磁都・景徳鎮1000年記念・中国陶磁のかがやき

040727idemitsu_china.jpg7/27(火)、『相田みつを美術館』のあとは、歩いてすぐそばにある、『出光美術館』に行きました。ここは、出光興産の創業者、出光佐三氏が、蒐集した美術品を公開しています。特に、陶磁器の展示が多いのが特徴のようです。

さて、この展覧会も、実に見ごたえのあるものでした。もともと、ライフワークとして、磁器絵付けをしているのですが、基本的には、マイセンやセーブルなどの西洋風のものを描いています。でも、最近は、世界的なアジアブーム、日本ブームで、ココで見られるような、中国風(シノワズリー)のものは、とても人気があり、すごーく参考になるのです。

またこの美術館には、常設で、コレクションの洋画・日本画を展示しています。展示室の外のサロン前の廊下には、ルオーの油絵が、常設展示室には、素晴らしい屏風が展示されていました。そして、ココのもうひとつの目玉は、なんと、ノルウェーの『ムンク美術館』の協力で、常に3枚のムンクの絵を展示しているということです。行きたくても、遠い遠いノルウェー・・・ココでムンクに触れられるのは、何たる幸せ。一時は、ムンク見たさに、行列もできたのだとか。『叫び』以外のムンクに触れたい方は、ぜひ、足を運んでみてくださいね。

『出光美術館』 磁都・景徳鎮1000年記念・中国陶磁のかがやき
会期:7/21(火)〜9/5(日)


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