フリーランスとして行き残っていく方法・イラストレーター編
だいぶ間が空いてしまったのだわ。
気付けば2月に入って一週間近く経ってしまったー。
日々仕事しつつ、いろいろ考えておりまする。
このブログはそんな自分にとっての備忘録にしかすぎないので
全くもって読者に優しいブログではないのだけど
それでもどなたかのお役に立てればいいな、とも(少しは)思っている。
んで、今月中には、もっと読者目線で役に立つブログを作る予定。
オットと共同で書きます。
アトピーについてが中心になると思うけど、それ以外にもイロイロ。
2016.02.05 Friday
今日は出先でとてもうれしい電話がかかってきた。
内容もとてもうれしいものだったけれど、それ以上に、その方のおっしゃった言葉が、最近私がシミジミ思うことばかりで
すごく共感できて。ああなんか、そう感じる相手に選んでいただけて、お仕事できるのって、幸せだなぁ、と思う。。。
その電話とは別件で、明日は、二冊目の本の打合せに、わざわざ名古屋まで編集さんが来て下さるというので
今日明日は真面目にプロットと赤を読み込んで、有意義な意見交換できるようにしなくては。
イロイロ厳しい話も多いけれど、目の前にあることを、ひとつづつ頑張って行こう。そうすればきっと、道は開けるさ♪
2016.01.28 Thursday
フリーランスライターの生き残りについてのイベントが熱く盛り上がっておりましたが。。。
詳細はまずこちらを読んでいただくことにして。
30代、40代、50代のライター鼎談|定年なきフリーライターが10年後も生き残るために必要なこと
【前編】
http://www.lancers.jp/magazine/23953
【後編】
http://www.lancers.jp/magazine/23762
私はイラストレーターなので、ライターとは若干立ち位置が違うのもあるけれど
それでもフリーランスとして、おおむね同じだなと感じるところが多かった。
自分も10年イラストレーターを続けてきて、さらに昨年著者になってみて感じたのは
「使い捨てにされないようにする」
ことが大切だということ。イラストだけじゃなくて、作家や写真家、タレントさんなんかも同じだと思うのだけど。
「使い捨てにされる」というのは、安い仕事で消耗させられるということだけではなくて
数字が取れるとなれば、わっと群がってきて、次々と薄いコンテンツを量産させられて
最後には読者や消費者に飽きられて、その人の作家やタレント生命がそこで終わってしまうということも含まれる。
そうならないように、自分で自分の立ち位置を見据えて、仕事を選んで行かなくていけないのだ。
そういう目でテレビなんかも見ていると
「このタレントさんは、将来のことどう考えているんだろう」
と言うような人(特に若い女性タレント)ってとっても多いなぁって思う。(大きなお世話だけどさ)
若くてキレイなうち、話題性や旬や流れに乗っている間はいいけれど、それを過ぎたら
「そう言えば見なくなったね」
その言葉を最後に、話題にすら上らなくなる。
テレビに出ている間より、その後の方が稼いでる人が多いという話も聞くけど
それはそれなりの才覚があってのことで。
まぁね、女性で名前が売れてるキレイなうちに、お金持ち捕まえて結婚する目的でタレントになったっていうんなら
それはそれでいいんですけどね。
話がそれましたが、このイベントでは最後に、ライターの生き残りの方法を、このようにまとめていました。
これをイラストレーターに置き換えて考えてみたいと思います。
2025年、つまり10年後もライターとして、編集者として生計を立てるためにどうすればいいのか。
1.専門家になる。このテーマならこの人、となれば仕事は来る。50代では大学の先生になっている。
2.編プロを作って経営する。
3.道は細いけど作家になる。名前で本が売れるようになる。半分タレント。
たぶんこの3つしかないんじゃないかな。
イラストレーターの場合も、1と3はほぼそのまま同じことが言えると思う。
ただ1は、先生になるというより、この仕事ならこの人と言う感じで、一定量のイラストの発注が常に来るという感じ。
たとえば、動物の絵ならこの人とか、車などのメカなら任せろとか、ゆるタッチならとか。
分野だけでなく、タッチを確立させて、大衆に飽きられることなく描き続けていけたら、になってしまうけれど。
