貧しさに負けたぁ〜いいえ、寒さに負けたぁ〜

201220_IMG_0808.jpg2020.12.21 Monday
今日の夕飯は作りすぎ。。。というのにデザートまで!これ社長代行が全部食べてダメ出しした後に一口食べてGO出した奴ね!うんまい!後で来るクリームチーズとかクランチの塩気や食感がたまらん(by ぴぴかじり)。来週最終回だけど寂しいのは社長でも新谷でもなく店長なのだよな私の場合。飯塚さん素敵♡太賀も好きだけどこの役より「今日俺」の今井の方が好きだったって、変?
この1年は火10と日曜劇場をよく見た。半沢直樹ももちろん面白かったけど、「テセウス」も今クールの「ヴィーナス」も面白かった。大河からのまさかの染谷将太2連発もオツだった。


                


2020.12.21 Monday
このところちょこっと気持ちが落ちていたのだけど、今度連載の始まる媒体の編集さんから、すっごくうれしいメールが届いた。もともと連載の話は、中日新聞の「ほんの裏ばなし」を読まれたことがきっかけで、『ナゴヤ愛』は未読なままお声がけくださったということだった。
その後『ナゴヤ愛』をご購入・お読みくださり、社内で「この本はすごい」と盛り上がってるそうなのだ。「この連載を『ナゴヤ愛』の宣伝にどんどん使ってやってください」とまで言っていただき、うるっとくる。
なんだか自慢みたいですみません。でもほんと自分では自信持てなくて、こうやって言われてやっと、何とか気持ちを支えている感じで。
文章のプロ中のプロの集まりのような方たちから、そう評価いただけたことで、ちょっと自信がもたげてきた。いろいろあるけど、前を向いて行かなくちゃね。


                


2020.12.22 Tuesday
今日は新連載をご依頼いただいた方とZoomでの打ち合わせ、キンチョーしたけど楽しかった。『ナゴヤ愛』をきっかけに、どんどんいろいろ広がっていくのがうれしい。まだまだナゴヤにもナゴヤ人にもたくさんの潜在的な魅力がある。それをすくい集めて綺麗に広げて見せたい。それが私の役割かなと思う。


                


2020.12.23 Wednesday
昨日は普段の自分からは考えられないくらい人と話した一日。何年か前から、仕事をただ受けるのではなく、条件的なこともキチンと交渉するようになった。今日もそんなこんなでそこそこ長い時間電話で話した。その結果、悶々と悩んでいたことが、霧が晴れたようにスッキリ。一歩も二歩もいい方向に動いた。

おかしいと思うことは声を上げていくことが大事。自分の場合、勇気出して伝えると大抵うまい方向に進むことが多い。そのためには知識も必要。必要な知識を若い人にもちゃんと伝えたい。私自身まだ発展途上なのにおこがましいけれど、それでもそれは、長く生きてきた人間に課せられた義務なのだと思う。

私には子どもはいないけど、若い人はみな自分の子どものようなものだ。自分の未来を託すべき人なんだからそれは当然。未来がクリエイターにとって住みやすい世界となり、美しいものであふれた素晴らしい世界であってほしい。だから闘うことも必要。決して自分だけの利益を求めているわけではないのだ。


                


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2020.12.24 Thursday
クリスマスイブですね!素敵な夜をお過ごしください。。。
我が家はこれから買い出しに行きます!チキン売ってるかなぁ。中にいろいろ詰めて丸焼きにします♡

なーんて言って、結局寒さに負けて買い物に行けず、クリスマスディナーは牛ちゃんでした♪おいしかったからいいのだ。
最近お酒飲むと体調崩すことが増えたので、ノンアルコール。寒くなるにつれて酒飲むこと減ったなぁ。。。
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働くことと闘うこと

201219_IMG_0753.jpg2020.12.20 Sunday
新刊『ナゴヤ愛』(秀和システム)共著者のカメラマン・宮田のワークショップの生徒さんから預かってきた本にせっせとサイン(キンチョー)。
「4コマが好きです」という感想がさり気なくうれしい。ワークショップ当日のDec.20.2020という日付の美しさもうれしい。お買い上げくださった皆様に感謝です!

蛇口ひろこさんへのTwitterの返信:喜んでいただけて、こちらこそ嬉しいですー!ああホント、時間があって画材があれば、いつもこれくらい丁寧に描きたいなーと思います。サイン会などでは時間の制約があって難しいかもですが。。。それにしてもこの758ちゃんもひよこたちもええ感じに描けた。宮田の筆文字付スペシャル版はこれだけかも。


                


2020.12.17 Thursday
怒涛の12月!バタバタしていてすっかりイラストもSNSへの投稿も途切れているけど、そんな中すごくうれしい仕事が動き出した。
とある媒体で文章の連載が決まって、タイトル部分には私のイラストを入れることになったのだけど、編集さんから
「もしよければデザイン案を出していただいても・・・」
「いえ私はイラストレーターなので、デザインは・・・」
「そんな謙遜されなくても・・・」
「・・・・」
えーっと、謙遜でもなんでもなく、イラストレーターはデザインはできないのです!!(苦笑)(できる人はイラストとは別でちゃんとデザインの勉強した人)その方の場合は、私へのリップサービスのつもりなのかもしれないけど。
今まで依頼が来た中でも特にうれしく、思わず涙が出た仕事なので、とにかくうれしいしめでたい。 
なんだかこう自分にとって都合のいいというかありがたい方向に物事が運んでいくのは不思議。今までの私の人生にはなかったことだ。ありがたく受け止めて奢らず行きたい。


                


2020.12.18 Friday
少し前から仕事上理不尽なことが続いていた。歴が長い仕事で担当者も何人も変わり今の担当者になってから、イラスト使用の決まり事を無視されることが多くなり。さすがに堪忍袋の緒が切れて一言モノ申す事にした。これで切られたら出るとこ出てやるくらいの気持ち。下請けのフリーランス舐めるなよ。

TK 私はそれで出禁喰らいましたが、後悔していません!🥶
陽菜 ひよ子 Kさん カッコイイ!男前!私も後悔なんかしないもんね!
MK いいぞー!もっとやれー!
陽菜 ひよ子 Mさん エールをありがとうございます(笑)頑張るぞー!!
YM わかる〜。担当者が変わるとグダグダになることってあるよね。
陽菜 ひよ子 Mさん そういうものなんですねー。それにしてもしれっといろいろやってくるんで悪質なんです。
YM 担当者もいろんな人がいるから、嫌なこと、困ることもあるよね。私の場合、担当者の対応に、監修を頼んでいた夫の方が私より先にキレてしまってその仕事を下りました(元々、長くやっていてそろそろ辞めさせてもらいたいと思っていたところに、担当者が変わったので)。
ひよ子ちゃんも大変だけど、頑張ってね😊
MS Twitterに実名で晒して炎上させてしまえ!今はこういう武器があるから良いよね。昔はやられっぱなしの泣き寝入りばかりだった。
陽菜 ひよ子 Mちゃん 相手の出方次第ではそれもやるけど、最後の手段のつもり。たぶん向こうはこれが一番怖いと思うし。 そういう意味ではいい時代になったよね(笑)
MF 自営業やフリーランスはこういう時、本当に弱い立場に立たされますが、ようは感情的にならないことだと思います。
正当性を持って毅然と向かいましょう!^_^
私もいろいろありました。こういう人は腹黒いところがあるので、感情的になると相手のじゅちゅうです。
陽菜 ひよ子 Fさん ありがとうございます。おっしゃる通り、感情的になることは厳禁ですね。その点重々注意して、冷静に毅然とした態度で理詰めで行きたいと思います。
KM ひどい場合は優越的地位の濫用だから公正取引委員会って手もあります。
陽菜 ひよ子 Mさん 助言ありがとうございます。なるほど、そういう手もあるんですね。対応が悪ければ、それも併せてつついてみることにします。


                


2020.12.20 Sunday
今日は宮田が先生の日でお出かけ、となると急に家事が進むのはなんでだろう?とふと考える。
東京時代の宮田はすっごく多忙な会社員で、朝7時に出かけ夜中12時過ぎまで帰ってこなかったし、何なら土日も出勤してた。私も朝6時に起きて弁当と朝食を作って送り出して、それから家事をして。

彼が家にいるときにはできるだけ家事でバタバタせず、一緒に過ごすことにしていた。その名残なのか?今みたいに24時間一緒にいると、むしろ家事が滞ってしょうがない。単純に私の仕事が今の方が忙しいというのもあるけど、一緒にいるときくらいゆったり、みたいな意識はそろそろ変えなければ、としみじみ思う。(てか、遅すぎるよね。。。)

逆に、東京時代は帽子の学校や絵本のWSや展示など、出かけるところも多く、ひとりでアクティブに動き回っていた。今ほど絵の仕事もしてなかったので、あんまり家にはいなかった。そこは昔に意識を戻して、もう少しひとりでも出かけるようにしたいなぁと思うのだった。


                


