サザンカ
Camellia sasanqua
ツバキ科
2000 F4 透明水彩
今年はじめての植物画です。ポインセチアから、随分あいてしまいました。でもこれは、結構古い絵で、2000年の作品。
kankanさんの「椿」を見て、このエントリーを思いつきました。
植物画は、花を正確に描くということが、とにかく大切なので、よく似た花について、見分け方を、よく教わりました。
ツバキとサザンカも、とてもよく似た花ですが、その見分け方は、kankanさんのところにあるように
1.花の散り方(ツバキは花ごと落ちて、サザンカは、花びらが一枚ずつ散る)
それ以外に
2.しべのつき方(ツバキのしべは、そろっているけど、サザンカのは、ばらばら)
←わかりにくいので、こんな絵を描きました。
3.基本的に、サザンカは秋〜冬咲き(年内)で、ツバキは春咲き(2〜3月)
でも、咲く時期に関しては、品種により、寒椿や、春に咲く山茶花もあるので、 厳密ではないと言うことです。
3/1追記
4.ツバキは花びらが開ききらないで、受け咲きだけど、サザンカは平たく開ききる。(この絵は、あまりいい絵じゃないですね)
これ以外に、アヤメ科の植物についてなど、よく教わりました。アヤメとショウブとイチハツとカキツバタの区別、あなたはつきますか?(これはまた、別の機会に(*^-^*))
※このエントリーは、以前に他のBlogに載せたものです。
続きを読む、とクリックすると、記事の続きの後に、以前に頂いたコメントが見られます(10件)
続きを読む>>
山茶花
本を読んで泣く〜「トラッシュ」山田詠美
山田詠美「トラッシュ」を読んだ。わたしは、あまり一人の作家の本を読み漁ると言うことをしないのだけど、彼女の本は、比較的たくさん読んでるほうだと思う。この作品は女流文学賞を取ったもので、著者としては最長の作品である。でも、長さを感じないほど、さらりと読めてしまう。最近になく感動したのは、共感できる部分が多いからなのかもしれない。
家で本を読む時間はないので、電車の中とか、ランチで入ったカフェなどで、読むことが多いんだけど、もう泣けて泣けて、困ってしまった。彼女の本は多く読んでるけど、泣いたのははじめてかも。それほど、せつない物語だった。幸せと言うものについて考える。目の前の幸せを享受する事に不器用な恋人・リック。でも、リックの気持ちもわからなくはないのだ。幸せな自分に、慣れることができないと言う悲劇。わたしの中にも、彼に似た部分があるからなのかもしれない。
家で本を読む時間はないので、電車の中とか、ランチで入ったカフェなどで、読むことが多いんだけど、もう泣けて泣けて、困ってしまった。彼女の本は多く読んでるけど、泣いたのははじめてかも。それほど、せつない物語だった。幸せと言うものについて考える。目の前の幸せを享受する事に不器用な恋人・リック。でも、リックの気持ちもわからなくはないのだ。幸せな自分に、慣れることができないと言う悲劇。わたしの中にも、彼に似た部分があるからなのかもしれない。
バレンタインの頃〜クリスマスローズ チロリアンランプ
2004.02.08 Sunday クリスマスローズ その1
我が家に何種類かあるクリスマスローズの中で
今年最初に咲いたのが、このヘレボラス・アーグチフォリウス。
クリスマスローズとは、十字架に架けられたイエスキリストに
少女が捧げたと言う伝説の花。
しかし、伝説の本当のクリスマスローズは、
この花ではなく、ヘレボラス・ノイガー。
純白の上品な花を咲かせます。
この株は残念ながら、このあと消えてしまったのでした(^^;
原生地では、クリスマス頃に咲くこの花も、
日本ではほとんど、2月以降に咲き始めます。
一番ポピュラーなヘレボラス・オリエンタリス(レンテンローズ)は
別名・春咲きクリスマスローズと呼ばれ、3月頃に見頃を迎えます。
2004.02.12 Thursday クリスマスローズ その2
クリスマスローズの一種、ヘレボラス・フェチヅスも咲きました。
とはいっても、微妙な感じですが、この花はぱっかりとは開かないので
こんな感じの花です。
なんだか、グリーンと白ばかりの庭ですね〜
色のある花も、何色か形容しがたいような、微妙な中間色が好きです。
オレンジではなく、アプリコット色とか、
紫ではなく、ライラック色とか。
2004.02.14 Saturday チロリアンランプ
真っ赤な花って好きじゃないのですが
これは小さくてかわいいので、気に入っています。
植物画の教室の仲間から一枝頂いて、挿し木しておいたら
簡単に根付いて、そのまま庭に植えたら、どんどん大きくなってます。
これはアブチロンの仲間で、和名はウキツリボク。
英名はチロリアンランプといいます。
チロリアンランプって、実際にどんなものかは知りませんが
この花のかわいさを表現するのに、本当にぴったりだと思いませんか?
