そんなわけで、11日木曜にあせって行って参りました、エッシャー展。渋谷のbunkamuraザ・ミュージアムで13日土曜日まで絶賛開催中です。
http://www.ntv.co.jp/escher/
大人気で、チケット持ってないとかなり並ぶと聞いていたのですが、チケットは既に入手済みだったため、行列を尻目に待たずに入れてホッ。
と思いきや、今度は音声ガイドのnintendo DSを借りるのに行列。これは借りなくてもいいんだけど、すごくよいと聞いたので迷わず並ぶ。並んで正解でした。だってこの音声ガイド、無料だったんです。今までいろんな展覧会行ったけど、こんなの初めて。
2年ほど前に行った森美術館の音声ガイドがipodで、当時まだ珍しかったipodに感動したものでしたが、操作性で言えばDSのほうがぜんぜんよかったので、この試みは大成功だったかもしれません>bunkamura
さて、内容ですが、想像以上によかったです。感動です。恥ずかしながらはじめて知ったのですが、エッシャーの作品って版画だったんですね!!(いまさら・・・)
作品のほとんどは木版とリトグラフで、銅板は好きではなかったそう。インクを溝に落として、表面のインクをぬぐうことで、彫った部分が濃くなる鋼板ではなく、彫った部分がそのまま白くなる木版の繊細さを愛したというだけあって、木版のものはなんともいえない味わいがあります。
また、リトグラフの描写は気が遠くなるほど細密で、鉛筆デッサンそのままのようでありながら、これもまた独特の雰囲気があります。
エッシャーと言えば一連の「だまし絵」作品が有名ですが、初期の頃にはごくオーソドックスな(でも完成度の高い)版画を数多く残しています。
オランダ出身のエッシャーは、スイスの実業家の娘イエッタと結婚し、イタリア南部に移り住みます。オランダの平坦な景観の中で育ったエッシャーにとって、南イタリアの変化に飛んだ景観は、創作意欲を大いに刺激するものでした。このころ見た景色がやがては、彼の中における創作の軸となる平面構成を形作り、最終的には
だまし絵の世界へと昇華することになります。
彼の中の変化はとても明快で、方向性がわかりやすく、とても理解しやすいのに奥深さもあります。
最終的に辿り着いた場所が「だまし絵」であることから、芸術界の異端児と呼ばれた彼ですが、テクニックの確かさは目を見張るものがあります。
ただ彼は自分でも、アーティストよりは数学者の脳のほうが、はるかに理解しやすいと言っています。
もともと建築家を目指していたところを、グラフィックデザインの才能を見出され、版画家を目指したように、たまたま画力に恵まれた数学者だったのだと言えるのかもしれません。
ともかく、とても興味深く偉大なアーティストなのだと思いました。
ところで、私は昨日、この後に人と会う約束があったので、お気に入りの帽子をかぶっていました。でも、音声ガイドの邪魔だったので、帽子を脱いだのですが
バッグが小さめで入らなかったので、ポケットに突っ込んでいたら、途中で落としたことに気づいて蒼白に。
人ごみの中、半泣きになりながら探していると、
「もしかして帽子?ついさっき誰かが拾って係りの人に預けていたから、受付に届いているわよ」
と親切な人が教えてくれたんです!そんなわけで、すぐに受付に駆けつけると、ちょうど係のお姉さんが受付のお姉さんに渡しているところでした。
「い、今の帽子、私のなんですっっ!」
思わず叫ぶ私。受付のお姉さんは、私の必死の形相にひるむこともなく、にっこりと微笑みながら
「どうぞ。よかったですね」
と手渡して下さいました。
そんなわけで教訓。美術館には帽子をかぶって行かない、ではなく、美術館には大きなバッグで行くべし。会場ではロッカーに預けること。
これに尽きますね(^e^;
ところで、前日徹夜で仕事をしていた私は、この日起きたら何と14:25!!慌ててしたくしたものの、家を出たのが16時過ぎで、会場到着が17時近くでした。で、人との待ち合わせが19:20に大久保駅。
19時前には会場に出なくては、と焦っていて、特に帽子を取り戻してからはもうバタバタで、会場を後にしたのですが、図録を買うのにもまた並び(笑)(これは、そんなに時間はかかりませんでしたが。)
