書店さんと絵本の素敵な関係。

190618_IMG_4440.jpg現在新宿で絶賛開催中の「え〜ほん展」活動20周年記念冊子が出来上がって来たので、取材をお願いした書店員さんに渡しに行く。ちょうど休憩中だったので、近くの公園で、スズメと一緒にドーナツ食べながら待つ。

無事渡せて、周りで話題の本2冊「僕の鳥あげる」「BRUTUS名古屋の正解」を入手し、帰路につく。最近は、取材や文章のお仕事も増えて、1ミリもイラストを描かないことも多い。自分は肩書にはこだわりも執着もないので、いっそ何やってるかよくわからない人になるのもいいかな、と思う。(目標:みうらじゅん(笑))
190603_ehon20_top.jpg190603_ehon20_ura.jpg

そんなわけで、取材ページを改めて載せると、こんな感じ。
取材に至った経緯は、もともと昨秋に丸善名古屋本店主催の丸ゼミでメルヘンハウスの三輪さんと知り合ったこと。
今年初めのえ〜ほん冊子の企画立案で、メルヘンハウスさんの取材記事を書きたいというと、
え〜ほん代表の多屋さんから「是非書いて欲しい」と快諾。

せっかくなので、丸善の児童書担当さんにも話を聞きたいと打診すると、あいにく丸善さんは最近10年以上勤続された
ベテランの児童書担当さんが退職されて、現職の方はまだ担当になって数か月なので荷が重いとのこと。
グループ店のジュンク堂ロフト名古屋店の宮本さんが適任ではないかというお返事。

そこで初めて、お二人(三輪さんとジュンク堂店長石本さん)に取材を申し込んだのだが、予想外に難航することとなる。
ehon20_hina_intaview_web.jpg
取材を申し込んだのは3月半ばで、仕事や確定申告が何とか落ち着いたタイミングだったのだけど
双方の取材先にとっては間の悪いタイミングだったようで
メルヘンハウスさんは星が丘テラスへの出店の準備で、てんやわんや。
ジュンク堂さんは店内改装に入られていて、てんやわんや。
もう無理かも・・・という中で、何とかなったのは、ひとえに三輪さんや宮本さんはじめ
ジュンク堂名古屋ロフト店石本店長や丸善名古屋本店の佐藤さんなどご協力くださった皆さんのおかげです。

え〜ほん代表の多屋さんによると、私の取材記事は好評だそうで
それもこれも、三輪さんや宮本さんが素敵なお話を聞かせて下さったから。
本当に感謝感謝で、言葉には尽くせません。
かかわって下さった皆様、本当にありがとうございました。

#書店訪問記 #ライターの仕事 #出版1


                  


食べたものの記録:6/6(木)〜6/7(金)
日本酒生活が楽しい。
チーズも美味しいが、函館から送られてきたイカウニがうんまい!うますぎて一気に食べ終わる。
これパスタにしてもいいかも?と、松前漬けをパスタで食べるという通販番組を見て思う。
(美味しそうに食べてたのは我らが(笑)梅沢富美男さん。)
190606_190607_IMG_4202.JPG


                  


2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

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私のPCの歴史・2

190318_IMG_1379s.jpg2回にわたってお送りしております、私のPCの歴史。
1996 IBM(Win95)・・・めちゃ高額。家計簿とCDに入ったゲームと年賀状作りくらい。
2000 NEC(Win98)・・・激安なせいかよく壊れた。無事ネットデビュー&Websiteデビュー♡
2002 日立(WinXP)・・・液晶めっちゃキレイ。Blogを始め、画像処理の腕が上がった♡
2005 iMac G5(OS X10.3)・・・ついにMacデビュー。一人暮らしはMacと共に♡
2006 東芝(WinXP)・・・ゴツイビジネスモデル。アメブロ始めなければ使わなかったかも。
2010 東芝(Win7)・・・バランスいい機種。イラストレーターとして飛躍。戸田さん本作成。
2014 SONY(Win8)・・・憧れのVaioはオシャレ気分だが不安定。アトピー本執筆。
2017 DELL(Win8)・・・丈夫で安定感がある。ライター業が増えてキーが壊れる。

◆◯代目PC 機種名(購入日◯年◯月〜故障日◯年◯月・×年(使用年数))OS
過去の記事(ない場合は省略)
という順にお送りしております。


                  


◆6代目PC 東芝ノートDynabook(2010年3月〜2014年5月・4年(未壊))Win7

東京で買った最後のPC。
このPCの時代にイラストの仕事がどんどん来るようになり、戸田さん本の仕事を最後に、このPCは終了。
自分としてはすごく愛着のあるPCだったので、寂しかったなー。
私は宮田が下のHPの後に使っていたSONY VAIOを受け継ぐことに。
dynabookは壊れてはいなかったので、しばらくちょこちょこ宮田が仕事で使っていた模様。


◆宮田メインPC HP(2011年8月〜2013年8月(2年))Win7

結婚した当時はSEだった宮田は、オリジナルのPCを使ってたんだけど
(そんな人初めて見てビックリした)
名古屋に来た頃に壊れたので、いろいろな手法でめっちゃ安くHPのノートを入手。
しかし、このPCは、たった2年で壊れてしまう。。。
120815hakodate27_n.jpg2012.08.15 Wednesday
「函館十五日目・青春18きっぷの旅・函館〜酒田。」

そして酒田のホテルへ。予約したのはセミダブルだったはずなんだけど、ツインにグレードアップされてた上、そのことを何も言わないフロント・・・深夜に着いたのにあったかく迎えてくれて、いいホテルだ。 
場所: ホテルイン酒田駅前(写っているのが私のdynabook)

120816hakodate20_n.jpg
2012.08.16 Thursday 「函館十六日目その1・青春18きっぷの旅・酒田〜直江津。」

私のiPhoneの充電が20%を切ってしまったので、奥の手でPCを取り出して充電。それをいいことに使いまくっているので、全然充電が増えない(笑)オットは膝にPCとカメラを乗せたまま寝てる。器用だ。(クリックすると、寝てるところが見られます)  場所: くびき野2号(写っているのが短命だったHP)

                  


そして、HP壊れる。
130804IMG_9805.JPG2013.08.04 Sunday 「PC逝く・・・けど立ち直る。」

今朝起きたら、オットのPCに電源が入らなくなっていた。ええーーーーーっっまだ買って二年なのに!!ダメじゃん、HP!!買って3年の私のdynabookはまだまだ全然頑張ってる。私は先代もTOSHIBAだったのだけど(オフィス用のじみーな奴だったけど!)5年使って、液晶がイカレてパーになったけど、HDはまだまだ平気だったので、TOSHIBAは悪くないのだが、重い!ので、次は高くても軽くて丈夫なLet's noteにしたいなーと思ったり。まぁできればmacが欲しいんだけどね。macならnoteじゃないほうがいいなぁ。

オットは下見に行ったのだけど、平行してHPからHDをはずして(ややこしいなw)バックアップを取っていた。そんなことができること自体すごい話なのだが、彼曰く、もしかしたら、これで刺激になって、復活するかもと言う。そうなるとよいなぁ・・・(切なる願い)

2013.08.04 Sunday
先日の件、本当にPCが立ち直ったのだった!!実際には私は寝てはいませんでしたが(ホントのホント!)、データのバックアップを取るだけかと思ってたのに、気づいたら壊れたPCまで治っていてびっくり!どんな魔法?

                  


◆7代目PC SONY Vaioノート(2013年8月(2014年5月)〜2018年1月・4年半(未壊))Win7

190318_IMG_1402.jpgしかしやはりHPは壊れ、Win8が嫌で嫌でジタバタし、しばらく1台で
だましだましすごしたのち、購入。
買ったのは2013年8月だけど、2014年の5月までは宮田が使用。
2014年5月に、私の6代目dynabookが超不安定になり、DELLのWin8を購入。
そこで、Win8をイチから使いこなす自信の無い私に代わり
宮田がDELLを使用して、カスタマイズ済のVaioを譲り受ける。

