ベン・シャーン展
ベン・シャーン展。
名古屋市美術館にて。
ベン・シャーン、すごくよかった。
徹底的に社会的弱者の視点に立った作品たちに対峙して
今のこの時代に、アートの持つ意味を、考えてしまった・・・
この展示を見るまで、日本人でありながら
第五福竜丸のことなど全く知らなかった自分を恥じ入る。
第五福竜丸(第五福龍丸、だいごふくりゅうまる)は、1954年3月1日に、ビキニ環礁でアメリカ軍の水素爆弾実験によって発生した多量の放射性降下物(いわゆる死の灰)を浴びた、遠洋マグロ漁船の船名である。無線長だった久保山愛吉(くぼやま あいきち、1914年6月21日生まれ)がこの半年後の9月23日に死亡した。
1954年3月1日、第五福竜丸はマーシャル諸島近海において操業中にビキニ環礁でアメリカ軍により行われた水爆実験(キャッスル作戦・ブラボー (BRAVO)、1954年3月1日3時42分実施)に遭遇し、船体・船員・捕獲した魚類が放射性降下物に被曝[3]した。実験当時、第五福竜丸はアメリカ合衆国が設定した危険水域の外で操業していた。危険を察知して海域からの脱出を図ったが、延縄の収容に時間がかかり、数時間に渡って放射性降下物の降灰を受け続けることとなり、第五福竜丸の船員23名は全員被爆した。後にアメリカは危険水域を拡大、第五福竜丸以外にも危険区域内で多くの漁船が操業していたことが明らかとなった。この水爆実験で放射性降下物を浴びた漁船は数百隻に上るとみられ、被爆者は2万人を越えるとみられている。
予想以上に深刻な被害が発生した原因は、当初アメリカ軍がこの爆弾の威力を4 - 8Mtと見積もり、危険区域を狭く設定したことにある。爆弾の実際の威力はその予想を遥かに超える15Mtであったため、安全区域にいたはずの多くの人々が被爆することとなった。
第五福竜丸がアメリカ軍による水爆実験に巻き込まれて被爆した出来事は、日本国内で反核運動が萌芽する動機になった(→#被爆の影響)。反核運動が反米運動へと転化することを恐れたアメリカ政府は、日本政府との間で被爆者補償の交渉を急いだ。一方の日本政府も、復興のためにアメリカ経済に依存せざるを得ない状況であり、かつ平和的利用のために原子力技術をアメリカから導入できる可能性も出てきた時期でもあったことからアメリカを刺激したくないという思惑もあった[5]。結果、両者は「日本政府はアメリカ政府の責任を追及しない」確約の下、事件の決着を図った。1955年に200万ドル(当時約7億2000万円)が支払われた[6]が、連合国による占領からの主権回復後間もなかったこともあり、賠償金でなく「好意による (ex gratia)」見舞金として支払われた。また事件が一般に報道されると、焼津では「放射能マグロ」による風評被害が発生した。
私は渋谷が苦手なのだ。
なぜなら、道が放射状なので、道を一本間違えると、目的地が
どんどん遠ざかって行くからだ。
そこへ行くと、銀座は名古屋と同じ碁盤の目なので、大得意♪
と思っていたのだが・・・
最近、栄とか伏見とか矢場町などでしょっちゅう道に迷う・・・・
なんで?
名古屋で生きて行くのに
自信を失いつつある今日この頃。
ベン・シャーン展の前にランチ。長者町にて。撮影:緒川二月=宮田雄平。
場所: 長者町繊維街
今日のランチ。豚しゃぶのジンジャーソースと湯葉サラダと春野菜のオムレツ。
意外にボリュームがあって、お腹いっぱいになったけど、ついケーキをオーダー。
これにスープ、コーヒー、ケーキつけても1000円ちょっと。
名古屋って、ランチのコスパが高すぎる。
そんなわけで、コーヒーとデザート。
奥のキャラメルオレンジチーズケーキは、めちゃうま。
手前のゆずハチミツのロールケーキはなんと100円なんすよ、ちょっと奥さん!
