10/14(木)会社帰りに寄り道。すっかりスター華道家になってしまわれた假屋崎さんの作品展である。ちょうど会期中の琳派展に合わせたのか、活花で琳派を表現するという大胆なことに挑戦しておられた。
ちょうど三越の新館7階のギャラリーのオープン記念の展覧会ということで、新しく広々とした空間だった。活花と言うより、極彩色のオブジェと言う感じ。巨大なアート作品の中に、花が添えられてると言う感じだった。
琳派風って、紫とか金なのねー・・・と納得。でもその中に唐突に、洋風のしつらえ(しかもやたらゴージャス)なのがあったのには、やや違和感?まるで先日の近代美術館『RIMPA展』で「マティスやウォーホールの中に琳派が見えませんか??」と問われて、ちょっととまどってしまったような。でもこれはこれで「アリ」何だと思う。いわゆる「活花」とは違うけれども。
ほんの半年ほどだけ、活花を習ったことがある。活花の先生については、みなさんいろいろおっしゃるのを聞くけど、生徒の活けたものを全部抜いて、活けなおしてしまうのは、あまりいい先生ではないとか。それで言うなら、わたしが付いた先生は、あまりいい先生ではなかったのかもしれない。毎回、結局自分のどこが悪くて、どこをどう直せばいいのか、さっぱりわからなかったのだから。先生の人柄は、好きだったんだけどねぇ。
公民館で、半年のカリキュラムで行われていた教室だったので、それが終ったら、そのままやめてしまった。元々、花は地面からすくっと生えているのが好きなわたしには、活花やアレンジメントの類は、向いていないのかもしれない。