遅くなりましたが、今年の年賀状です。
たぶん、もういい加減到着したと思うので載せます。
ところで、昨夜、仕事部屋から寝室へノートPCを運んで
ほんの数分電源をつながなかったら、急に電源が落ちてしまったのだが
こういうことは前からよくあったんだけど、昨日ついに
「バッテリーを交換してください」
と出てしまい、今も恐る恐るこの記事を書いている。
なにしろ、急にシャフトダウンするかもしれないんだって。
来週にはファイルを完成して送らねばならないと言う時に間の悪い!
ところで、ノートPCを使うのは二代目で、あまり知識もなく使っていたのだが
これも携帯と一緒で、バッテリーをしょっちゅう充電しちゃだめなのね。
私なんか常時つなぎっぱなしだったからさぁ、へたりも早い訳で。
次のバッテリーは、満タンになったら抜く!を徹底しようと思うのだった。
こういうこと、もっとオットにレクチャー受けないとなぁ。
画像クリックで大きくなります♪
このあと削ったら、本体から紺色部分がなくなり、本体朱赤で芯だけが紺色の不思議な色鉛筆になりました。
次削ったらどうなるか、興味シンシン♪
今日は母が留守だったので、昨日大須の松屋コーヒーで買ってきた
パスタソースで、11月に市場のTAICHIさんで買ったパスタをあえて食べた。
このパスタは、FAのK先生曰く「これ食べたらもー他のが食べられない」
くらい美味だと言う話だったが、めっちゃおいしかった♡もっちもち♡
ソースはこんな感じ。
ハインツ 大人むけのパスタ『紅ずわい蟹のトマトクリーム仕立て』
ハインツ 大人むけのパスタ『きのこのチーズクリーム ポルチーニ仕立て』
MCC 『いかすみのソース』
2013.01.05 Saturday ポーランドポスター展
念願のはらドーナッツを初めて食べた!おいしかった〜〜〜
ナディアパーク内国際デザインセンターに「ポーランドポスター展」を
見に行ってきた。想像以上によかった!
調べてみると、横浜では150点展示で数は多かったけど、800円で有料。
名古屋は95点と数は少ないけど(それは残念だけど)何と無料〜〜〜
すんばらしい〜〜〜!!
IdcN設立20周年記念事業として、2012年10月から2013年1月にかけ
展覧会・フォーラム・ワークショップなどの記念事業を連続開催された
そのトリを勤める展示ということなのだが・・・これが初めて見に行った展示やった。
ガーン。
昨年の今頃は、まだ帽子で食べて行こうと考えていたので
名古屋で起業するクリエイターをサポートするLOOPに興味シンシンだったのだが
それすら、今日初めて見に行った・・・何なんだ。
今はちょっと俯瞰した感じで見ていて、むしろ、ココに展示されている作品を
購入して、クリエイターを支援する側に回りたいなーなどと夢想していた。
さて、ポスター展。
会場内は、フラッシュはNGだけど、撮影はOKだったので、パシパシ撮ってしまった。
まずは大戦後まもなくの50年代から。
ポーランド国民の苦難の歴史は長い。ポーランド分割から独立まで100年以上で
やっと独立を果たした数十年後にはナチスのワルシャワ侵攻が始まり第二次世界大戦。
やっと戦争が終わったら、社会主義国家となり、ソ連の干渉が続き・・・
観光ポスターなのに暗い色が使われていたり
ポーランド国民よ、立ち上がれ!などといった喚起や
敵国を油断なく見詰めよなどと言った陰鬱な表現が目立つ。
打って変わってデザインの素晴らしさが際立つ60年代。
ヘンリク・トマジェフスキ。
右は、あまりにも有名なシェークスピア作「ハムレット」の劇場ポスター。
後続のデザイナーが「ハムレット」のポスターを制作する場合、このポスターを
いかに越えるかが問われた、のだそう!!すごいぞ、トマジェフスキ!!