2011/10/20/晴れ「鬼みちを行く」
今日は高浜市にあるかわら美術館に、ボローニャの絵本原画展を見に
行ってきました。高浜市に足を踏み入れるのは、たぶん初めてのこと。
10:44 名古屋駅。快晴。
http://t.co/RZpthxhJ
10:47 JR中央線に乗る。
金山を過ぎて、次の大府までが、びっくりするくらい長かった。
http://t.co/R8HFVpwL
11:05 JR刈谷駅着。名鉄に乗り換え。
11:08 ギリギリ乗れた!
http://t.co/PW4FpAjd
愛知県の沿岸部は焼き物の産地が多く、常滑焼など有名ですが
高浜市も三州瓦と言うかわらの産地。
「鬼みち」という、いろんな瓦のオブジェの楽しめる道があって
歩きたい日本の道500選に選ばれているそう。
11:26 レトロな駅到着。
http://t.co/i5xNf2Em
今日の目的はこれ、ボローニャ。
http://t.co/f7u46Aog
ボローニャは東京でも毎年板橋区美術館で開催されているのですが
微妙にアクセスが悪くて行けずにいました。
なんかこれくらい遠出する方が意外と行けてしまったりするもんなんですな。
JRと名鉄を乗り継いで、名古屋駅から約1時間。思ったより近かったです。
しかし、鬼みち案内所て・・・
ココから鬼みちのはじまり。
http://t.co/2DGdqb6G
今日のランチはココ!
http://t.co/eEOmwoqQ
11:40 「ふるふる」と言うお店にて。
ハロウィンですね。
http://t.co/fKaUdxlL
ランチはおいしいパンが食べ放題で
コーヒーもついて800円♫フランスパンがおいしかったので
お土産に石窯カンパーニュと、ウサギのクッキーを買いました。
http://t.co/cGC33UmS
コーヒーもこだわりの焙煎をする店から仕入れてるそうで
とってもおいしかった♡
http://t.co/msA1pokQ
お土産に買ったウサギのクッキー。12:40 お店を出る。
http://t.co/SK8jFwDy
「美しい日本の歩きたくなる道500選」に選ばれた
愛知県高浜市の『鬼みち』の「鬼パーク」。鬼瓦がいっぱい。
ぜひ友人の鬼講師さんに歩いて欲しいと思った(笑)@onikohshi
http://t.co/BP35kqqb
おおお! RT @hina_hiyoko: 「美しい日本の歩きたくなる道500選」に
選ばれた、愛知県高浜市の『鬼みち』の「鬼パーク」。鬼瓦がいっぱい。
ぜひ友人の鬼講師さんに歩いて欲しいと思った(笑)@onikohshi http://instagr.am/p/QyCD_/
鬼パークにて。@onikohshi
http://t.co/BoaTZPOn
しあわせ観音菩薩発見!
http://t.co/iS6AMc8J
エスパー小林さんと巡ったパワースポット巡りを思い出した。
ココもご利益あるとよいな〜〜〜???
http://t.co/btx7Nvua
コレも鬼みち。渋い色合いの焼き物ってよいよね〜。
こういう門のある家に住みたいと思った。
http://t.co/mMcqeskX
鬼みち全部約4.5km。高浜港からココまで520m。ココから3750km。
さすがに遠い。まだ目的地の美術館にも着いてない。
http://t.co/TjiDEn1e
本日のメインのかわら美術館。船の形なんだって。
http://t.co/fSpkW891
ボローニャの展示はすごくよかった。おもしろかった。
すっごく上手な絵の人と、いろんな技法を組み合わせて面白い効果を出してる人と
はっきり分かれたように思った。絵がいい人はもちろん感動するけれど
今回はいろんな技法に心ひかれた。自分でもやってみたいことがいっぱい!!
13:30〜14:30
ひっじょーに疲れていたが、頑張って石段登ってお会いして来た衣浦観音。
昭和34年完成。高さ8メートル。陶製の観音像としては日本一なんだそう。
下の方にちょろっと見えるのはオット。
ところで、今日は暖かくて暑いくらいだったせいか、このお寺には
蚊がすごくて、私はおいしいらしくて、いっぱい血をご奉仕してしまいました。
かゆい〜〜〜 〜15:00
http://t.co/SEnj1AQn
かわら美術館前の森前公園にて。どこもかしこも瓦まるけ。
http://t.co/vmqX0JJD
今はコンピュータ制御された窯で焼かれている瓦だけど
昔使われていた窯も残されていて、見学できる。写真はだるま窯。
このあと、ここの建物(サロン)のおじさんに呼ばれて塩焼瓦窯の説明を受けた。
私は昔絵付けをやっていて、小型の窯も持ってたので、興味シンシンで
熱心にメモをとりながら聴いていたら、喜んでくださったようだ。
http://t.co/QWyVZKG3
このあともう少し歩いて(16:00〜17:00)
高浜・絵本(ボローニャの原画展)&かわらの旅は終了。
ランチの店は、鬼みちから外れていたので、途中、知らないおじさんが
道間違えてないかと声かけてくれて、私たちがニコニコ返事したら
「楽しそうだらぁ」と言われました。
電車でたった1時間だけど、ここはもう三河なんだなぁ。
そして、なんて人が暖かいんだろう、と感じ入った素敵な一日でした。
16:52 高浜港 → 17:06 刈谷 290円(名鉄)
17:23 刈谷 → 17:41 名古屋 400円(JR)
今日は料理人自らがお出かけだったので、お弁当買って来ちゃった。
おいしかった!
