『三菱東京UFJ銀行貨幣資料館所蔵 歌川広重 東海道五拾三次展』(名古屋ボストン美術館)



ずーーーっと家に引きこもっていた連休最終日、前日に何とか大掃除も終了し
お出かけできました!久しぶりの金山。
名古屋ボストン美術館は、その昔私が大手ゼネコンでCADオペをしていたころに
図面を引いたりした案件なので、行くたびなんだか懐かしい気分に。
先日、東山タワーに上ったときに、名古屋って本当に高い建物がないなーと思いましたが
私がこの建物(金山南ビル)の図面を引いていた1993年ごろ
名古屋で一番背の高い建物って、どの建物だったかご存知でしょうか。
なんと、伏見にある26階のヒルトン名古屋が一番高かったんですよ。
数年後にそれをこのボストン美術館が抜いて、さらに数年後JRツインタワーが抜きました。
そして私はこの金山南ビルが完成するころには名古屋にいなかったのでした。
私のいない間にJRは美しく変身し、名城線は環状線になり、あおなみ線がひっそり開通して
名古屋の街は大きく変わっていきました。
名城線に乗ると必ず迷うので、金山にはできるだけ名鉄で行きます。(山手線で環状線には免疫あるはずなのに)
金山は地下鉄と名鉄とJRが乗り入れる総合駅なんです。めっちゃ便利。
それにしても、なんであんなに迷うんだろう名城線。
やっぱり時空が歪んでる!?
と、全然関係ない前置きががかったですが、面白かったです、広重。
私が子供の頃は「安藤広重」と習いましたが、今は「歌川広重」と呼ばれていますね。
安藤というのは本名で、広重は号(ペンネーム)だそうで、広重自身がそう名乗ったはずはなかったとか。
私が死後「宮田ひよ子」って呼ばれるようなもんですよね。そりゃおかしいってもんだ。
東海道五十三次って、よくよく考えると、宿場ごとに滞在してこの絵を描き上げたのかな
そりゃすごいなぁ、と思いながら見ていたのですが、広重がいつ頃どこに滞在したかということは
出てこなくて、どうやら今では、広重は東海道を歩いていないというのが定説だそうですね。
それ以前に描かれた絵を参考に描いたと言われています。
すでに石に代わっている橋が木製のままだったり、いろいろ矛盾点があるそうで
それでもこれだけの作品を世に生み出し、人気を博したというのはそれだけですごいことです。
当時あまりに人気があったので、いろんな版元から依頼を受けて描いたので、東海道五十三次には
いくつかのバージョンがあるそうです。一番有名なのは保永堂版。
今回の展示の大きな見どころは、その保永堂版55点を一度に見られるというものだったそうで。
予備知識もなく行ったら、連休中ということもあってか、名古屋の美術館にしては意外と混んでいました。
保永堂版は、遠景の構図が多く、その宿場ごとの景色がよくわかって素晴らしいですが
他の版は、人にクローズアップしたものが多くて、私はその方が好みでした。
特に新しい「隷書版」は、色も鮮やかで素敵でした。
また保永堂版で一番の名作と呼ばれる「庄野 白雨」をはじめとする雨の表現は本当に素晴らしい。
これを描くだけでも大変だったでしょうが、彫るのも刷るのも大変だったでしょうね〜


ボストン美術館と言えばお決まりの場所にて。
男性の旅装束は、コスプレ好きにはうれしいサービス。
会場には塗り絵も用意されていて、私は無心に塗ってしまいました。
また今度改めて載せます。気が向いたら。
街道と宿場の整備が進み、人々が旅を楽しむようになった江戸時代。中でも江戸から京を結ぶ東海道は、もっとも賑わいのある街道でした。歌川広重(1797〜1858)の代表作・保永堂版《東海道五拾三次之内》は東海道を題材とした揃物で、その旅情あふれる風景版画は今も人々に愛されています。本展では三菱東京UFJ銀行貨幣資料館所蔵の浮世絵コレクションより、保永堂版全55点と、類作の行書、隷書れいしょ、竪絵たてえ東海道から東海地方の作品などを加えた75点で《東海道五拾三次》をたどります。広重の情趣豊かな絵画世界をどうぞお楽しみください。
会期 2017年3月18日(土)〜5月14日(日)
開館時間 平日10:00〜19:00、土日祝日10:00〜17:00
※入館は閉館時間の30分前まで
休館日 月曜日(祝日・振替休日の場合はその翌日)
入館料金
当日 前売・団体 平日午後5時以降
一 般 900円 700円 700円
高 大 生 700円 500円 500円(高校生は無料)
中学生以下 無料
主催 名古屋ボストン美術館
共催 中日新聞社
後援 愛知県、名古屋市、愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、名古屋商工会議所
協賛 中京テレビ放送
特別協力 三菱東京UFJ銀行
協力 アダチ伝統木版画技術保存財団、ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋、エスカ、中部国際空港、ユニモール


◇見に行きたい展覧会メモ◇ →
展覧会記録■
異郷のモダニズムー満洲写真全史―
4月29日(土・祝)〜6月25日(日)名古屋市美術館
http://www.art-museum.city.nagoya.jp/manchoukuo
シーボルト没後150年記念 特別展 よみがえれ!シーボルトの日本博物館
2017年4月22日(土)〜6月11日(日) 名古屋市博物館
http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/past/tenji170422.html
横尾忠則 HANGA JUNGLE
2017年4月22日(土)〜6月18日(日) 町田市立国際版画美術館
http://hanga-museum.jp/exhibition/schedule/2017-333
ニューヨークが生んだ伝説 写真家ソール・ライター展
2017/4/29(土・祝)−6/25(日) Bunkamura ザ・ミュージアム
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/17_saulleiter.html
マリメッコ展 ─ デザイン、ファブリック、ライフスタイル
2017年3月4日(土)〜6月11日(日)新潟県立万代島美術館
http://banbi.pref.niigata.lg.jp/exhibition/open/
企画展「幻のナカヤマ 華麗なる洋食器の世界」
2017年4月28日(金)〜8月27日(日) 多治見市美濃焼ミュージアム
http://www.tajimi-bunka.or.jp/minoyaki_museum/archives/4206
奈良美智 for better or worse
2017年7月15日[土]−2017年9月24日[日] 豊田市美術館
http://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/2017/special/narayoshitomo.html
デンマーク・デザイン
2017年9月9日(土)〜11月12日(日) 静岡市美術館
http://www.shizubi.jp/exhibition/future_170909.php
2017イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
2017年9月30日(土)〜10月29日(日) かわら美術館
http://www.takahama-kawara-museum.com/exhibition/schedule.html
篠原有司男展 ギュウちゃん、“前衛の道”爆走60年
平成29年9月16日(土)〜11月5日(日)刈谷市美術館
http://www.city.kariya.lg.jp/museum/exhibition/schedule/
ビアトリクス・ポター™生誕150周年 ピーターラビット™展
2017年9月16日(土)〜11月5日(日) 名古屋市博物館
http://www.peterrabbit2016-17.com/
http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/lineup/index.html
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ

『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
クチコミ.jp
ブクレコ
続きを読む>>
GWも絶賛お仕事・2。
2017.05.06 Saturday
NHK Eテレ「すイエんサー」(火19:25〜・土10:00〜)。
今までは冒頭のイラストで登場するのみでしたが、今週から、私のイラストが登場した日は、エンディングに名前が載ることに!
苦節2年?(笑)
周りにあまりに聞かれるので、試しに聞いてみたら「じゃ、次年度から出しましょう」とあっさり決まり。。。
言ってみるものですねー。
名前が出ると、番組の歴史に自分自身が刻まれるようで、より感慨深いです。
実は5/2の本放送は出かけていて見られず、今日やっと見られました。
いきなり最初に登場してビックリ!今週は総集編で、いつものハーフタレントではなく
総集編にしか登場しない伊吹吾郎さん(普段はナレーションのみ)と一緒に絵や名前が出て、大感激!!

エンディング、こんな感じでした!
いきなり最初に登場して動揺し、手ブレしちゃってます。。。
名前だけアップで!あの伊吹五郎さんと並んで私の名前がっ

伊吹五郎さんより前に名前が登場するなんて、格さんより前!ってことは、私、黄門サマ????(ちげーよ!)
この日の後日談。
仕事である映画を見なくてはならないのだけど、VHSしか出ておらず
レンタルにないことが連休前日夜に判明。
連休中に編集さんから連絡が入り、編集さんも例の映画は借りられなかった
とのことで、他の映画に変更することに。
しかし、候補の映画はことごとく近所のレンタルTには在庫がなく
取り寄せになるので、編集さんからのスクリーンショット待つと返答。
どんだけマニアックな映画ばっかなんじゃ(笑)
連休明けて、早速動画やスクリーンショットが送られてきた。今って便利だねぇ。
しかし、私的に一番テーマにしっくり来ていたのが、最初に上がった映画だったので、それが描けないのは結構残念。
(画像は、その映画のポスターを基にアレンジして描いたサンプルイラストの一部)
さらに続き。
他の映画のイラスト化するシーンも決定してから、なんと、編集長が、最初の映画のデータを探しだしてこられたそうで!
やはり、この映画が一番テーマに沿ってるので使いたいとのことで、それも後に決まったのも描くことになり
点数が増え、イラスト料も上乗せされるといううれしい結果になったのでした。
編集長!!ありがとうございます〜〜〜!!
かっこよく仕事のことばっか書いておりますが、実際この連休のほとんどは、部屋の大掃除に追われておりました!
でも大掃除の間に、ずっと探してたものが次々見つかったので、ものすごく充実感あふれる毎日でした!
私のHDが数週間当たらず、大事なデータの保存ができず困っていたのだが、掃除中見つかりました!!
ラックと床の隙間にスポッとはいり込んでた!!!
そういえば、ホント写真と言うのは機材がイロイロ必要で、データの重さも半端ないので
HDも私が1台使う間に4台くらい増殖していく。。。
あと、長年使ってる切手セットのファイルとか。
切手全然なくて、ここ一年毎回買いに行ってたので、超不便だったのでした。
2人していらないもの捨ててスッキリしたので、清々しい気持ちで迎えた連休最終日だけ、一日お出かけしました。
大好きな美術展のハシゴ。楽しかったです。それはまた改めて。
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ

『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
クチコミ.jp
ブクレコ
GWも絶賛お仕事中。


刈谷市美術館の
「描かれた大正モダン・キッズ
婦人之友社『子供之友』原画展」を見てきた際のイラスト。
刈谷市美術館は茶室「佐喜知庵」が併設されていて
展覧会にちなんだ和菓子とお薄をいただけるのです。
毎日こうやって食べ物を描いていますが
やっぱ文章を入れて書くのが好きかも。
イラストの食べ物ルポの仕事とかしたいわー。
そういえば、現在絶賛進行中で、
先日ここに書いた仕事は
食べ物も登場するし、すごくやりたかった!という感じのお仕事。
こう感じた仕事は、
戸田さんの名古屋本以来。
実は今回出版社は違うけど、絡んでる制作会社は同じで、この会社はいつも
運を運んできてくれる。ありがたやありがたや。
人物の似顔絵も描くのだけど、たまたま、偶然、存じ上げてお会いしたことのある方で
きんちょー。編集さんは、似てます!素敵です!とおっしゃってくれたのでホッ。
ご本人も気に入って下さるとよいなぁ〜
一つ問題が。
そのお仕事のために、映画を数本見ることになり、GW中にレンタルして見て
ラフまでやっておくつもりでいた。
しかし、そのうち1本が微妙に古く「知る人ぞ知る」と言う感じの作品なので
大丈夫かなー?と思いながら某Tへ行くと、やはりない。
検索してみると、ただ在庫がないだけでなく、なんとVHSしか出ていないという。。。
借りられたとしても見られまへんわ〜。
その返答を投げたのが5/2の夜。当然連休に入りますわね。
連休明け返答でも何とかなる・・・かな、たぶん。。。他をできるだけ早めにやっとこうっと。
二枚目画像:旦那様も本日お仕事でした!
GW、仕事と同じくらい、もしくは仕事以上に頑張っているのが大掃除。
え?この時期に?と言われそうだけど、寒い時期に開け放って掃除なんて無理無理無理。
それに汚れが固まりやすい寒い時期より暖かい今の方がいいって話もきいたし。
ってことで、絶賛断捨離中。
愛着あるものもどんどん捨ててます。長い間はいてたスカートだけど、さすがにもう無理かなー。
多分一年くらいはいてないな、と調べてみたら、写真が残ってるのが2015年春でした。
これ買ったのが2006年冬で、L'est roseのスカートだったと思うんだけど、買った時36歳(数か月後に37歳)で
すでにアカンやつだったと思うんですが、そこから約10年はいた私ってすごい。
最初の方はまだ顔隠して写真載せてたんだよね。それがこうなったのってやっぱFBのチカラって大きいなぁ。