2020.12.20 Sunday
日曜日だけどカメラマンの宮田は先生しに出かけて行ったし、私も仕事中。土曜も日曜も関係なく仕事しているかと思えば、平日にだらーーーんと一日ごろごろしている日もあって。よくこんなんで生活できるよね?って思うけど出来てる不思議。これってナゴヤが基本的な生活費がかからない街だからだよな。

東京に住んでるときは楽しかったし、今も大好きな街だけど、やっぱお金がかかりすぎるよね。チラ見しただけだけど、4人家族で1ヶ月50万かかるんだって?50万ってさ、平均年収が400万だってのに、無理でしょ。手取りが30万切るもんね。そりゃ専業主婦が絶滅寸前なはずだよね。。。夫婦2人で働かないと。

専業主婦ってやってみるとそんなに楽しくないんだけど、それでもフルタイムで働いて家事や育児がのしかかって来ること考えたら、専業主婦にあこがれる気持ちもわかる。うーんでもね、自分が社会の役に立ってない焦燥感とか、夫の付属物みたいな気持ちになることとか、家事って本当に評価されないとか。

いろいろ考えると私は専業主婦には戻りたくないなー。うちはオットが病で一時期ほとんど働けなくなって、自分が大黒柱だった時期もあって。本当に大変だったけど、専業主婦だった頃とどっちが幸せだったかといえば、大黒柱のほうがよかったもん。専業主婦だった頃はありがたかったけど、つらかった。


                


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怒涛のイラストと怒涛の家電故障ラッシュ来る?

201209instagram_ns.jpg201206instagram_ns.jpg201207instagram_ns.jpg201211instagram_ns.jpg201213instagram_ns.jpg201211instagram_ps2.jpg2020.12.12 Saturday
12月に入ってから、風邪ではないのだけど(なぜか風邪って書いちゃったけど)二人とも体調を崩しがちだったのが、ようやく立ち直ってきた。なんでこんなにしんどいんだろうって考えたら、この半年くらい怒涛過ぎたよねって話で。夏は毎日ひと時も休みなく原稿に向かっていたし、終わったとたんに発売で、そこからは仕事をしながら書店巡りや様々な仕掛けなどをしてきて、やっと、11月末でそれがひと段落ついて。ホッとしたんだねと。

本の方はもう私にできることはほとんどないような気がしている。営業的なことも、もう精いっぱいやったと思う。
ひとまず、自分にしては上出来の本が出来上がったと思っている。こういっては何だけど、やっつけ仕事みたいなことや、内容ペラペラなのに姑息な手やお金の力で売れている感を出しているような、そういうことはしていない。どんな時も本物でありたいと思うから。

私は絵描きとしても物書きとしても、一流ではないだろうし、ドカンとすごく売れるようなことはこの先もないかもしれない。それでも、ちょっと聞きかじっただけのことで専門家みたいな顔をしたり、所詮なんちゃってでしかないのにプロを装ったりするような、そんな作り手にはなりたくない。二流なりに本物でありたい。
売れること、結果を出すことが正義だというなら、ゴメンナサイってしっぽ巻くしかないけど、それでも自分はちゃんと仕事をしたと、顔を上げて言える。

周りにいる人のほとんどは、愚直なくらい目の前の事に真摯で、10年20年と目標に向かってひた向きに努力している。でもたまに大して出来もしないことにアピールだけが上手い人というのもいて。売れるにはそれくらいちゃっかりというか、厚顔無恥でないと無理なのかなーと思ったりもした。
けれど、最近になってそういう人たちの化けの皮がはがれ、努力していた人たちが次々と認められていくのを目にすることが増えた。やっぱりね、努力したこと、時間を重ねたことは自分を裏切らない。 
  
とはいえ、ほかならぬ私自身が、ちゃっかりして見えるようなのだけど、まぁそう見えるんなら見ればいいさ、とも思う。努力なんて人に見せるものでもないし。でも作品にはちゃんと現れるものだよ。

        

2020.12.12 Saturday
茶トラ好きな私だけど、真っ白なフワフワのネコさまにも憧れる。そういえば「1万回生きたねこ」のねこの愛したメスねこもふわふわのしろねこだったよね。泣けるなぁ。二度と生き返らなくていいと思えるのがホントの恋。

        

2020.12.13 Sunday
仕事も気分が乗ると止められないので、毎日決まった時間に眠るなんて無理。仕事が詰まっているのに好きな絵を描くのも無理。。。と言いたくないので頑張る。しかしすでにこの絵は昨日の分。今日も投稿できますように。

        

2020.12.15 Tuesday
コロナの世界はしんどいけど、本の素晴らしさや役割を改めて感じてくれる人が増えたなら、それだけは本当に良かったと思う。そして名古屋にまた素敵な書店が誕生した。見知った書店の方もちらほら写っておられて、胸が熱くなる。#名古屋 #ナゴヤ愛 #丸善ジュンク堂 #金山

        

2020.12.12 Saturday
しし座。岩合さんの個展「ネコライオン」を見てから、ライオンが大きなネコに見えて仕方がない。あの展覧会で感心したのは膨大な撮影量。撮った数が半端ないからこそ、あれだけネコとライオンで重なるポーズがあったわけで。数稽古は大事。


                


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2020.12.15 Tuesday
インスタに初夏頃からちょこちょこ載せているネコ図鑑。CBC渡辺美香さんのラジオに出演した際に、ディレクターさんから「私これ好き!」と言われ、気を良くして最近再開した(笑)
7年ほど前に、とあるwebメディアで「ニッポンの県鳥さん」という47都道府県の県鳥を紹介するイラストコラムを連載していたのだけど、諸々の事情で10種類くらいで頓挫してしまった。その時に私の連載の隣にバナーが掲載されていた人は、現在Cakesで連載をもって、書籍化目指して頑張っている。その人の連載はその趣旨とは無関係な私が読んでも面白く、なぜこのコラムが未だに書籍化できないのか不思議に思う。
実際出てる本でもっとしょーもな・・・(以下自粛)(そもそもCakesから声がかかる時点で相当レベルは高いのだと思う。最近よく炎上してるけど、基本は高レベルであると思いたい)
47都道府県の鳥はとん挫したけど、ネコはひと通り全種類制覇したい。


                


2020.12.15 Tuesday
【いつもの駄文】自分の仕事の適性って自分ではなかなかわからないものだ。私は昔、営業に向いているとよく言われた。生保レディには保険の加入より「あなたもやらない?」と言われることの方が多かった。(あれも歩合がもらえるそうで、誰でも誘うともいわれるけど、友人といても私だけ声かけられて、友人の方は興味ありそうにしてたのに無視されたこともあったので、適性ありそうに見えるのだろう)

バブル華やかなりしころ、イベントのコンパニオンをしていて、カード加入や写真集の販売などを兼ねたときには、その日の東海地方の売り上げナンバーワンを取ったことも何度かあった。ブログを書いてた時には「売り込むチカラ」を認められて、モニタとしてテレビに出演もした。自分でいうのもなんだけど「自分がいいと思うものを売り込む」ことなら得意だ。

でも私は営業に向いてないと自分では思う。メンタル弱いし。といいつつ、営業必須なイラストレーターの仕事をこうして続けているんだけど。実際には自分で売り込むより、絵が勝手に営業してくれているので、どうにかなっているのだとも思う。(そのために、こうして日々イラストを描いてはアップしているのだ。遊んでいるわけでも、暇なわけでもないのよ(笑))

営業は過酷だ。自分自身のOL時代の経験や人から聞いた話からすると、中でも過酷な営業といえば医薬品とスーパーかな。不動産は売れないと悲惨らしい。医薬品は「医者は薬の営業マンのことなど虫けらだと思っている」という当時の上司(部長)の言葉が一番的を得ている。スーパー担当の大手食品メーカー勤務の営業マンは心を病んだり風俗に走る人が多いとかなんとか。。。(これはまた聞きなので本当かどうか知らんけど)

今私に一番身近な営業マンは書店営業の方。面白いのは、編集さんって私クラスの作家のことはフツーに「陽菜さん」って呼ぶけど、営業さんって「陽菜先生」なの(これは前の版元も同じだった。営業さんってみんなそうなの?)。そんな風に呼ばなくていいのに、と思うのだが、本当に丁寧に接してくださる。営業さんにとって営業先は当然書店。著者にも気を使わなくてはいけないのって大変よね。

では私はと言えば、仕事のフィールドが広がるのはありがたいけど、どんどん営業する先が増えていくのは大変だなーとも思う。「作家」という肩書を得たことで、新たに書店さんも営業先に加わったけど、行く前はキンチョーで死にそうになる。イラストの営業の比ではない。「仕事をもらう・もらわない」ではなく「数字を背負う」って恐ろしい。これを日々行ってる営業や現場の方々は尊敬する。私にも適性があってほしいものだ。


                


