もう、こっそりとUPしたいのですが、そういうわけにもいかず(^^;またもや会期終了後になってしまいました。上野の西洋美術館で5/29(日)まで開催されていた「ラ・トゥール展」です。何とか間に合わせたかったんですが、怒涛のひよこ日記書いてる間に会期は終ってしまいましたね〜〜〜
謎の画家の幻の作品の初の展覧会にもかかわらず、会場はすいていました。実は二度行ったんですが(チケットを二枚もらったので)二度ともストレスを感じずに見られてよかったです。絵画もよかったです。真作が少ないのは仕方ないですね。なにしろ、現存する真作は、わずか40点あまりなのですから。
中世の時代には、偉大な画家の工房での弟子による模作がごく普通に行われていたそうです。そう言った作品は、多作な画家の場合は、ただの模作にしか過ぎませんが、ラ・トゥールのように寡作な画家の場合は、画家の作風や工房の様子を伝える上での貴重な資料となるそうで、今回の展覧会も、半数近くの15点は「失われた原作に基づく模作」となっています。それでも、19点は真作。何しろ40点あまりしかない中の19点ですので、この展覧会に脚を運ぶだけて、彼の半数の作品を見る事が出来たと言う事になります。
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ラ・トゥール展
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