こんな風に記録に残すなんてどんだけ愛着あったんでしょ、このスカートに。
その後もはいてるかもしれないけど、普段着だったようで写真は無し。
もうお疲れ様ってことで、さようならしました。
写真撮っとこうかと思ったけど、いさぎよくそのままお別れ。
絶対もっと着てるはず。何かホントこればっかって感じだったんだよね〜

と思ったら、2008年春にはいてるの見っけ。まだまだあるよたぶん。
こういうの気になるよね。
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ

『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
クチコミ.jp
ブクレコ
描かれた大正モダン・キッズ 婦人之友社『子供之友』原画展(刈谷市美術館)

碧南を後にして、個性的な展示で人気の刈谷市美術館に
「描かれた大正モダン・キッズ 婦人之友社『子供之友』原画展」を
見に行ってきました。(DM画像は
板橋での展示のものです)
刈谷市美術館と言えば、展示と同じくらい楽しみなのが
美術館隣の茶室「佐喜知庵」での展覧会にちなんだ和菓子(数量限定)と抹茶。
今回のお菓子は
「リボンときつねとゴムまりと月」(村山知義(絵)・籌子(文))
村山ご夫妻の作品は、どれもユーモアがあって魅力的。

村山知義のイラストは最初、武井武雄にすごく似てて、影響受けてるなくらいしか思いませんでしたが
だんだん自分のスタイルが出来てきて、素敵になってきました。
美人画で有名な竹久夢二が、子供の絵をこんなに描いていたとは意外でしたが
夢二の絵は、結構デッサン的にはおかしくて、子供の足の位置からすると、胸くらいにおまたがくる感じになり
明らかにおかしいのに魅力的で、デッサンが全てではないのだなーと思う。
でもそれと同時に、最初の絵画主任を務めた北澤楽天の卓越した確かなデッサン力に裏打ちされた説得力は
やはり他にはなく、うまい絵は誰が見ても素晴らしい。
犬のポッコやウサギなどのキャラクターはホント愉快でかわいい!
この頃の子供の本の方がはるかにアートで、情操教育として優れていたのではと思う。
数年前のプラスティスラヴァの展示で感じたけど、日本の子供向けの作品って、可愛い方向にばかり走り過ぎてて
アートとして完成度が高いものばかりではないのがとても残念で。
海外で絵本を出している人からすると、日本向けは目が大きくてかわいくしないと受けなくて
海外は逆にかわいいと受けないらしい。
これだけの数の原画と当時の誌面が一度に見られてホント楽しめた。
仕掛け絵本など、原画と開いた誌面と閉じたところから平く様子の動画まで見られて贅沢すぎる。
呈茶が15時半までなので、15時近くに着いて先にお茶を頂き、ホッと一息ついてから
じっくり見られてよかった。見終わったところで、ちょうど閉館の17時を知らせるアナウンスが。
なんてピッタリな一日。お腹が空いたので、駅前のドトールで一息。
それにしても三河線のアートの充実ぶり、もっとアピールしたらいいのに。
今回の碧南市藤井達吉現代美術館・刈谷市美術館と高浜港のかわら美術館と一緒に巡って
近隣のランチの割引券もついたりしたアートな名鉄一日乗車券とか。
やっぱ車社会だから難しいのかな。
概要
『子供之友』は婦人之友社から1914年に創刊され、大正から戦中の子どもたちに愛読されました。童話、伝記読物、漫画など多彩な内容で、北澤楽天、竹久夢二、武井武雄らの魅力的な作品が毎号誌面を飾りました。モダニズムの時代に花開いた幼年絵雑誌の軌跡を、原画150余点や同時代の雑誌などで辿り、その芸術性を紹介します。
村山知義表紙原画『子供之友』1924年3月号婦人之友社蔵
【会期】平成29年4月22日(土曜)から平成29年6月4日(日曜)
【休館日】 月曜日(ただし5月1日は開館)
【会場】全館
【開館時間】午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
【会場】全館
【入場料】一般900円(700円)、学生700円(500円)、中学生以下入場無料
( )内は前売及び20名以上の団体料金
前売券は、刈谷市美術館、刈谷駅前観光案内所、刈谷市総合文化センター、高浜市やきものの里かわら美術館、チケットぴあ(Pコード:768-164)の取扱いのあるコンビニ等で4月21日(金曜)まで販売
身体障害者、精神障害者保健福祉、療育の各手帳所持者及び付き添いの方(1名)は入場無料。入館の際に手帳をご提示ください。
【主催】刈谷市美術館、NHKプラネット中部、朝日新聞社
【特別協力】婦人之友社
【協力】愛知学泉大学
【後援】一般社団法人日本国際児童図書評議会(JBBY)、絵本学会、愛知県教育委員会
図版=村山知義 表紙原画『子供之友』1924年3月号 婦人之友社蔵
◇見に行きたい展覧会メモ◇ →
展覧会記録■
三菱東京UFJ銀行貨幣資料館所蔵 歌川広重 東海道五拾三次展
2017年3月18日(土)〜5月14日(日)名古屋ボストン美術館
http://www.nagoya-boston.or.jp/exhibition/list/utagawa-201703/outline.html
異郷のモダニズムー満洲写真全史―
4月29日(土・祝)〜6月25日(日)名古屋市美術館
http://www.art-museum.city.nagoya.jp/manchoukuo
シーボルト没後150年記念 特別展 よみがえれ!シーボルトの日本博物館
2017年4月22日(土)〜6月11日(日) 名古屋市博物館
http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/past/tenji170422.html
サザエさん生誕70年記念 よりぬき長谷川町子展
2017年4月29日(土・祝)→平成29年5月24日(水) 松坂屋美術館
http://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/2017_machikoten/
200円割引券
http://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/2017_machikoten/waribiki.html
横尾忠則 HANGA JUNGLE
2017年4月22日(土)〜6月18日(日) 町田市立国際版画美術館
http://hanga-museum.jp/exhibition/schedule/2017-333
ニューヨークが生んだ伝説 写真家ソール・ライター展
2017/4/29(土・祝)−6/25(日) Bunkamura ザ・ミュージアム
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/17_saulleiter.html
マリメッコ展 ─ デザイン、ファブリック、ライフスタイル
2017年3月4日(土)〜6月11日(日)新潟県立万代島美術館
http://banbi.pref.niigata.lg.jp/exhibition/open/
企画展「幻のナカヤマ 華麗なる洋食器の世界」
2017年4月28日(金)〜8月27日(日) 多治見市美濃焼ミュージアム
http://www.tajimi-bunka.or.jp/minoyaki_museum/archives/4206
奈良美智 for better or worse
2017年7月15日[土]−2017年9月24日[日] 豊田市美術館
http://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/2017/special/narayoshitomo.html
デンマーク・デザイン
2017年9月9日(土)〜11月12日(日) 静岡市美術館
http://www.shizubi.jp/exhibition/future_170909.php
ビアトリクス・ポター™生誕150周年 ピーターラビット™展
2017年9月16日(土)〜11月5日(日) 名古屋市博物館
http://www.peterrabbit2016-17.com/
http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/lineup/index.html