http://t.co/zMva5Fon
一番奥の少し小さいのは、セールで663円でした〜〜〜
お土産の石窯カンパーニュ。 http://t.co/p1rPerhz
2011/10/14/曇りのち雨「シュルリアリスムと若冲とドイツオルタナティブに会いに行く。 」
5時半に起床して、早朝のバスで京都に行きました。ハロウィンのデコレーション。
カボチャの重さ当てだって。知らないにーさんにバッチリピントが合ってしもた。
http://t.co/uAjHxzps
京都へ行った目的は、ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展。
それから、若冲とドイツのマンガを見て帰る、という
全部ひとつの駅(烏丸御池)で完結する旅だったのでした。
よい天気だったら、二条城も見たかった、とか思ってたけど、そんなよゆうはなっしん。
シュヴァンクマイエルは、想像以上によかった。おもしろかった。
こういうアートの世界もあるんだなーと思った。ほぼエロスなんだけどね。
文化博物館の格調高い建物の中で、女性のあえぎ声が・・・あうあうあうあうあう。
ただこれ、京都の展示は前後期に分かれていて、現在展示中は後期。
彼が復刻盤アリスのために書き下ろした原画や、今回日本の展示のために
作った木版画など、この展示の目玉と言えるものはすべて前期に
展示されていて、なんだかなぁと思った。
前期は〜the works for Japan〜
後期は〜映画とその周辺〜と副題が付いているので
後期の方が、ただ原画を観るよりも、楽しめる内容だったとは思うけどね。
原宿のラフォーレは全部一気に展示されたんだろーか。ちょっとだけ悔しいぜ。
http://t.co/DBmO7Tlf
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2011/10/10/晴「アートとテクノロジーの森」
連休最終日は、連休中引きこもりも悲しかったので、先日のトヨタ産業技術記念館に続いて
お隣の10周年記念で無料だというノリタケの森に行ってきました。
赤レンガにコスモスが映えます。
クラフトセンターは10周年記念で今日まで無料だったそうです。
意外にすいてて、じっくり見られてラッキーでした。
http://t.co/qoeYJ5gJ
紅葉するハナミズキ。
遠目にも美しく目立ってて、アイスを食べ終わると、小走りで近寄って撮影。
やっぱり私は、花より葉っぱが好きかも。
http://t.co/KnSVgq9Q
■ ■ ■ ■ ■
連休なのでさぞかし混んでると思いきや、全然そんなことなくて拍子抜け。
こりゃ赤字になるはずだ。
でも我々にとっては最高に楽しい場所で、秋晴れの休日を満喫した。
今までいろいろとくすぶっていたものが、一気に表面化した日。
日本語が通じるということは、決して日本語を話せるということと
同義ではないことを思い知る。
自分にとって何が大切か、人生にあるのはそれだけだ。
それさえ見えていれば、悩んだり不安になることは、本当に少なくなるものなのだ。
大切なことが見えていれば、それ以外のことすべてに覚悟が出来るから。
焼物で作った座布団。赤ちゃんの座布団は、これかぁ。ふふふ。
http://t.co/ItLh56bM
木陰の座布団展。この色合いが好き。
http://t.co/CA0RGuJI
正確には、陶で魅せる木陰の座布団展、でした。
http://t.co/o0ekXnuF
こんな風にたくさん展示されてます。約一年展示は続くそうなので
機会があれば、ぜひ見に来てね!
