
ようやくこれが出た時は、泣きそうになったよ。ペンタブで4コマ漫画描き終わる頃に、ぴよこPCも復活!あとはメールするだけだ。。。
PPP=(パソコンとフォトショップとペンタブ)
あるイラストレーターの記録。
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光の電車が日用品を並べて作ったオブジェを照らして壮大なイメージを作り出すクワクボリョウタ。本展では小さなこどもの視覚世界を探求したインスタレーション≪10番目の感傷(点・線・面)≫や赤ちゃんの視覚世界を探求した新作を出品。暗い中を走る光る電車。電車が移動すると、照らし出される対象がどんどん変わっていく。
鉛筆やスポンジといった身のまわりにあるものの影が組み合わされ、壮大なイメージを浮かびあがらせる様子はこどもにも大人にも大きな驚きを感じさせてくれるでしょう。
制作協力/ 山口レイコ
開館20周年記念 MOTコレクション特別企画 クロニクル1995-
2014年06月07日(土)〜08月31日(日)
東京都現代美術館は、2015年3月に開館20周年を迎えます。
2014年度のMOTコレクションは、これを記念して3期にわたって特別企画を行います。
「開館20周年記念MOTコレクション特別企画」第1弾は、当館が開館した年1995年に焦点を当てます。
東京都現代美術館が開館した1995年は、阪神淡路大震災、オウム真理教事件などの大きな出来事が起こり、バブル崩壊後の社会不安が蔓延するなか、現在まで続く日本の文化的な流れの節目をなす年であるとしばしば指摘されてきました。現代美術の分野でも、新しい表現が次々と生まれ、それらを支えるインフラも少しずつ整備されるなど、ひとつの時代の転換点であるとみなすことができます。2部構成からなる本展示は、第1部で1995年前後に何が起こったかを、開館展の紹介も含め、収蔵品を中心に分析します。第2部では、1995年以降に活動を開始した作家たちの作品を、当館の若手作家コレクションを総括するものとして紹介していきます。1995年を起点とする歴史的な俯瞰図によって、当館の20年間の歩みを辿るとともに、現在進行形のシーンに対する視座を提示します。シンポジウムなどの関連イベントも開催予定。
展覧会のみどころ
1. バブル崩壊後の社会不安が蔓延するなか、阪神淡路大震災、オウム真理教事件が起き、戦後50年、インターネット元年など、日本の社会的・文化的節目としてこれまでも数々の論考により言及されてきた「1995年」について、 現代美術の分野において検証・展観する初めての機会です。
2. 第一部では、この年の前後において、現代美術の分野でどのような表現が生まれていたかを、数々のキーワードとともに辿ります。第二部では、1995年以降に活動を開始した作家たちの表現を、当館の若手作家コレクションを通して概観します。1995年を起点とする歴史的な俯瞰図によって、当館の20年の歩みを辿るとともに、現在進行形のシーンに対する視座を提示します。
3. 「1995年」を多角的に検証するイベントも開催します。第1弾は、1995年をめぐる社会的・文化的状況と、表現の分野で起こっていたことの影響関係や同期性について、異なる立場からこの問題に言及してきた佐々木敦、椹木野衣、速水健朗、南雄介の各氏が討議するシンポジウム。第2弾は、この年に重要な活動を展開した会田誠、小沢剛、八谷和彦の各氏の鼎談により、作家の視点から「1995年」を振り返ります。
出品作家
第1部 about 1995
ホンマタカシ、都築響一、大竹伸朗、会田誠、O JUN、ヤノベケンジ、平川典俊、小沢剛、オスカール大岩、額田宣彦、小林孝亘、奈良美智、落合多武、杉戸洋、丸山直文、米田知子、髙柳恵里、
島袋道浩、八谷和彦、宮島達男、芦田昌憲、舟越桂
第2部 after 1995
小谷元彦、石田尚志、照屋勇賢、田中功起、名和晃平、加藤泉、加藤美佳、田幡浩一、小金沢健人、小泉明郎、Chim↑Pom、指差し作業員、竹内公太、伊藤存、金氏徹平、淺井裕介、冨井大裕、
