お客様の心に響く 直筆三行はがき術/沼澤拓也


このメール全盛の世の中で、はがきを書くと言う行為は
それだけで「おっ」と思わせるものがあるかもしれません。

人がやらないことをやると言うことは、それだけリスクも苦労も伴うものではありますが、
この本を読むと、それだけの価値はあるのではないか?と思わせてくれます。


            


本文中にも出て来ますが、この本の著者を見いだし、編集を担当した
東洋経済新報社の中村さんに、営業に行って営業の極意を教えていただきました。
その際にくださったのがこの本。

わたしはつくづく思ったんです。
営業の極意とは、自分が営業をしていると言うことを忘れることではないかと。


先日あるイラストレーターさんもおっしゃっていました。
編集さんと営業目的で付き合うのは嫌だと。
わたしもそうなんです。
人として付き合ううちに、そこから仕事と言うことになれば、
それはそれで素敵、と言うようなお付き合いでいいんじゃないかと。

そんなわけで、ワタシには、未だ一度も一緒に仕事をしたことがない
編集者の飲み仲間が結構な数、いらっしゃいます。
編集さんって、ピンピンいっぱいアンテナをたててらっしゃる方が多いから、
飲んでるだけで楽しいし、得るところがたくさんあります。


中村さんは、編集者ですが、絵本作家としても活躍中。
だから営業する側もされる側の気持ちも、おわかりになるのですね。

そしてロックテイストなファッションで、指には自身の手作りの
シルバーのリングと言う、実に実にかっこいいお方。

この日は、絵本の話や諸々で、2時間ほども長居してしまい
営業と言うより、創作仲間とのディスカッションと言う感じで
とってもよい時間を過ごせたのでした。

ワタシとしては、お仕事をちょうだいしたい気持ちもなくはないですが、
そんなヨコシマな気持ちよりはむしろ、まずはお友達に、
そして絵本でコラボなどできたら・・・などなど
あ、じゅうぶんヨコシマでしたかね???


・・・・で、本の話でしたね(笑)

まぁ営業がうまく行かないなぁって方は、一読されて無駄はない本です。

商品の詳細
単行本: 189ページ
出版社: 東洋経済新報社 (2007/04)
ISBN-10: 4492555803
ISBN-13: 978-4492555804
発売日: 2007/04
商品の寸法: 18.6 x 13.2 x 2 cm
おすすめ度: ★★★★★ (1 カスタマーレビュー)


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