ミッフィーはブルーナさんの幸せな子ども時代を全部閉じ込めたキャラクターなのですね。おじいちゃんやおばあちゃん、両親のこと、きっとどんなにおじいちゃんになっても、その時代の幸せな気持を忘れないブルーナさんだからこそ、ミッフィーを生み出せたんですねー。
とにかくシンプルであること。でもこの線は、簡単に生み出しているわけではないこと。動物園で何枚も何枚もスケッチして、無駄な線をそぎ落した結果が、今のミッフィーであること。
ブルーナ社と言うオランダの出版社の御曹司に生まれ、最初の仕事を父親から与えてもらえたことは確かに、ブルーナさんにとってラッキーなことではあったけれど、それ以上の努力をこの人はしているんだと思いました。
ずっと幼い頃から、毎日一枚絵を描いていたというブルーナさん。パリで何枚もデッサンを描いたブルーナさん。
やがて、明るい赤と青と黄色と緑以外は使わない、独特のブルーナ・カラーで描きはじめます。今となっては彼の定番ですが、誰もやらないことを、最初にやるのはスゴいことです。
ご両親や祖父母、そして奥さまとの関係もとても素敵で、ブルーナ・ワールドに浸り切ってしまいました。いいなぁ。
おまけ「なってみたい弥生人」
弥生の衣装を着て、弥生人の生活を体験できるテーマパーク「南のムラ」が佐賀県にオープンしたそうだ。
おととしくらいに、弥生人と縄文人を比べた展示が行われていて、(↑当時のDM)(ワタシは明らかに弥生顔(笑))オモシロそうと思いつつ、忙しさにかまけて見に行けなかったんだけど、古代の人には興味しんしん。
佐賀は遠いなぁ。けどいつか行ってみたいなぁ。
「弥生人生活」を体験、吉野ヶ里「南のムラ」オープン(読売新聞 - 10月13日 14:03)
「弥生人生活」を体験、吉野ヶ里「南のムラ」オープン(読売新聞 - 10月13日 14:03)
佐賀県の吉野ヶ里歴史公園(神埼市、吉野ヶ里町)に13日、弥生人の生活が体験できる「南のムラ」(10・8ヘクタール)がオープンした。
プロの演出家らの指導を受けたボランティアが演じる「ムラ人」から、古代風衣装を着て布や丸木舟つくりなどを学べる「弥生なりきりプログラム」も実施される。
同公園は、国内最大級の環濠(かんごう)集落跡とされる吉野ヶ里遺跡の保存と活用を目的に、2001年に部分開園。59ヘクタールがオープンしている公園の南側に、発掘調査に基づいて竪穴住居や高床倉庫など27の建物を復元した。
公園管理センターが「環濠に囲まれておらず、庶民が住んだと考えられる場所。古代の日常生活を再現できないか」と活用策を練り、プログラムを考案した。