2020.12.15 Tuesday
先日宮田のPC(4年もの)が逝ってしまい、注文して今日届くという朝、ホットカーペット(4年もの)が逝ってしまった。。。
慌てて買いに行って戻ったらすぐに荷物が届いたので、てっきりPCかと思ったら函館から大量の魚!冷凍庫にも入りきらず、サクッとご近所さんにおすそ分けしてホッとしたら眠くなってきた。。。でもPCが届くまでは眠れない。
しかし故障ラッシュが来たのか?ヤバいヤバい。ていうか、次に壊れるのはてっきりレンジ(20年もの)かエアコン(12年もの)だと思ってたのに。次の夏はいよいよエアコン買い替えかも〜〜〜ひゃ〜〜〜!!(😣)


                



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予備知識なしで見るとビックリな映画「コードネーム U.N.C.L.E.」

201208uncle_cinema01.jpg2020.12.08 Tuesday
映画「コードネーム U.N.C.L.E.」を見た。全く予備知識なしで見たんだけど、たった5年前に撮影された映画だったことにびっくり。
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とにかくスタイリッシュで美男美女がひたすらかっこよく、イラストレーターはぜひ見た方が良い映画。男の友情とか恋のさや当てもあるけど、ストーリーや人生の意味などはどーでもいい。ただただすべてが美しい。
U.N.C.L.E.とは、"United Network Command for Law and Enforcement"の略。日本語では「法執行のための連合網司令部」の意。
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アメリカの「タイム」誌は、本作を「2015年の映画トップ10」の第9位に挙げているんだって!
コードネーム U.N.C.L.E. The Man from U.N.C.L.E.
監督    ガイ・リッチー
脚本    ガイ・リッチー ライオネル・ウィグラム
原作    0011ナポレオン・ソロ
製作    ジョン・デイヴィス スティーブ・クラークホール
      ライオネル・ウィグラム ガイ・リッチー
製作総指揮 デヴィッド・ドブキン
出演者   ヘンリー・カヴィル:
       ナポレオン・ソロ・・・元犯罪者でCIAにスカウトされた米国スパイ。プレイボーイ。
      アーミー・ハマー:
       イリヤ・クリヤキン・・・最年少でKGBに入ったロシアのスパイ。生真面目な男。
      アリシア・ヴィキャンデル:
       ガブリエラ(ギャビー)・テラー・・・ドイツの核兵器科学者の娘(実はMI6エージェント)
      エリザベス・デビッキ:
       ヴィクトリア・ヴィンチグエラ・・・核兵器の大量生産を企むヴィンチグエラ社の実権を握る
      ヒュー・グラント:
       アレキサンダー・ウェーバリー・・・スパイ組織U.N.C.L.Eの指揮官(MI6エージェント)
      ルカ・カルヴァーニ:アレグザンダー・ヴィンチグエラ・・・ ヴィクトリアの夫
      ジャレッド・ハリス:サンダース・・・ヴィクトリアが雇っている拷問の天才
      シルヴェスター・グロート:ルディ・・・ギャビーの叔父でヴィンチグエラ社の役員
      クリスチャン・ベルケル:
       ウド・テラー・・・ギャビーの父で第二次世界大戦当時のドイツの核兵器科学者
      ミシャ・クズネツォフ :オレグ
      デヴィッド・ベッカム:映写技師(カメオ出演)
音楽    ダニエル・ペンバートン
撮影    ジョン・マシソン
編集    ジェームズ・ハーバート
製作会社  ワーナー・ブラザース リッチー/ウィグラム・プロダクション
      ラットパック・エンターテインメント デイヴィス・エンターテインメント
配給    ワーナー・ブラザース
公開    イギリス 2015年8月7日
      アメリカ 2015年8月14日
      日本   2015年11月14日
上映時間  116分
製作国   アメリカ合衆国 イギリス
言語    英語 ドイツ語 ロシア語 イタリア語
製作費   約$75,000,000
興行収入  世界 約$100,500,000
      日本 5億7500万円

                


2020.12.10 Thursday
ネコに飽きたので、友人の個展を見て描きたくなった星座。まだまだ試行錯誤中。やっぱ動物描くのが好きだし向いていると感じるが、来るのは人間を描く仕事ばかり。ありがたいけど、うまく行かないな、とも思う。
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◎おひつじ座・・・ネコばかり描いているのに飽きて来て、じゃあ鳥?とも考えたけど、それも芸がないので、先日の個展の影響を受けて12星座を描いてみる。ちなみに私は牡羊座。占いといえども侮れず割と性格当たってると思う。負けず嫌いなところが特に。
◎おうし座。・・・この感じ楽しいぞ。私の両親はどちらもおうし座で、どちらもめちゃ頑固だった。父なんか干支もうし年。ちなみに母はひつじ年で姉はうま年で私はとり年。オットもうま年。家畜大集合だね(星座の話はどこに?)。
◎ふたご座・・・昨日のおうし座は、私の絵にしては珍しく話題にしてくださってありがたい。兄のカストルが矢と竪琴、大神ゼウスの子で不死身の弟ポルックスがこん棒を持っているスタンダードスタイルで描いてみた。
◎かに座・・・カニってユーモラスで可愛い感じで、海の絵を描くときには欠かせないパーツだったけど、昔は適当に描いていたので、ちゃんと描こうとすると思ってたのと全然違って驚く。タコやイカなどもそう。海の生物危険。
◎しし座・・・岩合さんの個展「ネコライオン」を見てから、ライオンが大きなネコに見えて仕方がない。あの展覧会で感心したのは膨大な撮影量。撮った数が半端ないからこそ、あれだけネコとライオンで重なるポーズがあったわけで。数稽古は大事。


                


2020.12.10 Thursday
編集不要論って何だろう。優秀な編集者と仕事したことがあればそんなことは言わないはずだと思うのだけど。。。客観的な目(編集)を通さずに駄コンテンツを世に出すことの恐ろしさ。確かに編集は大変な仕事で、発想力と大胆さと細やかさが必要だと思う。だからこそ、なくてはならない仕事なのだ。


                


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2020.12.10 Thursday
テレビ塔周りが変化してだいぶ経ったけど、ようやく北の果てまで行ってみた。レインボーブリッジが本当にレインボーになっててたまげた(今さら)。

ここどこ?なオシャレ感。名古屋もようやくここまで来たかという感じでうれしい。スマホで撮ってもちょいと盛れば結構いい感じに。

関西や関東に住んだ時驚いたのが、みんな路上の路面店でウィンドウを眺めたり、お買い物したりしていること。実は名古屋の方が変わってるんだって知ったのは、だいぶたってから。

地下街が発達してるのも悪くないけど、こうして空の下でお買い物したりのんびり散策したりできるってやっぱり素敵だね。


                


2020.12.06 Sunday
毎年冬は憂鬱になる。ヒタヒタと不幸が音を立てて近づいてくるような、寒さが悲しみと一緒に足もとから立ち上ってくるような、そんな気がしてしまうのだ。毎年言うけど、冬はもう脂肪蓄えて籠って冬眠してしまいたい。
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金曜の映画良かった(遅)。甘え合える社会って大事。こうありたい。誰もがいつ何時誰かに頼らざるを得ない事態に陥ることはありえる。自分も人を助けたいし助けてもらいたい。高校時代の先生のことを思い出した。

寝込んでる女子とネコを描いたらつい「風邪っぴき」と反射的に手が動く。熱も鼻たれも咳もくしゃみもないので、実際にはPCやりすぎの体調不良。目と首の疲れは半端なく、温めても揉んでも何してもお手上げ。ああしんど。


                


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祝・500日記〜陽気なニャンコが地球を回す

144916_01.jpg51D39HGVS5L._AC_SY445_.jpgc525e9c14bd6fc5c.jpg2020.12.06 Sunday
「陽気なギャングが地球を回す」原作を読んだのはいつ頃だったろう?
金曜日に見た「こんな夜更けにバナナかよ」の監督が撮ってるというのでその流れで見てみた。こんな話だったっけ?全然覚えてなくて自分でも驚いた。

ただ4人の天才的な特技と設定だけは覚えている。そしてだいぶ前にwikiを見て、配役を見てあーだこーだ言っていたのも。確か原作では主人公の成瀬と演説屋の響野は同級生だったはずなのに大沢たかおと佐藤浩市?とか、響野の妻は確かに若い設定ではあったが、それにしても加藤ローサちゃんとは!とか。

文句なしのキャスティングは京香さまだけど、大沢たかおと恋愛要素とは。劇中でも「私たちカップルに見える?」と京香さんが言うように「マダムと若いツバメ」に見えなくはないこの2人、同じ年なんだね。ビックリ。京香さんの前夫役の大倉さんが逆に若いとか。えええええぇぇぇぇぇっっっっ!!