このVaio、デザイン的には気に入っていたけど、安定感はなく、よく固まっていた。
Photoshopやペンタブとの連携も悪く、よくブラシの先が丸くなって焦って直したりしていた。しかしすでにVaioもSONYを離れ、貴重なSONY時代のVaioなんだなーと思うとなかなか感慨深い。「アトピー本」はこのPCの時代に書き上げたのもあって、やっぱ大きい仕事やり終えると、そのPCへの愛着ってすごいものがあるね。
IMG_1822.JPG190318_IMG_1401.jpg2013.08.31 Saturday

New PC。ネットで調べてもほぼ底値だったのに、値引きしてくれた上、何故かオマケにUSBハブまでつけてくれた!名札は日本名だったけど、日本語の怪しい不思議なサトウさん(仮)デキルオトコだったのか?( ̄▽ ̄)

2013.09.25 Wednesday 「PCの時代の終焉。」

新しく二人でやってる仕事のために、もう一台デスクトップのPCが欲しいねーという話になっていたのだけど、いろいろ意識が変わった出来事があった。

先月ノートPCを買いに行ったときに感じたのだけど、「もう今ノート買う人っていないのかも?タブレット買っちゃうのかもね」ってな話になったのですが、ノート買う人が少ないのではなくて、そもそもPC自体もう買わない人が増えてるんだね。ちょっとネットするだけなら、スマホで十分だもんね。だって、デスクトップなんて、もう壁際に一列陳列してあるだけで、しかも、一流メーカーのなんてほとんどなくて、絶対買わない○○(先日二年物のPCがぶっ壊れたとこ)とかレノボとか。

PCに終わりの時代が来るなんて、想像もしなかったけど、何だって、終わりってやってくるんだなぁ。バブルの頃には、金融関係や不動産に優秀な学生が殺到したし、昔は石炭や繊維業界がもてはやされた時代だってあった。さらには、武士の時代だってあったわけで。その頃の人たちは、まさか武士の時代が終わるなんて、想像もしてなかったのだろうから。

                  


◆8代目PC DELLノート(2014年5月(2017年1月)〜2019年3月現在・もうじき5年継続中)Win8
190318_IMG_1379.jpg190318_IMG_1379ss.jpg190318_IMG_1403.jpg上記にも書いた通り、2014年5月に、私の6代目東芝dynabookの代わりに購入したDELLのWin8。店員さんが結構なヲタさんで、彼曰く、98とXPは神で、MeとVistaはクソです。ときっぱり言い切っておられた。

クソの一覧。
発売年 バージョン 製品名
1995年 4.0 Windows 95 
1998年 4.1 Windows 98 
2000年 NT 5.0 Windows 2000

2000年 4.9 Windows Millennium Edition
2001年 NT 5.1 Windows XP 
2007年 NT 6.0 Windows Vista
2009年 NT 6.1 Windows 7 
2012年 NT 6.2 Windows 8 
2015年 NT 10.0 Windows 10

は私が使ったことあるモノ。
95→98→XP→7しか使ってないのはめちゃくちゃラッキーだと言われる。
Meは買った人のほとんどが後悔してたのを記憶してたけど、忘れてたVista。

この店員さん曰く、7はまぁまぁだそうですが、この当時めちゃくちゃ評判の悪かった8は、悪くないOSだそう。んでも、持ち帰って、たくさんのカラフルな四角が並ぶ画面を見た途端、Win8を使いこなす自信が、改めてないと悟った私。
元SEの宮田がカスタマイズしたWin8のVaioをひとまず使うことに。

その後、Vaioがあまりに不安定で、ついに、2017年1月にWin10のDELLを購入。
不安だったのは、出来ればもう少し使いたいAdobe CS6が入るかどうか。
それも無事入り、宮田が新しいDELL Win10を使うことになり、私がこのDELLを引き継いで今に至ります。それにしても、ホントDELLって丈夫!ここ半年くらい固まることが増えてきたけど、少し前まではホントトラブル知らずでした。買ってからすでに4年半が経過。春が来たら5年だもんねー。

2017年春でペンタブ(intious 4)が壊れてしまい、次はWin10になるのも見据えてNewペンタブも購入。しかしこのPCもいつ壊れてもおかしくないので、ドキドキしながら使用中。。。あと一年くらい持ってほしいものです。
140504my365_n.jpg2014.05.04 Sunday「神よ!」

そこそこ高スペックなPCを買ったせいか、めちゃヲタ臭のする(しかしよい人)店員さんに語られまくる。それにしても、店員さん曰く「神」だという98とXPと7しか使ったことない私のこの強運さはどうよ?

そして、黙って聞いていたが、実は店員さんより詳しい元SEのオットこそ、わたしには神かもしんない。彼のカスタマイズ無しでは、私には8を使いこなせないもんね。

140505my365_n.jpg2014.05.05 Monday 「リンゴ愛。」

なぜ私がMacユーザーでなくなったのか。2009年まではバリバリに使っていたのですが、その年の春にうっかりアメブロを始めたのが、すべてのはじまり。

アメブロってMacとは相性の悪いツールで、仕方なく、予備のXP取り出して来て、今に至るのです。(あくまでも当時のアメブロと、当時の私のiMacのOS X(10.3)のことで、今のアメブロとMacのことは知らない)

で、当時の携帯からアメブロが見られなかったせいで、ガラケーからiPhoneに変えたんだから、面白いよね。たかがアメブロ、と笑われそうだけれど、あの頃の私の生活は、アメブロ中心に回っていたのですよ。一日に4コマ漫画3つ書いたりしてたんだから!

それにしても、名前をつけたくなるくらいの愛着とか、使う喜びとか、何台買い換えても、Winには決して持つことのない感情を、iMacには持っていたので、6年も使ったのに、引越しの時に、捨てるのは悲しかったなぁ。リサイクルでメーカーに返送したのだけど、その仕組みも素晴らしかった記憶が。

ちなみに、アメブロってこれね。http://ameblo.jp/hiyoko-dagane/

#フリーランス #仕事の流儀 #イラストレーターの仕事 #ライターの仕事


                  


2/26(火)〜3/3(日)
冬場に函館から送られてきた魚を食べきるべく、せっせと料理の日々。
しかし、そろそろ尽きてきて、次はカレー週間(予言)。
この辺りは結構締め切りもタイトでしんどかったなぁ。。。確定申告も始めないとアカンのに〜と焦り始めていた頃。
こうして終わってみると、なんて平和なんだろう。。。空が青いぜ、花粉はかゆいけど。
190226_190301_IMG_1214.jpg190301_190303_IMG_1215.jpg


                  


2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

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私のPCの歴史・1

190318_IMG_1379ss.jpgここ最近、ブログがなかなか更新できずにおりますが、そんな中も
毎日毎日PCには向かい、日々だだだだだだだだだだだだだ!と
ひたすらキーをたたいておりました。
それで気づいたのですが、私のPC、「h」だけ反応がめっちゃ悪いんですわ〜
やっぱイニシャルがhhだけあって、めっちゃh打つんですな、マジで。
hが打てないと、「し」も「ち」も打てないって知ってました?
10日前後が最悪で、又ようやく立ち直って来ました。
一時期は「いな いよこ」になってたわたい。

しかし、今使ってるこのPC、DELL製。2014年GWにすでにオットが写真の学校を
卒業していたにもかかわらず、額割にしてくれたありがたいブツなんですが
それから5年近く、ほとんど壊れたことがないという。。。やっぱ丈夫だわ、DELL。

そんなわけで、私が今まで使ってきたPCを振り返ってみたくなったので、まとめてみます。

◆◯代目PC 機種名(購入日◯年◯月〜故障日◯年◯月・×年(使用年数))OS
過去の記事(ない場合は省略)
という順にお送りしております。


              


