新名古屋めしとプチお祝い。

2016.03.19 Saturday
東京の写真仲間のよしくんが名古屋に来て
「モーニングが食べたい」というので
行きつけでもあり、先日なんと「マツコ&有吉の怒り新党」の
新・3大「地元民が愛しすぎてバージョンアップした名古屋めし」の
一つに選ばれたお店・
喫茶神戸館に連れて行く。
普段はなかなか会えない超イケメンのオーナー・尾藤さんにも会えて
大満足。左下の写真のように、とってもクラシックで重厚なお店で
よしくんは「このまま一日いたいくらい居心地よかった」そう。
そして私の本にお約束のサイン。
神戸館さんには、私の本のチラシを置いていただいていたのです。
超感謝!
本の写真以外は昨日届いたオットの新しい相棒・Canon 6Dで撮影。
やっぱシャッター音が違うわ!
「怒り新党」見逃した方は、ここから見られるみたいですよ、たぶん。
http://youtubeowaraitv.blog32.fc2.com/blog-entry-85932.html
2016.03.16 Wednesday〜2016.03.20 Sunday
イラストの仕事とは全然関係ないけど、ちょっとうれしいことがあったので、いいビールを買い込んで家飲み。





一日ひと缶ずつ試し飲み。
私は黒ビールが大好きなので、これまた大好きなプレモルの黒ビールってことで、期待大だったけど、ちょっと予想と違った。
なんか不思議な味わい。スパイシーなかりんとうみたいな味?
プレモルの場合、普通のプレモルがおいしすぎて、それを越えられるものになかなか出会えない。
ヱビスのロブションコラボ、どちらも薫りがよい。何とも言えないフルーティな芳香が鼻に抜けるのが心地よい。
青の方は「薫りのホップ品種『モザイク』」赤の方は「厳選した3種のホップ(ネルソンソーヴィン種、ハラタウブラン種、
ハラタウトラディション種)を使用しているそう。
どちらもおいしかったけど、青の方がすっきりして、飲んだ瞬間「おいしい!」って思った。
ASAHIのred eyeだけ安いと思ったら発泡酒だったのね。なので、すぐに泡が消えてしまったー。
ビールとの最大の違いはここにあると思う。味わいも若干ゆるいので、普通の発泡酒だとやや物足りないけど
ビアカクテルとして、トマト味を足してやると、なかなかイケる。トマトジュースみたいだったらどうしようかと思ったが
これなら私でも飲める。地元企業・KAGOMEとのコラボってことでイチオシ。
最終日は、やはりプレモルで〆。やっぱりコレも薫りが良い。とってもフルーティだけれど、今回に関しては、やや苦味が強くて
私はヱビスの方が飲みやすかったかなぁ。初日と同じくやっぱプレモルは普通のが一番おいしい!
でも変わったのはいろいろ試したくなるので、これからもどんどん出してほしい〜
プレモルのクラフト系は全制覇するで〜〜!!
これ行きたくなってきた。→
ザ・プレミアムモルツフェスティバル2016

