ビオラとパンジー

0405viola1.jpg大好きな、パープル系のビオラたちとパンジー。
2004年・透明水彩・ハガキサイズ

わたしはライフワークとして、ボタニカルアート(植物画)を描いています。
植物画とは、もともと写真のなかった時代に、
見たことのない遠方の植物を伝えるための手段として、
実際の草花そのものに、正確に描いたことから始まります。
いわゆる、図鑑の絵ですね。

040503viola_3.jpgそれがだんだんと発展し、さらに、書き手の個性を大切にし、
芸術性を高めたものを、ボタニカルアートといいます。
個性を出すとはいえ、色や形を正確に、実物大で描くことが、
条件となっています。

ですので、基本的に花との出会いは一期一会。
描きたい花を前に、見つめながら描き進みます。
散ってしまえば、その花はもう描けず、時間との戦いであると言えます。

そろそろビオラやパンジーも終りの季節。先々週描いた最新作です。
描こうと思いつつ、こんな時期になってしまい、あせりつつ描いたものです。
3種類のビオラとパンジーを寄せ植えした鉢。


続きを読む>>


  •   このエントリーをはてなブックマークに追加  

六本木散歩〜ARK HILLS

040528rose_fes1.jpg040528roppongi01.jpg040528roppongi02.jpg040528roppongi03.jpg040528roppongi12.jpg040528roppongi15.jpg040528roppongi14.jpg2004.06.05 Saturday ARK HILLS

2004年5月28日(金)
MoMAはまだ会期が長いのですが、見に行ったわけは、
このイベントを見るのが目的だったから・・・
一週間で、京成バラ園、ローズガーデンアルバ、
そしてロースフェスティバルと、すっかり薔薇に夢中で、
薔薇に熱中した一週間でした。

世界の薔薇につつまれる20日間の詳細を見る(別窓)>>

1『TO-FU CAFE FUJINO』
MoMAを見に行った日、六本木に到着したのは
すでにお昼・・・ということで

京都のお豆腐屋さん、藤野でランチ。
藤野BOXは、¥950
これに、¥150で黒豆コーヒーをつけてみました。

豆腐や豆乳を使った料理はヘルシー。
デザートのブラウニーも豆乳入りということですが
すごく食べやすくて、おいしかったです。

お店の作りもかわいい。ただ、椅子がすっごく座りにくい!!
それだけは、どうにかして欲しいです。
040529sweets1.jpg
藤野で買った豆腐ドーナツ ¥200(やすっ!)。
なかなかあっさりしてよかったです。

2『眺望』
さて、腹ごしらえも済んで、目指すは森タワー

タワーからの眺望の様子はこちら

3『LE CHOCOLAT DE Hのチョコレート』
六本木ヒルズにて
世界一の天才パティシエと名高い『Mont St. Clair』の辻口さんの
チョコレートのお店『LE CHOCOLAT DE H』でお買い物。

この日にお買い物したものはこちら

4『抹茶カフェ”KOOTS”』
アークヒルズのある六本木一丁目まで歩いたら、
さすがに疲れたので、お茶することに。
こちら『KOOTS』は、緑茶のカフェ。
雰囲気はまるでスターバックスみたいです。
まだ六本木・原宿・神谷町にしかないみたいですね。

抹茶と豆乳アイスとわらび餅にあんこ。
そんな組み合わせで¥480だったような・・・
なかなかおいしかったです。
HPのメニューには、でていませんでした。

このあと見たMoMAの感想はこちら

じゅんの徒然便りさんの『トーフカフェフジノ』


続きを読む>>


  •   このエントリーをはてなブックマークに追加  

オールドノリタケ 開国150周年記念 〜帰ってきた陶磁器たち

040604noritake_sankeien1.jpg6/4(金)、横浜・本牧の三渓園に、のオールドノリタケ展を見に行ってきました。
わたしのライフワークのひとつである、チャイナペイントをしている方にとってはもちろん、普段、洋食器に馴染みのない方にも、ぜひご覧になって、日本の技術の素晴らしさを知っていただきたい。実家が名古屋で、ノリタケの本社工場にある「ノリタケミュージアム」を何度も訪れて、そのたびに感動してるわたしが見ても、この展示会の内容は、感動的なものでした。ああ、本当に、いいもの見せていただきました・・・