◆初代PC IBM製デスクトップ(1996年1月〜2000年・5年)Win95

私が最初に買ったPCは、IBM製デスクトップでWin95。めっちゃ話題になり
(パートナーが)乗せられて、1996年1月、大須の電気街で買った。40万近くしてビックリした。
しかも、外付けのメモリまでつけたのに、一年以上放置してたんだよね。
当時のパートナーは、電気屋に行くと一番いい奴を買わない時が済まないんだけど
買ったら満足しちゃって、全然使わないタイプ。最悪や。
んで、そのIBMでは、ネットすら繋がないまま、2000年頃にぶっ壊れる。


                  


◆2代目PC NEC製ValueStarデスクトップ(2000年〜2006年頃?・6年)Win98

その頃にはPCも格段に安くなってて、次のは一番安い13万くらいのデスクトップ。
NECのヴァリュースター。本当は15万のVaioが欲しかったけど、なぜか、パートナーがたった2万をケチってNEC製に。
んでもプロバイダはなぜかso-netで、ここでようやくネットデビュー。ポストペットはもちろんペンギン。
このPCでは、ほぼほぼso-netの掲示板で遊んでばっかだった気がする。。。。
ネットしてると電話がつながらなくて、ケータイも持ってなかったので、何かと不便だった。
ISDNでテレホーダイで、23時過ぎからが本番!になって、めっちゃ重い、なんてこともあったなぁ(トオイメ)


                  


◆3代目PC 日立Priusデスクトップ(2002年5月〜?)WinXP

ここからは写真付きで記録が残ってる。今見ると、画面小さっっ!
このPCの時代に、フォトショを使えるようになったり、ペンタブで絵を描くようになったり
ブログをはじめたりして、めっちゃ進化した。ブロードバンド(ADSL→光)になったのもこの頃。
ちなみにこのPCは、壊れるまで手元になかったので、最後がどうなったか知らない。
031202pc1.jpg2003.12.02 Tuesday 「わたしも見せちゃお♪('-'*)エヘ」

以前にひよこ日記に書いた、アトリエ公開を待ってたら
いつになるかわからないので、流行に乗り遅れないように(笑)
お見せしてみることに。

ウチのPC、日立のPriusです(2002年5月購入)。
Vaio買いに行ったのに、モニタの美しさに、一目ぼれしちゃいました。

でも、なんてつまらない机周りなんでしょ(笑)
手前のが、ペンタブです。わたしの命!です(ふふ)
左にはスキャナが置いてあります。
プリンタは2階のPCにつながってます。

                  


◆4代目PC Apple iMac G5(2005年1月〜2010年8月・5年8ヶ月)Mac OS X v10.3 Panther

4代目にして待望のMacユーザーに。
機会があれば、もう一回Macユーザーになりたい気持ちは今もある。

それにしても、買う時、私は自分で仕事に使うなんて一言も言ってないのに
やたらとAppleのお兄さんに「この方クリエイターだから、丁重にね」と言われたのは今も覚えてる。

よほどうれしかったんだろうね、私ってば。
あの頃はクリエイターって呼ばれるのは憧れだったもんねぇ。
今だったら、、、最初っから「仕事で使うんで」って言っちゃうもんな。あはは。
050131mac.jpg2005.01.31 Monday「mac買いました」

昨年夏頃から、あちこちで宣言していた通り、macを買いました。

最近、mac miniとipod shuffleが立て続けに発表されて、それに触発されて銀座のApple Storeへ向かったのですが、結局買ったのはimac G5。しかも、贅沢にも20inchモニタです。でかいです。今、和室のテーブルで、Win XPマシンの前で強引に使ってるので、よけいにめちゃくちゃでかく感じます。

で、使い勝手は、どうかというと・・・驚きました。本当に、箱から出して、電源を入れるだけで、さっさか使えるようになったのです。特に我が家は、無線LANで、Air Macを装着済みであったので、本当にな〜〜んにもしなくても、おっけーでした。もうびっくり。

そうそう、わたしが買ったのは、銀座モデルで、メモリを256MB → 512MBに増設して、さらに、キーボードとマウスがワイヤレスになっているというもので、2万円ほどのUPでした。

先日ひとりでApple Storeに赴いたときには、イメージ的にはダイバーのような、かっこいい系のおにいさんが、相談に乗ってくれて、「mac miniに合うモニタというと、どれがお薦めですか?」というわたしの質問に「モニタも買われるんでしたら、imacをお薦めしますが。モニタだけで、10万円以上するんですよね」それはわたしも感じていたのだが、でも、モニタを買っておけば、いずれpower macにも使えるし、などと思っていたのだ。

すると、おにいさんは「mac miniに使うのにいいモニタでは、power macには到底物足りないですよ。」とお答えになる。なるほど、と思って、急に興味は、もともと欲しかったimacに移る(単純)「普通に売ってるモデル以外に、ここApple Storeでしか買えないものがこれでして、メモリが512MBに増設されてるのと、キーボードとマウスがワイヤレスになっています」実は、このところ、USB不信に陥っているわたしは、そのワイヤレスに強く引かれる。「お客様によっては、ワイヤレスなんかいらない、という方も多いんですが、これは便利なんですよ。反応も早いですしね」「そうですよね。アイロンもコードレスになると、すごく便利ですしね」と主婦感覚丸出しで答えるわたし。

「いいたとえですね。もしかして主婦ですか?」「そうです」「えっ。とてもそうは見えませんよ。主婦っぽくないですね(リップサービス?)」「(かなり気を良くする←単純)お上手ですね」で、いろいろお話しした結果、「かなり詳しいですね。お仕事でいろいろなさってるんでしょうね。それでは、これから、家族会議ですか?」と、今日すぐに売りつけようとしないスマートさも気に入った。

正直、ポイントのつく電気屋さんで買う方が、お得なのかな?と思っていたので、参考程度に行っただけだったのだけど、やっぱりApple Storeで買おうと決心。日曜日に、店に着くと、やっぱり混んでいて、おにいさんは接客中。別の女性に説明を受けて購入を決意するのだが、価格を交渉に行ってきますと言って、その女性が話しているのが、先日のおにいさん。

話しかけると、わたしのことを覚えていてくれて、「また戻ってきてくださって、うれしいので、もっと下げちゃって」と結構引いてくれました。それでも、価格のことだけ考えたら、電気屋さんの方がお得なのかもしれないけど、なんと、昨日の日曜の午後に買ったのが、今朝11時には我が家に到着。Apple早いぞ!!そんなわけで、大満足なわたしが、mac + safariからお届けしました。


iMac 24インチ 3.06GHz Intel Core 2 Duo
3.06GHz Intel Core 2 Duo
2GBメモリ/ 500GB ハードディスクドライブ1 / 8倍速 2層式SuperDrive
NVIDIA GeForce 8800 GS (512MBメモリ) / 出荷予定日: 2-4 営業日
送料無料 / ¥244,600 (本体価格 ¥232,952)
<オプション>
 4 GB 800MHz DDR2 SDRAM - 2x2 GB [プラス ¥23,520]
 1TB Serial ATA Drive [プラス ¥27,930]
 AppleCare Protection Plan for iMac - 自動登録 [プラス ¥22,050]

本体価格:¥302,952 + 消費税:¥15,148 = 小計:¥318,100

                  


Macは長いこと使ってたし、思い入れもあって、結構記録がイロイロ残ってる。

当時はお金はあったので、3年保証のアップルケア2万円也にも入っており
その後一人暮らしを始めてからも、度々壊れてサポートに電話したっけ。
そしてこれは、サポートが切れる直前の話。
ここでははしょったけど、期限は保証期間の前日までだとか、ごねられたけど、負けなかった私w
080205imac1.jpg2008.02.04 Monday「おかえりiMac G5」

金曜日に修理に出したiMacが帰ってきました。はやっ。

修理に出した原因は、
・使用中の電源落ち
・使用中のフリーズ
なんですが、パワーサプライとロジックボードの交換をしてくれたそう。
交換だと早いんでしょうね。

080205imac2.jpgそれ以外に、iMacの仕様として、CD/DVDにふたがなく、本体の右の穴に
差し込むだけで、イジェクトするとそれが飛び出すのですが
手で受けていないと落ちてしまったんです。コレも故障だったそうで。
(・・・・・こういう仕様じゃなかったんだ・・・)