イラストは、ライティングや写真などと比べれば、個性を出しやすいので、他との差別化が図りやすい、というのはある。
そこを上手く生かして、自分の立ち位置、専門性を高めるというのは、すごく大事なこと。
「使い捨てにされない」たった一つの方法は「他に代わりの効かない自分」になることだから。
そこで、さらに専門性を高められたときに、3になれるのかなぁと思う。
漫画家さんが多いのかもしれないけど、イラストレーターでも、杉浦さやかさんとか。
あとは、イラストレーター出身でタレントになった、みうらじゅんさんとか、吉田類さんとか。
2.に関しては、編集ができるという前提なので、ライターはともかく、イラストレーターではなかなか難しい。
んじゃデザイン事務所作れば?と言われそうだけど、イラストとデザインは似て見えて全く違うもので
デザインはきちんと勉強しないとできないものなのです。
イラストが描けるからって、じゃデザインも出来ると言う訳では無いので、無理なんす。
あ、もちろん、デザインもできるイラストレーターも、イラストも描けるデザイナーもいます。
人によって、主軸をどちらに置くかと言う感じで。
デザインで食いつなぎながら、イラストレーターやってる人と言うのはとても多いし
主としてデザイナーを名乗りつつ、その仕事に絵が必要で、テイストが自分の画風に合えば自分で書くという人もいると思う。
話はまたまた逸れたけれど、編プロを作る代わりにイラストレーターが生き残るには
「キャラクターなどのグッズ展開」
かな?コレもホント道は険しいけど、最近はロフトやハンズでイラストレーターの作品を見かけることも増えました。
そんなわけで、2025年、つまり10年後もイラストレーターとして生計を立てるためにどうすればいいのか。
1.専門家になる。このテーマならこの人、となれば仕事は来る。
2.キャラクターなどのグッズ展開。
3.道は細いけど作家になる。名前で本が売れるようになる。半分タレント。
たぶんこの3つしかないんじゃないかな。
続きを読む>>
テレビのお仕事・ネットで売上
2016.01.26 Tuesday
週末にNHKから支払調書が届いた。イラスト料でも原稿料でもなく、出演料、なのね。
ラジオ出演の後にこんなん載せたから、FBでは「次は女優か?」などなどコメントが。
残念ながら、出演依頼はイラストだけなのであった(笑)
そして、今期中のイラストの依頼は終わり、来季のイラストの発注予定も連絡が来て
番組も私も続投だと知る。ホッとする。
バタバタとレギュラーの仕事が最終回を迎え、ちょっと寂しい昨今。
しかし、昨年の今頃も一つレギュラーが終わり(いや、自ら終わらせて)
そしたら、2月に入って、バタバタとレギュラーが決まったのだった。
今年もきっと何か動きがあるかな?とワクワクして待とうと思う。
続きを読む>>
私の履歴書。
2016.01.12 Tuesday
一人っ子のオットには姉弟のように育った私と同じ年の従姉がいる。
その従姉の子供(小学生女子)より、二度目の年賀状が届く。
すでに年賀状は届いていたが、我が家からの年賀状で本のことを知り
すぐに買って家族で一日で読んだそうで。
大変だと思うけど頑張って、雄平をよろしくと、従姉の言葉も添えられていた。
闘病のことは、オット両親以外の親族は誰も知らなかったので
彼女はきっとすごく驚いたと思う。
実は親族の反応が少し怖かったりもしたのだけど
こうして応援してくれるのを知ってすごくすごくホッとしたし
従姪の純粋さやかわいさに、たまらず涙が出てきた。
従姉とそのご主人は共に、食に関する仕事をしているので、グルメな家庭で
従姪は、小1にして「このフォアグラまずい」と言うような、何とも手厳しい
児童でもあるのだけど、私の本は褒めてくれてよかったねーと二人で喜んだ。
子供ってやっぱりカワイイ。また従姉にも、従姪にも会いたいなぁ。。。
2016.01.09 Saturday
自分の仕事履歴。A4のプロフィールに収まり切らなくなってきた。
そろそろ、一件ごとの記載ではなく「主要お取引先」として会社名を並べる時期が
近づいているのかなぁ。。。ムフフ。これ憧れだったのだぁ。ドキドキワクワク。
2016.01.11 Monday
来週月曜日からのランドリーグラフィックスさんでのZine展で販売するZine
私も作りましたー。Zineとは小さな印刷物、冊子などのことで
ここ数年、盛り上がってきてるカルチャーなのだとか!
