8/19(木)、東京藝術大学大学美術館で開催中の横山大観展を見てきました。日本画は大好きなのですが、大観は、そのビッグネームの割に、わたしは、あまりいいとは思えなかったのが、今までの感想。でも、今回の展覧会を見て、その考えは払拭されました。
素晴らしいです!感動しました。特に海。最初の数枚、松をあしらったものなどは、あまり好きではなかったですが、まるで水墨画のような『浦澳』に、ガツーン!とやられました。あとはもう、大観ワールドに引きこまれました。
今回発見された『海潮四題・秋』も『龍躍る』も、どちらも素晴らしかったです。発見されて、海に因む十題、山に因む十題が一挙に見られた事、この上ない幸せだと思いました。たった、20点の展示は、展覧会としては、異例の少なさ・・・それでも、十分満足させられてしまいました。それでこそ、大観なのですねぇ。
ちなみに、藝大コレクションの彫刻もおもしろかったです。
東京藝術大学大学美術館 現在開催中・これからの展覧会
発見された幻の名画 横山大観「海山十題」展
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