2016.03.16 Wednesday
今日は講師のお仕事だった。
一人の生徒さんは、他である絵の技法を教えてるんだけど
絵を習ったことないらしくて、ちゃんと習いたくて来たんだって。
絵習ったことなくて教えられるってすごいと言うと
やり方が決まっていて、絵が描けなくても、技法を習得すれば
誰でも教えられるんだとか。
確かにイラストをサラッと描けるようになるというのとは
全く違ったことなんだろうな。
トールペイントとか、初心者向けのお習字に近いような。
よくよく聞くと、すごく手広く教室をやってるらしくて、なんだか、いろいろ感心してしまった。
やっぱり、求心力、大事よねぇ。
教えるのはまだ慣れないので、私の方も緊張していたが、用意していたカリキュラム(?)的なものはいい感じに進み
参加者の評判もよかったようで、よかったよかった。こういう感じで良いなら、いくらでも教えられそう。
2016.03.18 Friday 私の本「アトピーの夫と暮らしています」へのレビュー、ありがとうございます!
Amazonに12個目のレビューがつきました。
★★★★★ 表紙が私たち夫婦にそっくりで迷わず購入^ω^笑
投稿者 たぬたん 2016年3月17日 Amazonで購入
私自身、アトピーや花粉症とは全く無縁の生活を送ってきました。
しかし、主人はアトピー。新婚生活が始まり、共働きのため、食生活や生活環境にまで、
配慮してあげられず、主人のアトピーが悪化。夜は眠れず、疲れたまま会社へ行く毎日。
何とかしてあげたい!と思い、アトピーについて調べまくりました。
白砂糖を甜菜糖やオリゴ糖に変え、油も変え、インスタントは捨てました。
布団は綿に変え、浴槽にはカミツレンやよもぎの入浴剤・・・。
なんだかやることが多すぎて私ばかり!と思っていた時に、
表紙のイラストが私たち夫婦そっくりで、思わず買ってしまいました。
これを読んでから、頑張って二人で乗り越えていこう!って初心に戻れました。
5月から家庭に専念できるので、もっと頑張れそうです。
ひよ子さん、ありがとう!
ああ本当に、同じような方、たくさんいらっしゃるんですねぇ。。。
まるでこの本を自分が読んで書いたかのような感想で、本当に他人とは思えません。
たぬたんさん、こちらこそ、ありがとうございました!
2016.03.19 Saturday
読書メーターに6,7個目のレビューがつきました。(7個目は11月分)
NEILUJ
アトピーの大変さはある程度わかるつもりだったけど、成人型がこれほど大変なものだとは知らなかった。
ステロイドの使い方、止め方の難しさや、そもそもアトピーは治らないというのも衝撃的。
食事面だけをとっても健康な人よりお金や手間がかかり我慢も必要、その上ストレスは避けなきゃいけない。
患者が大黒柱で、体調が不安定で満足に働けないとなったら、支える家族の負担や不安は相当なものだろう。
何より身内の無理解は悲しいし、つらいね。思いやり励まし合う著者夫婦の姿は好感が持てて理想的と感じた。
yoshi0110
アトピーって、それほど深刻な病気だって思っていない人は多いと思います。俺もそのひとりでした。でも、それは全くの勘違いであったことが、この本を読んでわかりました。大変なことの連続だったはずですが、重すぎず時にはコミカルな感じの読みやすいマンガです。
こちらは、どちらもアトピーとは無縁でいらした方。
この本を読んで、こんな風に真摯に受け止めて下さり、本当に感謝の念を禁じ得ません。
私の力は本当にちっぽけだけれど、この方のように、成人型アトピーを理解して下さる方が一人でも増えてくれるように
コツコツ頑張って行こうと思います。NEILUJさん、yoshi0110さん、本当にありがとうございました。
Ameba
「ほっこりのにっき」さんがレビューを上げて下さいました。

数年前から私のブログを読んで下さってるとは嬉しいですね。
ほっこりさん、ありがとうございます!
さて、レビューですが、本当に身に余るくらい光栄な、素晴らしいものばかりで、とってもありがたく
うれしく、シアワセな気持ちにさせていただいていますが、ちょっとびっくりするレビューを見つけてしまいました。
いえ、非難されている訳ではありません。むしろ、ご本人は好意的に書いて下さっているつもりなのでしょうが。。。
もしかしたら、法律違反?なのかも?
ちょっと困ってしまい、担当編集T氏に相談することに。事の顛末が載せられる時が来たら
またお話したいと思います。
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
クチコミ.jp
ブクレコ
本に関わる人の会とアトピー本レビューなど。

数日前の話ですが、楽しい集まりでした。
作家の吉川トリコさんと、なんと後ろには鈴木輝一郎先生と言う豪華な写真♡
トリコさんとは、前々回も一緒に写真を撮っておりますが、半年でだいぶ距離が縮まりました。
「ヒヨコさん大好き」と言って、私の冷たい手を温めてくれています。
輝一郎先生はダンディでとっても優しい方で、トリコさんは愛されキャラで、ホントかわいい人♡