会場にはいると、まずは無料の常設展示が見られます。これ、ここへ行かれたら、ぜひご覧になって欲しいです。わたしは、本当に感動しました。この三渓園の名前の元となった原 三渓(本名・原 富太郎)氏の人柄や、その残した功績の素晴らしさは、もうここでは、言い尽くせません。彼は、才能があると感じた画家や彫刻家を、どんどん援助し、また自分のコレクションである美術品を、誰に頼まれても、惜しむことなく見せ、それについて議論する場を設けました。

また、関東大震災の後は、芸術家への支援はやめて、横浜の復興に全力を尽くしました。彼がいなかったら、日本の美術界の隆盛は、ありえなかっただろうし、関東大震災後の、横浜の早期の復興もありえなかったということです。

話をメインのノリタケのほうに戻しましょう。オールドノリタケを、ご覧になったことがありますでしょうか?オールドノリタケとは、明治頃から、主にアメリカ向けに輸出されたノリタケの手描きの洋食器のことで、ヨーロッパの陶磁器と比べ、安価な値段で買うことが出来たため、米国の中産階級では大変な人気だったものです。

安価とはいえ、ドイツのマイセンや、フランスのセーブルなどの磁器に、技術で劣っているものでは、決してありません。ただ、当時の日本の工賃が、とても安かったために、結果、輸出される金額も安くなったと言うだけなのです。オールドノリタケといえば、上のパンフレットにもあるように、きらびやかな金彩がほどこされていることで、特に有名ですが、これを金盛、といいます。また、イッチン盛り、と呼ばれる色盛りや、本社のノリタケミュージアムでも見られないという、素地に布で模様をつけてから焼成されたものに絵付けをして、まるで布のような外観を持たせることに成功したタペストリーなど、様々な技法を堪能することが出来ます。

詳しいガイドさんが、何人かいらっしゃいますので、気軽にいろいろ尋ねて見るといいと思います。


  •   このエントリーをはてなブックマークに追加  

さよならアーチー

991031garden.jpg1999.10.31 Sunday 曇り 「アーチ完成」

完成して、庭に設置した、力作のアーチです。
040531garden1.jpg040531garden2.jpg040607garden1-2.jpg
2004.05.31 Monday 晴れ 「アーチ、ピンチ?」

それが、なんということでしょう。長い年月の間に、クレマチスの重みに耐えかねたのか、気づけば、こんな姿に・・・・( ┰_┰) シクシク。。。しかもこのあと、数日強風が続いて、さらにボロボロに・・・(アーメン)

2004.06.08 Tuesday 晴れ「さよならアーチー」

そんなわけで、普通に買って来ました。さすがに、もう一度作る気力はない・・・。ちなみに、ガーデンファニチャーも、ちょっとボロっちくなりつつあるんだけど、なんとか、修理して使えないかな〜〜〜。


続きを読む>>


  •   このエントリーをはてなブックマークに追加  

トケイソウ

0107tokeisou1.jpgREIさんのところで、パッシフロラ・アラタの写真を見て
うずうずと、手が動いてきてしまうわたし・・・

我が家には、普通のトケイソウがあるのですが、やっぱり、
うずうずしながら、絵に描きました(笑)

その後も何度かチャレンジしてるんですが、
なかなか完成させることが出来ないでいます。

この絵も、2年越しくらいで仕上げたのかな、確か。

2000〜2001年の作品。F3・透明水彩。


続きを読む>>


  •   このエントリーをはてなブックマークに追加  

植物画・アジサイ’墨田の花火’@<紫陽花.BLOG>

9910ajisai1.jpgわたしは、ライフワークとして、ボタニカルアートという絵を描いています。
実はこのBLOGのメインは、わたしの描いた絵と、洋食器の絵付けだったはずなのですが
最近サボリ気味で、全然描いておりません(^^ゞポリポリ
この絵は、もう5年も前に描いたものなんだけど、一番ノリノリだった時期のような・・・
1999年。F3・透明水彩。

まさにこれは
010905sumida_hanabi.jpg
この写真のように、秋に咲いた墨田の花火を描いたものです。
今度は、パーッと花火が開いたような、夏の花を描きたいと思っています。


