初期伊万里展 -染付けと色絵の誕生-

041203imari.jpg赤坂見附のサントリー美術館、この展覧会が最後のイベントとなるそうで、2007年には六本木に新美術館を開設します。このエントリーを書いている12/18(土)からは、「ありがとう赤坂見附・サントリー美術館名品展」が始まって、12/30(木)を最後に、1975年からの赤坂見附での30年の歴史にピリオドを打ちます。

以前は、陶磁器の展覧会も、洋食器のものにしか足を運んでいなかったのですが、最近は、『磁都・景徳鎮1000年記念・中国陶磁のかがやき』『古伊万里に見る江戸のくらし -装飾と実用の姿-』『藤本能道の色絵』『古九谷 -その謎にせまる-』などの、和や中国の陶磁器の展覧会も、精力的に見に行くようにしています。

が、しかし、実用面と鑑賞とは違い、実用では渋めの染付けなどがいいと思っても
見るにはちょっと物足りない。伊万里の磁器の歴史面に強烈な興味があれば、もっと楽しめるのでしょうが、視覚的な面での鑑賞としては、わたしとしては、ちょっと消化不良でした。初期伊万里なので、いたしかたなく、後期の古伊万里や柿右衛門や鍋島の展覧会に絞って見に行ったほうが、今後はよさそうだと感じました。

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エレベーターホールで記念撮影していたら、守衛さんが邪魔な看板をどけてくれたりして、協力してくださいました。フラッシュたいてもいいですよ、と言っていただいたのですが、あまり好きではないので、たかなかったら、ちょっとピンボケに(^^ゞポリポリ
よかったら、こちらも撮って行ってくださいと言われて撮ったのが、サントリーの開発した紫のカーネーションのアレンジ。サントリーと言えば酒造メーカーですが、最近では新苗のバイオ技術でも次々と魅力的な新開発を行っています。


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