本の備忘録 vol.7 Jul.27〜 Jul.29「サブタイトル決定(愛はアイかラブか?)・NHK担当デスク交代で寂しい」

2020.07.27 Monday
ほぼ原稿が出揃って、改めて台割(本の設計図のようなもの)を見ると、企画書とだいぶ内容が変わっている。
特に取材記事。コロナ禍で取材できなくなったり、最初の予定の原稿量では足りなかったりして
7月になってからラインナップに加わえ、急きょお会いして取材したのが数本ある。

もうギリギリのタイミングだったので、編集さんに確認することもなく進めてしまったものもあるんだけど
取材決定後にタイトルと概要だけ聞いて、何も言わずに書かせてくださった。これは本当にありがたい。
私自身、イラストレーターとしての歴はそこそこ長くなったけど、文章を書く作家としてはほとんど実績がないのに
こんな本を書かせてもらえること自体、本当に幸せなことだと思う。

それは前著も同じで、漫画家としての実績はほぼないのに本が出せた。
前回も今回も、担当編集さんは私のことをなぜかすごく信頼してくれているのを感じる。
だからこそ、いろいろ無茶ぶりをされても頑張れるというのはある(笑)。
あと一息、いや三息くらいかな。頑張ろう。


                  


2020.07.27 Monday
【ご意見求む→結論でました】タイトルが決まった。
「ナゴヤ愛 + サブタイトル」

ナゴヤ愛の「愛」は、当然「あい」と読み、編集さんもそう思っていたそうだけど
デザイナーさんから「愛は”あい”ですか、”ラヴ”ですか」と確認されたそうで。
「今は"ラヴ”が普通なんでしょうか」と相談された。

そういわれると「なごやらぶ」も悪くない。(けど、ちょっと気恥ずかしい。。。)
愛は「あい」?「ラヴ」?どっちが普通?
→愛知県本なのでは、やはり「あい」にします💕ご意見くださった方々、ありがとうございました❣️


                  


2020.07.28 Tuesday
寂しい。
今日NHKに納品した分で、今まで2年間担当して下さっていたプロデューサーさんが産休に入ることになったのだ。
秋になると丸6年となるこの仕事の中では、2年って短かったけど、マンガ談議に花が咲き
彼女が担当になった時にはすでに電子書籍しかなかったアトピー本をすぐに購入してくださったり。楽しかったなぁ。

また、最初の3年半は画面に登場していたイラストが、放送形式が変わったためにWebのみの使用となっていたのを
一生懸命画面に映そうと頑張って下さって。
8月は私のイラスト、テレビ画面に何度か登場するそうです。うれしいな。

担当PやMCが何度も変わっても引き続き使用していただけるのは、ありがたいとしか言いようがないよねぇ。
その分寂しいことがあるのも仕方ないのかもなぁ。


                  


2020.07.29 Wednesday
起きてノートPCに向かったら画面が真っ暗なのでスリープになってると思って
いつものように軽く電源に触れてもカタカタンッと音がするだけで電源が入らない。
それを何度か繰り返して「うわっ壊れたか!」と焦ってオットを起こし、パソコンの前に戻った途端、謎が解けた。
「ごめん、電源抜いてたわ」
    
それにしてももうこのPCも6年選手で、いつ壊れてもおかしくない。全然調子が悪くはないのだけど
それだけに急に逝きそうで怖い。
なので、毎晩寝る前にその日制作したものを全部バックアップ取ることに抜かりはない。
と思ったら、NHKの納品分、忘れてた〜。危ない危ない。
(まぁデータは送ってあるし原画もあるのでいいのだけどね)
    
今はPCを選んでる時間もないので、この仕事が落ち着いたらサクッと選んで新しいのを買おう。
持続化給付金、これが一番有意義に使う方法だ。PCがなければ、何もできないのが私たちの仕事なんだもんね。


                  


◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■

◆名古屋◆
原田治展 「かわいい」の発見 Osamu Harada : Finding "KAWAII"
2020年7月4日(土)〜8月30日(日)10:00〜19:00 (入館は18:30まで)清須市はるひ美術館
http://www.museum-kiyosu.jp/exhibition_info/2020/haradaosamu/
harada_title.jpg
1970年代後半から90年代にかけて、女子中高生を中心に爆発的な人気を博した「OSAMU GOODS(オサムグッズ)」の生みの親、原田治(1946-2016)。50-60年代のアメリカのコミックやTVアニメ、ポップアートなどから影響を受けたイラストレーション――とりわけ、簡潔な描線と爽やかな色彩で描かれたキャラクターたちは、その後の日本の“かわいい”文化に多大な影響を与えました。
 没後初の全国巡回展となる本展では、イラストレーターとして活動する端緒となった、1970年代「an・an」の仕事をはじめとして、広告・出版・各種グッズなど他分野にわたる作品を中心に、幼少期から20代前半の初期資料や、エッセイ集『ぼくの美術帖』関連資料も交えて展示し、時代を越えて愛される、原田治の全貌に迫ります。



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