続きを読む>>


  •   このエントリーをはてなブックマークに追加  

MoMA・ニューヨーク近代美術館展「モダンってなに?」

040528moma_mori_museun1.jpg何かと話題の森美術館に、やはり話題の『MoMA』を見て来ました。入り口で、ipodによる解説を¥500で借りることが出来ますが、なかなか充実した内容で、お薦めです。・・・ipodが欲しくなってしまうのが難点ですが(笑)

MoMA(The Museum of Modern Art)=ニューヨーク近代美術館
「この展覧会は、まったく新しい切り口とストーリーで、約290点の作品を紹介する展覧会です。『モダン』と呼ばれる時代の傑作たちが、現代のアートにもたらしている影響とは?」(MoMA パンフレットより)

『根源に戻って』『純粋さを求めて』『日常性の中で』『変化に向かって』という、4つのテーマに沿って、作品を見ていくうちに、作家や作品の姿が、とてもよく見えてきます。ああ、昔から見てきたこの作品には、こんな意味があったんだ・・・そう感じるとき、不思議な感動すら覚えます。

最近、モダンアートを鑑賞する面白さや、モダンアートを理解すると言うことは、その背景を読み取ろうとすることだ、と言うことがわかってきました。背景を知り、アーティストの生涯や思想を知ることで、その作品の奥に秘められた、メッセージを読み取ることが、初めて可能になるのです。この展示会において、印象派やキュビズムなどという従来の分類の仕方は、意味のないこととされています。むしろ、そうした時代や技法、表現方法が違っても、その中に流れる共通性を、見出すことができるのです。

040528roppongi04.jpg040528roppongi05.jpg
森美術館は、森タワーの53F。世界で一番高いところにある美術館だとか。今回のテーマである「モダンってなに?」と問いかけられながら、エレベーターホールまで上ります。

MoMA(The Museum of Modern Art)ニューヨーク近代美術館展
森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
4/28(水)〜8/1(日)会期中無休
開館時間 月・水・木 10:00〜22:00 金-日・祝前日 10:00〜24:00 火 10:00〜17:00
入館料 MoMAのみ ¥1500 展望台とのセット ¥1800

040528moma_mori_museun2.jpg040528moma_mori_museun3.jpg040528moma_mori_museun4.jpg
こんな展示がありました。キャンディがたくさん積んであります。ひとつお取りください、と書いてあります。え、いいのぉ??って感じです。さて、これにはどんな意味があるのでしょうか?

本当に、いただいて来ました(^^) 中身は、普通の飴です(笑)


  •   このエントリーをはてなブックマークに追加  

『民衆文化とつくられたヒーローたち』

040527minzoku_outlaw1.jpgローズガーデンアルバと並んで、佐倉散歩のもうひとつのメインが、同じく佐倉市にある、国立歴史民俗博物館で行われている『民衆文化とつくられたヒーローたち』でした。

ここ、歴史民俗博物館は、『民俗』つまり、日本の民衆文化・風俗に関する資料を集めた博物館。建物も、そうそうたる立派なもので、さすが国立の名に恥じません。佐倉と言う、都心からは少し離れたところにあっても、尚、足を伸ばす価値のある場所だと思いました。

企画展『民衆文化とつくられたヒーローたち』について

稗史、と呼ばれる歴史があるのをご存知でしょうか。お上によって作られた「正史」に対抗した、いわゆるアウトローたちが登場する歴史なのだそうです。特に、幕末は、このアウトローたちが、大いに活躍した時代でもありました。清水の次郎長、劇盗忠二、無宿幸次郎などの、生涯について、普段は知られていない、歴史の裏話に至るまで、また、江戸の風俗や慣例を交えて、詳しく解説されています。

時間がなくて、ゆっくり見られなかったのと、こういったアウトローの出てくる文学の素養がなかったため、なかなか理解しづらい部分もあったのが、少し残念でした。駆け足で企画展を見たあとは、常設展へ。一番近い第5展示室のみ、見ることが出来ました。随分広く感じましたが、それでも、5つの展示室の中で、一番小さい展示室なのだそうです。第一展示室から順に、時代が新しくなっていまして、最後の第5展示室は、文明開化以降の日本の風俗について、解説されています。