彼はタイポグラフィにもこだわり、その作品にあったモノを的確に作り上げたのだそうだ。
ヤン・ムウォドゼニェツ。
なんというか、かわいいのだー。全部の作品がかわいい。
すごくイラストレーション的で、現代にも通じるおしゃれさ。
しかし彼は初期にはピカソの影響を受けていたそうで、左上の作品も
キュビズム的構成の中にユーモアを重ねて、暗闇から力強く立ち上がる姿が
簡潔に表現されているのだそうだ。なるほどー。
右の写真っぽいのですら、動きとか何とも言えないユーモラスさ。
そして今回、とにかく大好きになったヴェルデマル・シフィエジ。
この色遣い!
このライオンの輪を鼠がくぐるように指示しているのが風刺的だと言うのだけど
ライオンってのはソ連のことなのかなぁ?などと想像・・・
この2枚と右下などは数色しか使ってないのにそれを感じさせない素敵さ。
そしてもちろん、こんなカラフルな作品も素晴らしい訳で。
左のこの作品はキュビズム的なのだそうだ。キュビズム、人気あるなー。
特に目に飛び込んでくるインパクトが勝負なポスターにおいては
色って本当に大事なのだよなーと思った。
この二枚は特にお気に入り。アメリカ映画「サンセット大通り」(1957)と
あまりにも有名な「ガリバー旅行記」をアメリカで映画化した
「ガリバーの大冒険」(1963)
ご本人もかっこいい♡そしてまだご存命なのねー。
ユゼフ・ムロシュチャク。
決して好きな作品ではないけれど、ポスターとしてのインパクトを考えると
いい作品なんだろうなーと思う。
ここに載せた以外に、シュルリアリスムの作品などもあっておもしろかったー。
2013.01.06 Sunday タイポグラフィとレタリングやカリグラフィーとの違いは?
(1/6の日記ですが、http://hiyoko.tv/birds/sb.cgi?day=20130106で
知恵袋にリンク貼られちゃってるので、元の日記では、日記部分を独立させて
日付変えていました。)
最近では、こんなにいつも一緒にいる夫婦を見たことがない、と言われたりしますが
一緒にいるようでいて、一緒にいないっぽいのが、いいのかもしれません。
何かを強要したり、求めすぎないように、それだけは気をつけるようにしてます。
ところで、このブログは10月から新しく書き始めたのですが
(前のブログは→コチラ■)
(sbというシステムは更新ごとに再構築が必要で、記事数が多くなりすぎると
再構築ができなくなってしまうので、定期的に新しいブログにする必要がある)
先日まで、これも前のブログも、どこにもリンクしてなくて、まる2ヶ月くらい書いてても
アクセスが150くらいしかなくて、それはそれで、誰も読んでないのも気楽でいいや―と、本当に自己満足で更新していたのです。
最近、本サイトにリンクして、やっと250くらい行きました。ありがとうございます(笑)
このブログに限らず、いろんなブログを私は書いてますが、どのブログも、それは読んでいただけるのはうれしいんですけれども
無理して読まなくていいよーって思ってます。
好きで楽しみでどうしても見たいっていうなら、読んでもらえるのはうれしいのですが、たまに
「最近ブログ読みに行けなくてごめんなさい」
って謝られてしまったりすると、そんなんいいのにーって思うのです。
そんなことを思ったのも、最近思うところがあって。
どうやら、友達だったら、毎日ブログ読んでて当たり前とか、FBなどにあげたことを全部知ってて当たり前とか
そんな風に勘違いしてる人っているみたいですね。
ブログにしろ書籍にしろ映画にしろ何にせよ、誰かに強制されて見なくちゃいけないなんて、仕事くらいなもの。
自由に気楽に行きましょーよ。
そういえば、昨日のポスター展を見て疑問に持ったこと。
タイポグラフィとレタリングやカリグラフィーとの違いは?と調べたら、ますますよくわからんくなった・・・
今はいろんな言葉を複数の意味で使ってるから、元の意味は全然違っても、意味が重なる言葉になってしまっているのかも。
タイポグラフィ(英: Typography)
活字(あるいは一定の文字の形状を複製し反復使用して印刷するための媒体)を用い、それを適切に配列することで
印刷物における文字の体裁を整える技芸。
タイポグラフィの領域はその周縁においては、木版を用いて文字を印刷する整版、見出し用途のための木活字の使用、