http://t.co/QTFTByCn
毎日新宿*その2「ルミネザよしもと」
土曜日は、午後Z氏たちと一緒に、ルミネザよしもとを見る。 しょっぱなのダイノジからめっちゃおもしろい。新喜劇はほんこんが主役でこれもおもしろい。 ああ、この先も東京に住んで、かつお金があったら、しょっちゅうお笑いライブ見たいなぁ、と心底思った。笑うっていいよね。
夜は、私とオットの出会うきっかけになった、アブスタのみんなが送別会を開いてくれた。いちばんのキューピットのTは来られなかったけど、10人くらい集まってくれて、本当に感謝感謝。4年経って、既婚率増えたよな。二次会のライオンで、閉店時間過ぎてるのに気付かずに居座り、料理は持ち帰れないので、食うんだ!!とみんなでむさぼり食ったり。そんな大人げない、でもちゃんと大人なみんなが大好き。本当にありがとう。
3日連続で新宿。
明日は、またハロコレの収録。新宿三丁目のカフェを借り切って撮影。今度こそ、最後になると思うので、頑張ろうっと。
生誕100年 岡本太郎展と宇野亜喜良さん
最終日の岡本太郎。すごい人だけど、意外とサクサク見られました。1時間で見終わったけど、満足度は大。太郎のあとは、恵比寿で友達の山本正子さんの参加するチャリティー展示へ。大御所の絵がいっぱい。こちらも最終日で見事完売でした。宇野亜喜良さんに会えて、お話しできた♡ラッキー☆終わってお茶中。 パニーニが美味しかったので、追加で注文。ブルーベリーのチーズタルトも♡ 眠いねむい…
『惚れてまう男たち』
お昼ごろから、近美に最終日の岡本太郎を見に行き、午後から、恵比寿のギャラリーに、チャリティー展(コチラも最終日)を見に行った。岡本太郎展で、最後の部屋に、太郎の遺した名言がたくさん書かれてて、その部屋を出ると、三角くじみたいなのを引いて、お言葉をひとつもらえた。私のはこれ。何と二人とも一緒だった。
「評価されるなんて、いっさい必要なし!」という太郎の言葉。モニタには、1985年の「今夜は最高!」で、タモリを相手に「名前なんていらない。人には名前なんかがあるから、評価を気にするのだ」と語る太郎の映像。
芸術とは美しくあってはならない。うまいと言われる絵にろくな絵はない。自分の一番の味方も一番の敵も自分。自分に妥協するな。迷ったら苦しい道を行け。たった一人だけでも「ノン!」という。時代に逆らう人間がいないといけない。・・・今の自分が言って欲しい言葉が満載の展示だった。
太郎の本は一冊だけ読んだことがある。結婚はしなかったが、恋多き人だったらしいけど、もしここにいたら、惚れてしまいそうだわ。
そしてチャリティー展。大御所のイラストがいっぱい!当然ながら全部完売でした〜。ああ、何のチャリティーの協力もできないわ、と思っていると、無造作に置かれたTシャツの横には、全額寄付しますの文字。いやん、コレ、宇野亜喜良さんのイラストやんか!「美女と野獣」だそう。残り2枚のうち、1枚をゲット!!するとそこへご本人が!!
ちゃっかり、Tシャツ買いました〜〜!!と話しかけちゃいました♪宇野さんとは、学校と何かのパーティーでお見かけしたことはあるけど、お話しできたのは初めてで、大興奮!!宇野さんは、若いころはファッションリーダーとして鳴らしたそうで、やっぱり今もカッコいい!!そんなすごい展示に出してた、友人の正子さん。彼女は、先日の帽子まつりでもお帽子を買ってくださったのだ〜。
そういえば、あとで思いだしたけど、太郎展、チケット売り場はめっちゃ混んでて、チケット買うのにも並んでたんだけど、外国人に話しかけられて、当日券を100円引きで譲ってもらったのでした〜。100円引き券は持っていたので、金額は同じだったけど、すぐに入れて助かった!!なんだか、すんごくラッキーな一日だったのでした。
・・・しかし二日ともお出かけで、お疲れのオット。
にっぽんの客船。
今日は、京橋⇨九段下⇨恵比寿と移動の予定だったけど、いきなりの雨で心が折れて、そのまま京橋をブラブラ。たまたま見つけたINAXの展示。船旅したいなぁ。思いがけず100%Orangeの絵も見られてお得な気分。昨日、取材中にJさんからtelがあり、絵本の提出の締め切りが、いつの間にか過ぎていたことを知る。追加で送ってもらえるそうなので、届けに行ったのだった。あせあせ。でもよかったーーーー。