文明開化後の学童の就学率、ハリストス正教会と民権運動、製糸工女の裏面史、関東大震災と、復旧のために建てられた同潤会アパートについて、などが、主に取り上げられています。

閉館時間になり、出る時に、守衛さんに、「ここ、広いですね」と言うと、第5が一番小さいことを話してくださり、「全部の展示室を見ようと思ったら、一日がかりです」と言われてしまいました。確かにそんな感じです。1日ずっと、博物館で過ごすと言うのも、なかなか体力勝負なところがありますが、のんびり、まったりと、時間をかけて、日本と言う国が成り立った頃からの、民衆の文化や風俗について、学んでみるのも、悪くないかもしれません。

『民衆文化とつくられたヒーローたち』
開催日 3/16(火)〜6/6(日)
開館時間 9:30〜17:00(入館は16:30まで)
特別入館料 一般¥830
交通手段 京成佐倉駅から徒歩15分
     JR佐倉駅からバス15分
国立民俗博物館HP

次回企画展は、『海を渡った華花〜ヒョウタンからアサガオまで〜』 7/13(火)〜9/12(日)・・・こちらのほうが、わたしの好みだったかもしれません(笑)


  •   このエントリーをはてなブックマークに追加  

山アジサイ・紅(クレナイ) & アジサイ・墨田の花火@<紫陽花.BLOG>

040529kurenai_ajisai1.jpg040529kurenai_ajisai2.jpg2004.06.03 Thursday 山アジサイ・紅(クレナイ)

華やかなセイヨウアジサイ(ハイドランジア)より、
楚々としたこんな山アジサイが好きです。
咲き始めは、こんな風に白くて

だんだんと、その名の通り、紅に染まります・・・

友人の鉢植えから、プチン、と先っぽだけ頂いてきたのを、
挿し木で大きくしました。

でも、3〜4年経ってても、あまり大きくならずに、
愛らしい姿のまま。

大好きなアジサイです。


jinxさん@東京自転車生活 :: dentama.netの『額アジサイ@<紫陽花.BLOG>』
ikedadaiseiさん@だいせいの脳の『<紫陽花.BLOG>』
ふにゅさん@隠れ家『雨上がりに』



            


040529sumida_hanabi.jpg010613sumida_ajisai1.jpg010905sumida_hanabi.jpg2004.06.04 Friday アジサイ・墨田の花火

さて、さらに庭のアジサイです。
よくよく考えてみると(てか、考えなくても)ウチって、
白いアジサイばっかですねぇ。

これって、相当珍しいかも?

しかも、クレナイと合わせると、紅白ですし。




これは、何年か前の写真なのですが、
満開になると、こんな感じで、
本当に、花火がぱーっと開いたようになります。


でも、不思議なことに、
我が家の”墨田の花火”は、
なぜか秋にも咲いてくれて

そのときには、こんな風に、
やわらかく花びらが重なるように咲くんです。
これもまた、とっても素敵なんですよ。

素敵だけど、でも、ヘン??
他に、こんな”墨田の花火”をお持ちの方って、いらっしゃるかしら??

floralmoonさんによると、秋に咲くこともあるそうです。
(´▽`) ホッ 
・・・ウチだけじゃなかったのね〜


#gardening


  •   このエントリーをはてなブックマークに追加  

3コママンガ、作ってみた

milkman_dan.gif
タイトル 『Milkman Dan』

毎度お馴染み、tomozouさんの暴言天衣無縫『3コママンガが作れます。』tomozouさんのところのコメント欄でリンクはしちゃったんだけど、あまりに芸術的な作品だったんで(おい)自分とこにもUPしてみました。

これね、名前だけ見て人物を選んで、適当にセリフを入れると、マンガになってでてくるんです。でもって、左側の人がMilkman Danなんすよ。で、名前だけ見て、牛っぽいのかな、と勝手に思って、最初はこれとは、左右逆に作ったんですが、入れ替えてみて、あまりにはまってて、びっくり!!Danは、普通の人だったけど、相手がこれだったとは!わたし、天才かも????←大きな勘違い


  •   このエントリーをはてなブックマークに追加  

<< 2/2