京香さんは7歳上の佐藤浩市(また出てるしw嬉しいけど)との方がしっくりくるし、その妻役の加藤ローサちゃんはメンバーの中で最年少で大学生の松田翔太と同じ年なのだ。翔太くんフレッシュだわーと思ったら本作がスクリーンデビューなんだって。こんなきれいな子だっけ?動物を愛するピュアな青年なのにスリの天才という役にぴったりはまってる。

あっという間に終わったなと思ったら、この映画なんと92分ととっても短い。本書のあとがきで原作者の伊坂幸太郎自身が「90分くらいの映画が好きだ」と書いていることにあやかったらしいが、それにしても短かっ。

この映画の見どころはストーリーよりもむしろ視覚的な美しさ、主人公たちのスタイリッシュなかっこよさ、ファッショナブルさ。そこに尽きるような。最年長の佐藤浩市を筆頭に男性はみな長身でカッコイイし女性は飛び切りの美女ぞろい。冒頭の最初の銀行強盗のファッションはぶっ飛んでいて、えええ?こんな目立つ格好で強盗?と笑ってしまうくらい。佐藤浩市の真っ赤なコートや京香さんの柄物のドレス。一番地味なのが翔太くんという。

打って変わって二度目の銀行強盗のシックな装いも素敵。途中でヒールの音も高らかに歩く京香さんのグリーンのスーツや雨の中襲われるときに来てたサイケなワンピースもイカす。小学生男子と一緒に走るときもいつもヒールの京香さんがとにかくカッコイイ。ドライビングテクニックはまさに「ジェミニ」CMバリだし(この映画はCGだろうけど)、教習所の鬼教官ぶりもしびれるし。

ラストのメキシコの空の下「ドンタコス銀行」から奪った金を積んでアメ車に乗って逃げる爽快感!この4人、最高にカッコイイ。(原作では久遠は暇さえあればニュージーランドで羊とのんびりするという設定だけど、この映画の世界観とは確かに合わないNZ。。。)
見たからと言って特に何かが残るというわけではないけど、何も考えずに見るのにはピッタリ。そんな映画もあっていい。そう思うよ。
「陽気なギャングが地球を回す」
監督     前田哲
脚本     長谷川隆 前田哲 丑尾健太郎
原作     伊坂幸太郎
出演者    大沢たかお:成瀬・・・他人の嘘が見抜ける人間嘘発見機。普段は市役所に勤める公務員。
       佐藤浩市:響野・・・湧き出る泉のように言葉を紡げる演説の達人。夫婦で喫茶店を経営。
       松田翔太:久遠・・・動物と自然をこよなく愛するスリの天才青年。
       鈴木京香:雪子・・・コンマ1秒単位の正確な体内時計を持つ女。運転テクニックはピカイチ。
       加藤ローサ:祥子・・・響野の妻。若いがしっかり者で珈琲店を一人で切り盛りしている。
       大倉孝二:地道・・・雪子の元夫。慎一の父。神崎に脅されて雪子に5千万円無心に来る。
       古田新太:田中・・・合鍵からナンバープレートから盗聴器まで何でも作ってしまう男。
       大杉漣:国元・・・最初に強盗に入った銀行の支店長。
       中山祐一朗:赤嶋・・・街の平和のために、お巡りさんのコスプレをして巡回する男。
       三浦知紘:慎一・・・雪子の息子。響野の喫茶店によく出入りしている。
       篠井英介:漆原・・・二番目に強盗に入った防犯訓練中の銀行の支店長。
       松尾スズキ:鴨打・・・成瀬の上司。
       光石研:朝倉・・・爆弾マニアの銀行員。強盗計画を邪魔した成瀬を恨み復讐の機会を伺う。
       木下ほうか:林・・・神崎の仲間の強盗犯。久遠が財布をすったことで身元がばれる。
音楽     佐藤五魚
主題歌    Skoop On Somebody「How We Do It!!!」
撮影     山本英夫
編集     日下部元孝
配給     松竹
公開     日本 2006年5月13日
上映時間   92分
製作国    日本
言語     日本語

                


201127instagram_ps.jpg201128instagram_p2s.jpg201129instagram_ps.jpg201130instagram_p2s.jpg
2020.12.06 Sunday
色を抑えたものばかり描いていると、カラフルなものも描きたくなるのだけど、やっぱり色鉛筆だと限界を感じて、アクリルで描きたいーと思う。でも今の自分の環境では、アクリルだと準備が面倒で「どっこいしょ」という感じで腰が重く多分続かないだろう。(仕事以外で)アクリル毎日描ける人って偉いと思う。
https://www.instagram.com/hina.hiyoko/


                


2020.12.06 Sunday
世の中の流れが恐ろしく速い。うっかり昼寝している間に乗り損ねた2日前の話題はもう時代遅れみたいな。1週間とか1ヶ月くらい会う人ごとに同じ話題で話していたり、オット相手にずっと同じ話していたり(すごい迷惑)、そんな私にはもはやついていけないのだな。


                


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2020.12.07 Monday
長い間Yahoo!派だったのが、今のPCになって強制的にGoogleを使わされているのだけど(設定変えればいいだけ)
Googleに「ナレッジパネル」なるものがあることを知る。
「ナレッジパネル」とは
Googleで検索を行なった際に検索結果画面の上部右側に表示される、人物や物、場所、組織や物事に関する情報を記した特別なボックスのこと。Googleによるこのボックスの呼び名。

ナレッジパネルはウェブ上のさまざまな情報を元に自動的に生成される。

ナレッジパネルの主な目的
・検索をしたユーザーにそのものに関する情報を示し、理解を助ける
・関連情報について調べやすくする
ふむふむ。なるほど。そしてこれがどういうときにつくられるかといえば
個人や法人でweb上に十分な情報がある場合や、著名な個人(アーティストや組織の代表者など)や法人であると判断される場合に、このナレッジパネルとして、自動的に登録がされる
のだそう。
気になるのは下の方に出ている「ナレッジパネルの認証を受ける」のリンク。これはこういうことらしい。
ナレッジパネルの認証とは、表示された個人本人(もしくは代理人)、法人の正式な代表者としてGoogleから認証を受けることを指す。認証を受けたことで、ナレッジパネルに間違いがあった場合、内容の修正を提案可能。
つまり、私が陽菜ひよ子本人ですよ、と承認を得ることで、ネットの中の情報で勝手に生成されるナレッジパネルの間違いを修正できるということね。

しかし承認を得るためにはGoogleアカウントを作成してログインし(どっちもしてるからいいけど)、Twitterなどにもログインして本人であることを示し、さらに本名を提示して免許証などの確認も必要なんだって。なんか面倒ね。そこまでする必要、今のところないような。。。どうなんだろう。みんなどうしてるのかなぁ。
(調べてみると個人の場合、本を2冊以上出してると確実に作られる模様)


                


2020.12.07 Monday
赤と黒、に少しこだわりを捨てて楽に描いてみることにした。この中で赤と黒だけなのは左下だけなのだよね。あ、でもそもそも紙が茶色っぽいしその上に白も使ってるんだけどね。ケンミンSHOW見てたらやっぱ名古屋のおでんが最強だと思った。これマジでやりたい>ミソフォンデュ
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2020.12.08 Tuesday
文章の本を書いて変わったこと。連載の話や本一冊書いていただけませんか?(著者ではなくてゴーストライター的な)という問い合わせなど、文章の話がどんどん入ってくる。コロナ禍のせいか需要がないせいか(笑)、イラストの仕事は激減しているので、これも天の助け。でもまだまだ文章は自分でもどこまで書けるかわからないので、おっかなびっくり。先方もそれなりの条件を提示してくださっているのはありがたいが、それに見合う仕事ができるのだろーかとドキドキ。久しぶりにフレッシュな気持を味わっている、と考えれば楽しいかも知れない。


                


201208seka-hoshi-web.jpg2020.12.08 Tuesday
せかほしの再放送は紙の特集!
たくさんの紙様たちの登場に大コーフン。

インドタラブックス、展覧会で買ったナンバリングされた愛蔵版。ザラッとした触感の表紙は、試し刷りで何枚もの絵が重ねて刷られた世界唯一のもの。インドももっと発展したらこの世界は失われてしまうのかな、と感じた。


                


2020年9月発売の新刊です。
どうぞよろしくお願い致します♡


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たまには映画の話「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」「ライフ」

12月は少し仕事を抑えて映画でも見ようと決めた。その途端週末にいい映画を一気にテレビで見てしまった。
1本目は「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」昨年亡くなった三浦春馬さんが出演したことでも話題になった作品。
そして2本目はアメリカ映画「ライフ」。今や世界の「ケンワタナベ」となった渡辺謙さんとともに「ラストサムライ」で世界に打って出た真田広之さんが登場。一見何もつながりのないこの二つの映画、今この時代に見ることで我々に何を伝えてくれるのだろうか。

unnamed.jpgEoZoZ7kVoAYSs3f.jpgEoZVxJOVoAMPYRy-2.jpgEoZVxJOVoAMPYRy-1.jpg2020.12.04 Friday
切ない。どこを切り取っても切ないのだ。
本作は障がいという重いテーマを扱っているにもかかわらずコメディ要素の強い映画である。でも泣けてしまう。
ラストは主人公の死後、皆で主人公を囲んでの回想シーン。
でも本当にもういないのは主人公ではなく「田中くん」

田中くんの存在は、鹿野へのアンチテーゼとして描かれる。
難病を持つ障がい者で、来年生きられるかどうかもわからないけれど、自己肯定感が強く、前向きに夢をもって生きる鹿野と
北大医学部に通う高学歴で高身長のイケメンなだけでなく、大病院の御曹司というパーフェクトな肩書。
それでいながら、自分はダメな奴で何もできないだと悩み「患者と向き合える自信がない」と医者をあきらめ、医学部の退学まで考える田中くん。

