2005年6月の花たち・1 〜ホワイトガーデン回想録〜

050601st_cecilia.jpg050531st_cecilia.jpg2005.06.01 Wednesday

Saint Cecilia セント セシリア
イングリッシュローズ
作出:1987年度/David Austin(英)
花色:アプリコットから白へ
花型/花期:中輪カップ咲き/四季咲き
咲き方:スプレー状に咲く
樹形:120×100
タイプ:Bushy Shapes(ブッシュ型)スタンダード・コンテナなどに適す
香り:強いミルラ香にレモンとアーモンドが混じる
特徴:最高にエレガントなバラと言われているそう。
香りはとても強く、音楽の守護聖人の名前からつけられているそうです。

これです。これなのです。これを昨年、京成バラ園で見て以来、もうこの花の虜に!でも昨年は不作とかで、日本橋三越のチェルシーガーデンでもらったカタログには「入荷未定」と書かれていて、ドキドキしつつ待っていたのでした。結局品質も良好で、こうして美しい花を咲かせてくれました。もう夕方遅く(19時近く)に撮ったので、暗めの写真ですが、雰囲気でてるかな?素晴らしい香りがお伝えできないのが残念!左は、開花二日目の6/1(水)の写真。

開花直後の5/31(火)の写真は右。まだイングリッシュローズっぽくはないのですね。でも色が、本当に素敵♪


                  


050531buff_beauty1.jpg2005.06.02 Thursday

バフ・ビューティー(S/HMusk) Buff Beauty
William Allen Richardson×実生 
ベンタル 1939 イギリス
丸弁カップ咲 花径・10cm 半つる性・2m 
四季咲き(花期・中間) 強い芳香

ハイブリッド・ムスクの中でも人気の品種。咲き始めは濃いアプリコットイエローで、次第にソフトな色合いへと変化が楽しめる。細い枝もくねくねとして、女性的でエレガントな雰囲気。花もちが非常によく、秋は特に美しい。

050531buff_beauty2.jpgというわけで、ついに開花しました!5/31(火)の写真です。そういえば、どんな品種を買ったのか、まだ明かしていませんでしたが、昨年「ローズガーデンアルバ」で、とにかく美しかったこれにしました。まさに「濃いアプリコットイエロー」の開きかけ。露を含んで、何とも美しい!これがやがて・・・・

こんな風に変化します。この色、ホントいいです。いい感じに褪せたジーンズのこなれた色合いのような、何だか微妙な色合い。アプリコットと言うより、ベージュと言う感じかな。このままの状態で、まだまだ楽しめそうです。

そして、この日には、もうひとつとっておきのバラも咲いたのでした。


                  


050605kashiwaba_harmony2.jpg050605kashiwaba_harmony.jpg2005.06.05 Sunday
カシワバアジサイ’ハーモニー’

今年もアジサイの季節なんですね。何気なく、だいせいさんのところを覗いてたら、『やります!紫陽花.BLOG』なんて記事を見つけちゃって。きゃーもう、一年かぁ、早いなぁ、なんて思いつつ庭に出たら、バラに夢中になってる間に、紫陽花も咲いてるー!これが我が家の庭の今年はじめてのアジサイ「カシワバアジサイ’ハーモニー’」なんとなく、細胞みたい??

撮影:Panasonic LUMIX FZ-10

花の全体図は、右のような感じ。カシワバアジサイなので、円錐形なんですね。葉っぱはカシワみたいです。だいせいさんのところに、ブログとか、去年の紫陽花.BLOGとかに、関する雑感みたいなのが書いてあって、懐かしい気持ちになりました。

多分、来月には二周年を迎えるココは、ブログとしては、きっと古株なのかな。そのせいか、去年の今頃は、ブログと言うものに関しては結構気持ち的には落ち着いていたような気がしますが、それでも、ものすごく紫陽花.BLOGにはまりましたよ。去年の6月、エントリー数92でしたもん。一日平均3つ。数々のイベントの中で、一番はまったかもしれません。それはもちろん、紫陽花が好きだからなんでしょうが、それだけじゃないよね。