やはり木活字を使用する古活字版、さらには、レタリングやカリグラフィ、東アジアの書芸術と技術的内容においても
審美的様式においても、深く連関する。
レタリング(英: lettering)
本来手で「文字を書く」という意味である。しかし、現在はデザインされた文字を指す場合や、書体を選択することなど
広い範囲で使われている言葉である。
広告や雑誌には実に様々な書体が使われており、どこでどのような文字を使うかによって、同じ文章でも印象が
変わるため、主にデザイン業界では色や写真・イラストに続く大きな要素の一つとなっている。
身近なところで言えば、テレビ番組や企業のロゴに使われる文字もレタリングの一例と言える。
■文字の種類
◆日本字
○明朝体・・・新聞の文章などで使われている、日本で最も標準的な文字。
○ゴシック体・・・縦横の線の長さが同じ太さで見えるように作られた文字。先端の丸いものは丸ゴシックと言う。
○楷書体
◆ラテン字
○ローマン体・・・日本字の明朝に当たる文字で、大きくオールド・スタイル・ローマンと、モダン・ローマンに
分けられる。
○サンセリフ・・・日本字のゴシック体に当たる文字で、「セリフ(下記)が無い」という意味。
○エジプシャン・・・文字の上部と下部に分厚い板のようなもの(セリフ)を持つ安定的な書体。
○スクリプト・・・筆記体を活字にしたもの。原則として筆末が次の字の書き始めの部分へつながっていくように
作られる。
○ゴシック・・・日本字のゴシック体とは意味が違う。クリスマスや結婚式の時などに好んで使われる
大文字に装飾の多い書体。
○ファンシー・・・装飾的で変わったものは全てここに含まれる。文字の形を極端に変形させたものや
可愛らしく少女的にしたものなど。
さらに細かく分ける場合もあるが、書体の分類にはいくつかの方法があり、書籍によって記載にばらつきが見られる。
フォント (font)
本来「同じサイズで、書体デザインの同じ活字の一揃い」を指す言葉。
しかし現在ではコンピュータ画面に表示したり、紙面に印刷(書籍など)したりするために利用できるようにした
書体データを意味している。
金属活字の時代から書体の世界に関わっている者からは、データとしてのフォントはデジタルフォント (digital font)
として区別して呼ばれることもある。
カリグラフィー(ギリシア語: καλλιγραφία)
西洋や中東などにおける、文字を美しく見せるための手法。字を美しく見せる書法という面は日本の書道など
東洋の書と共通する部分があるが、筆記にペンまたはそれに類する道具を用いているため、毛筆を使用する書道とは
表現されたものが異なる。
記録媒体としての羊皮紙が高価であるため、文を残す際により多くの文字を紙に詰め込みつつ、より美しい表現を
試みた結果、発明された。
カリグラフィーでデザインされるものはアルファベットだけでない。
イスラム圏ではコーランの一部をカリグラフィーを用いて書いたタペストリーが見られるなど、文字を美しく見せる
書法が発達している(アラビア書道)。インドにおいても様々な文字による書法が盛んである(インドのカリグラフィー)。
活版印刷の発明後も、さまざまなフォントのデザインにカリグラフィーは影響を与えた。印刷物の章の頭の1文字で、
カリグラフィーの手法でデザインされた通常の活字より大きなものを用いることがあり、直接ペンで描写するもの以外にも
応用されている。
【キャピタル・モニュメンタリス】
現代に至る活字書体の原型。また、手書き書体の規範。
このキャピタル・モニュメンタリスを元にしてペン書きに適するように作られたのがローマン・キャピタル。
【ローマン・ラスティック】
ローマン・キャピタルより手書きに適した書体として、11世紀頃まで使用。
【アンシャル体】
現在の小文字の起源。2世紀から3世紀頃、ギリシャ語の書体をもとにローマ字体にしたもので
主にキリスト教の文書に使用。
【ハーフアンシャル体】
アンシャル体を基に生まれた字体。アセンダーとディセンダーはアンシャル体より長くなり、文字による大きさの違いが
よりはっきり。
【カロリング小文字体】
現在使われているほとんどの小文字の基本形。6世紀後半にフランク王国で生まれた。
【インシュラー大文字体】