4月末までのご飯。
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ

『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
クチコミ.jp
ブクレコ
『花森安治の仕事 −デザインする手、編集長の眼 』(碧南市藤井達吉現代美術館)


最近まで世田谷美術館で開催されていて、すこぶる評判の良かったこの展覧会。
絶対行かなくては!とGW早々に行って参りました。
碧南って、愛知県民として地名は知っていましたが、降り立ったのは初めてかも。。。
名古屋市内の我が家からは結構な距離があるので、お寝坊な私たちは朝食抜きで
11時の到着と共にランチライム。
その名の通り大正時代から続く老舗の
「大濱旬彩 大正館」さんへ。

ここは「卵でとじないカツ丼」が有名だそうで、楽しみに伺いましたが
あまりに立派な店構えに、カツ丼なんて注文していいのかしら?という雰囲気。
人気の美術展の会期中で、ほとんど席は予約済でしたが、時間が早かったので、一つだけ空いてた席へ。
女将さんの温かい笑顔に和みます。旬彩弁当(midori)とカツ丼セットを注文。どちらも¥1,300とリーズナブル。
お弁当はどれも美味しくて、この雰囲気でこのお味でこのお値段ならホントコスパ高いって思います。
さすが大正時代から、地元で愛されてきたお店だけありますね。
こちらの跡取り娘の女将さんのお話では以前は婚礼などもされていたそうで。良き時代だったんだなぁって感じます。
しかし何より特記すべきはやはりこのカツ丼!
なにこれ、卵なくてもこんなにウマ味があるなんて!どーやって作るか、知りたいっっ!!
かなりなボリュームなんですが、あっさりしていて、お肉が柔らかくて、ペロッと食べられちゃいます。
そして添えられた小鉢が、煮豆なんですが、あれ?何か違う。。。
食べるとほんのり甘くて、口の中でパクッと二つに割れるんです。これってもしかして。。。
「落花生ですか?」
「そうなんです。実は落花生は碧南の特産で、この辺りでは煮豆と言うと落花生なんですよ。
千葉県なども落花生が特産で有名ですが、こういうのを作るのは碧南だけみたいなんです」
はい、私千葉に住んでましたが、聞いたことないです!
他にも、小さな小さなシジミの入った赤だしなど、地元の味満喫。ここ、オススメです!
特に気さくでかわいらしい女将さんに一票!
Retty
https://retty.me/area/PRE23/ARE70/SUB60205/100000250203/
ランチにあまりに満足して、うっかりそのまま帰りそうでしたが、コラコラ、目的はこれからです。
花森安治さん、お恥ずかしながら、私は全く存じ上げなかったんですが
暮らしの手帖の編集長でありデザイナーでありイラストレーターであり。。。
一体何役こなしていたんだろう?って程マルチな才能を発揮された方。
最初はファッションから入って、次第に庶民の生活に密着した誌面となり
やがて戦争に突入してからは、花森さんにとって「暮らしの手帖」は、雑誌の域を超えて運動となりました。

