4月のお話。
有楽町の国際フォーラムの
大江戸骨董市にて。
実はワタシたちの着物の原点と言えるのが
ココの市。
あれはまだ2008年のはじめ。
寒い寒い季節のこと。
そして表参道ヒルズと小さなギャラリーの素敵な帽子の展示をはしご。
相田みつを美術館に来たときに
たまたまやっていた市で、安い着物や羽織を見て
コレだったらワタシたちでも楽しめるね、なんて
そんな話で盛り上がって・・・今となっては懐かしいお話。
ほかの骨董市では
着物でおしゃれした人を、ほとんど見かけないけど
さすが有楽町は、客層が違って
着物の方が多かったです。
紋付の着物に、文庫結びにハイヒールなんてお嬢さんに
「すごくかわいいですね」
とほめられました。
このオバサマとはまるで示し合わせたかのような色合い。
年配の方も、斬新な着方に眉をひそめたりしないのですね。
そんなことを言っていたら、着物の未来はないからなのかしら。
確かにTPOの難しい着物。
けれど、これからの時代の着物のあり方について
自分たちが変えていける楽しさを感じるのです。
みんな、もっと自由に楽しく着物を着ましょうよ♪
夏の呂の羽織。
もちろん正絹で、人気のバラ模様。
しかし真夏にコレを着るのは、いかにも厳しそう。
袷の着物の上に、今の季節に着てもよいのだそう。
肌寒い日にはいいかも。
お太鼓姿。
コレはコレできれいに着られたと思っていますが
このあと知人に
ちょっとだけ手直ししてもらったら
すごくよくなってびっくり。
羽織は、防寒以外に、帯を守る役目もあるので
こうして帯を出すことは「帯つき」といって
本当に正式には真夏でも羽織を着るものみたい。
それでいて一番の正装の黒留袖や大振袖には
羽織は着ないんですけどね。
このあたりがややこしい。
一方、男性はよっぽどの普段着でない限り羽織つきの
上下のアンサンブルで着るのが正しく
正装は紋付に袴をはくのだそうです。
2月3月に銘仙の羽織をはおって着ていた
黒い銘仙の着物。
ようやく帯つきで着られるように
と思ったら、もうすぐに暑い季節。
表参道へ移動して
帽子の学校の先生方の展示へ。
さすが表参道ヒルズの
ギャラリーはステキ。
我々生徒から贈った花。
この日は大先生の素晴らしいウエディングハットで
ミニミニショーが開かれていました。
Tさんとワタシ。
この紫の帽子が気に入って記念撮影させていただきました。
このお着物にも合うでしょ?
表参道ヒルズの帽子の展示のあとは
お友達の村木 ミチルさんに誘われて、
そのお知り合いの帽子の展示に。
そちらでこんなかわいい帽子をかぶらせていただき
記念撮影。
すてきすてき。
そして帯がね、この前の表参道で直していただいて
とってもきれいなの。
上の方の写真と比べてみて。
シャポン帽子店さんです。