Webで何でも見られる昨今、あえて紙で表現するということに
こだわりを持つ人たちの間で大流行してるんだそうです。
確かに、こだわった、ここでしか手に入らないものがならびます♡
2016.01.12 Tuesday
4年前に描いたひよこ。最近はとんと描かなくなったのだわ。
今日12日からCarta展がはじまりましたが、このひよこは
最初に出展した2012年のCarta展のために書いたもの。
その時の作品には、はじめは、このひよこを主人公に描こうと思っていたのが
ギリギリになって、まあるい女の子に描き変えたのだ。
あれを機に、私は人物を描くようになった。記念すべき展示。
2016.01.13 Wednesday
一年前は、コラージュに凝っていたのですね。
昨年の「Carta展」に出した作品のかるたもコラージュで作りました。
Carta展も今回で4回目。今年は初めてデジタルで作品を作りました。
ところで、この絵日記に出てくるコートの襟は、未だに出てきません。
(小さくて読みにくいですが、襟が出てこないーと書いています)
この冬中に出てこなかったら、もうこのコートは捨てるつもり。
だって邪魔なんだもん(涙)
そんなわけで、昨年せっせと作ったコラージュ作品を改めて、まとめて載せてみる。
世間でどう評価を受けるかは分からないけど、自分では割と気に入っている。
a・鳥・家だよりmail版・vol.12
◇◆◇陽菜ひよ子のお仕事状況など。。。a鳥家だよりmail版vol.12◇◆◇
あけましておめでとうございます。
イラストレーターの陽菜ひよ子です。
2016年最初のa鳥家だよりになります。
このメールは、陽菜ひよ子が名刺交換、メールフォームへの
メッセージなどを通じて知り合った方にお送りしております。
主に、陽菜ひよ子の最近のお仕事状況などのご報告です。
みなさま、昨年はどんな一年でしたか?
私は何と言っても10月に初出版したことがとても大きな出来事でしたが
それに付随して、いろんな光栄な出来事が起こって、日々驚きと
感動と感謝に包まれて過ごしている感じの素晴らしい一年でした。
また、名古屋にUターンして4年、昨年は、しみじみと、名古屋に住んでいて
よかったなぁと思うことが多くなったのも印象的です。
今回のお知らせも、そんな名古屋ならではのお話です。
*****************************************************************************
【中日新聞に掲載されました】
『アトピーの夫との日常描く』名古屋市在住のイラストレーターが出版
10/28(水)にPHP研究所さまより出ました初の著書
『アトピーの夫と暮らしています』陽菜ひよ子・著(PHP研究所)ですが
12月中旬に取材していただくことになり
12/26(土)、市民版に大きく掲載していただきました。
記事はこちらからご覧になれます。
http://hiyoko.tv/a_tori_ie_dayori/log/tayori/eid141.html
素晴らしい記事を書いて下さった社会部記者の水田様
本が目立つように、工夫してたくさん撮影して下さったカメラマンの大橋様
取材のきっかけを作って下さった事業部の水野様、鶴見様
本当にありがとうございました。
同じ記事が、中日新聞Web内の中日メディカルさまにも掲載されています。
これで、全国の方に記事を気軽に読んでいただけそうです。
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20151228131148417
【これからの展示のご案内】
いろはCarta展(Gallery DAZZLE)
年明け初めの展示のお知らせです。
毎年恒例の北青山のGallery DAZZLEさんの企画展「いろはCarta展」に参加します。
48名のイラストレーターが一文字ずつ選んで、「読み札」と「絵札」を制作します。
参加するのは4度目です。私の今年の担当は「ひ」です。
ついに、禁断の(?)ひよこの「ひ」の登場ですっ!