いやもう、素晴らしかったですね。
編集者としての目の付けどころ、広告のキャッチコピーなんか、これ買うでしょって感じで今も参考になります。
でも何より原画が素晴らしい〜〜〜初期は時代らしくガッシュやポスターカラーで描かれてましたが
やがてオイルパステルや、色鉛筆、ペン、アクリルなんかも登場して、何でこうステキに描けるのか!
とうなってしまうような作品がこれでもかと迫ってきます。
どれも素敵ですが、特に水彩とシンプルな細いペン画に強い魅力を感じます。
割付でページを構成して、ぽっかり空くと花森さんのイラストを入れたそうで
それって、編集長自らが絵を描くから出来ることで、イラストレーターにいちいち発注していたら
そんな訳には行きませんもんねー。
きっと、雑誌を作るのが楽しくて楽しくて仕方なかったんだろうなぁ。
実際、新聞作りに没頭して、大学時代留年したそうで。
そしてこの方もやはり小学校時代から教師が舌を巻くほど絵がうまかったそうです。
やはり、才能は隠し切れないものなのだね。
作風や感性も女性っぽいし、その風貌もたまに女性に見えて、もしや男色家の方かと思ったら、全然違って
学生結婚されてて、お孫さんへの絵付きのお手紙などにほっこり。
この激務の中で家庭も大事にされてたんですねー。素晴らしい。
迷うことなく図録買ってしまいました。
そしてこのアートな一日はまだ続きます♪
花森安治の仕事 −デザインする手、編集長の眼
会期
平成29(2017)年 4月18日(火)から
平成29(2017)年 5月21日(日)まで
観覧時間
10:00−18:00 (入場は17:30まで)
休館日
月曜日
(ただし5月1日(月)は開館)
観覧料
一般700(560)円
高校・大学生500(400)円
小学・中学生300(240)円
※()は20名以上の団体
花森安治(1911-1978)は、終戦まもない1946年3月に、大橋鎭子を社長とする衣裳研究所を銀座に設立
新進の服飾評論家としてデビューしました。
〈直線裁ち〉という誰もが簡単に作れる洋服を提案した『スタイル・ブック』は評判を呼びますが
かねてより計画していた生活家庭雑誌『美しい暮しの手帖』(のちの『暮しの手帖』)を1948年9月に創刊し
その後社名も暮しの手帖社へと変更します。
〈衣・食・住〉を基本にすえ、もののない時代には〈工夫とアイデア〉による豊かな暮しを提案
電化製品が普及した高度成長期には〈日用品の商品テスト〉を実施
そして、食品添加物や公害問題が叫ばれた70年代には〈社会の矛盾を鋭くえぐる批評〉を誌面で展開し
ペンで権力に挑みました。
30年間にわたり一切広告を入れず発行100万部に迫るまでに成長させた『暮しの手帖』を率いて
その表紙画から、カット、レイアウト、新聞広告、中吊り広告までと、取材や執筆はもとより
制作から宣伝まで、すべてを手がけたのが編集長・花森安治だったのです。
本展では、花森の作品そのものともいえる『暮しの手帖』が庶民に向けて発信したメッセージに
改めて耳を傾けます。
戦時中の大政翼賛会での仕事にも着目しつつ、花森が全身全霊をかけて打ち込んだ出版活動を
ひとつの雑誌を超えた「運動」として捉え、多彩な仕事のなかからその思想を探っていきます。
花森安治特設サイト
https://www.kurashi-no-techo.co.jp/hanamorisan/
はなもり やすじ
1911年神戸市生まれ。
旧制松江高校、東京帝国大学卒業。
召集され、2年従軍するも、戦地で結核になり帰国。療養生活の後除隊。大政翼賛会宣伝部につとめる。
終戦後、1946年大橋鎭子らと衣装研究所を設立。『スタイルブック』を創刊。
1948年9月に『美しい暮しの手帖』を創刊社名を暮しの手帖社とした。
以後『暮しの手帖』を中心に、編集者、ジャーナリスト、イラストレーター、デザイナーとして活躍。
1978年心筋梗塞のため死去 享年66歳。
駅を降り立ったときに、ひときわ大きな白い花が目に留まったのですが
帰りに近づいてみたら、バラでした。
こんな大きな一重のバラを見たのは初めてで、ハマナスに似てるけど、違うよね。
テリハイバラとかナニワイバラとかかも、と言っていたら、ドンピシャ。
おそらくナニワイバラの様です。青い空に映えて美しかった。
ナニワイバラ (浪花茨・難波茨) 学名:Rosa laevigata Michx.
花の大きさは直径10センチほど。白いハナマスとよく似ていますが、ナニワイバラの方が大輪。
花言葉 「 清純な愛 」 「 静かな愛と敬意 」
◇見に行きたい展覧会メモ◇ →
展覧会記録■
シーボルト没後150年記念 特別展 よみがえれ!シーボルトの日本博物館
2017年4月22日(土)〜6月11日(日) 名古屋市博物館
http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/past/tenji170422.html
サザエさん生誕70年記念 よりぬき長谷川町子展
2017年4月29日(土・祝)→平成29年5月24日(水) 松坂屋美術館
http://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/2017_machikoten/
200円割引券
http://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/2017_machikoten/waribiki.html
横尾忠則 HANGA JUNGLE
2017年4月22日(土)〜6月18日(日) 町田市立国際版画美術館
http://hanga-museum.jp/exhibition/schedule/2017-333
ニューヨークが生んだ伝説 写真家ソール・ライター展
2017/4/29(土・祝)−6/25(日) Bunkamura ザ・ミュージアム
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/17_saulleiter.html
マリメッコ展 ─ デザイン、ファブリック、ライフスタイル
2017年3月4日(土)〜6月11日(日)新潟県立万代島美術館
http://banbi.pref.niigata.lg.jp/exhibition/open/
企画展「幻のナカヤマ 華麗なる洋食器の世界」
2017年4月28日(金)〜8月27日(日) 多治見市美濃焼ミュージアム
http://www.tajimi-bunka.or.jp/minoyaki_museum/archives/4206
ビアトリクス・ポター™生誕150周年 ピーターラビット™展
2017年9月16日(土)〜11月5日(日) 名古屋市博物館
http://www.peterrabbit2016-17.com/
http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/lineup/index.html
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ

『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
クチコミ.jp
ブクレコ
ジャーナリズムとSNSの弊害について。
写真家のオット宮田のFBで、彼が地下鉄内で写真を撮ることについて
いろんな人が心配したり励ましてくれたり
物議を醸し出していて、面白いというかありがたいというか。
物騒だから、辞めた方がいいよと言ってくれたり
誰でも見られるアプリで投稿して、本人の目に触れたら
盗撮と受け取られるのでは、など
心配して下さる人達のお気持ちはとてもありがたい。
だけど、これくらいで逮捕されたりはしないし
相手に見つからないよう気を付けているので、基本ダイジョウブ。
だって、隣にいた私ですら、いつ撮ったか
気付いていなかったくらいなので。
地下鉄内の写真については、拙著にも書いたけど、ある人からこのまま撮り続けるように勧められて
でも容貌が目立つので地味にするようにと言われた、ということがネタになっている。
(さらに、全身真っ黒な服装なのに一体どこを地味にすれば?というツッコミが入る)
それで調子に乗っているわけではないが、本人が撮りたいと思うものが、見当違いでなく
写真として後世に残す価値があるなら、それは撮るべきだと私は思っている。
だってそれが写真家というものだから。
ジャーナリズムなのだ。
電車に変な奴いたから撮ったった―的な訳では無いのだ。
今この瞬間の世相を後世に伝えるのが写真家の役割なわけで。
医者が人命を救うために戦場に行くように写真家は戦場を伝えるために戦場に行く。
どこにいても、同じことをしているのだ。どこにいても、伝えることを諦めてはいけないのだ。
写真家としては、「撮ったったー」写真と明確な区別をつけなければ、というのが大きな課題。
やりたいことをやらずに長生きするより、今やれることをやるだけやったら、短命でも本望と思っているので
それで何か争いに巻き込まれることがあっても仕方ないかと。
(こういう考え方なせいか、先日ある方から、長生きできないかもしれないので気を付けるように言われた(笑))
でもああ見えて宮田は、格闘技の有段者でもあるので、見た目ほどやわじゃないのだよね。
それにしても「撮ったった―」な人たちのせいで、本来はジャーナリズムであるべきものが
「撮る方が悪い」と言う世相になりつつあるのは実は大問題なのだ。
伝えられるべきことすら、伝わらない世の中になってしまう。
1月のかるた展@Gallery DAZZLE(北青山)のイラストを載せるのをすっかり忘れていたので今頃コッソリFBにあげた。
自分としては「ちょっと、いやかなり違う」出来栄え。絵日記の良さが出せなかった感。
忙しかったなんてのは言い訳でしかなくて、いつ忙しくなっても良いように、展示用の絵を描きためなくてはなぁ。
今年はリア充の宣言もしたけれど、生活できる程度に仕事して、美術館や映画などのインプットもして
さらに次へ繋げるために絵も描いて、リア充になるって、やっぱ神業だ、とか思う。
とりあえず、展示はだいぶご無沙汰だけど、かるた展は来年も出す予定なので、今から描いておくか!
文字決まってないけど、ひとまず描いてから文は考えるってことで(笑)
と言いつつ、今日も仕事に追われています。すごくやりたかった仕事なので気合入ってます。
(昨夜も出かけるつもりだったけど、昨日急きょこの仕事が入って断念。リア充の道は遠い!!(笑))
明日こそは出かけるので今日は頑張らないと!
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ

『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
クチコミ.jp
ブクレコ
『おもてなし日和』(高野登)

先日
丸ゼミでお話を伺った元リッツ・カールトン日本支社長の高野さんの本。
言葉の宝石箱みたい。
こんな美しい言葉を身近に感じて、自分でも紡ぎだしながら暮らしていきたいと思う。
美しい言葉を読んでいると、少し美しくなれるような気がする。
自分でも美しい言葉を発すれば、もっと美しくなれそう。
外見の美醜ではなく、人としての美しさを持ち続けたい。
相手に寄り添って、相手の立場に立って考えて暮らしていくことで
人としてきたえられ、磨かれて行く。
頑張って生きていれば、ご褒美のように良い出会いがあり、良いことに結びついていく。
まずは身近な人に優しくすることから。それがおもてなしの基本。
明日死ぬとしたら、大切な人と喧嘩や仲たがいなんてしていられない。
伝えたいことは今伝えなくては。
それがおもてなし。
どれがいいかな?

お皿が真っ白なのも寂しいかなと思って色を入れたら入れすぎ!
順番としては一番上が元絵で、サクッと色を消して、でもやっぱ寂しいなとお皿の色を薄くした真ん中が私の完成形。
私は名古屋の下町育ちで、そこから近い都心に引っ越したので、東京でいえば日本橋や人形町あたりに住むような感覚。
今はさらに郊外に越したので、やっぱり東京でいえば、新婚時代に西葛西に住んでた感じに似てる。
最近、名古屋東部のおしゃれスポット(星が丘・本山・覚王山)にちょくちょく出没するようになったのだが
これは東京でいえば。。。と誰に求められているんでもないのにいちいち東京に例えてしまう病。
オット(函館出身)は、なるほどね、と感心してくれるので、夫婦の会話の潤滑油にはなってるようだ。
※ちなみに、星が丘・本山・覚王山は、自由が丘・青山・代官山ってとこだろうか。ちょうどゴロ合ってるし!
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ

『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
クチコミ.jp
ブクレコ
続きを読む>>
東山動植物園でゴリラに会わず、コアラは寝ていた件。
お外でお弁当を食べたくなって、東山動植物園へ。
と言っても目的は今話題のゴリラとか80周年のイベントではなく、あくまでも植物園。
遅咲きの桜やチューリップを楽しみに出かけたら、意外と美しかったのがシャクナゲ。
シャクナゲ通りみたいな場所に迷い込んだら、気づけばまたバラ園に戻っていて
「もしや、もう帰りたくない、という言葉を聞かれたか?」
と、古い「世にも奇妙な物語」ごっこ(伊藤かずえがバイクで山にツーリングして山から出られなくなる話)をして
遊んでしまった。。。

今年は寒かったので、花は若干遅め。
チューリップはちょっと終わりかけでしたが、八重咲の桜はきれいだった。
途中見かけた花「これたぶんナシの花だよ」と夫に言ってから札を見ると、ほんとうにナシで、まだ植物博士健在。
いつもうんちく聞かせてごめんよ、夫よ。
考えてみると、今日は何か月ぶりかの完全なオフ日だった。
何も考えず緑の中にいられて幸せだったが、桜のあたりで急に花粉症が悪化。(それともイベントのカービングのせい?)
私のあまりに激しいくしゃみに知らない子供がおびえるほど。
えらいことになってしまったが、根性で夜まで出かけた。
午後からは動物園に移動したが、遠巻きにアジアゾウとキリンを眺め、カルカラや盛りの付いたユキヒョウ(画像)を
目の前で見たくらいで、コアラは寝てるし、夕方になって寒くなり、男前ゴリラもスマトラトラも見ないで東山タワーへ。
椅子が居心地よすぎで、絶景を眺めながら(しかし名古屋って高い建物ないねー)、うっかりうとうと。。。
帰りは星が丘まで歩いて、セレブな街で体にいいご飯食べて帰宅。いい一日でした!
約一か月の間に食べたもの。すごいねー。金曜日のサーティワンアイスまでで、この週末食べたものからは次回。
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ

『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
クチコミ.jp
ブクレコ
『フィンランド・デザイン展』(愛知県美術館)



わかっていたことだけど、行った途端にうっかり北欧ブームな私である。
割とレリーフやレースなどでゴテッとデコッたものが好きなほうだけど、シンプルな機能美にしびれた。
華美な装飾なんていらない。

写真撮影:
宮田雄平
デザインの展示を見て、そこから、幸福に暮らすこと、素敵に暮らすってことはどういうことなのだろうと思った。
公式サイトに連載されている ムーミン研究家・森下圭子さんのフィンランド便りというエッセイが素晴らしく
モノづくりというものの原点と人の幸福について考えさせられる。
フィンランド語では「デザイン=物を作る」という意味だということが展覧会では繰り返し出てきたし
デザインとはそもそも「思いやり」であり、人を思いやった形はおのずと美しくなると聞いたことがあって
まさに北欧デザインはそれだなと。
ムーミン研究家、森下圭子のフィンランド便り
http://finnish-design2017.exhn.jp/column_vol1.html#column_top
幸せな人のデザインするものに囲まれて生活する日常が息苦しくなるわけはない。フィンランドの人たちの日常が豊かに見える背景には、幸せな人が手がけたものを、日常生活の中で、そして日用品として愛用しているということもあるのかもしれない。