そんな彼に鹿野が言う「人間できることよりもできないことの方が多い」という言葉が印象的だ。

よく言われることだけれど、幸せか不幸か、ってことは目に見える条件だけでは決まらない。
その人の心持で決まるものなのだ。

春馬くん、すごいな。いつもちょっとダサい服装で、(白衣着てるときは無茶かっこいいけど)かなり気弱でやさしい田中くんを見事に演じていた。
でも実はこの映画の田中くんは、春馬くん自身の素に一番近いのではないかとも感じた。こんな風に「自分は何もできないやつ」だって悩んでいたのではないか。そしてだれにも頼ったり甘えたりできなかったのではないか。

大泉さんはこの映画を撮影してから心境に大きな変化があったそうだ。
「出来ない事は人を頼ってもいいんだ」と、思うようになりました。
人に迷惑をかける事を恐れる必要はないんだと思うようになりました。
本当にその通りだ、と思う。同じようなメッセージを春馬くんは感じられなかったのだろうか。それがとても残念。

この映画は鹿野さん(をはじめとする障がい者)が、自由を勝ち取るための戦いを描いた映画であるともいえる。
このところよく言われる自己責任論。何かあれば「自助」を良しとする世界は、ますます障がい者にとって住みづらい世界となるだろう。けれどどんな人だって誰かに助けを求める場面は必ずある。助けを求めることになった原因をすべて本人のせいにして自己責任を問いただせば、それは誰にとっても生きづらい社会となるはずなのだ。

障がい者だって幸せになっていい。生活を楽しんだっていい。
病院のベッドに縛られて長生きするくらいなら死んだほうがいい。
家族でないと医療行為が許されないというけれど、ボラはみんな自分の家族だ。彼らの手で死ぬようなことがあっても自分は文句など言わないと。

鹿野は母親に強い愛情を抱きながらも拒絶する。そこにも「何かあれば血族内で解決するのが当たり前」という自己責任論に対抗しているのだ。最後に母に残す手紙が泣ける「僕は母ちゃんに自分の人生を生きて欲しかった」それは鹿野の母への愛情の示し方なのだ。

母が当然と言われながら鹿野の世話をすれば、ひとりで負担を背負うこととなる。けれど鹿野の生活は500人ものボランティアによって支えられた。それなら不可能ではない。誰もが少しずつボランティアを普通に行えば、鹿野とボラたちのような関係性が築けるのではないだろうか。

この鹿野さんに学ぶことは本当に多い。だからといって教育的な要素はどこにもないのに。
見るだけで自分を許せるようになる。楽になれる。そんな映画が、かつてあっただろうか。
素晴らしい映画、素晴らしい原作。ホント、見て良かった。

この映画でますます高畑充希ってかわいいって思った。美人じゃないんだけどね。声がいいし、目がいい。口元もいい。
こりゃ鹿野じゃなくても惚れるよね。
『こんな夜更けにバナナかよ』で大泉洋が見せる天性の「人たらし」感
橋本達典 編集:矢澤拓(CINRA.NET編集部)

筋ジストロフィーを患い、20歳まで生きられるかどうかと言われながらも40年以上の人生を歩んだ主人公の鹿野を、大泉がまさに「ハマり役」といった芝居で見せる。

人の助けがないと生きていけないにもかかわらず、病院を飛び出し、風変わりな自立生活を始める鹿野靖明、34歳。自ら大勢のボランティアを集め、わがままし放題。しかもずうずうしくて、おしゃべりで、ほれっぽい。
最初はそんな鹿野に振り回されていたものの、真っすぐに、自由に生きる彼の姿に、周りの人々は次第に影響を受けていく——。

鹿野を演じた当の大泉も「これまで“人に迷惑をかけないで生きる”ことが唯一のポリシーでしたが、それが大きく揺らいだ。果たしてそれがそんなに大事なことなのか、と。自分一人ではできないことなら人に助けてもらえばいいのではと。人に頼ることを恐れすぎてはいけないとも思うようになりました」(『LEE』2018年12月27日配信)と、自身の心境に変化があったと語る。

大泉は鹿野になりきるべく減量し、視力を落とすコンタクトを装着した上に眼鏡をかけるなどの役づくりに挑み、実際に存命のときの鹿野さんに触れた人々にも鹿野さんそのものと思われるようになったそうだが、こうした入魂の取り組みに加え、関係者いわく「口から生まれたような、天性の人たらし」という実際の鹿野靖明と似たところが大泉にもあるように思う。
「人たらし」と聞くとよくないイメージを持つ人もいると思うが、裏を返せば「愛され力」とも言えるだろう。
(途中ところどころ省略)
今日、これから、 (大泉 洋) - CUE DIARY - CREATIVE OFFICE CUE Official website
三浦春馬くんと、豊平川の河川敷を毎日のように一緒に走った事が昨日のことのように思い出されます。
自分は特に痩せなきゃいけない役でもなかったのに、僕と一緒にずっと走ってくれました。

本当に真面目で、いいやつで、素晴らしい役者でした。
12月11日には彼の最後の主演映画、『天外者』が公開になります。
今日のこんな夜更けにバナナかよと共にどうぞこの映画も皆さんの心に刻み込んで下さい。
彼は数々の作品とともに僕らの胸の中で永遠に生き続けてくれるはずです。
監督        前田哲
脚本        橋本裕志
原作        渡辺一史
          「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」
製作        石塚慶生(企画・プロデュース)
          飯沼伸之 寺西史
製作総指揮     吉田繁暁 伊藤響
出演者       大泉洋:鹿野靖明・・・主人公。難病・進行性筋ジストロフィーを抱え、札幌市に在住
          高畑充希:安堂美咲・・・新人ボラ。久と喧嘩別れし鹿野の助言で教育大入試をめざす
          三浦春馬:田中久・・・北大学医学部学生ボラで大病院の御曹司。美咲の恋人
          萩原聖人:高村大助・・・鹿野と同世代で付き合いの長いベテランボラ
          渡辺真起子:前木貴子・・・気さくで慕われるベテランボラ
          宇野祥平:塚田心平・・・鹿野に忠実なボラ
          韓英恵:泉芳恵・・・ボラに協力する看護師
          竜雷太:鹿野清・・・鹿野の父。頑固で不器用なりに鹿野を愛する
          綾戸智恵:鹿野光枝・・・鹿野の母。鹿野に拒絶されても愛情を絶やさない
          佐藤浩市:田中猛・・・久の父。久のボラ活動には反対だが鹿野を病院に受入れる
          原田美枝子:野原博子・・・鹿野の主治医。厳しいが鹿野を心から心配する
音楽        富貴晴美:由美
主題歌       ポルノグラフィティ「フラワー」
撮影        藤澤順一
編集        西潟弘記
制作会社      松竹撮影所
製作会社      「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会
          松竹 日本テレビ放送網
配給        松竹
公開        2018年12月28日
上映時間      120分
製作国       日本
言語        日本語
興行収入      11.4億円

                


172510_01.jpgそして深夜に見たこの映画。意外に面白かった。

この先はネタバレもあり。
深夜枠の映画ということもあり、それほど期待していなかっただけに。
オットが「あ、真田さんが出てる」というので、思わず見ちゃったという感じ。真田さんが全然チョイ役じゃなくて、かなり重要な役どころで、最初に死なず、死に方もカッコイイところがうれしい。

この物語、軌道を外れた火星探査機の回収というミッションに無事成功した国際宇宙ステーション(ISS)内が舞台。探査機に収められたサンプルを分析すると、地球外生命体の存在を示すものであることが判明。これは喜ばしいニュースとして地球に伝えられ、この生命体の名前が公募され「カルビン」と命名される。

宇宙生物学者のヒューはこの生命体に異常な関心と執着を示す。この映画、ほとんどのクルーは自己犠牲と勇敢な精神を持った人たちだが、このヒューだけはひとり自分の想いに忠実だ。また、彼が地上では車いすを使用する障がい者であることも途中で明かされる。この映画の舞台となる「社会」では「障がい者であっても宇宙飛行士になれるということが当たり前」であるという前提でこの映画を見るとまた違った「世界」が見えてくる。

数時間前に見た「こんな夜更けにバナナかよ」の余韻とともに、障がい者が生きやすい社会とはこのような職業の自由な選択肢のある社会に他ならないと感じるのだ。

しかしヒューが初期のカルビン(とっても愛らしい)を愛でている間、生物学の知識も映画に関する予備知識もない私ですら、不穏な感じは否めなかった。絶対こいつそのうち暴走する。果たしてその通りとなった。きっかけは、ヒューがラボの環境設定を間違えたことでカルビンが驚き、冬眠状態になったことだ。その対応が実にまずかった。電気ショックを与えたことで、カルビンはヒューを敵とみなし、攻撃を始めたのだ。同じラボ内にかわいいマウスがいたのだが、最初の犠牲者となり、彼が固定されたままエライことになるのが、クルーたちの行く末を暗示し、暗澹たる空気に包まれる。