さて、私は久しぶりに、ひよこを描くのでしょうか?
それともまったく別のネタで行くのでしょうか?
2016年01月12日(火)〜 2015年01月24日(日)
12:00〜19:00 (最終日17:00 まで)
01月18日(月)休廊
map
http://gallery-dazzle.com/about/
詳細と今までに描いた絵はこちらからご覧になれます。
http://hiyoko.tv/a_tori_ie_dayori/log/flyer/eid142.html
今回の展示ですが、諸事情により、在廊予定はありません。
続きを読む>>
書店訪問その6〜紀伊國屋書店新宿本店さん
書店訪問記、だいぶ間が空いてしまいましたが、先日の
啓文堂書店新宿店さんと同じ日です。
ひよこの影で、謎の暗躍をするA氏、では次にどこに行きますか?と尋ねると
「紀伊國屋さんの新宿南店に行きましょう」
とのこと。(紀伊國屋さんと言えば、先日
名古屋空港店さんにもお邪魔したばかりですね。)
しかし先に向かっていた私たちが、間違えて本店さんの近くの新宿高野まで行ってしまったので
そこで待ち合わせて、紀伊國屋書店新宿本店さんにお邪魔することに。
何と言っても、紀伊國屋新宿本店さんです。
日本一の売り上げを誇る店舗であり、さらに売上データを公開していて
紀伊國屋さんの売上データで業界全体が売上の動向を計っているらしく
その本店である紀伊國屋新宿本店さんでの順位=その本の順位と見られるわけで
私がこの業界に入った頃(2005年)は、まだ自分にとって周りで本を出す人が珍しく
誰かが出す度に買っていたのですが(最近は、キリがないので、興味あるものしか買えないです。。。)
「買います」と言うと、「もしできれば、紀伊國屋の本店で買って」とよく言われたものでした。
そして、私、今回初めて、コミックのある別館に行きました!
あの長い通路を突っ切ったのは初めてで、何だかワクワクしました。
そして到着したコミックエッセイコーナー。撃沈。。。
A氏曰く「南店は、面陳なのを確認してるんですけど、担当者に会えなくてPOP渡せずにいるんです。」だそうで。
南店が面陳なのに、本店で0とは!
実はその前に神保町の大型書店でも撃沈していたので、思いっきり凹むひよこ。
しかし、ここからA氏はすごい手腕を見せるのでした。
近くで接客をしていた書店員さんの手が空いた隙に、ご自分の買った私のサイン本を見せて
「この本をコチラに置いて欲しいんですよ」
と言い出すではありませんか。
「なぜなら、この方がこの本を描いた人だからです」
と唐突に紹介されるひよこ。すると、若い女性の書店員さんは「光栄です」と言って下さり。。。
あの天下の紀伊國屋書店本店さんですよ。
著者の訪問なんてしょっちゅうあると思うんですが、すかさずの「光栄です」のお言葉に感激しつつ
バックヤードでPOPを描かせていただくことに。
紀伊國屋さんのオリジナルPOPでございます。
書店員さん曰く、14日には入荷するとのことで(この日は12日)、今頃このPOPと共に
私の本が並んでいるはず。。。
紀伊國屋書店新宿本店のコミックエッセイ担当者さま、土曜日のお忙しい中、ありがとうございました!
果たして、コミックエッセイコーナーに私の本はあったのか?
