昨日、ホテルオークラに、松方コレクションを見に行きました。
コメントより
「松方コレクションは、松方幸次郎が1916年から1922年前後までの間に、自らの私財を投じて蒐集した美術コレクションです。コレクションを一般公開するための美術館も完成しないままに、散逸してしまったことから、「幻のコレクション」といわれてきました。しかし近年研究が進み、再評価の機運が高まってきています。」
お友達に誘われて行ったので、それまで松方幸次郎さんという人物の存在を何も知らなかったわたし(^^ゞポリポリ。国立西洋美術館は、この松方コレクションを展示するために作られたのだそうですね。また、松方さんは、ものすごく壮大な美術館を建てようとなさっていたのだけど、果たせないまま、私財を十五銀行に差し押さえられ、膨大なコレクションも、散逸してしまい、大原美術館などに流れて行ったようです。その壮大な美術館(「共楽美術館」)が実際に出来上がったら、どうであったかという、模型とCGが見られました。
しかし、ムンクやセザンヌ、ゴッホなどのコレクションのみならず、何といっても当事ほとんどが海外に流れてしまい、日本国内にはよいものは、まるで残っていなかったとされる、浮世絵を買い戻したのは、大変な功績だと思いました。北斎・広重・写楽・歌麿・・・やはり、日本の美は日本のもの。もっと大切にしなくては!
また、こんなおもしろいコラムも見つけました。『迷宮の真実? ? 松方コレクション』(その後消されてました〜〜残念!)