本来は入り口付近で止まる仕様だったのですね(考えてみれば当たり前)

勝手に直されてきました(笑)

ほらこんな風に・・・・前は止まらなかったのよっ(涙)

                  


修理から半年後にはもう調子悪かったのねー(しかしここから更に2年使う)

2008.07.30 Wednesday 「パタパタパタ」

引っ越しのため重い貯金箱(20万円貯まる500円玉貯金)をあけてみたら
なんと11万3千10円ありまひた。(500円玉貯金なのになぜ10円?)
2年半でよく頑張ったよ。
前の引っ越しのときは8万くらいだった記憶だから今回の勝ち。(何の勝ち負けやねん)

相変わらず気が遠くなりそうな荷物と格闘しつつ
先週までのお仕事はなんとかやり終えてホッとしたのもつかの間、
今日明日はプレゼンの為にキャラクター作りをしつつ、企画書の続き。

『ひよこだがね』の更新が止まってるよーとのご指摘もいただき
書きたい日記、書かなくてはいけない日記もあるんですが
今は床にmacを直置きしてるような仮姿勢。
きちんと描かねばと思うほど、今は無理!と言う感じなのであります。

□買い物メモ□
macさま、いつ壊れてもおかしくなさそう。でも頑張って〜

                  


今のオットと結婚して、IKEAでぴったりの机を買ってもらう。幸せ♡
080816kagu.jpg2008.09.23 Tuesday 「Macサマの場所」

ワタシはたぶんこの世からテレビがなくなっても
電話がなくなっても(携帯含む)、お酒がなくなっても
全然平気で生きて行くと思うが、ただひとつコレがなくなったら
生きては行かれないだろうと言うものが、そう、PCなのだ。

引っ越して約一ヶ月の間、そのPCの場所が定まらず
あちこち移動しては使っていたので、落ち着いて仕事ができなかった。
(そんな中で7月中に3つの仕事をこなした自分をほめたい)

もともとMacは電源を毎回落とすのを推奨していなくて
2日以内に使用する予定ならばスリープ状態にしておくのがベスト。
それが毎回電源を落とすのも何となくストレスで
IKEAで新しく買ったデスクと椅子をソニオが組み立ててくれるのを
心待ちにしていた。ついにその日がやって来たのだった。

いやもう1ヶ月以上前の話なんですけどね。8/16(土)のお話。

                  


ついに壊れる。5年半のお付き合いでした。。。
しかし、最後の一年くらいは、ほとんど使ってなかったなぁ。。。
2010.08.16 Monday 「さようなら。」

ついにMacが壊れた。

スリープ状態を立ち上げようとしたら、目の前で電源が切れて、そのまま立ち上がらなくなった・・・
・・・さようなら、iMacG5・・・・。

先週スリープ状態のはずが、勝手に電源が切れているのに、危機感を感じて、バックアップをとって正解だった。
そんなわけで、すべてのバックアップは取ってあるので、まぁよしとしよう。
このタイミングで壊れるとは、ちょっとショックだけどねぇ・・・・

5年半も使ってると、愛着がわくのだ。
買ったのは、2005年の一月。
銀座のアップルストアの帰り道、ワクワクしながら帰ったのを覚えてる。

いろんな私の気持ちを知ってるMac。

大笑いしながらメールやサイトを読んだことも
泣きながらメールを書いたことも
ぷんぷん怒ってたことも
寝ないで仕事した夜も朝も

二度の引っ越しも

・・・ありがとう。

ずっといい相棒でいてくれて。
本当にありがとう。

                  


◆5代目PC 東芝ノートPC(2006年3月〜2010年3月・4年)WinXP

2006年3月、まだ買って1年くらいのMacが壊れて、確かワイヤレスのキーボードなんかも使えなくなって
外付けのキーボードまで買ったのだった。
やっぱ仕事で急に使えなくなるのは不安なのと、検証用にWinを購入。初めてのノートPCです。
会社で使うようなゴッツイやつで、2008年頃までは全くと言っていいほど使わなかったんだけど
2009年春にアメブロ始めたら、AmebaとMacの相性が悪すぎて、このPCが大活躍。
しかし、ハードどに使いすぎて、1年後には、なんと液晶が焼き切れて、HDは動いてるっぽいのに
画面にはなーんにも映らない。ここでXPが終了となり、ペンタブも新しくなった。
2006.03.12 Sunday「Mac壊れる」

木曜の夜というか、金曜の深夜、マックが壊れた。金曜の仕事帰りに、銀座のアップルストアに寄って質問したり、土曜の朝に、アップルケア(入っててよかった!)に電話したり、そんなこんなで、無事バックアップも取れて、ネットにも繋がったのだけど、Safariが壊れているので、やっぱり一度クリーンインストールしなくては。それでもダメなら、修理に出さねば。

いざというときのために、Windowsのノートを買った。機能重視で安さで決めたら、まるで今会社で使ってるののような、ものすごく無骨な感じのになってしまった。なんかこう「使う歓び」みたいなものはあんまり・・・ま、快適に使えそうなのでよしとしよう。

#フリーランス #仕事の流儀 #イラストレーターの仕事 #ライターの仕事


                  


2/21(木)〜2/25(月)
2月は毎週金曜日にソフトバンクで吉牛が一個もらえるとのことで、今回は皆勤賞。
その吉牛以外は充実の手づくりごはんの日々。味噌が足りなくて牛乳を足してみたらこれがうんまくて
牛乳味噌汁がしばらくブームになった。でもその後あったかくなってきて、一瞬でブームは去った(笑)
寒いのももう少しの我慢と思いながら過ごしていた日々。久々のアボカドやっぱうんまい。
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2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

アトピーの夫と暮らしています



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3月11日から8年経ち、私も立派なプロになったのかな。

あの震災の頃は、東京で、絵本の勉強をダラダラしながら、帽子をやっぱりダラダラ作って
結局何がしたいんだかよく分からない人だった、と思う。
あれから8年経って、今の私は少しは何者かになれただろうか。
もしかすると、今もまだやりたいことがあり過ぎて、迷走してるんじゃないだろうか。
それでも、今は軸があって、そこから派生していると言えるだけ、進歩したのではないかと思う。

#仕事の流儀 #イラストレーターの仕事 #ライターの仕事 #フリーランス


                  


190312_karaoke.jpg予定通り確定申告は一日で作業終了(2人分)。
自分で言うのも何だが、私って見た目よりかなり有能だわw
(入力は夫が2日程で作業済み。ちゅーことは、3日あれば
できるんだな)しかし、やはり焦っていたのか、すっかり
すイエんサーの告知を忘れてしまいますた。
今回は、カラオケで上手に歌う方法!歓送迎会シーズン
カッコよく歌で決めるためにも、ぜひ土曜日10:00〜の再放送を
ご覧下さいね〜♡
今年度の新作は今回で最後、すイエんサーも私のイラストも
来年度も続投です!どうぞよろしくお願い致します〜〜
http://www.nhk.or.jp/suiensaa-blog/koremade/315575.html


                  


確定申告作業をしているときに、報酬が間違ってる(消費税分が足されてない)ことに気づいて
ちょっと迷ったのだけど、ドキドキしながら、メールしてみた。

すると丁寧にお詫びされ、あっさりと、来月支払っていただけることになった。
上司の方まで巻き込んでご連絡くださったのだが、担当編集さんからは、これに懲りず今後もぜひ
お力添えをお願いしたいとまで言われて、何だか逆に襟を正したい気持ちになった。

私は所属しているイラストレーター団体の啓もう活動のおかげで(笑)、こういうことを指摘する方なんだけど
金額を指摘したからと言って、仕事が来なくなるということは、とりあえず今まではなかった。

それって当たり前のことなんだけど、結構みんな、我慢しがち。でも、我慢して、嫌な気持ちで仕事を受けるのって
よくないもんね。気持ちよくお仕事できるというのは、うれしいことだね♡


                  