ジュンク堂さんや書泉グランデさんのように、実用書の病気のコーナーに置いて下さる書店さんもあるので
もしかしたら、そちらにあったのかも?ですが、ここでA氏も私たちも時間切れ。
さて、私たちはその後、千駄ヶ谷のギャラリーに向かい、搬出作業。
最後の写真は、ギャラリー近くの鳩の森神社。イチョウが美しかった!
後日、
東京堂のK氏と
名古屋で再会した時に、あのあと新宿に行った話をしたら
「僕、ひよ子さんの本仕入れる前に、紀伊國屋さんで買いましたから。ちゃんとありましたよ、コミックの別館の方に」
という情報があり。。。ただ本当に売り切れていただけで、追加で注文して下さっていたんですね。
そして、Kさんがわざわざ買いに行って下さったんだ、というのに、二重で感激してしまったのでした。
Kさん、本当にありがとうございます!サイン本、全部売り切れますように!!
#書店訪問記
書店訪問その5〜啓文堂書店新宿店さん
そんなわけで、前回の
神保町から移動して
ひよこの影で謎の暗躍をするA氏が、いよいよ登場。
版元営業(※PHPではない)であるA氏、当然土曜日はお休み、にも拘らず
わざわざ新宿まで来て下さいました!
そしてA氏にご紹介いただいたのが
啓文堂書店新宿店の若き店長アンディさん。ほぼ第一声が
「本、今朝も売れましたよ」
でした。
それもそのはず、ご覧下さい。
私の本、この通路沿いのめっちゃ目立つワゴンのど真ん中に
置いて下さってるんですよーーーーーーー!!
黄色、めっちゃ目立つ!!こりゃ売れるはずですよね。
ありがとうございますーーーーー!!
こうしてすでに、以前にA氏にお送りしたPOPがついていましたが
さらに大きなものに描かせていただけることになり。
私タイトル書いて絵描いてから、内容紹介書くんですが
ここで絶対漢字間違うんですね。。。
そんな話をしていたら、内容書かずにサインすることに。
んで、さらにスペースが余ったので、アンディさんの似顔絵を描くことに。
2枚目は、3人で啓文堂書店さんのエプロンしています。
よくわかりませんが、わたしははたき持っています(ベタ)。。。
ぜひこのPOPを見に、京王モールアネックス(京王新線 新宿駅構内)の
啓文堂書店新宿店さんに行ってみて下さいませ♡.
無事POPも完成し、これから休憩に入るというアンディさんとA氏とは
ひとまずここでお別れ。
アンディさん、お昼休憩にも入らずお付き合いいただき
ありがとうございました!
そのあと、私たちは、欲しかった本を見つけたので、購入してお店を後に。
後日アンディさんとはメールをやり取りして、うれしいお言葉を頂きました。
「うちの店はお客様の反応が、すぐでるお店です。
そんななかひよこさんの本が売れるのは作品の力だと改めて思いました。2作目も期待しております!」
はい、次作(ただ今原稿執筆中)も頑張ります!!
#書店訪問記
続きを読む>>
書店訪問その4〜東京堂書店さん
先日、「
東京の書店さん情報〜出版してみて感じたこと〜」に書いたA氏に
次の上京時に、東京の書店回りしたかったけど土曜日しか自由な時間が無いと話すと
「土曜日でも問題ないですよ」とおっしゃるので、それでは、と、午後伺う約束をする。
それなら午前中も書店さんへ行こう!
実は上京するなら、どうしても行きたい書店さんがあったのでした。
それが神保町の老舗・
東京堂書店さん。
9月に名古屋の本に関わる人たちの集いでこちらの書店員K氏とお知り合いになり
温かいお言葉を頂いていたので。早速K氏に連絡を取ると
「ぜひぜひ。その際、もし差支えないようでしたら
サイン本の作成をお願いできないでしょうか?」
とのこと。サ、サイン本!あの、返本できなくなるというアレですね?
も、もちろん私は是非描かせていただきたいですが、フガフガ、いいんですか?!
