くらしの植物苑

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佐倉にある「くらしの植物苑」では、生活に密着した植物の紹介をしているようです。
外国風に言えば、ハーブ園になるのかもしれないです。
写真は全部6/15のものです(古いよ!)あはは・・・ごめんなさい
へチマ・・・産毛のようなのが、美しかったです。
スモークツリー・・・我が家はなかなか咲かないので、花が見られてうれしかったです。
ザクロ・・・唯一花が咲いていました。オレンジの花が鮮やかで美しかったです。
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苑内はこんな感じ。ハウスや畑なんかもあります。せっせとお手入れされていましたよ〜

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木漏れ日にすける花びら
柔らかな陽が葉に落とすシルエット
遠くかすむ白に 静かに主張する白
幼い小さな命が刻む 陰の濃い色

  - 6/15 佐倉・くらしの植物苑にて -


#gardening


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ひととき、極楽浄土へ

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先日、名古屋城の白いハスを載せましたが、わたしが必死に写真を撮っていると、見知らぬ女性が「鶴舞公園のハスは、もっとたくさん咲いていたし、ピンクだからかわいかったよ」と教えてくださいました。鶴舞公園は、我が家からはちと遠い。しかも、花を撮るには、朝でなくては!ということで、後日、早起きして、いそいそと出かけたわたしでした。まるで恋人に会うように・・・・それもとびきり美しい人に。

無事鶴舞公園に到着。ハスの池がわからなくて、園内の花壇の手入れをしていたおじさんに尋ねると、なるほど、遠目からもハスのピンクの花が見えます。わぁ、なんてきれい!!感激しつつ、撮り続けるわたし。油断しました。朝だからとたかをくくって、飲み物を用意してこなかったのです。仲良くなったおじさんと、話すうちに、だんだんと目が回ってきました。ハスの花咲く、極楽浄土のような景色の中、あやうく、自分も極楽へ行ってしまうところでした(笑)

まだ露の残る花。おいしそうなレンコン(笑)ハスが咲く瞬間には、ポンッと音がするそうで、いつか一度聞いてみたいものです。


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イルカとクジラの違いって?

040704aqua3.jpg7/4(日)、名古屋港水族館で、イルカを見たあとに、模型の飾ってあるお勉強コーナーを通りかかりました。そこで、いろいろ見るうちに、ふと素朴な疑問が・・・それがタイトルの「イルカとクジラって、どう違うの?」でした。(ご存知の方には、バカみたいな疑問でごめんなさい・・・・・・)

そこで登場されたのが、質問を受け付ける博士のようなおじさん。たぶん、本当はちびっ子の質問に答えるためにいる方なのでしょうが、ええ年したわたしの質問にも、親切に答えてくださいました。



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涼を求めて、白い花

040712hasu_suiren1.jpgときどき、ハスとスイレンを混同されているのを見かけますが、両者は別のものです。わたしは、個人的には、ハスのほうが美しいと思いますが、違いは以下の通り。興味のある方は、ご覧くださいませ。

ハス・・・花びらが丸味を帯びて、花の中央にレンコンができる。葉は、水面より随分浮き上がっている。
スイレン・・・葉っぱが平たくて、カエルが乗る。花びらがやや細め。モネが好んで絵に描いた。

図にまとめてみました。   



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暑中お見舞い申し上げます@夏っちゃんBLOG

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夏っちゃんBLOG、盛り上がっていますね〜
7/2も七夕のイベントも、帰省のため参加できず、寂しいワタクシでございます。
帰省の間、ネットから離れて、のんびり描いた暑中見舞いをみなさまに。
(ちょっと照れくさいので、夏っちゃんにはUPしませんです(^^ゞポリポリ)


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バラが咲いた!

040701cottage_rose1.jpg5月の終わりに購入した、イングリッシュローズの「Cottage Rose」が、咲きました!もう秋まで花は見られないと思っていたので、うれしいです!
6/27 つぼみがほころび始めました。
6/29 開き始めました。
7/1 満開♪
う〜〜。これぞ、イングリッシュローズですね(^^)つぼみが12個ついてるので、まだまだこれから楽しめそう・・・わたしの留守中に(笑)

てなわけで、一週間ほど留守にします。みなさん、お元気で♪


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YES オノ・ヨーコ展

040625ono_yoko1.jpg東京都現代美術館にて、6/27まで開催されていた、『オノ・ヨーコ展』を見て来ました。世界的なビッグバンド・ビートルズのメンバー、ジョン・レノンの夫人として、「世界で最も有名な日本人女性」「最も有名な未亡人」とされるオノ・ヨーコですが、そのアーティストとしての顔は、あまりに知られていませんし、海外に比べ、日本での認知度、評価はとても低いものです。

知ってるようで、彼女の事は意外に知らないものでした。
 ・父親は銀行家で、学習院大学に入学したセレブな家庭のお嬢様であること。
 ・最初の結婚相手は、日本人作曲家の一柳慧、2度目の結婚相手は、映画監督のトニー・コックス。
 ・ジョン・レノンは3度目の結婚相手。
 ・オノ・ヨーコは、小野洋子と書く。 