2016.03.11 Friday
早いもので、今月末には、アトピー本が出て5か月。
たくさんの方が読んで下さり、レビューを書いて下さっています。感謝。
今まで私が見つけたレビューは
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想でサクッと読むことができます。
今日ご紹介するのはふたつ。
ひとつめは、福岡の鍼灸師さんで、よもぎ蒸しのサロンをなさっておられる
りんごさんが書かれているブログ
『アトピーで迷える子羊とアトピーエッセイ』
りんごさんのいう
「原因がこれ!ってなくて、死ぬレベルじゃない多因子疾患だからこそ
医者や企業はそれぞれの立場で好き勝手言ってる。
「原因はストレスだ!」「いや食が大事だ!」「スキンケアが重要!」
どれを信じて良いやら!しかもヘタするとアトピービジネスの餌食に
なってしまう危険性もあって、どうしたらいいかわからない」
って話、ホントそう思う。
そんな中、悩んで疲れた時にエッセイ本を読むといいですよーと
薦めて下さっています。
本書は最初にご紹介くださっていて、二枚目画像にあるように
(クリックで大きな画像が見られます)
なんと、この本売れているみたい、と書いて下さっていて
何だかそれだけで、うれしくなってスキップしてしまいそうでした。
きゃはっ!
そしてまたまた「できた嫁だ」と書いて下さっていて、たはは。。。
いやホント、ダメ嫁なので、そんなにお褒めいただくと
ただただ、申し訳ないっす。。。
りんごさん、素敵なレビューをありがとうございました!
そして、ふたつめはcocoroさんのブログ
『アトピーの夫と暮らしています〜陽菜ひよ子〜』
他の本のレビューも読みましたが、淡々とあらすじが記されています。
読んで下さってありがとうございます!
以前にもご紹介した
クチコミ.jp
レビューが増えていました!
しかもすごくうれしいレビューで、★5つ!
私もアトピーの旦那を持つ妻の一人です。
この本を買ってよかったことは、まず同じような人がいるんだと
共感できる部分が多くとてもうれしかったことです。
そして妻の私にもアトピー改善のためにしてあげられることが
たくさんあるんだと勉強できました。


出版社ごとの満足度ランキングでは2位、暮らし・健康・子育て の満足度ランキングではなんと1位と言う結果に!やったね♡
先日、
Twitterに感想書いて下さった方に、お礼のツイートをしたのですが
さらにお礼の言葉を頂きました。こう言う交流ってうれしいなぁ。
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
クチコミ.jp
ブクレコ
震災から5年。

昨日で震災から5年。
アトピー本には私の視点で描いた3.11が描かれていますが、オットの視点で、ブログ記事を書いています。
このところ、私のFBにはヘタレな投稿が続いていましたが、ようやく、気持ちが上がってきました。
現状は何も変わってないのですが、心の持ち方一つで、人は変わることができますね。
お互いに「一人で抱え込んでしまいやすい」性格なのですが、それって一見いい人っぽいけど、よく考えると、
すごく傲慢なことなのかな、と思えてきました。
人がひとりでできることなんて、限られているのに、自分一人でどうにかしようと思うのが、そもそもおかしいのですよね。
あの日 3月11日
http://hiyoko.tv/atopi/log/otto/eid23.html
#東日本大震災
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
クチコミ.jp
ブクレコ
3.11と確定申告無事終了。