そんなわけで、初めてのサイン本を、置いていただくことになったのでした。
当日朝。
東京堂書店さんは、明治23年創業の老舗の風格ある佇まい。
カフェも併設されたとってもお洒落な店舗です。
レジ前の店員さんにK氏を呼んでいただき、2か月ちょっとぶりの再会です。
すぐにエレベーターで、キレイなオフィスに通していただき。。。
「では、お願いします」
え?思わず目を疑いました。サイン本、せいぜい1〜2冊くらいかと思ったら
なんと5冊もお願いされてしまったのです!
こ、こんなにサインしちゃっていいんですか?
先日のメッセージでは口にしなかった言葉
「返本できなくなるんですよね?」と尋ねると
「大丈夫です。売り切りますから」
とさわやかな笑顔。。。か、かっこイイ〜〜〜!!
普段から、気付けば手より口が動いて居るという私
とにかくひたすら、せっせと手を動かすことに。
そんなわけで完成して、記念に全部の本をを記念撮影することに。
(クリックで大きな画像が見られますが、イラスト少しずつ変化してます)
一度に5冊の本を撮影するって結構大変。。。Kさん、お手間お掛け致しました。
このサイン本は、新年の目玉のサイン本コーナーに置かれるとのこと。
ですので、12月中には店頭にはないので、もしサイン本が欲しい!
と言う方がおられたら、1/4に東京堂さんに行ってみて下さいね。
店内にはカワイイクリスマスツリー。
Kさんによると、このオーナメントは豆本で、全て売り物なのだとか。
豆本!ちっちゃいもの大好きな私としてはとっても気になる!
カフェの前には、豆本コーナーが常設されています。ときめくわぁ。
お店の前で記念撮影。そろそろお店が忙しくなる時間と言うことで、ここでKさんとはお別れ。
店の前でご挨拶してしまったので、すぐに戻るのも気恥ずかしく
一度お昼を食べてから、もう一度東京堂書店さんに戻り、気になる豆本コーナーへ。
なんと!鳥ものが多くて、ときめきMAXに!!ふがふが。
悩んだ挙句、鳥の巻物を買うことにして、それと、ガチャポンに挑戦。
ガチャポンは、一発でほしかったのが当たり、思わずレジのお姉さんに自慢してしまいましたw
大きさ比較に、硬貨と一緒に撮ろうと思いつつ、すっかり失念。。。
左のガチャポンのケースの大きさで、大体の大きさを想像していただけるとありがたいです。
それにしても、めっちゃかわいい♡
鳥の方は私はもちろん、無条件に萌え、ですが、ガチャポンの方は、100円でこのクオリティ。
何だか申し訳なくなるほどです。
豆絵巻物「とりのいろは」蓮月堂
http://rengetudou.if.tv/
山猫や
http://book.geocities.jp/yamanekoya3241/
そんなわけで、これから私の本を買ってやってもいいよー、と言う方がおられたら
ぜひ1/4、東京堂さんへ行ってみて下さいませ。
そんなこんなで待ち合わせの時間が近づいてきたので、都営新宿線で新線新宿へ。
いよいよ次回は、A氏の登場です。
#書店訪問記
東京の書店さん情報〜出版してみて感じたこと〜
『アトピーの夫と暮らしています』の担当編集・
PHP田畑さんから
ある日、メールが届きました。
「
啓文堂新宿店さんで本書が展開されている旨
営業の担当者から連絡が入りました。
POPについては、以前、陽菜さんが教えてくださった
他社の営業の方の持ち込みによるものということです。
その方にも改めて御礼をお伝えいただけますと幸いです」
なんのこっちゃ、と思いますよね。
本は、出版社の編集部で作りますが、本を売るのは営業部の仕事です。
営業さんは、書店を一軒一軒回り、新刊の受注をします。
書店営業の方は、出版社の壁を超えて、皆さん仲が良くて
