なで肩

首の病院に遠方まではるばる行って来た。
近所の病院から、友人の紹介で転院。 10時に予約してあったのに、見てもらえたのは13時・・・・

素敵な院長先生に、いろんなことをさせられる。 いろんなところを叩かれる。
その度わたしが跳ねるので、おもしろがられる。体質的に跳ねやすいらしいが、妙に恥ずかしい。
   

    
その結果、首の痛みは「なで肩」のせいだという。

は?なで肩・・・ですと??


ふざけているわけではなく、正確には「胸郭出口症候群」という病気で(そんなものに病名があるのに驚き)、先生からいただいたプリントには、一般病院では年に数例だとのこと。


レントゲンを見ながら説明を受けると、横から見たときに、普通の人は首の下のほうの骨が、手前の肩の骨に隠れて見えないのに、わたしのは一番下までくっきり見えている。

「これは珍しいですよ」
と先生。あんまりうれしくないですけどね。

その珍しいほどのなで肩のせいで、胸骨と肩を結ぶあたりが狭くなり、血の巡りが悪くなって、首や指が痛んだりするそうなのだ。なるほど。

「でも先生、わたしそんなに、なで肩に見えませんけど?」
「うん、確かにそう見えないんだけど、本当はそうなんだよ」
フクザツ・・・・


まぁいろいろでしばらく通院は必要なようだけど。


ふと待合室で会計を待つ間、思う。

なで肩ってことはさ・・・それはその、つまり・・・


・・・つまり、女らしいって事じゃん? ←勘違い


まぁそれは過大解釈としても、着物は似合うって事よね??



脳裏に先日のアリス展の翌日から始まった『ごめんなすってい展展展」でお会いした粋な着物姿のおねえさま方が浮かぶ。

最近の着物は着やすいのよ〜
リサイクルだから安いのよ〜

と言われ、心動かされていたわたし。

それに土曜日には和菓子本の著者さんと邦楽話で意気投合したし。


もうこれは着るしかないじゃん。



つくづく影響されやすいわたし。
そんなわけで、着物の人をめざして頑張ろうと思います。


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