かわいくて、可憐な花ですが、結構丈夫で、こんな真冬でも真夏でも
土地になじめば、年中咲いてくれてます。
2004.02.16 Monday クリスマスローズ その3
先日、日本橋三越のチェルシーガーデンで購入したリビダス。
これも、クリスマスローズの一種です。
梅のような形の花と、渋い色合いで、かなり好きな花です。
葉っぱの模様も素敵です。
#gardening
続きを読む>>
我が家に何種類かあるクリスマスローズの中で
今年最初に咲いたのが、このヘレボラス・アーグチフォリウス。
クリスマスローズとは、十字架に架けられたイエスキリストに
少女が捧げたと言う伝説の花。
しかし、伝説の本当のクリスマスローズは、
この花ではなく、ヘレボラス・ノイガー。
純白の上品な花を咲かせます。
この株は残念ながら、このあと消えてしまったのでした(^^;
原生地では、クリスマス頃に咲くこの花も、
日本ではほとんど、2月以降に咲き始めます。
一番ポピュラーなヘレボラス・オリエンタリス(レンテンローズ)は
別名・春咲きクリスマスローズと呼ばれ、3月頃に見頃を迎えます。
2004.02.12 Thursday クリスマスローズ その2
クリスマスローズの一種、ヘレボラス・フェチヅスも咲きました。
とはいっても、微妙な感じですが、この花はぱっかりとは開かないので
こんな感じの花です。
なんだか、グリーンと白ばかりの庭ですね〜
色のある花も、何色か形容しがたいような、微妙な中間色が好きです。
オレンジではなく、アプリコット色とか、
紫ではなく、ライラック色とか。
2004.02.14 Saturday チロリアンランプ
真っ赤な花って好きじゃないのですが
これは小さくてかわいいので、気に入っています。
植物画の教室の仲間から一枝頂いて、挿し木しておいたら
簡単に根付いて、そのまま庭に植えたら、どんどん大きくなってます。
これはアブチロンの仲間で、和名はウキツリボク。
英名はチロリアンランプといいます。
チロリアンランプって、実際にどんなものかは知りませんが
この花のかわいさを表現するのに、本当にぴったりだと思いませんか?
かわいくて、可憐な花ですが、結構丈夫で、こんな真冬でも真夏でも
土地になじめば、年中咲いてくれてます。
2004.02.16 Monday クリスマスローズ その3
先日、日本橋三越のチェルシーガーデンで購入したリビダス。
これも、クリスマスローズの一種です。
梅のような形の花と、渋い色合いで、かなり好きな花です。
葉っぱの模様も素敵です。
#gardening
続きを読む>>
『RPG』 宮部みゆき
宮部みゆきさんの「RPG」を読んだ。実は彼女の作品は、これが初めてなのですが、おもしろかった。ぐいぐい引き込まれてしまうのは、さすがだ。
心に残った言葉がいくつか。警察官である女性の思う言葉。
「誰かを助けたり、誰かの役に立つために頑張りぬく精神力も必要だが、それと同じくらい、いやそれ以上に切実に、誰も助けることができなかったり、誰の役にも立てなかったときに、そういう自分に耐え抜くことのできる忍耐力も必要とされるのだ」
これは、何も警察官だけに当てはまるのではないと思う。人は、誰かの役に立ちたいという潜在意識があるのだと思う。だからこそ、世の中で一番辛いのは、自分が誰にも必要とされていないと感じること。困っている人、打ちひしがれている人を前にしても、何もできないと感じること。そんな、無力感なのではないだろうか。
また、警察官である男性の言葉。
「自分で自分をお人よしだと言う人間を信用しない」
これは、言えてると思う。わたしもそうかもしれないと思った。
心に残った言葉がいくつか。警察官である女性の思う言葉。
「誰かを助けたり、誰かの役に立つために頑張りぬく精神力も必要だが、それと同じくらい、いやそれ以上に切実に、誰も助けることができなかったり、誰の役にも立てなかったときに、そういう自分に耐え抜くことのできる忍耐力も必要とされるのだ」
これは、何も警察官だけに当てはまるのではないと思う。人は、誰かの役に立ちたいという潜在意識があるのだと思う。だからこそ、世の中で一番辛いのは、自分が誰にも必要とされていないと感じること。困っている人、打ちひしがれている人を前にしても、何もできないと感じること。そんな、無力感なのではないだろうか。
また、警察官である男性の言葉。
「自分で自分をお人よしだと言う人間を信用しない」
これは、言えてると思う。わたしもそうかもしれないと思った。
自分の限界〜「キッチン」よしもとばなな〜より