自社の本でなくても、お互いに書店さんで「この本いいですよ」と
オススメし合ったりされるようです。
私の本が出た時に、友人で某版元営業のA氏が「ひよ子さん、POP送って下さいよ」とおっしゃるので
素直にお送りしたのです。そしたら、数日後、冒頭の
啓文堂書店新宿店さんに5冊入荷していただいたと連絡があり
さらに数日後、2冊売れたとご報告があったのでした。
Aさんのお名前を出したいのですが、ここまでして下さってると
「お前自分とこの本売らずに何やっとるんだ」
と、会社から叱られてしまいそうなので、お名前は伏せておきますが
担当編集の田畑さんには、
トークショーでお会いした時に
「他社の営業さんが、東京の書店さんを回って下さってるので、見おぼえないPOPで展開されていて
(PHPの)営業の方が、驚かれるかもしれません」とお伝えしたところ
「そんな話、初めて聞きました!」と、田畑さんにもビックリされたのでした。
その後、Aさん情報によると
池袋ルミネのくまざわ書店さん
西国分寺のオリオン書房さん
でも入荷して下さるそうです。
東京ではレア(笑)な、私の手描きPOPに出会える貴重な(?)お店ですので、よかったら脚を運んでみてくださいね。
PHPの営業の方の名誉のために付け加えると、決してPHPの営業の方がサボっている訳ではないのです(^^;
とても刊行点数の多い出版社なので、どうしても全部の本、特に新人には手が回らないこともあります。
特に私は名古屋を重点的に営業していただいているので、どうしても東京は手薄になるのだと思います。
書店さんでも、他の出版社の営業の方からも「PHPの営業さんはきちんとやってくれるから、安心していいですよ」
と何度か耳にしたくらいなので。そうでなければ、いくら地元とは言え、なかなか平積みにはしていただけないですよね。
多くの方にバックアップしていただき、本当に感謝です。
続きを読む>>
書店訪問その3〜ジュンク堂書店 ロフト名古屋店さん
ちょっと間が空いてしまいましたが、書店訪問記録第3弾・
「ジュンク堂書店 ロフト名古屋店」さま
こちらの書店さんには、イロイロと想い出があります。
もう7〜8年前に出て、絶版になっている自分の本が今だ置かれていて驚いたり
ブックサロンでイベントの司会をしたり。なかなかない想い出ですよね。うふふ。
そんな想い出たちは、最後に改めてご紹介することにして。
ジュンク堂書店 ロフト名古屋店さん、名古屋の書店の中では、かなり大きな店舗です。
コミックや実用書などの一般書の置かれているB1Fと、主に専門書の置かれている7Fに分かれています。
背の高い棚がずらっと並んで、ちょっと迷子になりそうです。
本屋さん好きなら、ワクワクしてしまう本屋さんです。
発売直後にもお邪魔しましたが
遠慮して、写真を撮り損ねたので
今回はお願いして、撮影させていただきました。
私の本は、何と二ヶ所で展開して下さっています。
メインは、地下1階。(上段右の写真)
(実用 18 : アトピー・歯・耳鼻・眼科)
面陳で、たくさん置いて下さっています。
それとは別に、7F人文の郷土の作家コーナーにも
置いて下さっています。
人文担当の佐藤さんと一緒に。
それにしても、私の顔、まん丸ですね!
すくすく成長中すぎ!!
佐藤さんがスリムなだけに目立ちますーーー
地下の方は、いつ来ても、たくさんあるので
売れてないのかと心配したら
「ちゃんと売れて、補充してるんですよ。
一時期、地下の方が足りなくなって、7階のを持ってきたこともあるんです」
とのこと!安心しました!!
佐藤さん、お忙しい中、店内ご案内下さり、ありがとうございました!