2016.03.09 Wednesday
確定申告があっという間に終わったので、気をよくして
ちょっと見たい店があり大名古屋ビルヂングへ。
すごい人だと思ったら、今日オープンだったのね!?
15日までだというネコ限定のお店「Cat's ISSUE」で
キュートなピンバッヂを入手。
気になる本屋さん、LIBRETTO NAGOYAもモチロン覗いてきた。
ほぼ半分雑貨屋さんで、本はとっても少ない。
ここに本を置いてもらうのは、大変な競争率だと思った。
自分の本じゃなく、イラスト担当した本でもいいから置いて欲しい。
知り合いの本はたくさん見つけて、ちょーうらやましかった。
私も頑張ろう。
名古屋初伊勢丹で、さらに名古屋駅の流れが変わるかしら。
あまりの人にさっさと退散して、いつものカフェでお茶。
とりあえず終わったので、通常業務に戻ります。。。
2016年03月06日(日)現代ビジネス
有川浩 エンタメの未来が危ない!作家・有川浩が決意の緊急提言「新刊本を買う意味」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47847
まとめ記事
http://togetter.com/li/946644
話題になっていますが、本当に大変なんです。
本を出して、そこでゴールと言う訳では無く、今後も漫画を描いて出版したい、と思った時には
金銭的に自分に入るためと言うこと以上に、結果を出せるところを見せるために、本を売らなくてはいけない。
その一つの指標が「重版がかかる」ということなのだけど、いかんせん、これがなかなかにムズカシイ。
(重版=初版(最初に刷った部数)が売り切れて、追加で刷られること)
一般の人が本を出版すると聞くと、印税でガッポガッポ儲かるというイメージなのでしょうが
いやぁ、売れる本と言うのはほんの一握りで、大抵の本は、数千冊売れるのがやっとで
一度の重版もかからないまま、消えて行く運命なのだそうです。
一度でも重版がかかる本は経った2割しかなく、つまり残り8割の本は、最初に刷っただけで終わり。
ぶっちゃけ、収入は、最初に何部刷ったかにもよりますが、よほどの人気作家でない限り
初版は5000〜6000部程度、定価1500円として、作家が手にする印税は、サラリーマンの1〜2か月のお給料程度です。
そんな厳しい状況の中でも、重版がかかるというのはとても大事なことで
最初の本で重版がかからないと次はないよ、と私も肝に命じているわけです。
(といっても、担当編集さんから露骨に言われたわけではなく、編集Tさんはそこは上手で
「重版かかったら、陽菜さんも『先生』ですよ」
とおだてつつ、プレッシャーをかけるという離れ業をやってのけるツワモノ。)
昔は、最初の本が売れなくても、もう少し長い目で見てもらえて、作家を育ててもらえたものだったのだろうけど
今は出版社にもそんな体力がないのです。
しかし、重版について、今日、ちょっと衝撃的な出来事があったのでした。
LIBRETTO NAGOYAに大人気ブログが書籍化されたコミックエッセイがシリーズで3冊並んでいました。
よく見ると帯に「ドラマ化決定」と書いてあり「おお!」と思い手に取りました。
この本って1冊目が出たのはいつだったっけ?と何気なしに奥付を見て、ビックリ。。。
1冊目は2011年に出ていました。そっか、5年前か。人気のコミックでも、ドラマ化までは5年かかるものなのねー。
それはいいのですが。。。
あんなに人気で、シリーズで3冊も出てるコミックエッセイなので、当然何度か重版がかかっているとばかり思っていたら
重版が2刷目だったんです。
それだけでなく、その日付が今月になってからだったのに、本当に驚きました。
それはつまり、ドラマ化が決まってから、ようやく重版がかかったということです。。。よね。。。
しかも3冊とも同じ日付で重版がかかっていました。
驚いた点は二つ。
あんなに人気があったブログが書籍化されても、重版ってかからないものなんだってこと。
そして、重版がかからなくても、シリーズで出ることもあれば、ドラマ化されることもあるってこと。
これは期待してイイことなのか、それともここまで来てしまったということなのか?
重版がかからなくても長い目で見てもらえていると言う訳では、よもやなかろう。
では、もう重版がかかるってこと自体が、珍しいことになって来ているってこと?
どうなんでしょうね。
ひとつ言えるのは、この人気ブログ、私も読んでいましたし、単行本も描きおろし部分の最後の一冊だけ持っています。
すごくおもしろくて大好きな作品です。
よい作品ならば、そんなに売れなくても、こうして陽の目を見ることはあるってことなのかもしれません。
そう考えると、希望が湧いてきました。
とりあえず、私は二冊目の刊行が決まっていて、三冊目もほぼ出せそうなところまで来ている。
これはとても恵まれていることなんだと思います。だからこそ、結果を出さないとね。
支えて下さる、たくさんの方たちのためにも。
2016.03.11 Friday
震災から5年。
震災の少し前に始めた脱ステなので、震災の歴史はと私たちにとって、闘病生活はの歴史。同じ時を歩んでいる。
2年前にFBに書いた日記が出てきました。
こんなこと書いたことすら、すっかり忘れていました。
自分の本に書いたことと、当たり前だけど、ほぼ同じ心境で、ホッとするような、驚くような。
2年前はどん底だったけれど、2年経った今も、まだ先は見えない。
もちろん、あの頃よりはお互い強くなったし、タフになったし、笑顔も増えたけれど。
それでも、はっきりと道が見通せる日が来るかどうかはわからない。
それでも、あの時選んだことを、絶対後悔はしないと思うのです。
どの道を選んでも楽な道なんて無かったと思うから、だったら、これでよかった。
そう信じていきたい。
あーなんか、ヘタレな文章が多いな、最近。なんかね、人はどん底の方が強いね。
ちょっと希望が見えると、すぐに期待して、すぐに凹む。
いつでもあの時の気持ちを思い出せるように。強くなりたい。
(2年前に書いた文章は続きに)
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
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「ばかもの」絲山秋子
2016.02.10 Wednesday
絲山秋子さんの「ばかもの」を読んだ。面白かった。
アルコール中毒ってこんな風になって行って、こんな風に人生は破たんしていくのだというのが、ものすごくリアルに描かれていた。
ちょっとしたきっかけで、人生って簡単にもろく崩れ去る。
もしかしたら、自分自身も気づかずして、崩れようとする砂の上に立っているのかもしれない。
いや、どう見ても危うい綱渡りな人生だよね、自分の場合は(*_*;
物語序盤では、驚くほど強気な女として描かれている額子も、順調な人生を送る中、運の悪い不慮の事故で全てを失ってしまう。
人生なんて、一寸先の事は本当にわからない。堕ちて行くのは簡単。
小説にはいろんな読み方があって、多くの人は、堕ちるところとは程遠い場所にいて、他人事として物語を味わう。
自分はその多くの人とはちょっと違う立ち位置からこれを読んだ。
多分アル中にはならないと思うけれど、それでも「堕ちて行く」恐怖をまざまざと感じた、現実にこうならないように、と
自分に強い自戒をしなくてはと感じる本だった。
のん気で平和だった場所では真に結ばれることのなかった二人が、そんな風に堕ちたところで再会する。
最後は救われる内容でよかった。
堕ちるなんてこととは無縁だからと言って、幸せとは限らない。
ギリギリの場所で、自分は最後まで笑っていたいと思う。
著者の絲山秋子さんとは、アトピー本の書店回りで伺った書店で書店員さんに紹介された。
ぺーぺーな新人漫画家である私とは違って、芥川賞作家であり、作品の映像化もされている大物作家さんだというのに
とても気さくにお話して下さり、次に、とある集まりで再会した時も、まるで旧知の仲のようにハグして下さった。
実は年齢はそんなに変わらない(絲山さんの方が3歳年上)。
絲山さんのデビューは37歳で、私がイラストレーターとして本を出したのも同じ37歳。
作家の場合は、イラストレーターと違って、37歳と言うのはそんなに遅い年齢ではないのかもしれないけど
それでも、やっぱり自分はスロースターターでその後の歩みもカメだなぁと思う。
ここから少しは巻き返して行かねば〜〜〜〜。がんばろ。
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想は続きに!
続きを読む>>
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」を見て思うこと。