森千裕、千葉正也、泉太郎、青木陵子、高木正勝
主催 東京都 東京都現代美術館
ミッション[宇宙×芸術] -コスモロジーを超えて
2014年06月07日(土)〜08月31日(日)
21世紀最初の10年が過ぎ、私たちをとりまく「宇宙」はますます身近なものになりました。研究開発の進むリアルな宇宙と、アーティストの表現としての内的宇宙は、パラレルワールド=並行世界として急速に拡張/集束しつつあります。本展では、2014年夏の宇宙ブームにあわせて、限りなく私たちの日常に近づく宇宙領域と、アーティストらによる内的宇宙を、個々のコスモロジー=宇宙論を超える多元的宇宙として呈示します。 日本において戦後すぐに始まったアーティストらの試みは、現代作品(パーティクル=粒子や宇宙線による作品、人工衛星によるサテライトアートなど)として展開を続けています。約10年にわたりJAXAが実施した『人文・社会科学利用パイロットミッション』*)など、世界的にも先駆的かつ意欲的な活動が試みられてきました。また近年、小惑星探査機「はやぶさ」帰還と同2号機打ち上げ、大規模な博覧会や展示施設のオープン、種子島宇宙芸術祭プレイベントなど、宇宙領域は社会的ブームとして活況を見せています。本展は、アートインスタレーション、人工衛星やロケットの部品(フェアリング)などの宇宙領域資料、宇宙にかかわる文学、マンガやアニメーションなどエンターテインメント領域、参加体験型作品の展示やトーク&イベントを通じて新たな可能性を探り、「拡張/集束する世界をとらえ、描写する」試みです。かつてのような異世界や理想郷としてだけでなく、本当の意味で「日常」となる私たちの「宇宙」について体験し、考えてみましょう。
*注)宇宙芸術プロジェクト=「きぼう」日本実験棟での芸術実験
展示作品「スペースダンス・イン・ザ・チューブ」は、閉館準備/メンテナンス/パフォーマンス等のため、作品の体験を中断・終了する時間帯があります。予めご了承ください。
展覧会のみどころ
■多様な [宇宙×芸術]作品・資料を紹介
本展は、幅広い年齢層に楽しんでいただける、体験型展示を含む展覧会です。宇宙と芸術、科学と表現、アートとエンターテインメントなど、多様な視点・要素の作品/資料約50点を2つのフロアにわたって展示します。分野を問わず、創作に多くのイマジネーションと影響を与え続けてきた「宇宙」の現在形を、大型インスタレーションや映像等で展示し、その卓越した魅力を探ります。
■リアルな宇宙とイマジネーションの宇宙
JAXAがNASDA/ISAS/NAL時代から取り組んできた宇宙開発研究は、国際宇宙ステーション(2014年3月9日に若田光一宇宙飛行士が船長に就任)や「きぼう」日本実験棟によって新たな有人宇宙時代を迎えました。月・火星探査も国際的に計画され、地球史は宇宙史へと拡張しつつあります。本展では、「地球外からの視点」をキーワードに、リアルな宇宙とアーティストらによる宇宙に共通する、俯瞰的な視点/価値観による展示を行います。
■世界の描写
古来「宇」は上下前後左右を「宙」は過去現在未来を示すといわれ、CERN(欧州原子核研究機構)によってヒッグス粒子が確認された現在でも、宇宙に満ちた暗黒物質、ダークエネルギーなど解明されていないことが宇宙には多く存在しています。本展では、素粒子から宇宙を解き明かそうとする科学者のアプローチと、空中に点在するドット/パーティクルで世界を描き出そうとするアーティストのアプローチとの不思議な符合について考えます。
■参加体験型展示と関連事業
本展では、スーパープラネタリウム「MEGASTAR」シリーズによる満天の星空、楽しく身体を動かしながら無重力空間をイメージできる「スペースダンス・イン・ザ・チューブ」や宇宙から地球をとらえた高精細映像の上映など、没入感あふれる映像・写真画像を参加体験型展示として展開します。また、会期中に関連事業としてトークやワークショップ(星を見る会/人工衛星/スペースデブリ=宇宙の環境問題/宇宙建築/宇宙服デザイン/宇宙旅行/夏休み絵画教室/宇宙をテーマとした朗読会/種子島宇宙芸術祭プレイベント等)を予定しています。