去年の冬に買ったアマリリスが、ようやく芽を出した。実はこれ、冬になったら、当然家の中に入れてやらないといけなかったんだけど、なんとわたし、1月の半ばまで、すっかり忘れて外に放置してたのだ。でも、去年の葉が青々としてて、すんごく元気だったので、なーんだ、大丈夫じゃん♪なんて思ってたら、室内に入れた途端、見る見る枯れて行き・・・あああ、力尽きたかぁ〜〜〜なんて思ってたら、ある日、こんな風に〜〜〜〜!やったぁ〜〜〜♪
******************************
花を育てていると思い出すのは、吉本ばななの「キッチン」の続編。主人公が、ある人から「自分の限界を知りたいときには、何かを育ててみるといい。そうすると、自分にどれだけのことができるか、わかるから」と言われるくだりがある。
あー、何でこう、花を枯らしてしまうのだろう。何でどんどん、庭が荒れていくのだろう。そう思うたびに、自分の限界を思う。
同じ話の中で、主人公が料理を習いに行って、どんどん上達して、認められていくことに、最初はとまどうのだけど、だんだん納得する。「そのわけがわかった。自分と周りの人たちとの、料理にかける意気込みが、あまりに違いすぎるのだ。」周りは、花嫁修業程度の気持ちで習いに来ている女性ばかりで、そんな中で、本気でプロを目指そうとしている自分とは、上達に差があって当然だと言うのだ。
同じことを、同じ期間、同じ金額を支払って行っても、自分がどうして行きたいのか。目的を持っているのといないのとでは雲泥の差なのだ。目的や行き先は、見えたと思うと、またすぐに見失う。うつろいやすいもの。でも、たとえ何度見失っても、決してあきらめずに、また見つけて行きたい。一度決めたことなら、少し形が変わっても、どこかで、目的地にたどり着きたいのである。
#gardening
******************************
花を育てていると思い出すのは、吉本ばななの「キッチン」の続編。主人公が、ある人から「自分の限界を知りたいときには、何かを育ててみるといい。そうすると、自分にどれだけのことができるか、わかるから」と言われるくだりがある。
あー、何でこう、花を枯らしてしまうのだろう。何でどんどん、庭が荒れていくのだろう。そう思うたびに、自分の限界を思う。
同じ話の中で、主人公が料理を習いに行って、どんどん上達して、認められていくことに、最初はとまどうのだけど、だんだん納得する。「そのわけがわかった。自分と周りの人たちとの、料理にかける意気込みが、あまりに違いすぎるのだ。」周りは、花嫁修業程度の気持ちで習いに来ている女性ばかりで、そんな中で、本気でプロを目指そうとしている自分とは、上達に差があって当然だと言うのだ。
同じことを、同じ期間、同じ金額を支払って行っても、自分がどうして行きたいのか。目的を持っているのといないのとでは雲泥の差なのだ。目的や行き先は、見えたと思うと、またすぐに見失う。うつろいやすいもの。でも、たとえ何度見失っても、決してあきらめずに、また見つけて行きたい。一度決めたことなら、少し形が変わっても、どこかで、目的地にたどり着きたいのである。
#gardening
『若冲と琳派 〜きらめく日本の美〜』
2/6(金)、日本橋高島屋に、若冲と琳派展を見に出かけた。こちらは、元々京都の細見美術館のコレクション。最近、日本画づいてるわたしである。
--------------------------------------------------------------
とにかく、感動した。素晴らしかった。琳派は、尾形光琳ではなく、後に登場した実力派・鈴木其一にスポットを当て、紹介していた。細見コレクションは、琳派の代表画家である、俵屋宗達・尾形光琳・酒井抱一だけでなく、酒井抱一の弟子である、鈴木其一のコレクションが特に充実しているということだ。雅やかで、とにかく美しい作品群には、ただただ、うっとりするばかりであった。日本人の、心の根底にある、誰も通ずる美意識の世界、それが琳派なのでは、と感じた。
そして、それ以上に心震えたのが、伊藤若冲であった。この人の経歴はおもしろい。京都の大きな青物問屋の跡取りとして生まれ、一度は家業を継いだものの、絵に没頭し、40歳で弟に家督を譲ると、絵の道へ進むことになる。鶏を何羽も飼って、写生に写生を重ねたせいで、彼の作品には鶏の絵が多い。わたしが引かれたのも、そのせいかもしれない?(笑)いやしかし、この迫力ある、無駄のない、それでいて精密な描写は、実に印象的で、見る人の心を捉えて離さないものがあると思う。華やかさでは、琳派にとてもかなわないのに、何故か心に残る絵なのだ。