2016.02.27 Saturday
先日「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」という映画を観た。
すごくいい映画だったのだけど、フィッツジェラルドの原作らしく
途中とっても怠惰でブルジョワな生活シーンが出てきて
でもふとそこで、こんな何もしない生活嫌だな
と思ってしまう自分がいて、驚いた。
頑張って仕事しても、収入はなかなか追いついてこなくて
それを上げるのが原動力ではあるけれど
でもお金が出来ても結局、自分は絵を描いてるだろうし
絵を描いて「仕事をする」以外にやりたいことなんて
無いんだよね、私。
そんなにご馳走を食べたい訳でもないし、いい服を着たい訳でもない。
たまには旅に出て、ガツンとカルチャーショックを受けてみたい
とは思うけれども、リゾートでダラダラしてるくらいなら
家で仕事してる方が全然楽しい。
オットにあなたはどうか、と聞くと
彼も写真以外にやりたいことなんかないという。
二人とも、一日パソコンに向かって、レタッチしたりサイト作ったり
仕事に必要なブログ記事書いたりなんてやってても、まったく飽きない。
やることは無限にあるし、仕事バカなんだよね、結局は。
映画を観た感想の本筋とはかけ離れたレビューになってしまったけど。。。
本当にいい映画だった。
80歳の体で生を受け、若返って行く男の人生を通じて
多くの物を伝えてくれる。
若返って行きつく先は赤ん坊。
けれど赤ん坊になることと
年をとって記憶を亡くして小さくなることの間に
どんな違いがあるというのだろう。
肌が瑞々しいか、しわがあるというだけの違いなだけだと
気付かされる。
ベンジャミン・バトンが日記に最初に記したように
人は何も持たず生まれ、何も持たずに死んで行く。
この世の多くのことに執着する意味などあるだろうか。
そして、自分は年をとっていくのに、隣にいる愛する男は
どんどん若返って行く。
女性にとって、こんなホラーがあるだろうか。
ウチは9歳年の差があるけれど
それでも彼も同じ速度で老けて行くからこそ
一緒に生きていけるのだ。
一緒に年取って行けることの幸せを
噛みしめることのできた映画だった。
フィンチャー監督とブラッド・ピットとのコンビは
「セブン」「ファイト・クラブ」に続く3作目。
サスペンスやアクションの多いフィンチャー監督にしては
意外なヒューマンドラマ。
フィンチャー監督の映画で泣いたのは初めてかも。
3本ともそれぞれに見ごたえあり、どれも大好きな映画です。
ベンジャミン・バトン 数奇な人生 The Curious Case of Benjamin Button
監督 デヴィッド・フィンチャー
脚本 エリック・ロス
原案 エリック・ロス
ロビン・スウィコード
原作 F・スコット・フィッツジェラルド
製作 キャスリーン・ケネディ フランク・マーシャル セアン・チャフィン
出演者 ブラッド・ピット ケイト・ブランシェット
音楽 アレクサンドル・デスプラ
撮影 クラウディオ・ミランダ
編集 カーク・バクスター アンガス・ウォール
製作会社 パラマウント映画 ワーナー・ブラザース ザ・ケネディ/マーシャル・カンパニー
配給 パラマウント映画(米) ワーナー・ブラザース(日)
公開 2008年12月25日(米) 2009年2月7日(日)
上映時間 165分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $150,000,000
興行収入 $333,932,083[全世界]