さすがに「でんぐりでんぐり」のガチャガチャにチャレンジする時間がなくて、ザンネン!某mixiでは話題になっていたので、どうしてもやりたくなったら、どうしようかと思いましたが、昨日はさしてやる気もなく素通り。今日になって、ちょっと気になってきたりして(あはは)。でもきっと、すぐになくすんだろうなぁ。
そのお陰で待ち合わせには無事間に合い、楽しい時間を過ごせました。その件は、また明日の日記に。
◇参考◇版画の種類
【版画の種類について】
版画の技法には大きく分けて、凸版、凹版、平版、孔版の4種類があります。
凸版は木版画が代表的で、絵となる部分を残して他を削り取る手法。
凹版にはエングレービング、エッチング、ドライポイント、メゾチント、アクアチントなどの、絵となる部分のみを彫る技法。
平版はリトグラフのように、版の表面は平らなまま油性の強いクレヨンなどで描き、化学的な処理によって絵の部分のみにインクがのるようにして転写する技法です。
孔版にはシルクスクリーンなどがあり、絹などの版の孔からインクを通して刷りとる手法です。
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【版画の技法について】
■リトグラフ[Iithograph](平版)
リトグラフは、表面を磨いた石灰石(石版)の上に クレヨンや油性の墨などで直接作画し、その上に 酸性の液を塗って、作画した部分にだけインクが乗るように加工。油が水をはじく原理を利用したものです。彫ったり削ったりする必要がなく、作家が直接自分の手で描けるのが特徴です。描いた線、面がそのまま版画になるという表現の自在性から、多くの作家が 手がけている技法です。
版画の古典的な手法で、18世紀末、楽譜を印刷するためにドイツで発明された技法として現在に至っています。 版には平面の石版(石灰石)、ジンク版 (亜鉛)、アルミ版などを使用し、転写紙の上に、油性の強い墨、鉛筆、チョーク、クレヨンで作画して、その上に滑石粉末と硝酸を加えたアラビアゴム液を塗り、この版に油性インキをのせると、水と油の反発作用によって、絵を描いた部分にだけインキが付着する。この原版に紙をのせ、プレス機で圧力を加えることによって、絵が描かれた部分だけが刷られる仕組み。
■シルクスクリーン[silkscreen](孔版)
絹やナイロンに感光材で図柄を写したり、画像を切り抜いたフィルムなどを 張り付け、インクが通る部分と通らない部分にわけて、絹の孔を通してインクを紙に押し出す方法がシルクスクリーンです。シルクスクリーンは、色の境界線がはっきりして、多彩で原色の鮮やかな作品が多く、また大量に刷るのに向いています。
金属や木の枠に絹やナイロン、テトロンなどの幕(スクリーン)を張り、その幕 の網目を様々な方法でふさぎ、ふさがれていない部分だけからインキを下に押し出して印刷する方法。網目をふさぐ方法には、色を付けたい部分だけを切り取った厚紙の上にスクリーンを重ねて刷る方法や、スクリーンに直接に感光乳剤を塗り、ボジフィルムを密着させて露光することによって画像を抜く方法などがある。
この技法は画面が反転しません。色の境界線がはっきりしていて、均質に仕上がります。
■セリグラフ[serigraph]
シルクスクリーンのことを言う。
■木版画[woodcut](凸版)
木の板に彫刻刀を用いて絵柄を彫り、製版としたものから摺って版画としたもの。日本では古くから浮世絵版画などが世界的に有名であり、優れた伝統技術の木版画として現代まで継承されている。日本では、従来から縦に木を切った板目木版が主流ですが、西洋では、一般に木を輪切りにした木口木版を用いています。
■エッチング[etching](凹版)
銅板や亜鉛板の表面に耐酸性のニスを塗り、その上を針で描画しこれを酸につけると、露出している金属面が腐食して、描線が強調されます。これを繰り返すことによって版をつくる技法です。
防蝕剤で覆った銅版や亜鉛版の表面に耐酸性のニスを塗り、その上を鉄の 針などで線を刻んで傷をつける。酸で線の部分だけを腐蝕させ凹部を作り、そこにインキをつめて印刷する。腐蝕させる時間を調整することによって、線の強弱や太さの違いを変えることができる。直接版を彫って画線部を残す技法よりも自由に線が描けることと、細かい描写ができることが特徴。レンブラント以降版画の主流になっています。
