【展覧会】マン・レイ展 知られざる創作の秘密

100826_1792809.jpg100826_1792810.jpgすっごくおもしろかった。
今年見た展覧会の中でも、1〜2を争う楽しさ。


マン・レイ展 知られざる創作の秘密
Man Ray: Unconcerned But Not Indifferent


展覧会ホームページ : http://www.man-ray.com/

展覧会概要

幅広い芸術活動でその名を世界中に知られるマン・レイ(1890-1976)。
マン・レイの遺族が設立、全作品の著作権を所有するマン・レイ財団所蔵の写真、絵画、彫刻、デッサンおよびマン・レイ自身の所持品を一堂に集めて、2007年から欧州を巡回している展覧会が、この度初めて日本で紹介されることになりました。
「写真家」としてのイメージが強いマン・レイですが、今回は写真はもとより絵画、オブジェなど多岐に渡る分野で活躍した「アーティスト」、そして新しい技法やスタイルを編み出した「モダンアートの先駆者」としてのマン・レイに光を当て、その知られざる足跡を発見する旅へと皆様をご案内いたします。

本展監修者であるジョン・ジェイコブ氏と福のり子氏は4年の歳月をかけてコレクションの全貌を調査しました。その結果、日本展だけに出品される作品約70 点を含む約400点が紹介される運びとなりました。
展覧会はマン・レイの生涯を「ニューヨーク(1890-1921)」、「パリ(1921-1940)」、「ロサンゼルス(1940-1951)」、「パリ(1951-1976)」の四つに区切り、時代にそってマン・レイの作品と、その発想源となったモノやイメージを対置させます。
財団にある豊富な資料の数々は、マン・レイが一つのモティーフを、スケッチから完成作品へとどのように変化させてきたか、あるいは彼が絵画やグラフィック作品に度々写真をベースにしたことなど多くの事実を物語ってくれるでしょう。
これまで一般公開されたことのない作品に加え、スケッチやデッサン、私的な資料に至るまで貴重な関連資料も多数含まれる本展は、マン・レイの広範で意欲的な創造活動、思考回路、そして歴史を追体験しながら、その作品と人生をより深く理解するまたとない機会といえます。

会期
2010年7月14日(水)〜9月13日(月)
毎週火曜日休館
開館時間
10:00から18:00まで
※金曜日は20:00まで。入場はいずれも閉館の30分前まで。
※「オルセー美術館展2010」は土曜日も開館時間の延長を行っていますが、「マン・レイ展」は金曜日のみ
開館延長となりますのでご注意下さい。
会場
国立新美術館 企画展示室1E(東京・六本木)
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
主催
国立新美術館、日本経済新聞社
監修
福のり子 京都造形芸術大学教授
ジョン・ジェイコブ インゲ・モラス財団ディレクター
協賛
株式会社ニコン、株式会社ニコンイメージングジャパン
協力
日本航空
お問い合わせ
ハローダイヤル 03-5777-8600
観覧料
当日券 1,500円(一般)、 1,200円(大学生)、 800円(高校生)
前売券 1,300円(一般)、 1000円(大学生)、 600円(高校生)
団体券 1,200円(一般)、 900円(大学生)、 500円(高校生)


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