もうじきひな祭り。。。のこの時期にやってくるものと言えば確定申告。
ここ数年、アトピーの悪化で冬場(12〜1月)寝込んでいたオットが
この時期やや回復して、入力だけは済ましてくれていたのが
今年は彼の方が忙しいくらいで、全く手つかずのまま先日まで放置されていた
レシートの山(二人分)。
イラストの仕事が落ち着いたので、2日でほぼ入力を終えて
たぶん申告用の計算も2日あれば余裕。サッサと終わらせて
早く原稿に取り掛からねば。
こういうとき、自分は結構できる奴なのでは?と勘違いしそうになる。。。
2016.02.22 Monday
わざと傷つけようとする人、悪意なく傷つける人、いろいろいるけれど、人が生きる以上、傷つくことは多い。
若いころならば、そういうことも成長の糧と思えたけれど、今は無駄なストレスをため込まず
できるだけ気持ちを楽にする方向に注力して、生きて行きたいと思う。
SNSでも変な絡み方をしてくる人、無意識の悪意を感じる人、天然で失礼な人、いろいろいるけれど
あくまでも、自分の感情を優先しようと思うのです。
一番困るのは天然さんだけど、天然だからって人を傷つけていい訳ではない(笑)
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
書店訪問その8〜精文館書店中島新町店さん
NEWSにも書きましたが、先週号の女性自身に私の書評を載せていただけるというお報せを受けて
書評を書いて下さった「
精文館書店中島新町店」さんに伺ってきました。
名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線)中島駅から徒歩10分の広い道路沿いにあります。
と言っても車社会の名古屋では、ほとんどの方がお車で行かれるのかな?もちろん、広い駐車場がありまするー。
1階は精文館書店さん、2階はTSUTAYAさん(DVD&CDレンタル&セル)になっています。
さてさて、気になる私の本は、お店に入って右手真ん中にある実用書の「健康コーナー」に
ドドーンと面陳(お顔を向けて置かれること)で並べて下さっていました♡
今回はPOPではなく、色紙を描かせていただけるとのことで、キンチョー。
し、し、失敗したらどないしよう〜〜〜〜。(そんなわけで、写真では本番では無く下書きで練習しております)

記事を担当して下さった久田さんは、ご自身でも「迷う門には福来る」(本の雑誌社)と言う著書を出しておられる
すごいカリスマ店員さん!私もご著書を購入して、サインしていただきました♡
書評の中でも、久田さんは「いつのまにか、ひよ子さんを応援していた」と書いて下さいましたが
「本当に大変だったでしょう」と温かい言葉をかけて下さり、うれしかったです。。。

ただ今店内では、こんな風に飾って下さってるそうです。
ちょっとわかりにくいですが、色紙の上には私たちの写真(左)を飾って下さっています〜。ああ、うれしい〜〜〜
久田さん、精文館書店の皆さま、本当にありがとうございました!
◇Data◇
「
精文館書店中島新町店」
〒454-0932 愛知県名古屋市中川区中島新町3-604-1
書店/TEL.052-369-3190 TSUTAYA/TEL.052-369-3192
24時間営業・年中無休
#書店訪問記
映画「オデッセイ」と”ご機嫌に生きる”ということ。