フィンランドデザイン展で気分が盛り上がり、入ってみたかったOSLO COFFEEへ。
半券持ってるとコーヒー一杯お代わりサービスということだけど、カップ大きくて、お代わりがなかなかに大変なほど。
たっぷりなコーヒーとゆったりした空間で、いつまでもいたかった。
4月に入って、ずっと行きたかったエビスバーやオスロコーヒーには入れて、なんかリア充でうれしい。
オスロコーヒーって、名古屋のセンパ以外は、関東(しかも麻布十番・白金台・銀座・横浜など)にしかないんだって。
名古屋もやるじゃん!!
ところで、前出の森下さん、素敵だと思ったら、10年以上前にほぼ日で連載しておられたのだった。
私と同じ年!
ほぼ日刊イトイ新聞 - サンタの国、フィンランドから。
https://www.1101.com/finland/2004-12-22.html
他にも連載がたくさん。素敵な生き方だなぁ〜
月刊 森下圭子のフィンランドムーミン便り(ムーミン公式サイト)
http://moomin.co.jp/category/blogs/finland
北 欧 生 活 Moi from Finland フィンランドからの手紙
http://www.hokuo-seikatsu.com/2015
「幸せでいるために、働き続けた女性」ムーミン研究家が教えるトーベ・ヤンソンの仕事哲学
https://woman.type.jp/wt/feature/1095
フィンランド・デザイン展公式サイト
http://finnish-design2017.exhn.jp/
2017年4月7日(金) 〜 5月28日(日)愛知県美術館
フィンランド独立100周年記念 フィンランド・デザイン展
100th Anniversary of Finland’s Independence Finnish Design2017
会期 2017年4月7日(金)〜 5月28日(日)
休館日 毎週月曜日
開館時間 午前10時〜午後6時 金曜日は午後8時まで(入館は閉館30分前まで)
会場 愛知県美術館 〒461-8525 愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 TEL:052-971-5511(代)
観覧券 一 般 1,200円(1,000円) 高校・大学生 900円(700円) 中学生以下無料
※( )内は前売および20名以上の団体料金。
※上記料金で、同時開催のコレクション展およびAPMoA Project, ARCHもご覧になれます。
主催 愛知県美術館、日本経済新聞社、中日新聞社、テレビ愛知
協賛 大伸社
後援 フィンランド大使館、フィンランドセンター
特別協力 フィンランド政府観光局、日本フィンランド協会、アルテック、イッタラ(フィスカース・グループ)
スキャンデックス、タトル・モリ エイジェンシー、マリメッコ、ルック
協力 フィンエアー、フィンエアーカーゴ
企画協力 キュレイターズ
7月22日(土) 〜 9月3日(日)福井市美術館
9月9日(土) 〜 10月22日(日)府中市美術館
10月28日(土) 〜 12月24日(日)宮城県美術館
◇見に行きたい展覧会メモ◇ →
展覧会記録■
花森安治の仕事 −デザインする手、編集長の眼
2017年4月18日(火)〜5月21日(日)碧南市藤井達吉現代美術館
http://www.city.hekinan.aichi.jp/tatsukichimuseum/temporary/hanamoriyasuji.html
描かれた大正モダン・キッズ 婦人之友社『子供之友』原画展
2017年4月22日(土)〜6月4日(日)刈谷市美術館
https://www.city.kariya.lg.jp/museum/exhibition/schedule/H29kodomotonoto.html
シーボルト没後150年記念 特別展 よみがえれ!シーボルトの日本博物館
2017年4月22日(土)〜6月11日(日) 名古屋市博物館
http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/past/tenji170422.html
サザエさん生誕70年記念 よりぬき長谷川町子展
2017年4月29日(土・祝)→平成29年5月24日(水) 松坂屋美術館
http://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/2017_machikoten/
200円割引券
http://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/2017_machikoten/waribiki.html
横尾忠則 HANGA JUNGLE
2017年4月22日(土)〜6月18日(日) 町田市立国際版画美術館
http://hanga-museum.jp/exhibition/schedule/2017-333
ニューヨークが生んだ伝説 写真家ソール・ライター展
2017/4/29(土・祝)−6/25(日) Bunkamura ザ・ミュージアム
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/17_saulleiter.html
マリメッコ展 ─ デザイン、ファブリック、ライフスタイル
2017年3月4日(土)〜6月11日(日)新潟県立万代島美術館
http://banbi.pref.niigata.lg.jp/exhibition/open/
企画展「幻のナカヤマ 華麗なる洋食器の世界」
2017年4月28日(金)〜8月27日(日) 多治見市美濃焼ミュージアム
http://www.tajimi-bunka.or.jp/minoyaki_museum/archives/4206
ビアトリクス・ポター™生誕150周年 ピーターラビット™展
2017年9月16日(土)〜11月5日(日) 名古屋市博物館
http://www.peterrabbit2016-17.com/
http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/lineup/index.html
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ

『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
クチコミ.jp
ブクレコ
続きを読む>>
壮大な自慢話。


