
上野の国立博物館で17日まで開催されている「ダ・ヴィンチ展」に行ってきました。なんというか、ある意味すごく驚いた美術展でした。
というのも、この展覧会、
原画が、たった一点
しかなかったんです!!

ちなみに、第2会場の解説によると、この絵は正面から見ると、つじつまが合わない部分が多く、また、主役のはずの聖母マリアより、天使のほうが目立って見えるのだけど、実はこの絵をダヴィンチは、最初から、右斜め下方向から観賞すると想定して描いているとすれば、すべてのつじつまが合うと解説していたり・・・
う~~む、天才の考える事は、よくわかりません!つか、これ先に見てから、第1会場に行ったほうがよかったんではないか??

考えてみれば国立博物館は「絵を観賞する」だけの展覧会ではなく、どこか「お勉強させてくれる」展覧会がお得意ではありますが、これは極端だろっと正直思いました。
ただ世間は「ダヴィンチ・コード」以来の「ダ・ヴィンチブーム」ですから、絵の観賞よりこっちのほうがおもしろい!と思う人のが多そう。一緒に行った友人(イラスト仲間)とは「ワタシたちは絵が見たいけどねぇ(苦笑)」と言い合っていましたが。
おもしろかったのは、一番上のあの有名な「ウィトルウィウス的人体」ですが、このCGにあるように「人の胸から上は、身長の1/4」だそうで、ほかにも
「腕は身長の1/4」=「人の胸から上は、身長の1/4」
「脚は身長の1/7」
「手は身長の1/10」=「顔は身長の1/10」
「耳は顔の1/3」
また「ヘソは体の真ん中」「この人体は正方形の中にもおさまる」という法則が成り立つのだそう。
「しかし『頭は身長の1/8』は欧米人だからだよね、我々はせいぜい1/6だよね。」
などと言いつつ、立ち去ったワタシたち・・・・

第2会場に唯一あった作品。
しかし「伝」というのがいかにも怪しい・・・
会場を出ると、日立の技術を集結したという複製画が80万~200万という価格で売られていた。この会期だけの予約販売で、会期が済めば、データをすべて破棄してしまうのだと言う。大人気で予約殺到中と言う説明は眉唾ものだと思うけど、世の中にはお金持ちがいるんですよねぇ・・・
一緒に行った友人の
「そっか、この展覧会はこの技術の宣伝のために開かれたって事なのね」
という言葉に、なるほど、とフに落ちながら会場をあとにしたのでした。


近頃のランチはサラダだけ、という事が多い。
会社の社員食堂のサラダは¥250でボリュームがすごい。定食がどうにも多くて食べきれなくて
サラダとミニ丼の組み合わせに凝っていたけど、それすら食べきれなくなって、今はサラダのみ。
レタスの上に日によって違うトッピングが。サツマイモや大根やほうれん草やベーコンやおマメ。
これはダ・ヴィンチ展のときに友達と入ったスタバにて。
実はあんまりスタバには好んで入らないワタシなんですが(タリーズ・珈琲館・セガフレードベネッティ派!なのだ)これは、すごくいろいろ野菜が入ってて楽しかったのでした☆