彼女の芸術は、ただ絵を見て、きれいと感じるというような、従来の芸術とは、まったく一線を画すものです。作り手が一方的に作品を作って、見せるのではなく、見る側の参加があって、初めて彼女の作品は完成するのです。「インストラクションと呼ばれる指示文や言葉とオブジェを組み合わせた、インスタレーションなどが多い。」と書かれると、何のことやら?と思うだろうけれど、たとえば「キャンバスに穴を開けて、そこから水を少しずつ床にたらして、その跡を見る」というような指示があったら、それを想像してみます。その想像が、その指示を見た者の頭に中に像として結びついたときに、この作品は完成する、ということなのです。あるいは、この指示通りのオブジェが展示されていたりします。自分の想像通りだったり、まるで違うものだったりするのも、とても面白い。

テレフォン・ピースという作品は、会場に電話が設置されていて「オノさんからかかってきますので、取ってお話してください」と書いてあった。思わず、近くにいた係の人に「本当にかかってくるんですか?」と尋ねると「はい、今日も一時間半ほど前に、かかってきました。随分大勢の方がお話されましたよ」・・・惜しい!!ああ、でも、オノ・ヨーコと電話で、話すことなんて何もないしなぁ・・・・・でもやっぱりね、ちょっと惜しかったです・・・えへへ。


気になった作品
 ・「アメイズ」・・・靴を脱いで、中の迷路を進む。外からは、ガラス張りで、よく見えるのに、中に入るとわけがわからなくなる。
 ・「カッティング・イベント」・・・観客がヨーコの服をはさみで次々に切り裂いていくパフォーマンス
 ・「プレイ・イット・バイ・トラスト(信頼して駒を進めよ)」・・・全部が 白のチェスの駒。プレイしていくうちに、敵と見方の区別がつかなくなる。実際にプレイするジョンとヨーコの映像も見られました。
 ・「フライ」・・・女性の裸体の上を、蠅が飛び回る様子を淡々と記録した映画。
 ・「クリーニング・ピース」・・・手前の石の山から、一つの石を、喜びの山か、 悲しみの山に積む。最後にどちらが大きくなるか・・・わたしは、喜びの山に積みました。悩みや苦しみはあっても、生きてるって喜びのほうが多いと思うから・・・

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左/東京都現代美術館の外観とエントランスホール。
中/モダンアートの美術館らしい、美術館自体が、大きなアート作品のよう。庭にもオブジェが。
右/コレもエントランスホールなのですが、実は作品だったと、撮った後で知りました。「イクス・イット」死からも生命は芽生える・・・

オノ・ヨーコ展詳細
東京都現代美術館


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フェルメール『画家のアトリエ』〜栄光のオランダ・フランドル絵画展

040625oranda_frandle1.jpg長いタイトルですね(笑)覚え切れません・・・なんと言っても、今が旬のフェルメールです。「真珠の耳飾りの少女」の映画とタイアップして開かれているこの展覧会。しかし、勘違いしてはいけません。この展覧会に、「真珠の耳飾りの少女」は展示されていないのです。え?勘違いじゃなくて、展示されてないほうがおかしい?そう、そういうクレームが、美術館には殺到してるのだとか。そこには、フェルメールという画家の特性が、関係してきます。

画家には、すごく多作な人と、実に寡作な人がいて、たとえば、印象派の代表的な画家であるモネは、非常に多作な人で、有名な「睡蓮」だけでも、200もの作品を残しているとか。何しろ、印象派は、実際にその場で、印象のままに絵を描くわけで
一枚にそんなに時間をかけていられないのです。そんなわけで、モネは、午前中だけで、7〜8枚の絵を仕上げたと言われています。

それに比べ、このフェルメールは、現存する絵が、30枚と言う少なさ。なので、一枚の絵の価値が、非常に貴重なわけです。とりわけ、今回展示されている「画家のアトリエ」という作品は、フェルメールがことのほか愛し、死ぬまで手元に置いていた絵なのです。フェルメールは、それ以外にも、その生涯が謎に包まれていて
世界中に多くのファンを持つ画家です。たった一枚しか展示されないとわかっていても、その一枚のために、世界中の美術展を渡り歩く愛好家が、数多く存在するのだそうです。

そんな風に、人を惹きつけてやまない、フェルメールの魅力とは、どこにあるのでしょう。フェルメールは、その時代としては、少し先駆的な絵を描く人だったようです。もちろん、17世紀当時の古典的な画法はきちんと踏まえつつ、光を取り入れた構成にその特徴があります。彼の絵は、18世紀には、評価が下がり、忘れ去られようとしていたのですが、19世紀になって、再評価が進みます。彼の絵を評価したのは、同じく「光」を重要視する印象派の画家たちでした。そういった意味で、印象派と彼との間には、重要な関係があるのです。

この展覧会には、そのほかに、レンブラント、ルーベンスといった大画家の日本では初公開の作品も多く見られます。油彩でありながら、透明感のある、どこまでも繊細な表現に、ただただ陶酔できる展覧会らしい展覧会だといえると思います。
(その前に、『オノ・ヨーコ展』を見たので、よけいにそう感じたのかも)


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