかいう記事。たぶんnoteではカリスマ扱いされている人で、いろんなコンテストに入賞し、書籍化もされている。文才はある人なのだろうと思う。
けど、その記事がいただけない。内容はこうだ。「役に立つ記事なんかよりも、普通の人の普通の日常を書いた日記が読みたい」だって。アホか。
あのね、日常を普通に書いて面白い文章が書ける人なんていうのは、すでに普通の人じゃないのだよ。本当に普通の人(赤の他人)が書いた日常の記事を読んだことがあるのか?と問いたい。
でもその記事にいいねが数百付いているのだよ。そういう一見ピュアで「そのままのキミでいいんだよ」って言ってくれるような記事はウケるのだ。
そりゃそうだよね「役に立つ記事しか読みたくない」って書いたところで、少数しかいない「役に立つ記事を書いてる人」は「当たり前」って思うだけだけど、逆だったら大多数の役に立たない記事しか書けない人は「普通の日記でいいんだ!この人素敵!」って思うよね。(私は思わなかったけど(笑))
書いた人の真意や意図はわからないけれど、私はその記事が表示されるたびに、いつもモヤッとしてしまう。
さて、話を元の問題に戻すと、幡野さんの記事は毎回トンデモないバズを起こしてたようだし、何かそういう、Cakesやnoteで認められることがイケてる!みたいな流れに、ちょっといい気になってたんじゃないかなって思う。
「こんなウソ、オレにはお見通しなんだぜ」ってドヤ顔したかったんだろうって感じてしまう。でもこれは、モノを発信する人間が皆注意しなくてはいけないことだ。今回も糸井重里が幡野さんに同調して叩かれてるけど、糸井さんはこの件に限らず、このところ炎上しがちだ。それもおごりの現れなんだろうと思う。
自分の発信していたことがずっと受け入れられ続けて行くと、どこかでタガが外れて、論調が強くなり過ぎてしまう。そこで、自分の考えと世間の認識とのずれに気づかずに突き進んでしまった結果が今回の件なのだろう。
と、そんなことを感じていた矢先に読んだ牧村朝子さんのこの記事はいつも通り常に弱者にやさしく、常にバズではなく画面の向こうの相手だけを意識していてホッとする。そんなに売れなくていいから、私も牧村さんのようでありたいと思う。
(と言いながら、私も「普通の日記が読みたいなんて嘘に、この私は騙されへんで」とドヤ顔になってるのかもしれない。「書く」ってことは本当に難しいね)


                



2020年9月発売の新刊です。
どうぞよろしくお願い致します♡


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