■ミックスドメディア(混合技法)
複数の製版技法を組み合わせていく技法です。ミックスドメディアは広範なジャンルに使われる言葉ですが、ラッセンなどのアメリカ版画についていいますと写真製版された下絵にシルクスクリーンをプラスして、原画の微妙なグラデーションや繊細な陰影、奥行きのある立体感などを表現しています。従来のリトグラフやシルクスクリーンでは実現できなかった立体感・色彩を表現できます。
■アータグラフ
従来の版画は、色彩の再現までは出来ましたが、完全な凸凹までは不可能でした。そこに生まれたのが、カナダA.R.T.社の「アータグラフ」です。キャンバス上に版が刷られ、版画の表面に凹凸がつけられ、原画の筆づかいを忠実に再現している技法です。工程としては、画像をデジタルスキャンし原画に忠実な色合い色調をつけ、そのうえにコンピューター等を使い、原画の表面の凹凸を読み込みながら版を製作していくところが特色です。ラッセンはこの技法を好み、その版画は本画と見ちがえるほどです
■ドライポイント[drypoint](凹版)
銅版にニードルと呼ばれる金属製のするどい針で直接刻画する技法です。線を刻んだ後にできるささくれをそのまま効果的にいかし、にじみのある柔らかい線を出すのがドライポイントの特徴です。
銅版などに、硬い鋼鉄製の針やダイヤモンド針で、直接刻描して凹部を刻んでいく技法。版に直接刻むため線の横にできる押し上げられたささくれなども、そのままにしておくのが特徴です。このために線が不規則な太さになり、この「まくれ」の部分にからまったインキが紙に印刷されることによって、独特で暖かい感じの線が表現される。
■メゾチント[mezzotint](凹版)
最初に版全体にロッカーという細い刃の道具で小さなささくれをつけ、やわらかなビロードのような黒いバックをつくった後、ささくれ等を部分的に取り除いていき、微妙な明暗の濃淡をつくり出すことができる技法です。
銅版の表面全体に、櫛歯状の彫刻刀で水平・垂直・対角の方向にぎっしりと無数の直線(あるいは点刻線)を刻みつけることによって、版全体を「まくれ」で覆われた状態にしておく。その上をスクレーパーという道具で不必要な「まくれ」を削りとり、削りとる具合によって灰色から白への濃淡を整えていく。
「まくれ」で覆われた部分はビロードのような質感を持った黒色で印刷されるが、その黒色を背景に展開される豊かで繊細な明暗濃淡の表現がメゾチントの魅力である。
■アクアチント[aquatint](凹版)
エッチングと同じく、腐食させ版を制作します。エッチングが線の表現に適しているのに対して、アクアチントは面の濃淡の表現にすぐれています。
銅版、亜鉛版上に松脂やアスファルトの粉末を散布し、熱でこれを溶かして版上に粒子を付着させた後、腐食液につけて、ざらざらした砂目の版面を作り出す技法。
その上に防蝕剤で絵を描く。その後、腐蝕液につけると、防蝕剤で描かれた部分以外の粒子のすき間に腐蝕液が浸透し、細かい斑点状に銅版を腐蝕する。この腐食の度合いによってインクの濃淡が決定される仕組はエッチングと同様。防蝕剤で描かれた部分は白く印刷される一方、砂目の銅版部は、その腐蝕の度合いによって繊細な濃淡を表現する。
エッチング等と併用することが多く、明暗の調子を出すのに使われます。
■ペーパースクリーン
シルクスクリーンと原理は同じで、シルクを通さずに和紙の繊維を通して油性インクで摺る技法。仕上がりはリトグラフあるいはシルクスクリーンと似ていますが、油性インクが和紙の繊維を通過することによって独特のマチエールが出せるのが特徴です。
■ジークレー[giclee(英)]・別の呼び名-(ジクレ・ジグレ・ジクリー)
最新のデジタルカメラとスキャナー技術を駆使して作成される版画。
ラッセン・シメール・アルフォーグ等のアメリカ版画を中心に広がりを見せている高画質デジタル印刷です。リトグラフやシルクスリーンなどとは異なり、版は使用していません。
ジクリー、ジークレーの語源ですが、gicleeとは、フランス語でインクの吹き付けを意味します。