190311_IMG_0313.jpg3月11日当日は、いろいろバタバタで、書く余裕がなかったのだけど
たぶん、あの震災がなかったら、今もまだ東京に住んでいたのかも
しれないと思うことがある。
    
拙著を読まれた方はよくご存じだけれど、あの震災の日、私たちは
東京東部に住んでいた。
病で家に居たオットと酸っぱいうどん(厳しい食事制限を
していたので砂糖を使えず、酢で味付けしていた。コレがホントの
「すうどん」(笑))を食べて、ホッとひと息ついたところに
大きな揺れが来た。

私の住んでいた場所は震度5強。東北の方には叱られるかも
しれないけど本当に怖かった。その後、電気が使えなくなるかも?
とのことだったので、ガスでご飯を炊いて、大量のおにぎりを握った。

2011年3月11日に食べた物が上の二枚。    
下の二枚が今年の3月11日に食べたもの。

8年経って、彼の病が良くなり、こんなに色んなものが食べられるようになったのは
本当に幸せなことだと思う。ウチはほとんど外食もせず、どちらか手の空いてる方が食事の支度をする。
それが一番安心だし、結局一番贅沢なことのような気がしている。

#結婚


                  


2/17(日)〜2/21(木)
夜中についつい仕事をして、頭が疲れて甘いものが欲しくなり、毎日のように
フレンチトーストもどきやジャムやはちみつをタップリ塗ったパンなど食べてしまう。
それと、赤いチョコレートが今のトレンド。バレンタインも盛り上がっていた模様。
(テレビで見ただけ)
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2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

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フリーランスは本当に楽で自由なのか。

190307_IMG_1124.jpg2019.03.08 Friday
【お仕事】3/7(木)から配布開始のリビング名古屋3/9号の1面に
イラスト描かせていただきました。リビング新聞20周年記念だそうで
おめでとうございます!!そのラストを飾るイベントとして
ぬり絵コンテストを開催。そのぬり絵を担当致しました。
「20年後の名古屋」がテーマです。

コンテストは豪華賞品も用意されております〜
応募要項(2面に記載あり)
・紙面(1面)のぬり絵を手描きで塗って切り取ったもの(データは不可)
・応募は郵送のみ
応募締め切り・・・3月30日(土)必着
該当地域の皆さま、ふるってご応募くださいませ〜〜〜
https://hiyoko.tv/a_tori_ie_dayori/log/info/eid197.html


              


2019.03.10 Sunday
常日頃から、イラストレーターなんて辞めた方がええんではないか、としょっちゅう思うワタクシ。
これがデフォルトです。

ただ、そういう時に限って、続けてきてよかった、と思うような出来事が起こるのですわ。    
最近、イラストレーターとしての自分の仕事がすうっと一本に繋がるような
うれしい出来事がありまして。
  
別にそれで大金が転がり込んできたと言う訳でもなく、人によっては
「あ、そう、それで?」程度の話なんです。
それでもただ私はウレシイと言うだけの話。
   
そうは言ってもあなたなんか、本も出しているしN◎Kの仕事もしてるんだから安泰じゃないの
と言われたりすることもあって、ビックリするんですが、この仕事に安泰なんてありませんので(断言)
   
常に崖っぷちで、明日はどうなるかなんてわからないのがこの世界。
だからこそ、飲みの誘いは断っても、仕事は断らずに、休みなく働く訳ですわ。
ウチは二人してそんな感じなので余計に(笑)
  
どうにもあかんくなったら、最後は二人で死のう!とお互いに言い合い
子供が居ないのも、こういう時は気楽だよね、と笑い合い
それでも函館の両親より先に逝かない程度には頑張ろう、というのが仕事の原動力。
  
こう書くとなかなかに笑えない感じですが、フリーランスなんてどこもこんな感じじゃないか?
フリーは気楽でいいな、会社なんて辞めちゃおうかな、って考えてる会社員の方に
決して気軽にええよ、とは言えないです、というか、全力で止めるかもしれませんw
  
どうも周りにそう言う人が増えてるっぽいので、そんな甘くないよ、と書いてみましたw


◇◆◇コメント◇◆◇

S田T子 わかりますわかりますとも!

  陽菜 ひよ子 S田さん わかっていただけてうれしいです!ですよね〜〜〜〜。  
  S田さんほどのキャリアでも共感いただけるんだから、私なんか不安定で当然だなーと思いました。
  精進します!!

O.T 以前、高校時代の同級生(某大企業の社員)に「作家はいいよな。定年がなくて」と言われたのですかさず
「定年はないけど明日もないよ」と答えました。

  陽菜 ひよ子 O先生 O先生程の方でも「明日はない」と感じるものなんですね。
  それにしても名言すぎます!もし誰かに言われたら、使わせて下さい(≧▽≦)

  O.T どうぞどうぞ使ってください。これはすべてのフリーランスの方々の気持ちだと思いますので。
  僕自身、2年後くらいまでは見通せますが、その先は真っ暗です。そんな状態で30年間続けてきました。
  見通せていると思っている2年だって、いつ引っくり返るかもわからないですしね。
  だから、みんなが同じような境遇で戦っている。そのことは忘れないでいてください。
  戦うのはひとりですが、戦友はいっぱいいます。

F田 S よく分かりますよ同じフリーランスとして。
忙しいからといって売上に比例する訳でもないし、忙しい時に限って重なるし(笑)
ある意味、自由になる時間は勤め人よりもできやすいので
その時の過ごし方をいかに有効にするかです!

  陽菜 ひよ子 F田さん 共感していただけてうれしいです!ホントおっしゃる通りですね!
  仕事が無いと不安になりますが、その時間に充実して過ごすって大事ですね。

I.T バブル期に、代理店のデザイナーが何人かフリーに成って飛んで行きましたー。

  陽菜 ひよ子 Tちんさま 会社のチカラを自分の力と勘違いしちゃったパターンですね。
  ざんねんですw

R M子 おっしゃる通り。作家とか画家とか、ある意味その日暮らし。お互いがんばりましょう!

  陽菜 ひよ子 Rさん ありがとうございます!寮さんにそう言っていただけると、すごく勇気が出ます。
  おこがましいですが、ホントお互い頑張りましょう〜!!

  R M子 うん。それに、ゼロから物を造り世界に送り出す喜び。これも報酬のうち。
  もちろん、お金はないと困るけれど、この創造の喜びという報酬は、手放せないよね!

  陽菜 ひよ子 Rさん 本当にそうですよね。自分の描いたものが世の中に出て行く喜びは
  何物にも代えがたいです。そしてそこから生まれるご縁を感じたりすると、辞められないですよね。
  お金は、普通に生活できればいいかなーと思います。

K.Y 起業についてもそんなノリで言われること多々有り。そんな甘くないよ!

  陽菜 ひよ子 Kさん ホントそうだよねぇ。Kさんは若くして社長になられて
  もちろんその影にはすごく大変なこともあっただろうし、Kさんだからできたことだなんだけど
  あまりにさりげなく社長業してるように見えるから、その表面だけ見て
  自分にも出来そうって思っちゃう人もいるんだろうね。

  K.Y ですねぇ。10年経ったら会社なんて1割も残らないんですが…(なんとか14年目)。

  陽菜 ひよ子 Kさん そそ、ベンチャー企業の定着率の低さって驚きの数字なのよね。
  なのに、なぜそう軽く考えられるのかが不思議ー。

K.M 私もドラマ撮影で、ある俳優さんが病欠。替わりがいないわけで、その日は撮休。
作家さんや俳優さん、一人で名前を売る方は商品そのもの。一度なにかあると、保障が無い。
一生働かないと、年金もろくに無い。
その点、サラリーマンは社会保障に、退職金(会社によりますが)、年金に。
今、私は育休で給付金も国から貰えるし辞めれば失業保険も貰える(期間限定)。
でも、切羽詰まると、後先考えられなくなったりするんですよね💦

  陽菜 ひよ子 Kさん どんな人も切羽詰まれば余裕はなくなりますが、
  常に切羽詰まった状態なのが、フリーランスだと思えば、簡単に会社辞めようなんて
  思えなくなりますよ〜〜〜。かわいいお子さんのために、頑張って下さいませ!