https://www.instagram.com/hiyoko_hina/今日は亡き父の誕生日。
背筋をピンと伸ばして問いかける。
私はちゃんと歩けてる?
大丈夫ってネコが言うから大丈夫。たぶん、きっとね。
見えないものが見える人から、えらく心配されて、何だか気合いを入れていただいた。
私は長生きをしないといけないらしいが、今のままではあかんらしい。
私と夫が結婚したのは奇跡に近いくらいのもので、結婚すべくして結ばれた二人なので、添い遂げなくてはダメだと。
オットのことをとにかく大事にしなさいと。
だけど、このままでは私の方が倒れそうなので、私が倒れるとオットも共倒れになるのでってことらしい。
私には全く見えないので、見える方にどんなふうに見えているか想像もつかないけれど
そんな風に気にかけていただけるってだけで、本当にありがたいことだよね。
そういえば、その方とは全く別のやはりすごい方からは
「いろいろ辛いことがあったんですね。明るいお顔をされているので、想像もつきませんでした」
と言っていただき、ああ、イイ顔をして暮らせているんだな、とホッとする。
壮大な自慢話終わり。
月曜から夜更かしの心理テスト
2017.4.24は指の長さだったね。
手の指をぴんと伸ばしてみた時に、人差し指と薬指のどちらが長いか。
薬指が長い人は、男性ホルモンの分泌が多く、男性的。
アグレッシブで、自分からグイグイ行く感じ。男女ともに女性に好かれる。
人差し指が長い人は、男性ホルモンの分泌が少なく、女性的。
受動的で、流されやすい感じ。男性はオネエが多い。。。だって。
村上も会場のほとんども薬指が長く、マツコと少数派は人差し指が長い。
なんだか納得の結果。
我が家は、夫は完全に薬指が長く、私はほぼ同じくらいで、若干薬指かな?って感じ。
受動的な人はうちにはいないのか。
2年前の日記にはこんな事書いてる!
我が家はオトコ(♀)とオカマ(♂)が同居してた、そうだ。
2017.4.17
1.あなたは今海辺を歩いています。目の前に本棚が現れました。本は何冊入っていますか?
私:1冊 オット:10冊くらい (村上・マツコ・亀梨:1冊)
2.歩いて行くと船がありました。どのくらいの大きさですか?簡単に乗り込めましたか?苦労しましたか?
私:小舟、簡単に乗れた オット:そんなに大きくない船、簡単に乗れた
(村上:豪華客船・簡単 マツコ:漁船・簡単 亀梨:クルーザー・簡単)
3.船には動物が乗っていました。何の動物ですか?
私・オット:ネコ
(村上:ホワイトタイガー マツコ:マグロ 亀梨:ラブラドール)
4.船室の中のテーブルの上に鍋があり、中にはスープが入っています。スープの温度は?
私:適温 オット:そんなに熱くない
(村上:人肌 マツコ・亀梨:ぬるめ)
5.気付くと船が動き出していて、慌てて降りて岸に戻りました。このときあなたの体は濡れていましたか?
私:脚だけ濡れている オット:まったく濡れていない
(村上・亀梨:濡れていない マツコ:びちょびちょ)
答え
1.今抱えている問題の数
2.船の大きさは心に抱えている野心の大きさを表す。
船に簡単に乗れる人は開放的な性格、苦労する人は閉鎖的で一人で悩む性格
3.犬や猫などのペット的な動物を答えた人は、日々の生活に幸せを感じている。
牛や馬などの家畜を挙げた人は、一見満足して見えるが、心の奥底に欲求不満が溜まっている。
ネズミなどの小動物はやや欲求不満。ライオンなどの怖い動物は不満がたまって爆発寸前。
4.スープの熱さは性欲の強さを表し、熱いほど性欲が強い。
5.水に濡れていたほど、性行為を重視している。
私たちは幸せを感じているということね。よかったね。
2017.3.20
あなたは5匹の動物と、とても長い旅をしています。
5匹の動物は「ロバ・ネコ・オオカミ・ウシ・タヌキ」です。
仲良く旅していたあなたと動物たちですが、途中様々なピンチに遭い、その度に1匹ずつお別れをしなければならなくなりました。
どの動物から別れるかその順番を書いて下さい。
私:タヌキ → オオカミ → ウシ → ロバ → ネコ
オット: オオカミ → タヌキ → ロバ → ウシ → ネコ
(村上:ネコ(恋人)→ タヌキ(友達)→ オオカミ(プライド)→ ロバ(仕事)→ ウシ(お金)
マツコ:タヌキ(友達)→ ロバ(仕事)→ ウシ(お金)→ ネコ(恋人)→ オオカミ(プライド)
この結果は。。。
「本当に困った時に捨てるモノ」の順番。
ロバ = 仕事
ネコ = 恋人
オオカミ = プライド
ウシ = お金
タヌキ = 友達
私の場合は
友達 → プライド → お金 → 仕事 → 恋人
オットの場合は
プライド → 友達 → 仕事 → お金 → 恋人
だそーです。
2017.2.20
これを手に入れれば絶対幸せになれるという宝箱が祭壇に4つ並んでいます。
しかし本物は1つだけ。宝箱には1・3・5・7の数値が書かれています。
あなたはどの数値の宝箱を手に取りますか?
私:5 オット:7
「1」(村上)
革新やリーダーシップの象徴
向上心が強くエネルギッシュなタイプ。人よりも秀でたいという思いが強く、自己主張も強いはず。そのため、人からねたまれたり、恨まれたりする可能性もあるので要注意。自分勝手に振舞っていないかどうか、客観的に自分を見つめることが大切
「3」
発展と創造性の象徴
クリエイティブで楽しいことが大好きなタイプ。好奇心旺盛で楽観主義の面があるため、人を信用しすぎて騙されたり損をすることもありそう
「5」(私)(マツコ)
変化や冒険の象徴
世の中の動きに敏感で何をやってもそつなくこなす多才で器用なタイプ。しかし、せっかちで飽きっぽい面もあります。そのため、あれもこれもと手を出して結局どれも完成できないという結果になりがち。時には我慢することも成功の秘訣。
「7」(オット)
知識や分析の象徴
分析力に優れ独自の世界観を持った思慮深い人。しかし、自分の考えや価値観に固執しすぎるために、周囲から孤立することもありそう。人間関係がうまくいかず悪循環に陥ってしまうかもしれません。大切な人との絆は深めていきましょう。
これ、当たってるわ!!

2015.11.17
「3つの言葉を探して、丸で囲んで下さい」
私:あい きぼう かね
オット:たび へいわ けんりょく
村上:じゆう じかん やさしさ
マツコ:じゆう きぼう せいこう
この答えは
「最初にみつけた3つの言葉が、あなたが人生で手に入れたいものです」
2017.3.13
白い紙と鉛筆を用意し、以下の順番に、4つの絵を描いて下さい。
1)まず最初に1軒の家
2)続いて煙突
3)次に池
4)最後に生き物
それぞれ自由に思ったまま描いて下さい。
左/ワタシ 右/オット

1)「家」=対人関係
家はあなた自身をあらわし、ドアや窓の数が心を開いて信頼している人の数。
両開きの窓は2つと数えます。
ドアと窓1つのみの場合(合計2つ)=心から信頼している人は2人
2)「煙突」=仕事
煙突からの煙は仕事に対するやる気を象徴。
煙が出ていない=仕事への意欲が少なく、お金のために働いている人
煙が出ている=仕事に生きがいを感じている
モクモクと煙が出ている=仕事への意欲が旺盛な人
3)「池」=金
水をためておく池=お金に対する感覚。
大きい池=お金に関して満足。
小さい池=お金に関して不満。
4)「生き物」=性
自由に生き物を描く=本能的な部分である「性」を表わす。
・空中に生き物を描いた人=性に対して妄想やロマンチックな部分がある。
・地面に生き物描いた人=普通の感覚の持ち主。やや退屈な人。
・池の中に生き物を描いた人=性に対する執着心が人一倍強い人。
煙だけど、上のほうが紙が足りなかったからこれだけだけど、本当はもっとモクモクさせたかったってお互い言っていて
二人とも仕事やる気満々ってことで。
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ

『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
クチコミ.jp
ブクレコ
<< 55/68 >>