暑い夏の始まりに作った可愛いものたちが
時空を超えて帰って来ました。
ああ、焼き物ってこういうものだったなーと思い出しました。
大きいのは割れちゃうかもと言われていたのに
ちゃんとブローチに変身。
小さなのはかわいいピンバッチに♡
この秋のお出かけに活躍しそうです♪( ´θ`)
さて、表題の件。
イラストについて一点いくらですか?というお問い合わせをいただくことも多いのだけど
イラストというのは、手間やかかった時間だけで金額が決まる訳ではないので、即答するのは難しい。
そういうときに、作家のネームバリューで決まると思う方が多いのかもしれないけど、実はそうではない。
絵自体を販売する場合、ほぼ作家のネームバリュー=価格になるのだろうけど、私のように、雑誌や広告など
媒体に絵を使用されるイラストの場合、価格は、その媒体の「大きさ」「影響力」が最も大きい。
全国的に展開される広告や全国に流れるテレビCMのように、人目に触れる事が多い仕事ほど価格が高くなる。
これは、タレントと同じで、イラストもその会社のイメージがついてしまうことから、同業他社の仕事ができなくなる
といういわゆる「バッティング」というものがあるためでもある。
当然、本の中身より表紙を描く方が価格はグッと高くなる。同じ絵を描いても、中なら1万円程度なのが
表紙だと10万円にグッと跳ね上がる。広告になれば100万単位にまで行くこともある。
ネームバリューのあるイラストレーターのほうが、そういった大きな仕事の依頼が来やすいということは言えるけど
全くの新人が描いても、ほぼ価格は同じ。なので、新人が大きな仕事を受けた場合は、やはり「抜擢感」は大きい。
さて、では、イラストレーターにとってうれしい仕事とはどういう仕事か?ということになると、話は複雑になる。
価格が高ければそれでいいかというと、一概にそうとは言えないのだ。
イラストの仕事でありがたい仕事かどうかという基準となる要素は、ほぼ以下の通り。(若干の私見アリ)
1.価格・・・大きさや点数にもよるけど、ある程度まとまった額がもらえるのは、やはりありがたい。
2.修正回数や手間ヒマ・・・たとえ価格が高くても、何度も修正が入ったり、彩色後に修正が入ると、萎える。
3.露出度・・・価格が安くても、人目に触れる機会が多いと、次につながる可能性が高いので、ありがたい。
4.媒体のネームバリュー・・・露出度に比例することが多いが、露出が少なくても、実績として残せるのはありがたい。
クライアントが大企業だったり、大手出版社の書籍や雑誌、ベストセラー作家の書籍表紙など。
5.そのイラストレーターの得意分野であるかどうか・・・基本的には、その人に合った仕事が来るものだけど
苦手な分野の仕事が来ることも多い。あまりミスマッチの場合は、断った方が双方のためということもある。
6.そのイラストレーターがやりたい分野かどうか・・・例えば、今までは子供向けが多かったり、分野に関係なく
引き受けていたけど、女性向けに転向・特化したい場合に、女性向けの仕事が来ると、気分が上がる。
基本的には得意分野の仕事が来ているものとして考えてみる。
私の場合、一番うれしいのは6で、これが合えば大抵のことは我慢できるけど、一般論とは違うと思うので
6はとりあえず置いておく。
1・3〜5の当てはまる、大手の仕事は価格も露出度も大きい代わりに、修正も多いようだ。(特に広告)
大手で価格もよく、露出も高くて、修正も少なく(多分にエディター・デザイナーとの相性にもよる)
やりたい分野の仕事、つまり1〜6すべて当てはまる仕事が来たら、それはもう奇跡の仕事なのかもしれない。
最悪なのは、ネームバリューも露出も無く、価格が安かったり点数が少なかったりするのに、やたら手間がかかる案件。
これは、イラストレーター泣かせの案件と言える。
手間と言っても、単に描くのが大変なだけなら、出来上がりもそれなりにいいものになるので報われるし
それも含めて金額も承知したなら致し方ないと言えるけど
さほど細かいイラストではないのに、単純にエディター側の経験の浅さやミスなどで
彩色後に大幅な修正が発生したりすると、大変なだけで出来は必ずしも良くない、という悲しい結果に陥ることも。
こういう案件が続くと、絵を描くことが嫌いになるくらい消耗するので、一度仕事して「う〜ん」と思った
クライアントは、次回からは丁重にお断りするのも、長く仕事を続けるコツかも知れない。
#仕事の流儀 #イラストレーターの仕事
2018.09.21 Friday 宮田さん、もっと多いと思った。
昔クラスメイトに一人はいたし、と思ったら、愛知県は2位。
旧姓は愛知県1位なんだけど、あんまり同じ名前の人に