本当はこの後、近美と恵比寿に行く予定だったのだけど、すっかり心が折れた。そこで見つけた、INAXギャラリーの船の展示。今日はココで過ごそうか、と決めた。 豪華客船の展示は、想像以上に見ごたえがあって楽しかった。
当代の一流建築家が競って設計・デザインした客室の贅をこらした内装。しかし、その頂点を極めた「あるぜんちな丸」は、たった2年半しか豪華客船としての役割を果たさぬまま、やがて戦争に突入して、軍需用となり、海の藻屑と消える、という悲しい運命をたどる。
当時の食事のメニューや、テーブルの上でナプキンを扇形に折るように美しく折りたたまれた花毛布(当時の日本の客船のシンボルともなっていて、数十種類の折り方があり、熟練したベッドメイクの人は、ものの1〜2分で、ひとつの形を作り上げることができたんだそう)などを見ていると、当時の特権階級だけに許された、優雅なゆったりとした旅を思って、なんともいえぬ憧憬の思いがこみ上げた。
横浜港に停泊している氷川丸には、チャップリンが泊った客室がそのままに展示されているが、チャップリンは氷川丸のサービスと食事をこよなく愛していたのだとか。今は飛行機でひとっ飛びでどこにでも行ける時代。便利だけれど、どちらが贅沢かと言われれば、それはやっぱり船旅だろう。「いいねー船旅したいねぇ」私の頭の中にはタイタニックや、クリスティのポアロを主人公にした映像が浮かぶ。豪華客船で、毎日ステキな帽子をとっかえひっかえして、デッキにたたずんだり、おいしい食事に舌鼓をうったり・・・ああなんてステキ。すっかりふたりでうっとりと、世界に入り込む。
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「マトリックス・リローデット」とシュルリアリスム展。
2011年05月04日(水)曇りのち晴れ
ランチして、ランチにデザートついてたのに、さらにデザート食べて、数時間粘ってしまった・・・イロイロ語り合えて、有意義な時間でしたが。よい天気の休日の過ごし方としては正しいのか?!夜は義父からもらった「マトリックス・リローデット」を見た。なんてトコで終わりなんじゃ!!くうぅぅぅぅぅぅ〜〜〜女子がなんかみんなかっこいいぞ。
2011年05月05日(木)くもり
国立新美術館にて。ダリとマグリットに心酔。ミロっておしゃれだよね。夕方、あまりの空腹にモスってしまいました。オットは照り焼きチキン。私はエビカツ。もう眠い。明日はオットより先に家を出ないといけないので、早く寝なくてはっ
義実家に数十年埋れていた食器でコーヒーブレイク。オットはこの食器の存在をまったく知らなかったそう。嫁がこれから使いまする♫青森銘菓・南部せんべい。近いせいか、函館にもよく売っています。香ばしいゴマ、甘いピーナッツがあるけど、欲張りな私は、ミックスが好き。
勘違いって、ありますよね?
子供の頃は、ニュースでアナウンサーが「運賃」というたびに赤面していた私。こういう勘違いは、数え上げてみれば列挙にいとまがない。シュルリアリスム、日本語では超現実派。この超を「チョーむかつく」の超(=very)だと思ってた、とオットに話すとさすがにあきれられたけど、究極の具象だと思ってたのですよ。あ、これは「チョーむかつく」なんて言葉が流行るずっと前、中学生くらいの頃の話ですが。
確かに、ダリやマグリットの絵などは、あまりにうまくて、究極の具象なんて言葉で表してもいいんじゃないかって思える。今の私にとってのシュルリアリスムは、一歩間違ったら危ないような、妄想世界を、とにかく完璧なタッチと構成で描きあげたもの。だから、絵が下手だと説得力がないと感じてしまう。
今回のシュルリアリスム展で、その想いをさらに強くした。前述のダリとマグリットは、私の中でシュルリアリスムの双璧だわ。8日までのはずだったので、慌てて5日に行ったのですが、行ってみて、15日までの延長を知った私達。まだ今週末もやってるので、興味ある方は六本木へGo!!