去年はよく出かけてもいたので、LUMIXをカバンに忍ばせて、元気にあちこち闊歩していました。今年はあまり出かけられそうにないので、多分自宅庭のアジサイを中心に参加する事になると思います。特に大きな変化もなく、普通に日々過ごしているつもりでも、一年と言う大きな流れでは、ちょっとずつライフスタイルは変わっていたり。そんな発見も、おもしろいなぁ、と思います。


                  


050605campanula.jpg2005.06.05 Sunday
カンパニュラ‘アルペン・ブルー’

思いがけないお客様が入ってくれました。
Campanula poscharskyana cv. Alpen Blue キキョウ科

青いベル型の花を咲かせるカンパニュラ(ツリガネソウ、フウリンソウ)の仲間で、まるで星のような花をたくさん咲かせるのがこれ。カンパニュラ・ポシャルスキアナというのは、いかにも呼びにくく、ごく普通に「アルペンブルー」と呼ばれています。よくベルフラワーと区別が付かないと言われますが、ベルフラワーは、株がこんもりと丸く育つのに対して、この花は垂れ下がるように咲くので、ハンギング向きです。

もう5年くらい、一つの鉢に植えっぱなしで、肥料もたまに液肥をやる程度なのですが、毎年毎年きれいな花を見せてくれます。本当に育て易くて、超お薦めのお花です。玄関先の「コテージローズ」との相性も抜群です。


                  


050526o_arabicum.jpg2005.06.02 Thursday 〜ホワイトガーデン回想録〜

オーニソガラム・アラビカム
Ornithogalum arabicum ユリ科オーニソガラム属
原生地:ヨーロッパ・西アジア・地中海沿岸原産
和名:黒星大甘菜(クロボシオオアマナ)
別名:スター・オブ・ベツレヘム(ベツレヘムの星)
花言葉:無垢

白い花ばかりを集めたホワイトガーデンを、何とか作ろうとしているんだけど、なかなか思うように行かないのだ。春の樹木はヒメリンゴとジューンベリー。草花はチューリップ、ビオラ、アネモネ、そしてバラ”アイスバーグ”バラの開花とともに、季節は初夏に移っていく。このオーニソガラムなどの初夏の花の登場!となる。

オーニソガラムは、白い星のような花をいくつかまとまって咲かせるのが、特徴の花。他に「ウンベラタム」というのを植えていたはず・・・なんだけど、いつのまにか消えていた。どんな花だったかも、もううろ覚えで〜〜〜。この花も、オーニソガラムだったか、ネギ坊主の仲間のアリウムだったか、区別がつかなくなってきている。そういえばアリウムも消えちゃってるなぁ。あまりにいろいろ植えすぎてて、何が消えたかすらわからなくなってるかも。


#gardening


以前は大抵の花の名前は、即座に答える自信があったんだけど、最近は「なんだっけ?」と言う事が増えたのだ。年、なのかもしれないけどさ、庭に対してのんびり構えるようになった結果、なのかなぁ、と勝手にいい方向に受け取っているわたし。←厚かましい

この花が終わって、梅雨が明ければいよいよ本格的な夏のシーズン。今度はユリと宿根フロックスが主役の庭になる。その時期が一番美しいはず、なんだけど、ユリを三年目も咲かせるのは難しい〜〜〜。肥料をせっせとやらないと、ひょろりとした茎に蕾はつくものの、咲かない!!のだ〜〜〜。今年こそ、5年目のカサブランカを、どうにか咲かせたいものなのである。

夏が終わって秋になると、主役はシュウメイギクに。これはすこぶる丈夫な花だったはずなのに、隣に植えたコニファーが予想外に大きくなってしまって、成長を阻害されて、もう虫の息なのだ。冬は雪が庭を白く覆って(美しく決まった?)春になると、白いスイセンでホワイトガーデンはその四季の始まりを迎える。それにしても、一つの季節につき、1〜2種類の花しか咲かないのは、あまりに寂しいのだ。


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