ミッドタウンと通りを挟んで渡った場所にある21_21DESIGN SIGHT。興味深い良質な展示をする事で噂は聞いていたのですが、まだ寒い2月の終わり、ロートレック展のあと時間があったので、ぶらりと見て参りました。
2008年目玉商品展
人も動物もみな、「目」で見ているわけですが、どう見えているか、どう見るべきかということを、問いかけているように感じられた展覧会。
10代の頃大好きだった、おそらくわたしが現代アーティストとして、最初に意識したであろう日比野克彦さんの作品を初めて目の当たりに出来て、それだけでもオナカイッパイな展覧会。
入り口1階のINNER SIGHTだけは無料で見られますが、とってもカラフルで、わくわくする世界が展開されていて、中にこっそりISSEY MIYAKEデザインのめがねたちが隠されていて、コレだけ見ても結構満足できそうでした。
しかし1000円支払って階下へ。
時代を見つめて来たリーバイスの歴代のデザインについて語らったり、馬の視点と自動車の視点(生き物?)の違いについて考えたり(鳥の視点が見られず残念)
メグスリノキ、では、影絵のように映し出された木のいろんな部分に手を伸ばすと、いろんな動物が飛び出して来て、何度も試してしまいました。
ひさびさに視力検査をしたら、0.7は軽く見られているようで安心。(そう、意外にもわたしはなかなか視力が良いのです)これなら裸眼で運転免許証の更新が通ります。
最後に、安定が悪いので座らないで下さいという椅子に、ちょっと軽く腰掛けてみたら、案内の人があわてて駆け寄って来て、叱られてしまいました。くすん、ごめんなさい。みなさんは真似しないでね(はぁと)
21_21DESIGN SIGHTといえば、11月の終わりには開催中だったはずのWater展は見ておきたかったです。フェルメールのあとに、時間はたっぷりあったはずなのに。とはいえ、この日はこの日で、他に大切なものをたくさん得た日だったんですけどね。