■これからの[宇宙×芸術]を考えるために
宇宙芸術/スペースアートとは「1.宇宙における時空間の概念から、新たな世界観や美意識を創造する」「2.芸術、科学、工学の融合をとおして『宇宙、地球、生命』の在り方を問い続ける」「3.以上を実現するための宇宙観念と宇宙活動に関する広範な芸術領域」(宇宙芸術コミュニティbeyondの定義による)と言われ、また、天文学者ロジャー・マリーナ(*)は「実現のために宇宙活動に関係する現代の芸術」であるとし、7つのカテゴリーを挙げて定義しています。新たな芸術領域が成立しようとする瞬間を目撃するために、ぜひ本展へお出かけください。
(*)科学雑誌『レオナルド』元編集長。
平成26年度[第18回]文化庁メディア芸術祭協賛事業
主催
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館
共催
株式会社NHKエンタープライズ
企画協力
beyond[space+art+design]
特別協賛
DMM.jpg
協力
宇宙航空研究開発機構 (JAXA)/自然科学研究機構 国立天文台/
一般財団法人 日本宇宙フォーラム/公益財団法人日本宇宙少年団/種子島宇宙芸術祭推進協議会/日本放送協会/三菱重工業株式会社/株式会社IHIエアロスペース/有限会社 大平技研/
インターステラテクノロジズ株式会社/株式会社ソニー・ミュージックコミュニケーションズ/SPACE FILMS/SPACE TRAVEL/GROUND/多摩美術大学×東京大学/
FIRST 合原最先端数理モデルプロジェクト/イルミン美術館/東京都写真美術館/
日亜化学工業株式会社/浜松ホトニクス株式会社/ソニー株式会社/
NECディスプレイソリューションズ株式会社/株式会社プリズム/三菱電機株式会社/
株式会社メディアタージ/福岡県 佐賀県/
早稲田大学系属 早稲田佐賀中学校・早稲田佐賀高等学校/株式会社サクラクレパス/Chimons/
株式会社 光洋/株式会社イマジカデジタルスケープ/朝日酒造株式会社 ほか
助成
(ARTSAT:衛星芸術プロジェクト)
公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団/公益財団法人朝日新聞文化財団
主な参加作家
逢坂卓郎
大平貴之
木本圭子
森脇裕之
名和晃平
鈴木康広
チームラボ
ARTSAT :衛星芸術プロジェクト
oblaat(谷川俊太郎、三角みづ紀、最果タヒ、穂村弘)
松本零士
SPACE FILMS
なつのロケット団
有馬純寿(大平貴之《夢幻宇宙》サウンドデザイン)
スペースダンス・イン・ザ・チューブ
イ・ヨンジュン
ユリウス・フォン・ビスマルク ほか
資料
《イプシロン・ザ・ロケット―新型固形燃料ロケット、誕生の瞬間》(写真:西澤 丞 ほか)
国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟における『文化・人文社会科学パイロットミッション』資料
ポートフォリオ 《NASA「宇宙への旅―25年の歴史」》
測地実験衛星「あじさい」
陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)実物大模型
フェアリング*
宇宙切手
宇宙をテーマとする歴史資料・書籍ほか
*)フェアリング 打上げ用ロケットの積荷(人工衛星など)を熱などから保護する役割を果たし、大気圏離脱後に分離して落下する。
ワンダフル ワールド
こどものワクワク、いっしょにたのしもう みる・はなす、そして発見!の美術展
2014年07月12日(土)〜08月31日(日)
お子さんといっしょにお話ししながら作品を見てみませんか?
