首都圏のみなさんへ 西へ行こう。

110317fad_7.jpg地震からほぼ一週間。ほとんど引きこもって、オット以外とほとんど話さずにいて。ひさしぶりに電車で帽子の学校に行って、東京は普通に稼働してることを実感。帽子のクラスのおばさまたちは、めっちゃ元気で、遅刻して行ったら、ちょうどおやつを配ってて「こんなタイミングで来るなんて、なんて運がいい」と言われた。そう、私は運がいいのだ。だから自分が住む限り、東京は大丈夫、なんて勝手に思ってる。

電車の中で、知らない人の顔をなんとなく眺めて・・・なんかあったら、ここにいるひとたちみんな死ぬんだな。けど、この人たちみんなと一緒に死ぬのなら、怖くない。そんな風にも思った。と、帽子の学校で話すと、同じように思ったと一人のおばさまに言われた。みんな不安なんだな。けど、みんなでいれば笑いもあって、おやつはおいしくて。元気をありがとうございました。これからまた頑張れます。

予測不可能に停電が起こると言うので、みんな早く帰ってきた。だって私が帰宅する4時台の地下鉄でも、けっこう混んでたもん。オットの帰ってきた6時台くらいがピークかな?と思いきや、彼曰く、そうでもなかったんだそう。まぁいつも混んでるからね。

予測不可能な停電だと言うので、さっさと帰ればいいのに、スーパーやコンビニをはしご。週末のフェスのチケットをとりあえず発券して。カップめんも菓子パンも、まだ少し残ってた。みんな馬鹿じゃないから、特に菓子パンなんて、買い占めてもそんなに持たないしね。スーパーではおひとり様2個とか制限がかかってて、菓子パンはあったけど、納豆や牛乳、タマゴがなかった。元から入荷量が減ってるのかな。電池やトイレットペーパーや生理用品は絶望的にないみたい。

彼は明日、ちょいと運命の日。作家で知人の寮美千子さんの提案する、奈良の寒村で農業すると言うのに乗ってみようか、なんて半分本気で語らう。

首都圏のみなさんへ 西へ行こう http://getnews.jp/archives/105011
都民人口は約1200万人、もしこのうちの10%が西日本へ移動すれば、100万人単位で東日本の資源消費がおさえられる。被災地で避難所に身を寄せている人の総数が45万人といわれているから、その数、実に2倍以上だ。


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