これは、スクリーンを通さず、キャンバスや版画の紙にジークレー専用のインクジェットプリンターから大きさ15ミクロンのシアン、マジェンタ、黄色、黒色の4色の粒子が吹き付けられ制作されます。だいたい一枚の大判のジークレー版画には数十億粒以上のインク粒子が吹き付けられます。毎秒4百万以上、インクのミクロ粒子を、噴射して7万色以上の微細な発色を可能にしてます。
水性のインクを使用するために通常表面は乾燥した感じに仕上がり、見た感じはリトグラフに近い感じになりますが、その上からシルクスクリーンで透明ニスをかける場合は、シルクスクリーンの様な仕上がりになります。ジクリーと呼ばれることもあります。非常に繊細な線のタッチ、微妙な色彩の変化、色彩の揺れなども逃さず再現することができ、現在最も原画に近い版画制作法といわれています。
■【アイリス】
ジクレと基本的に同様の技法です。プリンターのメーカー名をとってアイリスと呼ばれることもあります。
■シバクローム[cibachrome (英)]
別の呼び名−( チバクローム・イルフォクローム)カナダのシバガイギ社が特許を取得していることから、シバクロームという呼び名がついています。
同様にイルフォード社(スイス)からの商品は、イルフォクロームと呼ばれます。
チバクロームはポジ・プリントに使われるポジ材料で、チバクローム・ぺ一パーの略。手頃な枚数と専用現像処理剤が容易に入手できるため普及した。他のネガ・ぺ一パーに比べて高価だが、非常に質の高い耐久性のあるプリントが得られることが特徴。
通常の写真の現像方法は「発色現像法」とよび、科学変化により、元々色のない媒体の上に必要な部分だけ色を発色指させる技法です。
シバクロームは「銀染料漂白法」と呼ばれる技法で、アゾ染料により色彩を形成する技法です。「銀染料漂白法」とは、もともと媒体が持つ色を漂白により除去して必要な色だけを残す写真技法です。
通常の「発色現像法」のプリントは化学変化した色が経年より、色あせするため美術品の色彩を保存する方法としては耐久性に問題がありました。
「銀染料漂白法」のシバクロームは元々ある色彩の中で不必要な色彩のみを除く方法のため、色彩自身の耐久性は強く、経年しても、その透明感や色が損なわれないため、耐久性を要求される版画技法として近年よく使われる技法となっています。
元になる「アゾ染料」は、衣料の染め付けに用いられるほどの耐久性を持ち、透明感や彩度に優れた染料です。チバクローム、イルフォクロームとも呼ばれます。
一般の版画と最も異なる点は、版画が刷られているものが紙やキャンバス布ではなく、フィルムという点です。写真の究極の応用と考えればわかりやすいでしょう。
写真の場合は、色を定着させる際に、酸とアルカリの反応を利用する点から、酸化(変色)しやすいのですが、シバクロームの場合は、すべての工程において中性の状態で作業するため、酸化しにくいという特徴があります。
■エングレーヴイング[engraving](凹版)
一般的なのは金属版を彫るもので、ビュランという刃先の鋭い彫刻刀で、直接銅版を彫り、出来た溝にインキを詰めて印刷する。版を彫りとるために、ドライボイントのような「まくれ」もなく、くっきりとした鮮やかな線が表現出来る。エングレービングは「ビュラン彫り」とも言われている。
■コラージュ[collage(仏)(英)]
コラージュとはフランス語で「糊による貼り付け」の意味で、布や紙を貼り付けた作品をコラージュといいます。作品としてはパブロ・ピカソやジョルジュ・ブラックがキュビズムの一つの 表現方法としてパピエコレと呼ばれる、新聞や、包装紙、布を作品に張り付けたのが、始まりとなります。コラージュを利用した版画はミロ、クラーヴェ、タピエス等により制作されています。
油絵などにも共通する近代美術の特殊な技法。新聞、雑誌、針金をはじめ、画面とはおよそ異質な材料を貼り合わせることによって現実の多様性を画面に取り込む効果をうみます。
■コラグラフ[collagraph]
厚紙に針金や糸、紙などの様々な素材を貼り付けて原版を作り、それらの素材の割れ目にインキ詰めをして刷りあげるもの。
■リノカット[lino-cut]