ところで、最近はiPhoneアプリのInstagramにはまっている。基本はアプリ内にアップされた写真に「イイね」やコメントをつけるツールなんだけど、そのままTwitterやFacebookにも連動してアップできるので、超便利!!もともと今年の写真部での私の目標は、iPhoneでカッコいい写真を撮れるようになること、だったんですが、
いろんなアプリを落としてみると、たかがiphoneのカメラでも、なかなかによい写真が撮れるのだ。
映画「ミルク」「デッドマン・ウォーキング」
起きてからベッドを離れるまでに時間のかかる二人なので(特に寒い日)、今日ももう午後になってた。それに思いがけず外は寒くて、花見も断念。そんなわけで、帰宅して、おやつを食べつつ、昨日の「ミルク」を巻き戻して見る。素晴らしかった。どうやら今回は、大いなる敵と戦う映画が多かった。
ショーン・ペンがゲイの政治家をすごくリアルに演じている。しぐさとか、すごく研究したんだろうなーと思う。本気で愛したスコットと、紆余曲折あってまた・・・という時に、悔しい。マイノリティというものについて考える。日本に、そして東京にいると感じないけど、実は私だってマイノリティだ。アジア人種であること、女であること、お金があるとは言えないこと、子供がないこと。ミルクは、ゲイだけでなく、そうした社会的弱者すべてを救おうとした。彼が死んで、3000人がろうそくを持って行進するところでは、もうとにかく号泣。ミルクは、1999年に「タイム誌が選ぶ20世紀の100人の英雄」に選出されているそうだ。
◆本日のお夕飯◆ ・三陸産カキ、白髪ねぎ&レモン汁 ・シーフード&ビーンズご飯トマト風味 ・青菜入り豆乳味噌クリームスープ(ほうれん草、小松菜、キャベツ にんじん) ・漬物(にしん漬・千枚漬) ・みがきにしん ・ワカサギの佃煮 ・たらこ 凝ったものは作ってないけど、豪華に見えてお得なメニュー。ご飯は昨日のスープで炊いた。シーフードのだしが出てて美味。
私は夕方寝ていて、オットが洗い物をやってくれていた。ありがとうありがとう。彼ばかり働いてくれてる気がする。彼のほうは私ばかり働かせてると言う。なんでなんで???
食後は、コーヒーを飲みながら「デッドマン・ウォーキング」を見た。ミルクより13年も前の映画で、まだ若くかっこいいショーン・ペンにしびれる。何と言うか、さりげないシーンや表情が忘れられない。すごい。いい女優さんだと思ったら、スーザン・サランドンだった。それぞれの立場の考えに共感してしまうと、出口がなくなって苦しい。でもやっぱり、女の子を亡くした両親が一番かわいそうだと思った。ただ、彼らにはもう一人子供がいるけど、男の子の両親は他に子供がなく、苦しみから進めない夫と前に進もうとする妻との間に亀裂が生まれ、離婚にいたったのは悲しい話。子供を失った夫婦の離婚率が高いという夫の方の言葉が重くて・・・
最初から結婚しないで、子供も持たなければ、失う悲しさもなく、けれど、生きることの素晴らしさも得られない。途中、子供を産んだことのない尼僧に何がわかる、と言う母親の言葉が突き刺さった。
しかし、スーザン自身も、スーザンと「テルマ&ルイーズ」で共演したジーナ・デイビスも高齢出産で、若いころに初産(3人目を46歳で出産)をしてるスーザンはまだしも、ジーナは初産も46歳で、48歳で双子を出産してる。なんか希望がわいてくる。しかし、ジーナはアーチェリーの名手で、シドニーオリンピックチームに入るための選考会で、準決勝までいったことがある。とのことなので、やっぱ運動だな。
映画「アルマゲドン」「東京原発」
昨日買った甘栗を食べつつ、「アルマゲドン」を見た。号泣。ブルースステキすぎ。リヴ美しすぎ。今福島で起きていることも同じなんだと思った。違うのは、隕石は不可抗力だけど、福島は人が起こした人災だってこと。
夕方にオット出かける。途中で撮ったという桜。美しい。私はまだ桜を見てないなぁ。
夕飯を食べながら「東京原発」を見た。おもしろかった。テンポが良くて、娯楽性と批判精神と教養がほどよい感じに詰め込まれた秀作。(というようなことが、Amazonのレビューに書いてあった(笑))最後まで目が離せなかったし、最後のオチも救いがなくていい。最初はただのおバカさんだと思われた知事の言葉が、だんだんコレって深いのでは?本当にそうなのでは?と思えてくる。それもそのはず、ちゃんと意味があってのことだったのだ。
映画が終わるころ、テレビですべらない話の総集編が始まったので見る。おもしろかった。笑いはええなぁ。そのあとしつこく「ミルク」を見たら、途中で二人とも寝てしまい、明日へ持ち越し。
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