2015.12.29 Tuesday
年賀状、やっと印刷始めた。
インクの黄色が切れて、濃いマゼンタの予備もないので、出先のオットにヘルプ。
ちょうど栄にいたオットは、MARUZEN名古屋本店さんで本を買っていて
たまたまレジが坂本店長で、第一声「大きく載ってましたね!」だったそうで。
(注:中日新聞の件)
お店のレジは長蛇の列で、それ以上話せなかったそうだけど
混んでいるということは、本当に何より。
ちょうど坂本店長からは、今朝メールが届いていて
26日朝に新聞をご覧になって喜んでくださっていたそうで
拡販致します、とありがたいお言葉をいただいていたところで、本当にうれしい。。。
さて、そんなわけで昨日の続き。今日は6位から!!
6.新美南吉南吉記念館(愛知県半田市)でグループ展主宰(4〜7月)
この展覧会は、会期中より、準備がイロイロ大変で、すごく思い出深い展示でした。
今年でなければベスト3に入ってもおかしくない大きな出来事だったように思います。
もともと友人の山本正子さんの個展に伺ったのがきっかけで
記念館の学芸員・遠山さんとお知り合いになり
その後、池袋での宮沢賢治展で集まった仲間の近野かずえさんの尽力で
次に山形県高畠町の「浜田広介記念館」でのグループ展が実現して
その流れで、新美南吉記念館でもできないものかと、遠山さんにご相談してみることに。
それが2014年初めのことなので、もう2年も前のことなんですね。
2013年は南吉生誕100年で、大変な賑わいだった記念館もようやく落ち着いたところと言うこともあり
ありがたいことに快諾いただき、翌2015年の4月から3か月間と言う会期での展示が実現することに。
2014年は何度も打ち合わせに伺って、美しいヒガンバナの時期の半田市にも訪れて、楽しい想い出になりました。
そしていよいよ、4月から展示がスタートしました。さすが記念館だけあって、いろんなメディアで紹介され
記念館からも、私たちの絵が好評だと言っていただいて、本当にうれしかったです。
改めて、郷土の著名な作家であり、素晴らしい作品を遺した南吉の短い生涯を思うと、本当に残念でなりません。
私がイラストレーターになったのは36歳の時で、南吉が亡くなった29歳よりずっとあとのこと。
南吉のように若くして認められ、早世してしまう人もいれば、私のように遅咲きの人もいて、人生って本当に不思議だなぁと。
こうして生きて創作できるのは、幸せなことなのだなぁ、日々を大切に生きなくては、と思うのでした。
5.自分デザインの布で帽子制作「紡ぐ展」(12月)
これも地味に、かなりうれしかった出来事でした。
7位のペンギンポスター展で知り合ったデザイナーの竹田さんが企画された展示で
EPSONの大きなプリンタでオリジナルの布をプリントして小物を作ろうと言うもの。
すかさず「帽子作ります!」と参加表明。
布作りは、ある程度イメージ通りにできあがったのでほぼ満足。
でも欲を言えば、元々作ったA4サイズくらい(この布はほぼ倍)の大きさで
ネコちゃんが印刷できたらよかったなぁ。
まぁ自分が、A3サイズでデザインしなかったのがいけないんですけどね(^e^;
布は10月には出来上がっていたんですが、実際に作成できたのはホントギリギリ。
よく考えてみると、私ってば、帽子作るの3年ぶりくらいなんですよね。
でも作り出してみれば、ちゃあんと、手は覚えていて、サクサク3日くらいで完成。
ただ、肩はゴリゴリに疲れていました。うーん。。。もっと鍛えねば?って、運動した訳でもないのにねぇ。
4.初イラスト講師・北名古屋市生涯学習課イラスト講座(8〜9月)
何がお仕事に結びつくかわからないというのは、今年特に感じたことで
昨年、とある講座を受けたことがきっかけで、今度は私が
講師を依頼されることになって、本当にビックリ。
講師経験はまったく初めてという私に依頼くださり、毎週会場の送り迎えも
していただき、北名古屋市生涯学習課の皆さんには、本当にお世話になりました。
自分が絵を教えるということは全く想定していなかったので
依頼されて初めて、カリキュラムを考えてみたのですが
ふっと「これはイケる」「これなら教えられる」と自分でも力が湧いてきて
実際に、講座が始まると、ちゃんと先生らしいことできてるじゃん、私。と言う感じでした。
ありがたいことに、好評だった模様で、最後までほぼ皆勤賞と言う人気の講座となりました。
もちろん私だけの力ではなく、職員のIさんや、受講生のみなさんの温かな人柄に助けられてのこと。
教えるって楽しいなぁと思えて、幸せな時間でした。ありがとうございました。
そして、さらにうれしいことがありました。
この講座のページをご覧になられたJEUGIAカルチャーセンターの方から、春から講座を始めませんか、とお話を頂いたのです。
場所は、名古屋市西区のMOZOワンダーシティ(最寄駅:地下鉄鶴舞線&名鉄犬山線・上小田井駅)です。
年が明けたら、新規講座の募集が始まると思うので、ご興味ある方、よかったら、ぜひ参加してみて下さいね。
今日はここまで。明日はいよいよベスト3の発表です!!