版材としてリノリウムを用いるが、手法は木版と同様。木版の場合よりも大きい版が入手しやすく、彫る場合に抵抗感が少ない。ただし、細かく織細な表現には不向き。独特の彫り味を活かすことができる。
■インタリオ[intaglio]
一般的に凹版技法を用いた銅版画を指すもので、ドライボイント、エングレーヴイング、エッチング、アクアチント、メゾチントなどを含む。
■オフセット[offset]
原画を写真撮影し、それを感光液を塗布した原版に焼き付ける。その後、原画の濃淡を再現するため、化学的、電気的処理を施して、原版を綱点と呼ばれる微細な点の粗密の集合体に置き換える。
この原版を、版胴、ゴム・ブランケット、圧胴の3つの円筒が接しながら回転する印刷機にかけて刷りあげる。網点の深さは非常に浅いため、平版として分類されている。ルーぺで見ると細かい網点が見えることで通常のリトグラフとの区別が容易に付く。大量の印刷が可能であるという利点がある。
■ステンシル[stencil]
画像を切り抜かれた原紙を紙や布の上に置き、その切り抜かれた部分から絵具やインキを刷りこむ手法。広く孔版のことを指し、形染やシルクスクリーンも含まれる。
■モノタイプ[monotype]
絵具や印刷インキで、直接、銅板やガラス板などに絵を描き、その上に用紙を置いて画像をうつしとる一回摺りの方法。一点制作なので、必ずしも版画の分野に分類される必要はない。描かれた画像をわざわざ転写するのは、刷る時の圧カによって生じる独特な表現を追及する意図が大きいであろう。
■フォトモンタージュ[photomontage]
一画面に二つ以上の映像を組み合わせた合成写真のこと。合成の仕方には以下のようなものがある。
・多重露出 =一枚のフィルムに二つ以上の被写体を重ねて撮影する方法。
・ 焼込み法 =一枚の印画紙に二枚以上の原版の画像を組み合わせて焼き込む方法。
・ダブル・プリント=二枚以上の原版を重ねて、一度に印画紙に焼き付ける方法。多重露出とほとんど同様の効果を出すことが可能である。
■フォト・アッサンブラージュ[photo assemblage]
フォトモンタージュが印画紙の段階で処理が施され、一枚の写真作品としての統一性を持つのに対し、フォト・アッサンブラージュは様々な写真を台紙上で組み合わせ、時には布や金属などの異質の材料をも「寄せ集め(アッサンブラージュの意)」て、ひとつの作品にまとめたものを指す。
■フォトボリマー[photopolymer]
感光性樹脂のこと。
■ディジタル・プリント[digitalprint]
コンピューターによって画像処理を行い、プリントする手法。
■ハンドメイドプリント[handmade-print(英)]
デビッド・ホックニーが制作したカラーコピーを使った版画。
■ガラス・ステロ版[cliches-verre(仏)]
バルビゾン派の作家が作品を制作したのみで、一般的な版画技法にはなりませんでしたが、ミレーやコローが版画として製作している技法です。黒色乳剤で黒く皮膜を被せたガラス板にペンや鉄筆で描き、その黒色の皮膜を剥がし、それを写真のように感光紙に写し、制作する技法。つまり手書きのネガフィルムを作り、それを紙に焼き付ける技法です。
「版画の技法」と「版画の種類」 http://www.gm2000.co.jp/gihou.html
版画基礎知識 http://www.enchanteart.com/rito.htm
COMENNTS
こんにちわ〜
あけましておめでとうございます!あれ?ぴよさんって、今東京にいらっしゃるんですか??
名古屋かと思ってたので嬉しいです!渋谷の文化村のナディッフにポストカードを置かせてもらってるので、良かったらみてください〜
最近イラストが少し変ってきていて、なんだか素敵ですね!シックで落ち着いていて、それなのにとても可愛らしいです!
ai :: 2007/01/14 12:23 AM
aiさん
そうそう、名古屋ってのは単なる
「ひよこ日記」のネタなんです(笑)
紛らわしくてごめんなさい。
bunkamuraにポストカードなんてすごいですね。
今度見に行ってみますね!
イラスト褒めて下さってありがとう(^^)
ひよこ@管理人 :: 2007/01/14 03:22 AM