  K.M そうなんですよね。私は、少なくとも、後先考えない会社の辞め方は
  出来なくなりました💦ありがとうございます!頑張ります

H.Y 特に最近、知人の活躍に嫉妬すること日常茶飯事で、自分は向いてないのでは
と思ってしまうけど、この仕事を辞めたところでどうする当てもなく…
厳しいけれど、ときたま得られる「やってて良かった!」という喜びがあるから続けられますよね。
うん、やっぱり辞めたくない。

  陽菜 ひよ子 Yさん この仕事は本当にほんのときどき、ですが、ものすごい喜びを
  得られる瞬間があって、そのダイヤみたいなきらめきは、中毒になりますよね、ヤバイですw 
  少し話がずれますが、Yさんは私から見れば、かわいいお子さんがいらして、それだけでも
  すごく羨ましいです。でもそんな私のことも、仲の良いオットがいて羨ましいと思う人も
  いるだろうし、まったく同じ境遇の人がいない以上、みんなどこか誰かのことが
  羨ましかったりするんでしょうね。

  H.Y そうなんですよね!みんなどこか羨ましがったり羨ましがられたりしてる。
  でも私も含め多くの人は良い部分しか外に出さないから、そこだけを見て比較するのは
  意味がないと、自分に言い聞かせてます^_^

O.M 必殺ひよこ節‼︎

  陽菜 ひよ子 Mさん またみんなで語り合いたいねー。Kちゃんたちとは会ってる?
  東京をもう一度着物着て歩くのは、もはや悲願だわ(笑


#仕事の流儀 #イラストレーターの仕事 #ライターの仕事 #フリーランス


                  


2/11(月)〜2/17(日)この頃から3月半ばの一か月くらい、仕事がどんどん詰まって行きました。
毎年この時期はバタバタ。。。今もバタバタです。
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2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

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久しぶりの空模様。

190202_OEJK1807.jpg2019.02.02 Saturday
先月半ばに、ハワイ土産のパンケーキをいただいた。
久しぶりに刺激を受けた時間だった。
私より一回り以上も年下のその女性の持つパワー。
底知れぬほどいろんな経験をして
30にしてもう悠々自適な生活をしている!って
いやもう何ともすごい話。

フツーに考えると、それだけでもすごい「仕事」は
趣味でやっていて、本当の仕事はもっと別の事。
一見ギャル風にも見えなくもない外見なのに
一体どんな生活を送っているのか。不思議。

こんなに興味を惹かれる人には久しぶりに会った。

フレーバードパンケーキって初めてだったけど、ナチュラルフレーバーとあるので、たぶん自然素材のものだろう
(そもそも彼女はそんな怪しいものは買わないだろう)と安心しつつ
・イチゴとグアバ
・ブルーベリーとアサイ―
のパンケーキを焼いた。特にブルーベリーの方は、混ぜた途端(レシピは粉と水半カップを混ぜるだけ。
我が家は水ではなく牛乳にしたけど)魔女の実験みたいな、とんでもない紫色に近いピンクのネバネバになった。

焼いてみてもやっぱりピンク。これはカワイイ。気分が上がった♡


                  


オットがアトピーで倒れたのと前後して、当時巻き起こったSE自宅待機問題で、我が家を不穏な空気が満たしていた頃
私は毎日石井ゆかりさんの筋トレを楽しみにしていた。
あの頃はほんのわずかでも未来に明るい兆しが見えないか、少しでも希望の芽が見えないか、手探りで探していたのだ。

最近すっかりFBに飽きてしまい(書くのには飽きたけど、人様の投稿は楽しみにしている)
Twitterに主軸を移しつつあるせいか、フォローしてる石井さんの投稿を目にすることも増えた。
久しぶりに週報を読み返すと、思わずうなってしまう。う〜ん、深い!

一部省略しているので、原文は日付のリンク先でお読みくださいませ。(太字部分に注目!)
2018/12/24-12/30 牡羊座の空模様

折しもクリスマスですが
今年、最も素敵なギフトをもらえそうなのは
牡羊座のあなたかもしれません。

その贈り物によって「胸を打たれる」ことになります。
もちろん、イイ意味です。

愛というものが、
自分以外の誰かを本当に幸福にしたいという願いであるならば
あなたのもとに、今週そういうものが
きっと届くだろうと思います。
この週、確かにうれしいことがあった。
こんなに美しい言葉で説明できる様なことではないけれど。
でも結局、愛を持った人のおかげで回り回っていいお話が舞い込んできた、そんな感じ。
2019/1/21-1/27 牡羊座の空模様

「自分は天才だ!」と信じることができる人もいますが、
なかなか、そうはいかない人のほうが多いのではないかと思います。

「誰にでも特別な才能がある」という人もいますし、
そうではないよという人もいます。
でも、少なくとも、多くの人には
「他の教科と比べれば、若干、よくできる教科」
「ほかのことよりは楽しくできること」
「やっていて飽きないこと」
などが思い当たるものではないでしょうか。
それを「才能」と呼ぶかどうかはまた、別の問題ですが
心から好きだと思えること、
自分でも「これはよくできたな」と内心、ガッツポーズをしたいようなこと、
などは、とても大切な、生活の宝物です。

今週「才能が開花する」ようなタイミングが巡ってきそうです。
それは、もしかすると「才能」と呼ぶよりは、
上記のような
「ちょっとだけ上手くできること」「好きなこと」
のようなことなのかもしれません。
あなたの内側から出てくるエネルギーが、
美しい結晶となって、あなたのまわりの世界を照らし出します。
あなたの個性や才能が、
あなたの住む世界に、ちょっとしたミラクルを引き起こす気配もあります。

または、「愛のミラクル」が起こる時間となるかもしれません。
他者や大切な人に対して、
あなたがひたむきに働きかけてきた、その経緯が、
一つの結晶のように輝きを帯びて、
あなたの人生を新しい光で照らしてくれることになるかもしれません。
この文章は、最近読んだある文章とリンクしている。
4つの才能を同時平行させる米津玄師「パートタイムで仕事をする人こそが21世紀の真のイノベーター。」
簡単に言ってしまうと、今は例えば、イチローのように一つのことに一流であるより
米津玄師のように、本業の音楽以外に、ダンス・映像・イラストと、例え一つ一つは一流とは言えなくても
むしろ二流であることをいくつも持ってるほうが、総合的なスキルとしては高くなるということ。
ビジネスモデルの寿命が短い現代においては、むしろ一つのことに特化して全ての比重を傾けてしまうのは
リスクが高いと言えるのだ。

これね、本当にそうだと思うわ。ずっと自分に呪いをかけてきたからね。
イラストレーターなんだから、イラスト以外のことに手を出すというのは、負けを認めることになるんではないかと
自分に呪縛をかけてきたけれど、そうじゃないんだよね。
2019/1/28-2/3 牡羊座の空模様

このところ、
何かを決断したり、実行に移したり、という、
ある意味「まっすぐ」な動きが多かったかもしれません。
あらかじめ決めておいた枠組みに物事をキッチリはめていくような、
そんな密度の高い雰囲気に包まれていたのではないでしょうか。

今週はその雰囲気が少し変わり、
「余裕」が出てきます。
「必ずしも決めたとおりにやらなくてもよい」とか、
「正解は一つではなく、たくさんある」など、
状況に広がりが出てきて、
変化球を投げやすくなるようです。
今自分が向こうと思っている方向に、しっくりする言葉たち。
そんな石井さんの言葉は、いつも向かおうとしている道への後押しをしてくれる。

もう何屋さんでもいいし、きっちり決められたとおりにやらなくていいんだね。

そういえば、私が必死に仕事をしていると、最近必ずオットがちょっかいをかけてきて
ちょっと困っていたのだけど、彼なりの考えがあったようで。(そもそも彼は考えなしに行動を起こすことはない)

