3/24(木)〜29日(火)まで実家の名古屋に帰省していたのですが、実家で入場券をもらったというので、万博初日の3/25(金)、朝から母と二人で行ってきました。さぶい日で、なんと雪が降ってきました(^^;写真の二人はダブルユーで、イベントに来たそうです。
門から金鯱の展示してある金鯱ドームまでは、結構遠くて、売店が出ているものの、閑散としていました(^^;入館するときにも、お礼言われたしなぁ。「名古屋の人はみんな、今頃万博に行ってるのかな」と母と言いつつ歩いていたんですが、万博の方も、入場者数は奮わなかったようで、名古屋の人はいったいいずこに?
「新世紀・名古屋城博公式サイト」
さて、肝心の金鯱ですが、雄雌があることすら、初めて知りました。全体にオスの方が大きく、重いのですが、メスの方が鱗の数は多く、オスの方が歯と背びれの数が多い、目玉の位置などの違いがあるそう。写真のシャチくんはオスです。背びれが4枚で、目玉が前にあることが特徴。メスは背びれが三枚で、目玉は真ん中にあるんですよ。やっぱりメスの方がチャーミングに作られているそうです。
触った感想は、普通に固かった(^^;でもまぁ、こんなことももう生涯ないことだと思うので、いい経験になったかも。そういえば、金鯱っていろんなお城にあったんですね。でも今残っているのはとても少ないとか。名古屋城も、明治維新のときに、取り壊しがほぼ決まっていたのに、外国人(誰だっけ?)の奔走で免れたのだそう。
尾張徳川家の財政難のときには金が売られ、何とも寂しい姿になったそうな。鱗を盗んだ泥棒の話などの面白い歴史も知ることができます。
今でこそ仲良くそろって泳いでいる雄雌ですが、明治の頃は別々に巡業の旅(?)に出ていたのだそう。以前に万博に金鯱が出展されたことは書きましたが、それはメスの方で、オスは全国各地を回っていたとか。どちらもどこに行っても大変な人気者だったそうです。
二次世界大戦の戦火により天守閣と運命を共にしたけれど、その後再建。メスの方だったかな?下に降りていたために、燃えずに済んで、溶けて金塊が残っていたそうで、それを再利用して作られたものなども展示されていました。
翌週から始まると言うさくら祭りの提灯が華やかだった名古屋城ですが、まだまだ梅の似合うような陽気でした。さぶかった〜〜〜〜〜きしめんがうまかった〜♪