会ったことないんだけどなぁ。
最近、ある話題になってる小説について思う事。
数年前に、古本で某有名人の料理レシピ本を買ったら、その中に、
某有名人からの、ある女性小説家への手紙が差し込まれていて
「あ、これ献本だ」と思ったのですが。。。
献本に手紙が挟まれてることにも気付かずに売っちゃうとは
明らかに読んでないよね。
その女性小説家の本は今まで読んだことが無いのだけど、最近新作が話題になっていて思い出した。
基本的にエンタメが面白ければ性格が悪くても別にイイと考えるたちだけど、これは何だかね、その小説家の本を
お金を払ってちゃんと読もうという気に、どうしてもならないのよね。
ちなみに、某有名人は、大物文化人。奥さんも女優で、イケイケに稼いでる。
そんな人たちでも、こんな扱いなんだなーと、激しく落ち込む。
9/10(月)〜9/13(木)
最近、魚の摂取量は減っている。。。。黒い缶はイベリコ豚。これが激ウマ。
尾張牛とイベリコ豚と名古屋コーチンが私を呼んでいる。。。
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
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◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■
◆東京◆
荒木飛呂彦原画展 JOJO ―冒険の波紋―
2018年8月24日(金)〜10月1日(月)国立新美術館
http://jojoex-2018.com/
マルセル・デュシャンと日本美術
10月2日(火)〜12月9日(日)東京国立博物館
(仮)集英社デビュー50周年記念 一条ゆかり 展
9月29日(土)〜12月24日(月・祝)弥生美術館
アジアにめざめたら:アートが変わる、世界が変わる 1960-1990年代
10月10日(水)〜12月24日(月・祝)東京国立近代美術館
ブルーノ・ムナーリ こどもの心をもちつづけるということ(役に立たない機械をつくった男)
2018年11月17日(土)〜2019年1月27日(土) 世田谷美術館
◆名古屋◆
増田セバスチャン×クロード・モネ "Point-Rhythm World 2018 -モネの小宇宙-"
ルドンひらかれた夢 幻想の世紀末から現代へ
2018年7月22日(日)〜 12月2日(日)会期中無休 ポーラ美術館
http://polamuseum.or.jp/point-rhythm-world/
http://www.polamuseum.or.jp/sp/odilon_redon/
開館25周年記念 特別展 2018イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
2018年9月29日(土)〜10月28 日(日)四日市市立博物館
元永定正展 おどりだすいろんないろとかたちたち
2018年7月14日(土)〜9月30日(日)清須市はるひ美術館
http://www.museum-kiyosu.jp/exhibition_info/2018/motonagasadamasa/index.html
長くつ下のピッピの世界展 〜リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち〜
2019年4月27日(土)〜6月16日(日)松坂屋美術館
◆大阪◆
「没後50年 藤田嗣治展」
Foujita: A Retrospective ― Commemorating the 50th Anniversary of his Death
2018年10月19日(金)〜12月16日(日) 京都国立近代美術館(岡崎公園内)
http://foujita2018.jp/
http://www.e-tix.jp/foujita2018/kyoto/
生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。
2018年11月16日(金)〜12月25日(火)美術館「えき」KYOTO
荒木飛呂彦原画展 JOJO ―冒険の波紋―
2018年11月25日(日)〜2019年1月14日(月)大阪文化館・天保山(海遊館となり)
http://jojoex-2018.com/
特別展「ブラティスラヴァ世界絵本原画展 BIBで出会う絵本のいま」
10月6日(土)〜12月2日(日)奈良県立美術館
MOE40th Anniversary 島田ゆか・酒井駒子・ヒグチユウコ・ヨシタケシンスケ・なかやみわ5人展
2018年12月19日(水)〜2019年1月7日(月)[予定]阪急うめだ本店