丸いと言いつつ、お腹もすいて、LOFT名古屋店内
ヴィレッジカフェで、まったりお茶してしまいました。
こちら鎌倉で人気のカフェだそうで。コーヒーはもちろん、シュークリームもタルトもおいしかったです。
(写真:宮田雄平(上2枚とケーキ写真)。店舗写真はHPよりお借りしました)
#書店訪問記
続きを読む>>
書店訪問その2〜紀伊國屋書店名古屋空港店さん
書店訪問記録第2弾・
「紀伊國屋書店名古屋空港店」さま
私が27歳まで住んでいた頃は、まだセントレア
(中部国際空港)はなく、国内も海外もすべて
この名古屋空港を利用していました。
数えてみたら、今までで一番利用しているのは
未だにこの空港が一番多い(6回)です
(二番目は羽田空港(5回)、三番目は成田空港(4回))
しかし、ここを訪れたのは20年ぶり!
こんなにオシャレで楽しい場所になっていたとは
知りませんでした。
滑走路が見える特等席でランチをして大満足の後は
紀伊國屋書店さんへ。想像よりずっと大きなお店で
お目当ての書店員・Yさんになかなか遭遇できず。。。
でもなんとか、バッタリお会いできました。
とそこへ、直木賞作家さんがご挨拶にいらっしゃり
(Yさん、人気者!)
私もちゃっかり、ご挨拶させていただいちゃいました。
それにしても、有名な作家さんにお会いできる日常って
すごすぎるーーーー!!ふがふがふが。
さて、Yさんは、先日の丸善さんでのイベントにも
お越し下さいまして
もちろん、私の本をお読みくださり
「とてもおもしろかったです」
と言って下さったのでしたーーーー!!ばんざーい!!
おっと忘れるところでしたが、気になる私の本は、コミックエッセイコーナーに置いていただいています♡
気付けば夕方、すっかり長居してしまい、お店もお忙しい時間帯になってきましたので
おいとまして、お店の前でコッソリ記念撮影して帰路につきました。
Yさん、お忙しい中、本当にありがとうございました!
あ、顔出しパネルはもちろん合成ですw(どっちが貼り付けたものか、わかるかな?)
それにしても、さすが紀伊国屋書店さん、広くてワクワクする本屋さんです。
ロケーションも最高で、やっぱりまた訪れたい場所が増えました。
紀伊國屋書店名古屋空港店
#書店訪問記
アート界隈では知らない人のいないカリスマブロガー・Takさんとは
2004年、もう10年以上前からのブログ仲間です。
実は「アトピーの夫と暮らしています」には
Takさんが登場します。
そんなご縁で、拙著をご紹介いただきました。
アートブログで漫画をご紹介くださるとは
想像もしていなかったので、本当にびっくり&感謝です。
アトピーの夫と暮らしています
さすが、10年以上もレビューブログを運営され
数々の連載をこなすプロのレビュアーでコラムニストもあるTakさん。
完結でありながら、拙著の魅力(があれば、ですが)を
とてもうまく伝えて下さっています。
拙著でTakさんが登場するのは
Takさん主催のオフ会に参加することになり
Takさんからいただいたチケットで、Bunkamuraのフェルメール展に行くところ。
実は、このフェルメール展当日には、この本にも書いていないすごいエピソードがありまして
そのエピソードのおかげでいろいろ展開していくんです。ふふふ。
お話するには、やや時期尚早ですので、また改めてゆっくりと。
それにしても、初めてTakさんと知り合ったのは、2004年の夏。
Takさんといえば、大のフェルメールファンで知られていますが
2004年に東京都美術館で開催された「画家のアトリエ」の絵日記を書いていたら
コメントを下さったことがきっかけでした。
そのときは、まだTakさんはブログを始める前だったんです。
それがどんどん有名になられ、今ではプレス内覧会招待はもちろん
展覧会のグッズの企画まで手掛けるようになられて。
実は本職はまったく別のことをされていることも存じているので
好きなこととはいえ、10年以上、驚異のハイペースで展覧会を見てレビューを書き続ける
これは本当に凄いことで、真似しようとしてできることじゃありません。
まさにブロガーの鏡です。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
<< 15/16 >>