私はどうも仕事に夢中になると眉間にしわを寄せて必死にやり過ぎてしまうようで
少し肩の力を抜いて、という彼なりのサインだったらしい。
はい、2019年は肩の力を抜いて仕事します。

#仕事の流儀 #イラストレーターの仕事 #ライターの仕事


                  


1/21(月)〜1/24(木)
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人生フルーツ

180922_IMG_5302.jpg2018.09.22 Saturday
極上のファンタジー。得難い楽園が、そこにある。

クヌギ、コナラ等の雑木の庭で、自作した作物で、ジャムや
デザートまでこしらえて、丁寧に料理した食事の並ぶ食卓。
バリっとアイロンのかかったクロスには美しい刺繡。
30畳の広いワン・ルームの片隅には機織り機まである。

90歳の建築家のご主人が、師であった建築家アントニン・レーモンドの旧宅を模して設計した建物には、玄関も無く
庭からフラリと入れるようになっている。このラフな感じが、ご夫婦のたたずまいをも表している。
かしこまらず、ただ日々を丁寧に暮らす。日々を消費するだけのほとんどの現代人には、理想郷のようだ。

「家は、暮らしの宝箱でなくてはならない」(ル・コルビュジエ)
「すべての答えは、偉大なる自然のなかにある」(アントニオ・ガウディ)
「長く生きるほど、人生は美しくなる」(フランク・ロイド・ライト)

この三つの言葉が、ご夫妻の暮らしや人生を集約している。


                  


言葉少ななご主人の修一さんに比べて、奥さまの英子さんは84歳とは思えないはっきりとした口調で語る。
バスでデパート?まで行き、20年来の付き合いだという八百屋さんや魚屋さんで「今日はいいトロある?」と
対面で買い物しながら「やっぱり人なのよ、長い付き合いでね、わかってる人からでないと買えないの」
コンビニで買い物したことが一度もないそう。

ガスレンジですら恐る恐る使い始めたので、レンジなんてとんでもない!
と、ガスオーブンは駆使しながら、和食からジャム、ケーキまで、なんでも作ってしまう。
朝は修一さんは和食で、英子さんはパン食。修一さんのためだけにキチンと数品おかずを準備する。
英子さんのパンには、庭で採れた果実で作ったジャムをたっぷりと。

そんな食事の合間も、二人は休むことなく動き続けている。庭仕事や障子貼りなど、やることはいくらでも尽きない。
忙しい日々の合間に孫のはなこさんのために作ったというドールハウスが圧巻。

半田市の造り酒屋のお嬢様であった英子さんは、育ちの良い人らしく、夜眠るとき以外は女の子は
横になってはいけないとしつけられたと話すけれど、本当にそんな感じでずっと働いている。
様々な便利な既製品や機械類は使わず、ゆっくりと時間をかけて、家事をこなし、手仕事をして暮らす。
ゆったりとした動作で、高齢のお二人が、一つ一つ丁寧に時間をかけても、こんなにもいろんなことができる。

文明が進んで便利になったはずなのに、どうして私たちは未だにこんなに忙しく、時間に追われているんだろう?
気付くと、今日一日何をしたっけ?と首をかしげることもしばしばだ。
改めて不思議になった。

この暮らしそのままには出来ないけれど、お二人の言葉や精神は、忘れずにいたいことが多かった。

例えば、修一さんは、英子さんが「一番のガールフレンド」だという。90と84になっても二人は恋人同士だってこと。
そして英子さんは、とにかく修一さんが一番で、修一さんのためになることを心がけているのだという。
毎日毎日飛び切りのご馳走を作り続けるのも修一さんのため。
修一さんのためになることが、引いては自分自身のためになるのだという。

そう言いつつ、リビングのテーブルの位置は、庭の近くがいいという修一さんの意見を抑えて
「少し遠巻きに見る方がいい」という英子さんの意志を通している。
さりげなく、ちゃんと英子さん流に物事が進んでいる。
賢い女性は、そうやって夫を支えて、夫を活躍させ、後ろからコッソリ主導権を握って、家庭を回して行くのだ。
見習わねば(笑)


                  


https://www.hbf.or.jp/magazine/article/hbf2016_vol6
第42回放送文化基金賞 2016年9月26日
テレビエンターテインメント番組 [最優秀賞]
「人生フルーツ ある建築家と雑木林のものがたり」の舞台を訪ねて
 聞き手・文 / 堀川とんこう(テレビエンターテインメント番組 審査委員長)
 語り手 / 阿武野勝彦(あぶの かつひこ)(東海テレビ・報道局プロデューサー)
      伏原健之(ふしはら けんし)(東海テレビ・報道局ディレクター)
エンタメ部門の最優秀賞『人生フルーツ』は、ある老夫婦のゆったりとした暮らしぶりを
静かに見つめた素晴らしい作品だが、こういうにじみ出るような味わいは、そう簡単に
作り出せるものではない。この作品はどのようにして生まれたのだろう?
番組を制作した東海テレビのスタッフと、描かれたご夫婦の家を訪ねることにした。

阿武野さんはドキュメンタリーの世界ではつとに有名な人で、お目にかかったこともあり
『死刑弁護人』など、何本かの作品も拝見している。
この作品が表現したもの、いわゆるメッセージは必ずしもわかり易くはない。
流行りのテレビ番組の味わいとは違ったものだろう。
狙いが伝わるという自信は?
伏原D
 何が撮れているのか、撮れたものがあるのか、わからなかった。
 2年も取材して、400本も廻して、とんでもない駄作をつくってしまったか、と非常に不安だった。
 もうこれで次はないかと。カメラマンの村田にも、何も起こらないものを撮ることになるかもしれない
 と不安を打ち明けて、納得してもらった。

阿武野P
 私は心配していなかった。とにかく取材先へ回数多く通え。通えば必ず撮れている。
 日常に入り込んでじっと観察し続けろ、とアドバイスした。
撮れている、撮れているはずだ、というのはおもしろい。
ディレクターが意識しないものが撮れているということだろうか。
ドラマでは使わない言い方です
伏原D
 修一という人に惚れ込んでいたが、好きだと悟られないように作りたい、と思った。
 修一さんに自分の父親を重ね合わせているところがあった。
 父は自分の生き方というようなことは語らないが、語りたいことはあるに違いない。
 こっちも聞きたいことはあった。

阿武野P
 イベントを撮ろうとするな、日常を積み重ねろ。
 イベントは撮っても結局使えないぞと言っていた。

伏原D
 それでも、なにかドラマチックなことが起これ、起これと毎日思っていた
 知らなかった過去が出てくるとか、夫婦の大ゲンカとか。
 隣人が凄い迷惑をしていて、この木を切れといってくるとか。
 でも何も起こらないので、あせって小手先のテクニックを使おうかという誘惑を感じたりもした。
 取材対象を動かすとか、長年やってきてそういう引き出しがなくもないので。
ドラマや盛り上がるシーンが欲しいというのは、テレビマンなら当然望むことだろう。
ついつい「演出」の手を加えたくなる、という気持ちもよく分かる。

しかしじっと我慢してフィルムを回すうち、一番のドラマが起こる。修一さんの突然の死。
まさにこのドキュメンタリーは、今このときでなければ成立しなかったのだ。
あと一年早くても、一年遅くても、まったく別のものになっていただろう。
撮られるべくして撮られた作品。

修一さんが亡くなって、英子さんは「もうどうしていいかわからない」と言いながらも、日々の生活は脈々と
それまでと同じように過ぎて行く。あんなに毎日お料理していたのに
「もっとおいしいものをたくさん作ってあげれば良かった」と言う英子さん。
朝、自分のパン食と一緒に、修一さんの御前に供えるためだけに、キチンと一汁三菜用意するのも同じ。
こんなこと、誰にでも出来ることではない。

それでも高い場所や力仕事など、英子さんの手には負えないことが出てくる。
ついには業者に頼んで高枝を切ってもらう。修一さんに「私にはできないから許してね」と謝りながら。
そこが一番切なかった。