もうそこからは恐怖の連続。エリート集団である6名のクルーたちは当然非常に優秀なのだが、恐るべきカルビンの知能はそれを上回る。カルビンの考えを予想し対策を打とうとするときにはすでに遅し。対応は後手後手に回り、助けに向かったり、逃げ遅れたりしたクルーがどんどんカルビンの魔の手に落ちる。

ところで、このクルーたちの個人的な背景はほとんど描かれていないにもかかわらず、我らが真田さんにだけ「娘が生まれた」というニュースが描かれる(彼はタブレットで娘の誕生の瞬間に立ち会う)。だからこそ、愛する愛娘にひとめ会いたいという想いから誰よりも帰還を願うというシチュエーション=死亡フラグともいえるのだが。

その後地球との交信も途絶えコントロール不可となり、宇宙ステーションは大気圏に突入する。しかしカルビンを地球に入れることだけは、何としても阻止せねばならない。それが検疫官であるミランダやクルーたちに与えられた最大の役割なのだ。宇宙ステーションからの救難信号を受けて地球から飛んできたソユーズ宇宙船がドッキング。その目的は救援ではなく、地球から遠ざけるというもの。

最終的には主人公で医者のデビッドと検疫官のミランダだけが残される。再び大気圏外に押し出された時のトラブルでステーション内の環境は悪化し、極寒の中ふたりは1人乗りの脱出用ポッドに乗って脱出することを思いつく。1基にはミランダが乗って地球に帰還、もう1基にはデビッドが乗りカルビンをおびき寄せ宇宙の果てへと道連れにすることとなる。

この後は賛否両論わかれる(私的には秀逸な)ラスト。それぞれのポットが宇宙へと飛び立ち、ひとつは地上の海に落下。中国人らしき漁師たちが近づいて行くと、中にはカルビンに食われる寸前のデビッドの断末魔の叫び「開けるな!」。

えええええぇぇぇぇぇっっっっ!!こっち??

中国人たちに言葉は通じず、彼らが好奇心の赴くままポッドのハッチを開ける。その頃トラブルの起きたミランダのポッドはぐるぐる回りながら宇宙空間へと飛んでいくのだった。ザ・バッドエンド。面白かった!

ところで、この週末、日本の探査機「はやぶさ2」のカプセルが無事地球に帰還したことが話題となった。オーストラリアに着地したカプセルをチームが回収。今後、飛行機で日本に運ばれるカプセルには小惑星の砂が入っているとみられているそうで。。。まさか、地球外生命体はいないよね?とつい思ってしまう。。。このタイミングでこの映画!

ところで、この映画はリアリティに徹底的にこだわったそうで。クルーたちの動きなどは本当に自然で素晴らしかった。もちろん演技も。期待以上の良作だった。
ライフ Life
監督        ダニエル・エスピノーサ
脚本        レット・リース ポール・ワーニック
製作        デヴィッド・エリソン ダナ・ゴールドバーグ
          ボニー・カーティス ジュリー・リン
製作総指揮     ドン・グレンジャー ヴィッキー・ディー・ロック
出演者       ジェイク・ジレンホール:デビッド・ジョーダン(医者)
          レベッカ・ファーガソン:ミランダ・ノース(検疫官)
          ライアン・レイノルズ:ローリー・アダムス(航空エンジニア)
          真田広之:ショウ・ムラカミ(システム・エンジニア)
          アリヨン・バカレ:ヒュー・デリー(宇宙生物学者)
          オルガ・ディホヴィチナヤ:エカテリーナ・“キャット”・ゴロフキナ(司令官)
音楽        ヨン・エクストランド
撮影        シェイマス・マクガーヴェイ
編集        フランシス・パーカー メアリー・ジョー・マーキー
製作会社      スカイダンス・プロダクションズ
配給        アメリカ合衆国:コロンビア映画
          日本:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
公開        アメリカ合衆国 2017年3月18日(SXSW)
          アメリカ合衆国 2017年3月24日
          日本 2017年7月8日
上映時間      104分
製作国       アメリカ合衆国 イギリス
言語        英語
製作費       $58,000,000
興行収入      世界の旗 $100,541,806
          アメリカ合衆国 $30,234,022
          日本 1億7000万円

                


2020年9月発売の新刊です。
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師走だからこそゆったり過ごす

201202_IMG_0007-8.jpg2020.12.02 Wednesday
納屋橋の高山額縁店さんで開催されていたオオサワアリナちゃんの個展に滑り込みで行って来ました!

アリナちゃんとは2017年に私が主宰した「実践装画塾名古屋」(講師:宮川和夫先生)からのお付き合い。アリナちゃんの作品を最初に見たときに「これはすごい才能だ!」と感じたのは忘れられません。
実は画風からもっと年配の方だと思っていて(アリナちゃん曰く、よく言われるそうですw)、初顔合わせでまだ少女のようなアリナちゃんを見て本当にびっくりしました。
アリナちゃん以外は皆30〜40代のメンバーの中で、可愛い彼女はみんなに癒しを与えるマスコットのような存在でした。
久しぶりに会ったアリナちゃんの印象は全く変わらずキラキラしていました。たくさんの絵、アリナワールドです。ブレることなく、すっかり自分の世界観が出来上がっているところが素晴らしい。
絵を描いているだけで幸せを感じるというアリナちゃん、まだまだきっとこの先もどんどん伸びて行くんだろうなぁ、と思います。
「陽菜さんがいらしたら一緒に写真を撮りたくて」とちゃんと『ナゴヤ愛』を持ってきてくれている心遣いも。。。素敵な時間を過ごさせていただきました。アリナちゃん、ありがとう。

会場の高山額縁店さんはデヴィッドボウイの写真の展示以来2年ぶりくらい?『ナゴヤ愛』に登場する「堀川」沿いに建つこのお店。川に遊歩道、風情あるたたずまい。。。


                


201202_IMG_0009.jpg2020.12.02 Wednesday
納屋橋からふらふら歩いて名古屋駅へ。久しぶりに名古屋駅の書店さん巡り。周った全部のお店に以前とほぼ変わらず並べていただいているのがうれしくて。街はクリスマス!自分へのご褒美なんて何もいらないけど、でもこの一年よく頑張ったねって、自分に褒め言葉くらいかけてあげてもいいよね。

                


2020.12.03 Thursday
今日はすごくうれしいお仕事が来た。メールを読んで、しばらく喜びをかみしめてたら、じわわーーーっと涙が出て来て。今までにも飛び上がるくらいうれしいお仕事が来たことはたくさんあるけれど、涙が流れたのってはじめてかもしれない。なんかね、つまりこういうこと。

努力したからって報われるとは限らないというのも真理なんだけど、それでもね、頑張っていると、やっぱり見ていてくれる人はいるもので。運やタイミングも重要な要素だから、絶対見ていてくれる人いるから!なんて言えないけど。やりたいことがあるならやっぱりやり続けること。見せ続けること。

そういうことを10年単位で続ける覚悟って大事。10代や20代で結果出せちゃうすごい人もいて、それはもう短い間にすごく積み重ねられた人であったり、勘が凄く良い人(天才だとは言わないw)であったりするのだろう。そんな人でも、年を重ねて40代50代になって見えてくる世界も表現できる世界もある。

本当にやりたいことやってたら10年なんてあっという間。それだけに専念しなくても、会社行きながらとかバイトしながら、子育てしながら、少しの時間でもコツコツコツコツ続けること。とにかく続けること、数をこなすことが圧倒的な力を持つってことを知っているのは、続けてきた人だけなんだよね。


                


201203instagram_p3s.jpg201204instagram_n2s.jpg2020.12.03 Thursday
昨夜見た夢。外に絵を描きに行くが、持ってたの絵の具だけで、筆もパレットも筆洗も全部忘れてボー然としてる、というもの。実は最近水彩でもパレットも筆洗も使わない。なんかすごく昔の感覚の自分の見た夢という感じ。
201203instagram_ns.jpg
おいしいパンが焼けますように。とっておきのおまじない。
こねこねこねこね・・・ねこねこねこねこねこ・・・・?