2016.02.17 Wednesday
所要で出かけたら小腹がすいたので、コメダへ。
そしたら「陽菜ひよ子さんですよね?」と男性から声をかけられてビックリ。
以前お会いした方で、本も買って下さって「すごくよかったです」
と言って下さり、感涙。
光文社そろい踏み。
今朝、個人的に「女性自身」がらみのニュースが入り、出かける前にちょうど
Cakesで「CLASSY.」に関する記事を読んだところ。
「CLASSY.」はとにかく結婚したい女子が読む本だということで、読んでみて納得。
「結婚するためのファッション」「結婚するための料理」etcなるほどなるほど。
そしてFLASHは、次の本の担当編集さんにゆかりの雑誌。だけど、なかなかに開きにくい雑誌ですわね(笑)
買ってなくてスミマセン。普段はなかなか手に取らない3誌ですが、面白かったです。
そして、来週の女性自身が待ち遠しい!そう、載るのは今週ではなく来週なのだ!


2016.02.14 Sunday 映画「オデッセイ」
(ややネタバレあり)(下の画像、遊んでみました)この映画、むちゃくちゃよかったです。
先日の
「シャッター・アイランド」もよかったですが、観た後は正直暗くなる映画で
でもこれはスカッといい汗かいた!みたいな爽快感のある映画でした。
このレビューの言う通り、「ご機嫌に生きる」って、人生において本当に大事なスキルだなーって
鼻歌まじりに芋を育てるマット・ディモンを見ていて思いました。
私は日々の8割がたはご機嫌に過ごしている方だと思うのですが、生活を共にするオットにとって
妻が機嫌よくいてくれるというのは、割と、いやかなり、ありがたいことのようです。
だって、疲れて家に帰って、妻が毎日不機嫌だったら、そりゃ嫌になりますよね。
人間だもの、たまにはそんな日があってもいいと思いますが
何かあって怒ってるのと、よくわからないけど不機嫌と言うのは全然違って、後者は本当にタチが悪い。
まずは自分を知るというのは大事なことですよね。
人に流されて、自分磨きなんていって、好きでもないことをするよりは
どんなに嫌なことがあっても、これがあればイヤな気持ちも吹っ飛ぶってモノを一つ見つけて
ちゃんと「自分のご機嫌とり」をしてあげることが必要。
と、話がそれましたが、そんな私でも、この主人公の境遇に置かれたら、ご機嫌ではいられないだろうなぁ。
まぁこの人がラッキーだったのは、もともと植物学者で、芋を作る専門家だったってこと。
好きなことだったからこそ、頑張れたってのもありますよね。
んまぁ、それにしても、この主人公を実に魅力的にマット・デイモンが演じております。
彼なくしてはこの映画は成立しなかったと思えるほどのはまり役。
そして、この映画のキャッチコピー・70億人が彼の帰りを待ってる、と言うように
火星から彼が戻るのを、本当に世界中が一つになって待ってる感がすごくよかった。
世界が一つになるには、宇宙開発しかないのでは、とか思ったりした。そんな簡単じゃないけどね!
見終わっていろいろ検索かけたら、日本では「火星版DASH村映画」と言われて盛り上がってるそうで。
確かにそうかも(笑)
マット・ディモンといえば、半年ちょい前に見たノーラン監督の「インターステラー」では
映画の中では悪役とも言えるマン博士を演じていて、同じ宇宙飛行士ながら、陰鬱な役もうまくこなしていましたが
「オデッセイ」はやっぱりこれだね!と言う感じでした。
ちなみに、「インターステラー」で主人公の娘役を演じていた女優さんが
今回マット・デイモン演じるマーク・ワトニーの所属するチームの船長を演じていて、なんかちょっとうれしかった。
「インターステラー」は、ディストピア世界で、解散したNASAの地下組織がこっそり宇宙開発をしているという
設定がそもそも切ないものだったので、宇宙飛行士は捨て駒みたいになっていて、最後まで切ない映画でしたが。
2016.02.19 Friday
こんなページを見つけた!いいレビューでうれしいぴょん♪右の方は「読みました!」だけだけど、シンプルさがなんかうれしい。
クチコミ.jp
http://kuchikomi-web.jp/product/4569826938/
ストックフォト日記(仮)
http://tudo.blog.fc2.com/

お花は癒されまする。


書店訪問その7〜MARUZEN名古屋本店さん

書店訪問記、すっかりすっかりすっかり間が空いて
今年初でございますー。
「MARUZEN名古屋本店」さん
満を持しての登場でございます。
何度も書いていますが、こちらでは、ワタクシ初著書にして
初の(初著書なんだから当然)トークショー&サイン会など
開いていただいたのです!
しかも、本の発売直後からトークショーまでは、とにかく押して押して押して!!猛プッシュしていただいて