ミュージアムショップで、50000円以上もする画集を購入してる女性がいた。お店の人は、わたしにも見るように薦めてくれた。限りなく原画に近い美しさだった。購入していた女性は、ずっと若冲が好きで、でも京都まではなかなか見に行けないので、今回の展示会を楽しみにしていたそうだ。これからは、家でも楽しめると、うれしそうに帰っていかれた。わたしにはとても買えなかったけれど、今日の感動は絶対に忘れずに胸にとどめておこうと思った。
--------------------------------------------------------------
とにかく、感動した。素晴らしかった。琳派は、尾形光琳ではなく、後に登場した実力派・鈴木其一にスポットを当て、紹介していた。細見コレクションは、琳派の代表画家である、俵屋宗達・尾形光琳・酒井抱一だけでなく、酒井抱一の弟子である、鈴木其一のコレクションが特に充実しているということだ。雅やかで、とにかく美しい作品群には、ただただ、うっとりするばかりであった。日本人の、心の根底にある、誰も通ずる美意識の世界、それが琳派なのでは、と感じた。
そして、それ以上に心震えたのが、伊藤若冲であった。この人の経歴はおもしろい。京都の大きな青物問屋の跡取りとして生まれ、一度は家業を継いだものの、絵に没頭し、40歳で弟に家督を譲ると、絵の道へ進むことになる。鶏を何羽も飼って、写生に写生を重ねたせいで、彼の作品には鶏の絵が多い。わたしが引かれたのも、そのせいかもしれない?(笑)いやしかし、この迫力ある、無駄のない、それでいて精密な描写は、実に印象的で、見る人の心を捉えて離さないものがあると思う。華やかさでは、琳派にとてもかなわないのに、何故か心に残る絵なのだ。
ミュージアムショップで、50000円以上もする画集を購入してる女性がいた。お店の人は、わたしにも見るように薦めてくれた。限りなく原画に近い美しさだった。購入していた女性は、ずっと若冲が好きで、でも京都まではなかなか見に行けないので、今回の展示会を楽しみにしていたそうだ。これからは、家でも楽しめると、うれしそうに帰っていかれた。わたしにはとても買えなかったけれど、今日の感動は絶対に忘れずに胸にとどめておこうと思った。
引越しはしたけれど・・・
わたしのサイトの歴史は、なかなか忙しい。ま、それは、また別の機会に書くことにして・・・・
先日から頑張ってやってたお引越し作業なのですがようやく終って、リンク先に引っ越しましたの挨拶をして、ホッとしたのもつかの間、引越し先のレスに「見られない」という言葉を発見。おやぁ?と思っていたら、先ほど、友人から電話がありました。「見られないよ〜〜」
その二人に共通するのは、プロバイダ!そういえば、「プロバイダによっては見られないこともある」という書き込みをサーバのHPのBBSで見かけたのでした。
というわけで、みなさまに質問です。
このサイト、見られますか?見られた方、見られなかった方、それぞれにプロバイダを教えていただけるとうれしいのですが・・・どうぞよろしくですm(_ _)m
URL(があったのですが、消させていただきましたm(_ _)m
追記:m@さんの書き込みまで読んで、当初予定していたサーバに切り替えることにしました。こちらです。
http://hp16.e-notice.ne.jp/~sumomo/
こちらは見えますよね?(笑)みなさま、ご協力ありがとう!
続きを読む>>
先日から頑張ってやってたお引越し作業なのですがようやく終って、リンク先に引っ越しましたの挨拶をして、ホッとしたのもつかの間、引越し先のレスに「見られない」という言葉を発見。おやぁ?と思っていたら、先ほど、友人から電話がありました。「見られないよ〜〜」
その二人に共通するのは、プロバイダ!そういえば、「プロバイダによっては見られないこともある」という書き込みをサーバのHPのBBSで見かけたのでした。
うそ〜〜〜っ
というわけで、みなさまに質問です。
このサイト、見られますか?見られた方、見られなかった方、それぞれにプロバイダを教えていただけるとうれしいのですが・・・どうぞよろしくですm(_ _)m
URL(があったのですが、消させていただきましたm(_ _)m
追記:m@さんの書き込みまで読んで、当初予定していたサーバに切り替えることにしました。こちらです。
http://hp16.e-notice.ne.jp/~sumomo/
こちらは見えますよね?(笑)みなさま、ご協力ありがとう!
続きを読む>>
1/1