     

2020.12.04 Friday
昨日のケンミンSHOW見て描きたくなった味噌フォンデュ!!
実際にやったらかなりうけるんではなかろーか。。。
ちなみに茶トラが持ってるのは、はんぺんであってさつま揚げではない(笑)


                


201203_IMG_0083.jpg2020.12.03 Thursday
伊勢の虎屋ういろ、季節限定のは目にも楽しく、見かけるとつい買ってしまう。
奥の星形のは「星屑ういろ」黒糖と白ういろにピンクの星とお芋が浮かんでる。
手前のは「フルーツういろ」見た目ほどフルーツ感はないけど、下部のこしあんがさっぱりして食べやすい。ごちそうさま♡


                


2020.12.03 Thursday
編集部にお菓子が届いたとのことで転送されてきた。そのお菓子を次の本でどうぞよろしくとのこと。
食べてみればまぁまぁおいしい。しかし残念ながらこの会社よく調べると愛知県が本社じゃないのだよね。
(広域ナゴヤと言える東海圏でもない)それにしても、こういう方から「うちの商品を是非!」と言って来られるくらい、わが本は話題になっているのか、と思うとちょっと感慨深い。

ちなみに送ってきた人はこの商品のCMでダンスを踊ってるという芸人さん。Twitter見たら、すごくたくさんいろんな人に送ってるみたいで。今は芸人さんもこんなことしなくちゃいけない時代なのね。  
こういうのにまだ慣れていないからよくわかんないんだけど、本には無理でもTwitterで紹介くらいしてあげた方がいいんだろうか。んでも下手に期待させてもなぁとも思うし。かといえ全くの無視だとかわいそうだし。。。悩むぅ。


                


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Nov.29〜 Dec.1 怒涛の11月が終わり。。。今年ももうオシマイ

201201whats_new1.jpg2020.12.01 Tuesday
2020年11月は信じられないようなスゴイ月だったと思う。テレビや動画に出たり新聞に2回も載ったり。(まぁ周りにはすごい方がいっぱいいらっしゃるので、それに比べればまだまだなのだが自分的には上出来(笑))

いつも毎月月初めに、自分のWebsiteのTOPに前月の更新情報を掲示するんだけど、先月長すぎ(画像が長すぎて全部表示されていない)。

こういうのをうれしい悲鳴というのだろうか。しかしさりげなく、コンペ落選というのも混じってたりして(笑)。今回代理店に直接ご連絡ただいたのだが、なんと中日新聞で『ナゴヤ愛』の記事を見て市関係のコンペにお声がけくださったのだ。

出版から広告の仕事が来るなんてなんだか棚ぼたっぽい(ダメだったけど)。先方は今回ダメだった案件以外にも色々乗り気なようで、打ち合わせにわざわざウチまで来てくださった。私の今後やっていきたい方向と限りなく違いので、うまく行けば。。。行ってほしい!!

武将隊関係といい、代理店の方とこんなに密に関りができるなんてホントにビックリ。こういう声がいくつかかかるうちには、1個くらい通るだろうと、ちょっとワクワクしながら待つことにしよう。そして、そろそろ次の本の企画のことも考えていかねば。(遅っ)


                


201129_IMG_9821.jpg2020.11.29 Sunday
名古屋おもてなし武将隊11周年記念祭@アートピアホールに行ってきました。
面白かった!
歴史的なネタだけど台本が良くできてて笑ってる間に知識が増えて得した気分にもなれる。
演舞はもちろんかっこよく。
席を半分にしてでも開催できてよかったね。
最後ウルッとしてしまった。


                


201129_IMG_9785_2.jpg2020.11.29 Sunday
松坂屋がまたまたロブ・ライアンに染まってた。いつ見てもこの鳥たちには萌え萌えになる。

私は無類の鳥好きからネコ好きになったのだけど、自分の中の鳥ラブとネコラブの気持ちは微妙に違うことに最近気づいた。
ネコは生きてるネコそのものが好きで、グッズとかはあまり興味がない。(自分で絵を描いてるくせにすんまそん。絵を描くのは猫の方が楽しいんだもん。なんでや?)
鳥は生きてる鳥も好きだけど、それ以上に鳥グッズに萌える。鳥の造形が好きなのだ。特にこのロブさんの鳥はもう完璧。

PaulSmithとのコラボ時代にプラスチックのブローチを買ったんだけど、また何か出してくれないかな。木製とか布製とかあったらかわいいだろうなぁ。。。(妄想中。。。布は自分で作れって?でも自分で形作るとなんか違う気がする。。。)物欲はほとんどないはずなのに鳥だけはどうしようもない。今年初めもミナの鳥バッジは即決で買っちゃったもんな。

                


2020.11.30 Monday
赤と黒の絵日記として、4年くらい描き続けて来て、もうネタがない!と悩むのはきっと「飽きてきて」もいるのだなーとも思う。そんなわけでもう1色か2色、色を足そうとこの先試行錯誤していきます。まずは青(水色)を足した絵。
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先日中日新聞に掲載された原稿の全文です。よろしければお読みください。
https://hiyoko.tv/a_tori_ie_dayori/img/img1210_201128_IMG_9741s_1000.jpg
   
この記事、最初は全く違う内容だったのですが、担当記者さんの「私はもっとこういう内容が読みたい」という要望に応えるうちに今回の内容になりました。
記者Sさんの粘り強く真摯な姿勢と「陽菜さんの本の素晴らしさをもっと皆さんに知ってほしいのです(これすごくうれしかった!)」の言葉に、ぎりぎりまで粘って最終版が完成したのは締め切り当日。最初は締め切りまで1ヶ月もあって、余裕をかましていたのに(笑)
いつも「こうして欲しい」と言われて描くのがイラストの仕事なので、やっぱり要望やテーマがあって書く方が文章も書きやすいんだな、と思いました。
   
版元の編集さんと営業さんにお知らせしたら、営業さんには深々とお礼を言われ、編集さんには「いい文章です」と褒められました。やった!改めて、褒められると力の出る私にはぴったりの編集さんだったなぁと思いました。
大河の信長さまの気持ち、よくわかる〜。母親に褒められずに育つとこうなるのかしら。私は父親には割と褒められた方かもしれないけど。


                


201129_IMG_9746.jpg2020.11.29 Sunday
クワトロファルマッジ。鼻に抜けるブルーチーズがなかなかに斬新やった。そういえば今朝もブルーチーズましましのピッツァ食べたんだった。
ピッツァはリンゴとハチミツというバーモントカレーみたいな組み合わせのを載せると最高!
今日はどっちもなかったけどね。あ、何の話だっけ?ハーゲンダッツ?

        

2020.11.30 Monday
有料noteがちょこちょこ購入されていてありがたい。(とはいえ、もちろんそれで食べていけるようなレベルではもちろんない。お小遣い・・・とも言えない程度ね(笑)それでも売れるとめっちゃうれしい)
最近フリーランスについての有料マガジンを購入してくださった方は、なんと地方局のアナウンサー!!えええーーー!!そんな人に役に立つこと、書いてるかな?ドキドキ。も、もっと頑張っていい記事書こう。身が引き締まります。


                



2020年9月発売の新刊です。
どうぞよろしくお願い致します♡


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Nov.24〜 Nov.28 この世は美しいものであふれ、不遇はあっても不幸はない。

201123_100707_IMG_9466_2.jpg2020.11.24 Tuesday
1個前の投稿に「ノリタケの森」のことを書いたけど、実はノリタケの森は私にとって格別に想い出深い場所だ。20代後半から30代半ばにかけて10年ほど洋食器の絵付をしていて、自宅に窯まで持っていたのだ。ノリタケの製品づくりのすべてが見られるクラフトセンターは1日いても飽きない場所。当時は関西や関東に住んでいて、帰省するたびにナゴヤの陶磁器関係の場所に足を運んでいた。
↓窯の画像
kama1.jpg
https://hiyoko.tv/swee.../gallery/porcelain/china_make1.html
やっとかめ文化祭の「レトロな建物が残る白壁エリアで、輸出陶磁器産業の”記憶”を巡る」ツアーの記事を読んで、めちゃくちゃ懐かしくなり、昔描いた絵付の食器の画像を掘り起こしてみた。
当時白壁あたりの磁器制作の工房を訪ねて筆や絵の具や食器を持ち切れないほど買ったのも懐かしい想い出。
ちなみに私がやっていたのは、ナゴヤで主流のノリタケとは技法が違うドイツのマイセンやフランスのセーブル風の絵付けで、左上と下段両端のC&Sはハンガリーのヘレンド窯の写し。
ここ数年生活が慌ただしくこれらの食器を使うことが激減してて反省。久しぶりに使ってみようかな。


                


201125_IMG_9611.jpg201125instagram_ns.jpg2020.11.25 Wednesday
未来屋書店メイトピア店さんに伺ってきた。
入口近くのすごくいい場所に置いていただけてありがたや。
早速POPを飾っていただけた。るん♪
我が家からだと名古屋市横断、ちょっとした小旅行気分。
オシャレな街は歩いていても楽しかった!
201124_AISrT2.jpg
2020.11.24放送のすイエんサー。
いとうあさこさんが描いたワクワクさんお上手!
私のワクワクさんと並べてみたら
いろんなワクワクさんで楽しい!