6世紀から8世紀にかけて、ハーフアンシャル体を基にして、イギリスやアイルランドで生まれた書体のひとつ。
宗教的な荘厳さを重視した方向へ変化。
段落や章の最初の文字を大きく装飾的に書くヴァーサルという書字スタイルも多く使われるようになった。
ダブリンの「ケルズの書」やロンドンの「リンディスファーンの福音書」は、インシュラー体による代表的な写本。
ケルト民族独特の紋様による装飾がほどこされ、現存する最も美しい書物と言われている。
【ゴシッククアドラータ】
紙が高価であった時代により多くの文字を書き留めるため、角張って余白が少ない。別名ブラックレター。
12世紀以降には、発展形は大きく2つに分かれていく。
その1つがイギリス(セクレタリー体)やドイツ(フラクトゥール体)の草書的な筆記体で
主に日常的な場面で使用。もう1つがゴシック体。
【ヒューマニスト体】
イタリック体の元となる書体。ルネッサンス期に、ローマ時代の書体が見直されて生まれた。
イタリック体は日本ではカリグラフィーの初学者がほとんど必ず最初に習う書体。
当初はより速く書くための日常的な書体として生まれたが、読みやすさや美しさから、ローマ教皇庁で教書用に使用。
【カッパープレート体】
イタリック体をさらに速く書けるように変化させた結果生まれた書体。
非常に速く書くことができるため、、主にビジネス文書や契約書など商業分野において使用。
他の書体・・平らなペン先の角度の違いにより線の太さを変える
カッパープレート体・・細いペン先を使い筆圧の変化によって太さを変える
15世紀以降、印刷技術の普及により、手書きの文字は次第に衰退。
しかし、19世紀末、イギリスのウィリアム・モリスによって古典的な手書き文字の見直しが行われたのを契機とし
エドワード・ジョンストン、ジョン・ハワード・ベンソンらによって普及活動がおこなわれるようになった。
IdcN設立20周年記念
伝えるデザインの力 ポーランドポスター’50-’60展
国際デザインセンター設立20周年記念事業。
ポーランド・ヴィラヌフポスター美術館所蔵の1950-60年代ポスター等、約100点を展示。
戦後の荒野に、希望のごとく花開いたポーランドのポスターデザインは、震災や景気悪化などで自信をなくしている日本に
勇気を与えてくれるに違いありません。
今こそポスターの持つ「伝えるデザインの力」を日本でも再認識し、明日への活力につなげていきたいと考えます。
12月12日に「第10回OACクリエイティブフォーラム名古屋」を併催。詳細・参加お申し込みは関連サイトから。
■会場■デザインギャラリー
〒460-0008 名古屋市中区栄3-18-1 ナディアパーク・デザインセンタービル4階
コレクションギャラリー
〒460-0008 名古屋市中区栄3-18-1 ナディアパーク・デザインセンタービル4階
■アクセス■→Map
最寄りの地下鉄駅より
名古屋市営地下鉄名城線・名港線「矢場町駅」:6番出口より約400m、徒歩5分
名古屋市営地下鉄東山線「栄駅」:栄地下街・サカエチカ7番出口より約600m、徒歩7分
■日時■2012/12/12 〜2013/01/06
11:00 〜 20:00(最終日は17:00まで)
■休日■2012年12月18日(火)・25日(火)・12月29日(土)2013年01月03日(木)
■費用■無料
■主催■ポーランドポスター展実行委員会
■共催・後援など■共催=株式会社国際デザインセンター、公益社団法人日本広告制作協会中部支部(OAC)
後援=駐日ポーランド共和国大使館、愛知県、名古屋市、中日新聞社
社団法人日本グラフィックデザイナー協会、公益社団法人日本広告制作協会
NPO法人日本タイポグラフィ協会、中部デザイン団体協議会(CCDO)
協賛=ポーランド広報文化センター、セントラル画材株式会社、株式会社Too名古屋支店ほか
協力=アートよみうり、エクスポート、京都工芸繊維大学美術工芸資料館
財団法人DNP文化振興財団
■問い合わせ先■国際デザインセンター・コレクションギャラリーtel052-265-2106(代)
■関連サイト■第10回OACクリエイティブフォーラム名古屋
IdcN設立20周年記念事業「伝えるデザインの力 ポーランドポスター’50-’60展 [名古屋展]
伝えるデザインの力 ポーランドポスター’50-’60展 [横浜展]