
ブリヂストン美術館
水彩画と言うのは、油彩の下書きとして始まり、その後、急速に発展し、下火になったり、ブームになったりと言うのを、繰り返してきているそうで、今も、水彩は、ブームなようです。
素描というのは、要するに、デッサンなのですが、近代になって、素描そのものの可能性や、芸術的価値が認められるようになってきました。

それにしても、やはり巨匠の水彩画や素描は素晴らしい。ドガは「ああ、バレリーナ描く人ね」と言う認識しかなかったのですが(超失礼)、ラフなデッサンに簡単に色が入っただけのものなのに、寄りかかる踊り子の息づかいまで、聞こえてきそうで、しばし、絵に釘付けになりました。
