2005年4月の花たち・2 −春萌える−

050416tulip_apricot_beauty.jpg2005.04.16 Saturday
わたしの一番好きなチューリップ・”アプリコット・ビューティー”

オレンジでもピンクでも黄色でもない、不思議な色ーーーアプリコット。大好きな春色。

チューリップの植え込み時期は、10月から12月初めと言われていますが、11月の終わり頃になると、随分値引きされて安くなります。普段は、ホームセンターの自社製品の安いのを、10月に買って、早々と植え込むのですが、これは、ちょっと高めのブランドチューリップが、値引きされたものを11月末に植え込んだものです。もともとの品質が良かったせいか、元気に咲いてくれました。

このアプリコット・ビューティーは、大のお気に入りの花。今までにも何度も咲かせましたが、その度に新しい美しさを見せてくれます。この花壇は、後に咲き始める予定のバラも、アプリコット系でそろえて、暖色系の花壇にするつもり。早咲きで、いつも一番に咲き始めるアプリコット・ビューティーなのですが、植えたのが遅かったせいか、少し開花が遅れたようです。

秋に東インド会社さまから送られたチューリップを育てて、レポートを続けています。それは「Tulip Collection」にまとめています。これは自分で買ったチューリップですので、区別を付けるために「花図鑑」に載せることにします。(写真撮影:Panasonic LUMIX FZ-10)→期間終了


                  


050416tulip_hamilton.jpg2005.04.16 Saturday
チューリップ ”ハミルトン” 開花

先日咲いた”アバ””ルーブル”に続いて、今度は”ハミルトン”が開花しました。この球根も、昨年秋に『うちのチューリップが世界一』と言うイベントで、送っていただいたものです。

黄色のフリンジ咲き。少し透けたグリーンがポイントです。フリンジ咲きでも、ピンクなどは、かわいらしくなり過ぎがちなのですが、黄色はちょっとカジュアルな(花にカジュアルと言うのも変ですが)雰囲気で、すっきりと爽やかな印象。普段は自分では黄色い花は滅多に買わないので、ちょっと新鮮な感じです。

銀翠色のユーカリと寄せ植えしてみました。(写真撮影:Panasonic LUMIX FZ-10)


                  


050416hanakaidou.jpg040401baraka1_hanakaidou.jpg.jpeg2005.04.16 Saturday

花粉症で庭にすらあまり出ないでぐずぐずしている間に、庭の木が、花をつけていました。というか、もう終わりかけです。でもものすごく好きな花なので、やっぱり載せずにはおれません。(忘れてたくせに、と自分でも突っ込んでみる)

ハナカイドウ(花海棠) Malus halliana バラ科リンゴ属
別名・カイドウ、スイシカイドウ(垂絲海棠)
うーん。ちょっと盛りは過ぎてしまいましたが、これはこれで、透明感のある花びらがきれいだよね?んね??(明らかに負け惜しみ?)右は、昨年、バラ科の木々(Apr.15.2004)に載せた写真。これくらい蕾が混じってる方が絵的にはきれい・・・ですよねぇ。ハナカイドウは、桜並みに盛りが短いのです。中国では美人の形容詞だけあって、「美人薄命」なのねん。(まさにワタシと同じ。←それはウソ)←これ入れてUPしようとしたら、エラーでちゃいました(爆)ウソはいかんってことかぁ。ちぇっ。

写真撮影:Panasonic LUMIX FZ-10


                  


050416juneberry.jpg2005.04.16 Saturday

庭のジューンベリーも満開になっていました。6月に実をつけることからこの名を持つこの木は、別名「シデザクラ」ともいい、ちょうど桜の頃に開花します。

ジューンベリー Amelanchier spp. バラ科ザイフリボク属
別名・アメリカザイフリボク、カナデンシス

シデザクラというのは、花が「四手」に似てることがその由来ですが、四手て何?って思いますよね。四手とは、しめ縄なんかに下がってるあの白い紙のことなんだそうです。また、同じバラ科の樹木の桜などに比べると、花びらが細長いですが、その花びらが、武将の持つ采配に似ているので、采振り木、と呼ぶそうです。采配と言うのも、我々にはピンと来ませんが、ハタキのような指揮棒、と説明されると、なるほど、と納得しますね。

写真撮影:Panasonic LUMIX FZ-10


                  


050416anemone1.jpg2005.04.18 Monday

アネモネ
学名:Anemone coronaria キンポウゲ科 アネモネ属
和名:ボタンイチゲ / 英名:common anemone
原産地:地中海沿岸

アネモネと言えば、赤や濃い紫などの極彩色が最初に思い浮かぶ。それだけで、何だかお腹いっぱいになってしまって、「好き」と素直に言える花では無くなっていた。けれど、自ら「ホワイトガーデン」と名付け、白い花を選んで、作りつつある花壇に咲く、この白の可憐さはどうだろう。透けそうな花びらに、あの強烈なアネモネの印象はない。
写真撮影:Panasonic LUMIX FZ-10

追記:強烈な印象のアネモネを、後日載せました。(4/20)


                  


050419heleborous1-2.jpg2005.04.19 Tuesday
クリスマスローズ2種

今年は春の訪れが遅かったのと、3月に留守がちだったのも手伝って、庭の春の息吹に気づかないまま、散らせてしまった植物も多かったのですが、知らない間に、ヘレボラス・リビダスも開花し終わっていました。クリスマスローズという名前でも、クリスマスの時期には咲かないことや、バラの仲間ではないことなどは、最近ではよく知られていますが、もうじきにGWと言う時期に、元気に咲いているのは、やっぱりちょっとのんびりすぎかもしれません。2枚目は、ヘレボラス・アーグチフォリウス。我が家にあるクリスマスローズのうちで、一番ののっぽさんですが、花は可憐。この花を見るたびに、グリーンの花ばかりを集めて、グリーンガーデンを作ってみたくなります。うーん。でも、例えばどんな花があるかしら?


                  


050419smoketree1.jpg2005.04.19 Tuesday

庭には何本かの樹木を植えていて、もちろんどの木もそれぞれに大好きな木ばかりなんだけど、新芽の時期に何度見てもココロ洗われるような美しさに、息を呑むのが、このスモークツリー。これは、赤紫の葉の色のものなのですが、ところどころグリーンも混ざって、なんとも言えず美しいのです。

大好きな木なので、しょっちゅう写真に撮ります。もう馬鹿みたいに、何枚も何枚も撮ります。背伸びしたり、地面に這いつくばるようにしたり、ありとあらゆる方向からこの木の美しさを、永遠の中に閉じ込めようとするのです。たくさん撮っても、ちゃんと撮れてるのはほんのわずか。それも、中では撮れてると言うだけで、実際の木の美しさを伝えきれるほどの写真は、わたしには撮ることができないのです。

写真撮影:Panasonic LUMIX FZ-10


                  


050416anemone2.jpg
2005.04.20 Wednesday
たまにはこんなお遊びも。

010408anemone.jpg010505anemone_purple.jpg
左:我が家に最初に咲いたアネモネの花。真っ赤っかです。かわいいんだけど、濃ゆいです。この後数年咲き続けたんですが、どうやら、消えてしまった模様。Apr.8.2001
右:友人にもらった球根。ブルーは意外と繊細ですね。こちらも数年楽しめたんですが、やはり消えた模様。May.5.2001

撮影 CASIO QV-3000EX


#gardening


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