没後40周年 レオナール・フジタ展

081122fujita1.jpgフジタと言えば2006年春に近代美術館での回顧展が話題となり
当時通っていたパレットクラブで講師の先生が
「フジタは本当に天才で、狭い部屋で絵を描くのに、
紙を広げられないので
紙を巻いて、まず上半分に絵を描き、
それを巻いて、今度は下半分を広げて
さらに続きを描いたものを広げたら、
寸分のデッサンの狂いもなかったそうだ」
と言う逸話を話して下さいました。

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特徴あるメガネとヘアスタイルから
その奇人ぶりは有名で
毎晩パリの街でどんちゃん騒ぎをしてからも、
帰宅して遅くまで、ただ机に向かって絵を描いていたと言うフジタ。

天才は絵の天才ではなく努力の天才なのだと言う言葉を思い出させてくれます。

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アンドリュー・ワイエス − 創造への道程(みち)

081116wyeth1.jpg待望のワイエス展に行って来ました。
1994年末か1995年初頭の愛知県美術館での出会い以来、ずうっと
心をわしづかみにされ続けて来たワイエスの絵。

昨年の青山ユニマット美術館で、彼のテンペラの素晴らしさに
あらためて圧倒され、そしてまた今回の展示でも
たくさんの新しい発見がありました。胸を打つ素晴らしい展覧会でした。

 2009年1月16日朝(現地)ワイエスさん逝去(91歳)
 謹んで哀悼の意を表します
 http://hiyoko.tv/blog/news/eid344.html



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『20世紀のはじまり〜ピカソとクレーの生きた時代』展

081108picasso.jpg11月二週目は、名古屋に帰省していました。
今年三度目の帰省の目的は父のお墓参り。
それも無事にすませて、時間があったので
名古屋市美術館で開催中の『ピカソとクレーの生きた時代』を見て来ました。
エッシャー展以来2ヶ月以上ぶりの展示です。

これ来年初頭には東京にもやって来ます。
Bunkamura ザ・ミュージアムの20周年記念だそうです。
そのBunkamuraは1989年開館で、ちょうど開催される来年で20周年。
実は名古屋市美術館にとっても、これは20周年記念だそうで
こちらは1988年開館。そそ、開催されている今年で20周年なんですね。
偶然というか、なかなかうまい具合に行ったものです。


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この秋のワクワク

081013hiyoko_dagane.jpg10月10日は、わたしがサイトを始めた記念日だったのでした。
えっと、2001年だったかな。
もう7年になるのね。早いねー。
あと3年で10年か、頑張ろう。

何でもそうですけど、とりあえず10年続けるって
大事な事じゃないかと思うのです。

10年続けた!と胸を張って言える事ってありますか?
そう言える事があったら、自信を持っていいと思います。(えらそう)

img40_hiyoko_dagane_bn.gifいつものイラスト風なこのヒトたち。(というかこのヒヨコたち)
2008.10.11 Saturday 画材:カランダッシュ水彩色鉛筆
このヒトたちはココで活躍中。


081011picasso.jpg芸術の秋と言う通り、夏の間のきなみお休みに
近い状態だった美術館が一斉に大きな展覧会を
どんどん開催しています。

10月は鬼のように忙しく
12月はほとんど東京にいないワタシたち
間の11月は美術館へGo!!



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【展覧会】酒井駒子原画展 ─絵本『くまとやまねこ』の世界

20080930_1781871.jpg大好きな酒井駒子さんの絵本原画展。
原画展なのに、言葉はどこにもないのに、物語が伝わってきて、涙が出て来てしまいました。

再生紙に描かれたという、黒い地に白い線で、どこまでも繊細に繊細に温かく描かれたクマや小鳥やヤマネコ。

思わず、本を手にとって買ってしまいました。サイン会の日でなかったのが残念でした。

私が見に行ったのは、紀伊國屋書店での展示でしたが、それに先立って、青山ブックセンターでも展示があったようですね。

2008年9月25日〜9月30日 10:00〜21:00
場所 / 紀伊國屋書店 新宿本店 4階

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騙し絵の世界に入り込む〜エッシャー展〜

080824escher1.jpg8月も終わりの方に近づいたある日曜日
佐倉市美術館まではるばる『エッシャー展』を見に行った。

エッシャーはわたしは昨年初頭の激込みのBunkamura以来だけど
ソニオはその頃超多忙でBuknamuraに行き損ねたというので
んではぜひにリベンジと言う事で。

佐倉は遠かったけれど(何しろ船橋からだって遠かったのだ)
エッシャー展はとても素晴らしかった。
なんといっても日曜なのにすいてるのがよかった。




あまりに素晴らしすぎて、騙し絵の世界に入り込んでしまったよ。
あ〜れ〜〜〜、お、落ちる〜〜〜〜
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この夏の花火@太田市花火大会

080823ota_hanabi20.jpgマスコミ関係者の飲み会に、この春から月一で参加している。
テレビ・出版関係者・取材を受けたヒトなど、メディアに関わる人が集まるので
営業だけでなく、ミーハー気分でいろんなヒトと知り合える面白い場所だ。

その主催者のK氏より花火大会にお誘いいただいた。
都会ではかなわない、芝生に寝転んで花火の元からしっかり見られる
そんな素晴らしい体験ができて、感動の夜だった。

んね?花火と一緒にワタシたちの脚が映り込んでるんですよ。すご〜〜い。

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クリックすると大きい画像が見られます。
そんなに素敵に撮れているわけでもないのですが、感動が少しでも伝わればいいな。


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『鳥のないた日』@55cafe & 『動植物展』@rojicafe 

080729tori_ten01.jpg『鳥のないた日』@55cafe

憧れの女性に誘っていただき、
鳥の絵ばかりの展示に行って来た。

池袋で待ち合わせ
開口一番「飲みたいね」と言いつつ
渋谷に移動し、そのまままずはビール。

そして二子新地に移動。


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駒井哲郎 銅版画展 - 一俳人のコレクションによる -

080614komai_tetsuro1.jpg名古屋のボストン美術館で、モネ展と一緒に見ました。
とっても素敵でした。
モネの美しい色彩を見たあとに、モノクロや落ち着いた色彩の
コントラストがよかったとも言えそうです。

ちょうどこっちに帰省する前に現代美術館で見た
「屋上庭園」で中林忠良の作品の解説で、駒井哲郎の名前が出て来たので
それもまたいいタイミングでした。       
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版画家で一番好きなのは、長谷川潔なんですが
駒井哲郎もよかったなぁ・・・
同じ絵画の手法でも、版画はまったく未知で、
自分ではやろうと思わないので、よけいに新鮮に見られます。


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クロード・モネの世界

080614claude_monet_world1.jpg6月に帰省した名古屋のボストン美術館で
『クロード・モネの世界』展を見て参りました。


      


「日本人は印象派が好き」
などと申しますが、ワタクシめは、割とアンチ印象派だったんですよ。

どっちかというとポスト印象派が好き♪なんて言ってたわけなんですが
でもね、モネの睡蓮を何枚も何枚も見ていますと

(モネの『睡蓮』は、一枚ではなく、数百枚残されています。
印象派の名の通り、その一瞬の「印象」を捉えることをよしとしたため
その日の午前中だけで7〜8枚描くこともあったそうです。)

モネの色彩感覚のものすごさに圧倒されるんです。


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