2020.11.25 Wednesday
またまた復活しました。やっぱこの絵を描いていると癒される。
人にどう思われるかを気にせず描きたいと思う絵を描き続けていきたい。

今日も青を入れたくて小花にした。好きな花は青が多い。ネモフィラ・忘れな草・ルリマツリ・ボリジ・ベルフラワー・デルフィニウム。これはネモフィラ?昔ピンクチューリップのアンジェリーケと植えたけど赤のアネモネにも合う。

この絵、なんだかすごく評判が良い。Twitterで、いいねが20くらいついて、2人がリツイートしてくれてうれしい。赤×黒に+青がいいのかな?花がいいのかな?(謎)
人目を気にしないと言いつつ、やっぱりどんな絵が人気かは気になる。
気にしてのびのび描けなくなるのはよくないけど、人の声を参考にするのはいいよね。
前向きに研究してみよう。と言いつつ結構前倒しに絵を描いていて、どんどん色が増えているのだが。。。

そういえば、今日先日のコンペの結果の連絡があって、いつものように残念でした、という話。
でもなんか、今はすごく満たされているので、そんなに悲しくない。
先方はまた是非にとおっしゃってくださっているので、またいつか、何か形になるとよいな。


                


IMG_9700.jpg2020.11.28 Saturday
大島真寿美さん「空に牡丹」読了。先日読んだ「ピエタ」にも書いたけど、どんなに過酷な人生にも救いがあって最後は多幸感に包まれるのが大島さんの作品の特徴だと感じていたので、この本のあとがきにうんうんうなづくばかり。「不遇」はあっても「不幸」はない。まさにそう!そう!と膝を叩く。

「ピエタ」の中世ヴェネチアから突如、明治時代の日本の物語に一瞬戸惑ったけどすぐに入り込んだ。いわゆる時代小説だけどするりと読めてしまう。特に最後の20数ページが素晴らしい。
画像は昨年名古屋市西区のmozoワンダーシティの紀伊國屋書店で行われたトークショーで書いていただいたもの(夫が)

イベント自体は「ツタよ、ツタ」のもので、二人参加のためにこの本も購入。ちゃんと本に合わせたハンコが押されて大島さんらしい心遣いが嬉しい。この日は拙著「ナゴヤ愛」にも書いたNSKの日だったが、私たちは仕事のため不参加。まさかその日を最後に567禍で開催できなくなるとは予想もしなかった。(この前日は宮田が写真提供した「コトノハ名古屋」の講評会で大盛り上がりのうちに終了したが、それもまさか翌年開催されないとはだれが想像できただろうか)

「ナゴヤ愛」が出てNSK関連のお店に伺うたび「この本が出たときにNSKが開催できないなんて」と残念がる声が多く、悲しい中にもちょっとうれしい。
上記イベントの時にmozo紀伊國屋の店長さんも「陽菜さんの本が出たら是非うちでイベントしましょう」と言ってくださっていたので、本が出て最初にお店に伺ったら、やっぱり悔しがってくださった。やっぱりちょっとうれしかった。


                


201014youtube_02.jpg200825reading01s.jpg2020.11.28 Saturday
最近出かけないので写真が全然なく、FBのプロフを武将隊の信長さまとの動画から切り抜いたのに変えてみた。
この日は友人の村木さん@chaiboushiの帽子とYahさん@FeltworkZEBRAのひよこたちが一緒のお陰で心強かった。
お守りみたい。しゃべってる写真って珍しいな。
ちなみにTwitterのプロフはこの先もずっとイラスト。恥ずかしいから。

この帽子にくっついてる数字は、拙著「ナゴヤ愛」に登場するキャラクター・その名もナゴヤ(758)ちゃんがかぶっているものをイメージ。このナゴヤちゃん、その後追加した設定で、フルネームは「ナゴヤ愛」になったとか、ならないとか。どちらかというと隣の黄色いヒヨコに人気を奪われている模様。

    

2020.11.27 Friday
私は無類の鳥好きからネコ好きになったのだけど、自分の中の鳥ラブとネコラブの気持ちは微妙に違って。ネコは生きてるネコそのものが好きで、グッズとかはあまり興味がない。鳥は生きてる鳥も好きだけど、それ以上に鳥グッズに萌える。鳥の造形が好きなのだ。でも絵を描くのは猫の方が楽しい。なんでだ?
それにしても、Twitterをさまよっていると、まだまだ知らない素晴らしい鳥クラフトに出会い、眼福だ。
もっともっと見たいし知りたい。私が大金持ちだったら、こういう人を支援するパトロンになりたい。


                



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Nov.20〜 Nov.23 ランキングに喜び、モノづくりに思いを馳せる日々。

201121_maruzen.jpg2020.11.21 Saturday
久しぶりの丸善名古屋本店さんにてランキング返り咲き!NHK・中日新聞・武将隊のトリプル射撃は先週だから、もっと上位だったかもしれぬ。見そこねたのが悔やまれる。(締め切りさえなければねー)
名古屋本コーナーでは私のイラストてんこ盛りで、周りを大竹さん『名古屋じまん』『ナゴヤ2030』Swindさん『名古屋めしレシピ』お世話になってる『芸処名古屋』そして雑誌『大人の名古屋』こんなにたくさんの切口でこんなに面白い!ナゴヤ最強だがね!
来週末にも露出を控えているので、書店の皆様、どうぞよろしくお願いします!
また改めてお知らせします!
大好きでよく通った日本橋本店のギャラリーを彷彿とさせるギャラリーで植物画などの版画展も素晴らしい!お手頃な価格で欲しくなった。これからも楽しみ!


                


201121_IMG_9392.jpg2020.11.21 Saturday
今日は名古屋おもてなし武将隊の信長さまのイベント。歴史の中の都市伝説、めちゃ面白かった!信長ファンの方からyoutube見ました!と話しかけられ、信長さまの魅力について語るひととき。会場のTOLAND CAFE、居心地よいカフェでした!信長カラー・赤がテーマのランチプレート。
201121instagram_o1s.jpg
イベントの話の中で、活命茶の話がかなりツボだった。生粋のナゴヤ人の私は飲んだことないのだけど、道産子のオット・宮田は東京在住だったSE時代、出張でナゴヤに缶詰めになり、活命茶を毎日飲んでなんとか生きながらえたそーだ。すごいぞ活命茶。CMの英語はWe do needだそうだけど、絶対聞こえない。


                


201123_minochu03.jpg2020.11.23 Monday
拙著『ナゴヤ愛』には尾張徳川家御用達の流れをくむ和菓子の名店・美濃忠が登場する。ある人気グループのメンバーがこの店の「ごっさま」というお菓子が好きだそうで、それを盛り込んで書いた。

Wikiの美濃忠のページにそのメンバーが好きだということが書かれているのだけど、なんと脚注にナゴヤ愛が載せられてる!(宮田が今日気づいた)ええーっ!グループ名は書いてないのにぃ。

企業や美術館の許可取りはほとんど編集さんがやってくれたのだけど、会社によって対応はまちまちで面白かった。基本的に企業はいろいろ忖度が必要で面倒になりがちだが、そうでもない会社もあった。

「トヨタ産業技術記念館」は読むとわかるけど、かなりぶっ飛んだ内容だ。ドキドキしながら送ったが、本文には1文字も修正が入らなくて驚いた(休館日などのDATAには訂正あり)。ぶっ飛んではいても、「愛」は伝わったのかな。館内の図書館にこの本が置いてあるようで、気に入って下さってるのかなぁ。だといいなぁ。

「ノリタケの森」は広報の方と以前に知り合っていたこともあり、自分でメールで許可取りしたのだけど「問題なさそうなので、弊社は知らなかったことにします。弊社が校正するとつまらない文章になってしまうので」とわざわざ電話をくださった。(ってこれここに書いていいのかしらん、いいよね。だってますますノリタケが大好きになったし!)

「豊田市美術館」は文章は修正なしでうれしかった。掲載した写真に「作品」が何点か写っていて、著作権を管理している団体を紹介され、編集さんが数万円くらい支払ったそうだ。。。「思ったより安くて良かったです」と言われたが、申し訳ない。。。編集さん、なんだかすごく太っ腹だったなぁ。ありがたや。

多分一番辛口な「刈谷市美術館」は、館内の写真がないなどの理由から、実は許可取りをしていない。まぁ刈谷市美自体をけなしておらずむしろ褒めてるんだけどね。いい美術館だし。

あまり修正が入るとしんどいけど、お墨付きをもらえていると、出版後の安心感が違うものなんだな、というのも実感した。ご協力くださった皆様には感謝だなぁ。。。


                


2020.11.23 Monday
ショック。今まで書店さんのランキングを嬉々として発表してきたけど、私たちが把握できてるのは「よく行く書店」「友人からの情報」「ネットの情報」に限られていて、それ以外はかなり見落としてるらしい。
まだ行けてない書店さんも多く。仕事との折り合いをつけつつ、来週は訪問したい。

たぶんまだ行けてない書店さんの中には、発売時たくさん展開してくださっていた書店さんもたくさんあるだろう。
その時に訪問できなくて本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。
実際には私が行こうか行くまいがあまり気にされてないのだろうけど、それでもこの目で見たかったなぁと思う。


                


2020.11.20 Friday
少し前にFBの友達をサクッと200人くらい減らした。以前は800人近くいたのだが、今は500人台。まだ多いと思う。
300人くらいまで減らしたい。だって自分にそんなに「友達」がいると思えないし。
きっかけになったのは数年前にあるイベントの主催者からお誘いのメールが届いたことだった。

・・・とここまで書いて、そこでストップ。また続きはいつか書く、たぶんね


                


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