自分で庭を造り、植物画を描いていたりしていたお陰で、植物を通じての四季の変化には人一倍敏感なつもりだったけれど、ここ数年、都会暮らしのせいか、お花見すらないがしろにしてしまって来ていた。
それが今年はちょっと違った。毎日毎日ネットの開花情報をチェックして、いつ咲くかいつ咲くかと、指折り数えて心待ちにしている自分がいた。こういう自分は悪くない。
そしてその甲斐あって、今年はちゃんと開花その日を捕まえる事が出来たのだった。
3/22・銀座にて シダレザクラ(枝垂れ桜)(*)
全体図。(*)
今年最初に見た桜は、梅見に行った小石川植物園に続く遊歩道に咲く河津桜だった。静岡県賀茂郡河津町で毎年3月上旬に満開になるピンク色の桜。
河津桜まつり情報局 http://www.kawazuzakura.net/
3/16・目白にて
カンヒザクラ(寒緋桜)
別名・ヒカンザクラ(緋寒桜)。全く別の種類のヒガンザクラ(彼岸桜)と混同を避けるために、カンヒザクラと呼び方をひっくり返した経緯があるそうな。沖縄では桜と言えばこの花を指すそうだ。
そして冒頭のしだれ桜を見たのは4/22(土)。この日、東京に開花宣言が出された。靖国神社が開花したのだ。
そういえば、最初のソメイヨシノを見たのは、いつ、どこでだったっけ?
・・・結局つかまえられていないのか?
今後しばらく、展覧会鑑賞と交互に、何度も行ったお花見の日記がく予定。