決して演出したわけではないけれど、修一さんの最後の仕事の工事が始まるところで、物語は終わる。
高蔵寺ニュータウンでは果たせなかった「人間らしい」街を創る仕事。
心を病んだ人が、ホッと和める場所を作りたいという依頼だった。


                  
畑も雑木林も少し荒れている。手入れが行き届かない。それもそのはずだ。
修一さんは去年の6月に亡くなった。番組のなかで描かれている通りだ。
主はもういないのだ。しかし、修一さんの強烈な個性は生き続けている。
生き続けてこの家に満ち満ちている。

それは番組に登場する温顔の好々爺の修一さんではない。
もっとわがままな才能、強烈に自己主張する個性。建築に関する哲学の実践。
英子さんはその哲学に優しく寄り添ったガールフレンドなのではないか。
作中に、そんな修一さんの一面が垣間見られるシーンがある。
デザートのさくらんぼヨーグルトに、うっかり英子さんが金属のスプーンを添えると
「これじゃないほうがいいんだ」と言って食べようとしない修一さん。
「ごめんなさいね」と慌てて木のスプーンを差しだす英子さん。
スプーンひとつにも、修一さんには哲学がある。単なるワガママとも言えるけれど(笑)

奥さまの英子さんは、日本のターシャ・テューダー。この生活は「大草原の小さな家」そのものだ。
どちらも荒れ地を開拓したフロンティア精神に溢れている。お二人も、公団の仕事としては成し得なかった
高蔵寺ニュータウンの土地に、雑木の森を作ることと目的に、雄々しくこの地に降り立ったのだ。
それから50年。木は大きく茂り、土は肥え、作物はたわわに実った。

「(子供たちに)何も遺せないけど、肥えた土地を遺すことだけはできる」という英子さんの言葉は
まさに開拓者の言葉だと思う。

けれど、昔の物のない時代に、否応なしに行われた手仕事と比べると、ターシャのも、ご夫婦のそれも
非常に贅沢な中に成り立っているのも事実。作中で貧乏だと英子さんが語るくだりがあるけれど
それは過去そうであった時期もあるかもしれないけれど、少なくとも撮影当時はそうではないだろう。

まず、車がなくても生活できる土地に、これだけの作物の採れる庭を持つ人がどれだけいるだろう。
野菜のほとんどをを自給自足しているとはいえ、老後、年金で暮らしながら、デパートで買い物できる
余裕のある層は、そうはいないだろう。
好むと好まざるに関わらず、スーパーの特売に頼るしかないのが現実だ。

一見、とても人間らしい、つつましやかな、清貧な暮らしに見えて、その実は贅沢な暮らしなのだ。
誰もが実現できる生活ではない。例え英子さんと同じくらい手仕事が得意だとしても、日々の糧を得るための
仕事に追われ、忙殺されて、生活から潤いは失われて行く。

そういった意味でも、この夫婦の生活は「奇跡」とも「ファンタジー」とも言えるのだ。


                  


映画自体もいろいろ考えさせられたけれど、途中に差し込んだテレビマンへのインタビューも興味深かった。
「演出をするな」「イベントを撮るな」といういわゆる「テレビらしさ」とは真逆を行く作り方には特に。

少し前に、あるお店のオーナーを取材した際のことを思い出した。
依頼は、店ではなくオーナー個人に迫って欲しいというものだったので、いろいろ尋ねると、その人は怒り出した。
どうやら店の宣伝をしてもらえると思ったようで、自分の個人的なことは書いて欲しくないというのだ。
(という割には、ペラペラしゃべって、そのあと「これ書くの?」と聞いてきて切れるという。。。
書いて欲しくないなら、しゃべらなければ良いのにねー。雑談じゃなくて取材なんだからさ。)

その媒体の趣旨は、面白い活動をしている人にスポットを当てて応援するというもの。
その趣旨が伝わっていないのは、媒体側の問題でもある。
オーナーにスポットが当たれば、おのずから店も繁盛すると思うんだが、どうやらそれは嫌らしい。

それで結局、オーナーではなく店長に話を聞くことにしたのだけど、そのお店がとても
素敵なコンセプトのお店だったので、何か誕生秘話というか、作るに当たっての哲学やストーリーなど
そう言った何かがないかと、尋ねたところ
「そんなものありません。ストーリーが無くちゃいけないんですか?」
と逆に尋ねられた。

その時は返答しなかったけど、答えを言うなら「Yes」である。
今の時代は、ただのモノは売れない。けれど、そこに物語があれば、高額でも売れるのだ。

オーナーには哲学などなく、その一見素敵なコンセプトは、ただ「ニッチな分野だし、儲かりそうなんで
始めただけ」だとのこと。しかし結局、店は上手くいっておらず、他に所有してる他業態の店の利益で
辛うじて維持できているだけ。この店だけでは赤字なのだという。

いや、この店が上手くいかないのは「哲学がないから」やろ!と言いたいのをぐっと飲み込んだ。

けれど、このテレビマンのインタビューを読んだとき、こう思った。
「もしかして、私のしていたことは、過剰な演出だったのか?やたらドラマを欲しがるメディアの悪癖が出ていたのか?」

いや、そうではない。

修一さんと英子さんには、確固とした哲学があるから、すでに揺るぎない物語があるから
ただそれを追うだけで、素晴らしい世界観になるのだ。

哲学も物語も何もない店をどんなに追ったところで、そこに心を打つ世界など生まれはしない。

とは言え、私もプロの物書きですから、そこはしっかりと、取材の中からかすかに感じ取れた哲学を
必死につなぎ合わせて、大変素敵なお店としてご紹介させていただきました。

しかし、私に怒鳴りつけたオーナーは、さぞかし度肝を抜かれたことだろう。
「あれ?俺の店って、こんな素敵やったっけ」

#仕事の流儀 #ライターの仕事


                  


ナレーターの樹木希林さんが先日亡くなられた追悼番組として放送されて、ようやく見られた。
この映画が公開された2017年初頭は多忙を極めていて、とても劇場を足を運ぶなんてことはできなかったのだ。
その後もことごとく機会を逃し、見ることはないのかなぁと思いながら、それはそれで良しと思っていた。
(最近、世間で評判の映画を見ると、なぜかガッカリすることが多いので、あまり期待してなかった
というのもあるけれど)
うーん、やっぱり見られてよかった。

『人生フルーツ ある建築家と雑木林のものがたり』 東海テレビ放送
名古屋のベッドタウン、高蔵寺ニュータウンに90歳と87歳の老夫婦が暮らしている。
津端修一さんは建築家で、奥さんの英子さんは料理上手。敷地に雑木林を作り、野菜や果物を育てている。

1960年伊勢湾台風の高台移転として、日本住宅公団のエースだった修一さんが、高蔵寺ニュータウンの設計を
任された。雑木林を風の通り道にし、元の土地の記憶を残そうとした理想の街づくりだった。
しかし時代は経済優先、詰め込み型の集合住宅化へと変更。
大きな挫折だったが、それでもこの町に住み続けて50年がたった。
小さな苗木は雑木林に成長し、畑では100種類もの野菜や果実が育つ。

英子さんは、畑でとれた作物で修一さんに手料理をふるまう日々。
彼女は言う、「食は命」と。2人の家は30畳一間の丸太小屋。その暮らしはまるで現代の桃源郷のよう。

2人は言う「年を重ねるごとに美しくなる人生にしたい」と。
スローライフというとちょっと軽いし、半自給自足というと何だか泥臭い…。
えも言われぬ夫婦の暮らしを追って“人生のものがたり”を描いた。

プロデューサー 阿武野 勝彦 音響効果 久保田 吉根
ディレクター 伏原 健之 TK 須田 麻記子
撮影 村田 敦崇 音楽 村井 秀清
音声 伊藤 紀明 音楽プロデューサー 岡田 こずえ
編集 奥田 繁 ナレーション 樹木 希林
                  


9/13(木)〜9/15(土)
素敵な手仕事生活をしていそうな生田さんちの五平餅とカレーは最高!
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2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

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