イルカとクジラの違いって?

040704aqua3.jpg7/4(日)、名古屋港水族館で、イルカを見たあとに、模型の飾ってあるお勉強コーナーを通りかかりました。そこで、いろいろ見るうちに、ふと素朴な疑問が・・・それがタイトルの「イルカとクジラって、どう違うの?」でした。(ご存知の方には、バカみたいな疑問でごめんなさい・・・・・・)

そこで登場されたのが、質問を受け付ける博士のようなおじさん。たぶん、本当はちびっ子の質問に答えるためにいる方なのでしょうが、ええ年したわたしの質問にも、親切に答えてくださいました。




そのお答えが、イルカとクジラは、同じもの、というか、イルカはクジラの仲間で、体の大きさで、区別をしているのだそうです。その目安となるのが、だいたい4m。4mより大きいのがクジラ、4mより小さいのがイルカなのだそうです。4mのイルカというと、ちょうど名古屋港水族館では妊娠中だったベルーガ(シロイルカ)がそれに当たるのだそうです。

このシロイルカ、以前に『A・W・S・3』のアスさんの横浜・八景島シーパラダイスで「スナメリにそっくりだけど、違うの?」と、わたしが大変な失礼な質問をしたのですが、その違いもわかりました!

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スナメリ、わたしの記憶では、鳥羽水族館には「世界最小のクジラ」と書いてあったのですが、それもそのはず、スナメリは大きくても2mほどにしかならないのだそう。写真で見ると、よく似てる両者ですが、大きさが全然違うのでした。

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ベルーガ(シロイルカ) イッカク科 英名:Beluga/White whale
北極圏の周りに生息する、真っ白な体と、自由に曲がる首が特徴の、クジラ・イルカの仲間。名前の由来はロシア語。海のカナリアとも言われる。夏に河口に集まり、出産・子育てを行う。その時に皮膚をこすり落とすラビングと呼ばれる行為をする。子供のベルーガは、濃い灰色だが、成長とともに、体の色が白くなる。魚・イカ・タコなどの軟体動物のほか、甲殻類のエビ・カニなどの底生動物も食べる。

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スナメリ ネズミイルカ科 英名:Finless Porpoise
体長:オス 1.5m メス1.4m
特徴:頭が丸く、口がクチバシ状にとがっておらず、背びれがない。

シロイルカが、イッカク科なのに、スナメリはネズミイルカ科で、属する仲間も違うようです。(ベルーガは、妊娠中ということで、おなかの大きいお母さんが見られましたが、刺激を避けるため、水槽が暗くしてあったので、写真に撮れませんでした。スナメリは、いるはずの水槽で、見つけられませんでした(^^ゞポリポリ)鳥羽水族館には、スナメリがたくさんいて、その前でなら、何時間でも過ごせるわたし。

他に、ここでは、イルカやクジラの鳴き声が聴けたりします。仲間を呼ぶとき、相手を威嚇するとき、餌を探すとき(だったかな?)それぞれに違う声を出すんですね。すごくおもしろかったです。その後、ベルーガは、17日午前中に、無事赤ちゃんを出産したそうで、日本初だとか。お近くの方は、ぜひ見に行ってみてくださいね〜〜〜。「名古屋港水族館」HP

シャチについて 「What's ORCA?」


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