◇7〜10位◇
◇1〜3位◇
テレビで、一流芸能人が嫉妬していた人と言うのをやっていて、嫉妬について考える。(超ネタバレ含む。そしてとても長い)
フジの西山喜久ちゃんは、高島彩に嫉妬。年離れててよかったって。
そりゃそうだろうね。高島彩だもんね。同期とかだったらきついよね。
劇団ひとりは、猿岩石の有吉だって。ひとりは、電波少年のオーディションに落ちたそうで。
猿岩石がヨーロッパ回ってる間、死ねばいいのにって思ってたって。
みんなそういうネガな部分ってあるし、人間なきゃおかしいよね。
伊集院は、おぎやはぎ
ビートたけしは、所ジョージと甲本ヒロト
伊集院やたけしみたいに、キチッと積み上げてやって行くタイプの人は
おぎやはぎや、所さんみたいに自由で天然な天才に弱い。
何かわかる気がした。
私は?私は誰に嫉妬してるのかなぁ。
例えば、FBとかでも、この人の投稿、見たくないって思う人っている。。。よね?
私はそんなにメンタル強い方じゃないから、たぶん、こう言う仕事してなかったら、FBなんてやらない。
FBは、自分の中で、仕事上やってるという位置づけでいます。
先日、ある作家さんから、(自分の作品についた)Amazonのレビューとか読まない方がいいよ、と助言された。
中には、レビューにショックを受けて、そのまま筆を折ってしまった人もいるそうで。
レビューって、勿論キチンと作品を評価してるものが大半だけど、そうじゃない、嫉妬の垂れ流しみたいなのも多くて、
意外とそっちの方が、メンタルにずっしり来たりしそう。
今のところ私は大丈夫だけど、次作、その次の作品と続けば、わからないよね。
そういえば、昔、山田詠美さんのエッセイを読んでいたら、まだ詠美さんが駆け出しの頃
「あんた程度が何でデビューできたかわからない。自分の方が書けるのに」
と言うような手紙がよく届いたらしい。
詠美さんは「だったらどうぞ、早く賞にでも何でも応募して下さい」と思うタイプ
(少なくとも、本の上でそうかけるくらいの強さを持っていた)だったからいいけど
それで潰れちゃう人もいるよね。
当時はメールなんて無く、編集部に届いた手紙をまとめて作家に渡すんだけど
編集部もそんな手紙でも渡しちゃうんだなぁ、と今思うとちょっと驚いたり。
嫉妬って、原動力にもなるし、大事な感情だと思うけど、それに潰されないようにしないとね。
自分の嫉妬にも、人の嫉妬にも、気を付けよう!
【追記】
私はお昼ご飯を食べ終わると、テレビ見るのをやめてしまうので、ワンピースの作者まで見てませんでしたが
(てか、一流の人6人に聞く番組だったのに、ビートたけしとMGプランナーの人しか見てない)
尾田栄一郎が嫉妬した漫画は『四月は君の嘘』だそうですね。
でもワンピースも読んでないし、この漫画も知らない。。。来年は読もう、ワンピース!