あたらしいことを見つけるおもしろさ、なぜと感じる心、発見を誰かと分かち合う喜び。新鮮な心を持つこどもたちには「ワクワクする心の揺れ動き」をたくさん経験してほしい。
「ワンダフル ワールド」は赤ちゃんから大人まで一緒に楽しめる展覧会です。こどもたちの身近にあって、興味の対象であるモチーフ―フルーツ、電車、鏡、動物、ブロックなど―をアート作品にした5人のアーティストによる空間全体を作り出すような体感型・参加型作品を展示します。
赤ちゃんや小さなこどもを持つ親にとって、こどもと一緒に美術館に行くのが難しいと感じたり、そもそもこどもに美術がわかるのだろうかという疑問を感じたりするかもしれません。この展覧会では、小さなこどもの視覚世界を表現した作品や、作品に触れて遊び体験的に美術を鑑賞する作品が展示されます。こどもの興味や理解に寄り添った作品を展示することで、小さなこどもが楽しめる展覧会を目指します。
美術館という非日常の世界で出会う作品たちを見て思ったことを語らうことで、いつもは気がつかない感覚や気持ちに出会って欲しいと思います。それは自分自身の新たな姿を見つけることであり、そして隣にいるこどもたちと経験を共有することでお互いの世界を発見することにつながっていくことでしょう。視点を変えることで見えてくる世界、それはすばらしい世界"ワンダフル ワールド"なのかもしれません。
絵本を読むように、こどもが興味を示したものに寄り添いながら、自由に語らい作品を見てみませんか。ひとりで見るよりみんなで見て気づくことがあるかもしれません。
みて・はなす、そして発見!の美術展です。
みどころ
1.作品の中に入り込む、体験型インスタレーション
作品の中に入り込んで遊ぶ体験型インスタレーションが展示されます。
本展は個人的に楽しむための写真撮影が可能です。作品と一体になった姿をぜひ写真撮影をしてください。展覧会場で写した写真は自分だけのオリジナル作品になるかもしれません。展覧会を見ていないお友達にも写真をフェイスブック、ブログ、ツイッターを通してあなただけの楽しみ方を教えてあげよう!
撮影について
撮影はお子様の成長記録、ご家族・ご友人との記念写真撮影を目的に限り許可しており、動画撮影や他の来館者の撮影、三脚やフラッシュなどを使用した撮影等、他の方へのご迷惑となるような撮影方法はご遠慮いただくなど、一定の撮影条件がございます。
2. ちいさなこども、あかちゃんと一緒に美術を楽しもう!
ちいさなこどもや赤ちゃんと一緒に美術を楽しむといってもどうすればいいのだろう?
そんなときはぜひ美術館での鑑賞プログラムにご参加ください。展覧会ではちいさなこどもとの鑑賞方法を学ぶ家族鑑賞プログラムや講演会を開催します。こどもと一緒に美術をたのしむコツをお伝えします!
プログラムの詳細については「関連イベント」をご覧ください。
3.大人だって楽しめる。童心に戻りたい大人、こどもの心を持った大人たちも大歓迎。
「ワンダフル ワールド」展は現代アートに不慣れな大人の方にもおすすめの展覧会です。
難しく考えず、作品を見て素直に感じることがアートの見方の第一歩。こどもと一緒に作品で遊びながら童心にかえるのも良し、カップルやお友だち同士でおしゃべりしたり遊びながら、展覧会をお楽しみください。
出品作家
金澤麻由子/ クワクボリョウタ/ 橋本トモコ/ 船井美佐/ 武藤亜希子
作家略歴等詳細は「アーティスト」の欄をご覧ください。
主催
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館
協賛
shiseido.png
協力
アニエスベー、クレサンジャパン株式会社、株式会社クサカベ、株式会社サクラクレパス
ターナー色彩株式会社、ホルベイン工業株式会社、株式会社リコー
千葉県立松戸高等学校、深川資料館通り商店街協同組合、深川ふれあいセンター
グランチェスター・ハウス、ウエストユニティス株式会社、koikoi furniture factory
武蔵野美術大学芸術文化学科、中央大学研究開発機構、京都嵯峨芸術大学メディアアート分野
江東区立元加賀小学校
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