ショッピングの女王/中村うさぎ


今さらながら読んでみた。

中村うさぎがブランド物を買い漁ったり、若い男の人を飼うために整形したり、仕事のために風俗にまで足を踏み入れるという、常人にはちょっと考えられない行動力・思考力の持ち主であったとしても、そこはどうでもいいような気がする。

だっておもしろいんだもん。

この本、章が進むごとにうさぎさんのバカっぷりがどんどんエスカレートしていくのがとっても素敵なのだ。どんどん油が乗ってきたのか、単に開き直っていったのかは謎ではあるが。まぁ、読んでためになるっつう本ではまったくないけれど、これもやはり世の中の見聞を広めると言う意味で、読んでおいてもいい一冊かなぁと思うのだった。

だって、ホント世の中には胡散臭いものがたくさんあって、それを買っちゃう人が
本当にいるんだなぁ、と思えるから!


  •   このエントリーをはてなブックマークに追加  

<< ひさびさプリクラ 戻る 新宿救護センターの新年会 >>