まさか、村上春樹さんと半沢直樹に挟まれ、奥が「孤独のグルメ」なんてことが起こるとは。。。!!
2015年11月7日(土)お陰様で、盛況のうちに終了いたしました。
客席がちゃんと埋まるか、直前までドキドキでしたが
お陰様で盛況で、温かい雰囲気の中、イベントを終えることが出来ました。


その後、
新聞に載った際に、オットがお店に伺ったら、たまたま坂本店長のレジに入り
「(新聞)、大きく出てましたね。うれしかったです」
と言って下さったそうで。応援して下さってるんだな、とうれしくなりました。
本当に、ありがとうございました!
→このイベントと本が、サカエ経済新聞さまに取材され、Yahoo!ニュースにも取り上げていただきました。
#書店訪問記
a・鳥・家だよりmail版・vol.13
◇◆◇陽菜ひよ子のお仕事状況など。。。a鳥家だよりmail版vol.13◇◆◇
いつもお世話になっております。
イラストレーターの陽菜ひよ子です。
このメールは、陽菜ひよ子が名刺交換、メールフォームへの
メッセージなどを通じて知り合った方にお送りしております。
主に、陽菜ひよ子の最近のお仕事状況などのご報告です。
今年は暖冬と言われていましたが、ふたを開けると寒波に襲われ
大雪も降ったりして、なかなかに厳しい冬だったように思いますが
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
春一番も吹いて、もう春はすぐそこ、ですね。
今回のお知らせは、お仕事2件と、私の著書・アトピー本のメディア掲載等が3件です。
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【最近のお仕事】
その1・・・エコ情報誌「エコメンド」表紙・本文イラスト(@FM(FM愛知)
@FM(FM愛知)さま発行・名古屋リビング新聞社さま制作のエコ情報誌「エコメンド」の
表紙と本文イラストを、担当させていただきました。
「エコ」にこだわったテーマで毎年発行されているこの冊子
今年の巻頭特集は、200年後も残したい「エコ遺産」についてです。
東海地方の様々な食や文化を通じて、エコを考えようと言うもの。
詳細はこちらからご覧になれます。
http://hiyoko.tv/a_tori_ie_dayori/log/info/eid151.html
その2・・・JEUGIAカルチャーセンター/イラスト講座・イラスト講師
名古屋市西区にある巨大ショッピングモール・mozoワンダーシティ内の
JEUGIAカルチャーセンターさまで、イラスト講座を担当することになりました。
イラスト講師は、昨年の北名古屋市の生涯学習講座以来二度目のご依頼です。
詳細はこちらからご覧になれます。
http://hiyoko.tv/a_tori_ie_dayori/log/info/eid149.html
【メディア出演・掲載】
その1・・・またまた中日新聞に掲載されました。
1/28(木)中日新聞朝刊「みんなの本」掲載。
10/28(水)にPHP研究所さまより出ました初の著書
『アトピーの夫と暮らしています』(PHP研究所)ですが
12月に続き、1/28(木)朝刊の書評欄に掲載していただきました。
本当にありがとうございました!
詳細はこちらからご覧になれます。
http://hiyoko.tv/a_tori_ie_dayori/log/tayori/eid150.html
その2・・・CBCラジオ 「広瀬隆のラジオで行こう!」出演。
CBCラジオで毎週土曜日AM7時から放送中の「広瀬隆のラジオで行こう!」
1/23(土)10:15からの生放送に出演させていただきました。
著書『アトピーの夫と暮らしています』(PHP研究所)にちなんで
アトピーの闘病生活を中心にお話させていただきました。
初めての生放送で緊張しましたが、アットホームん雰囲気で
とても楽しい経験でした。ありがとうございました!
詳細はこちらからご覧になれます。
http://hiyoko.tv/a_tori_ie_dayori/log/tayori/eid147.html
その3・・・雑誌KELLy(ゲイン)「KELLY's Culture」Bookコーナーに掲載。
名古屋の女性誌・KELLy3月号(ゲイン) P.96〜97「KELLy's Culture」Bookコーナーに
私の著書『アトピーの夫と暮らしています』が掲載されました!
ジュンク堂ロフト名古屋店さんのオススメの三冊に選んでいただいています。
ありがとうございます!
詳細はこちらからご覧になれます。
http://hiyoko.tv/a_tori_ie_dayori/log/tayori/eid148.html
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