幸せに生きるということ

IMG_9630.JPG10月の終わりに発売になる
私の初著作となるコミックエッセイの初校
(完成原稿を最初に仮印刷したもの)が届きました♡

同じように本を作っていても、イラストレーターには
色チェックのための色校がたまに届くくらいで
モノクロ原稿が来たのは初めてで、著者気分満喫♡

改めて自分で読むと、それだけで、手に汗握ってしまうー。
しかし、感慨にふけってる暇はなく
さっさとチェックして送り返さねば!

あともう少し。
来週には、タイトルが正式に決まるそうです♡


ちょうど同じ今頃、大切な友人も、初著作の初校チェックをしていたそうで。
彼女とは、いろいろ人生の転換期がシンクロしていて
何かもう運命としか思えない、と言う感じなのでした。
また彼女の本もご紹介しますね。


              


150907_IMG_9605ss.jpg昨年は「やっとかめ大使」と言う名前の
スタッフとして関わっていた「やっとかめ文化祭」

今年のやっとかめ文化祭は
絶対お座敷遊びをするんだ!と決めていた私。

むふふ。
自慢の幼馴染み・華房流家元・小真ちゃんの
お座敷のチケットを早々とゲット!
すでに△になってたので、お早目に!
(私がチケットを問った9/5時点の話。
9/7にはすでに完売となりました!)

そのお店、料亭・つたもさんは
偶然にも去年イラストを描かせていただいた
ぴあ中部の「おいしい和食の店」の表紙のお料理のお店!
絶対美味しいに決まってるよね。
めっちゃ楽しみなのだわー!

芸どころ名古屋の祭典・やっとかめ文化祭 http://yattokame.jp/


              


[必見のデータ]砂糖も大量摂取OK、塩も大量摂取OK、食用油も大量摂取OKを示しながら
「健康と心の関係」を如実に描き出す「美しき緑の長野県」
http://oka-jp.seesaa.net/article/424208021.html

8月末ごろに話題になってた少し古い話ですが、これすごく考えさせられた。
ネタバレになってしまうけれど。。。


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「錯覚体験 ふしぎワールド」

150831_IMG1.jpg150831_MG_7559.jpg150831_MG_7561.jpg名古屋市科学館で8/31まで開催していた「錯覚体験 ふしぎワールド」に
最終日、ギリギリに行ってきました!

錯覚と言うと「目の錯覚」とは言いますけど、「耳の錯覚」とは言わないように
ついつい「視覚」のみを想定してしまいますが、
実は「目の錯覚」は「錯視」と言い、それ以外に「耳の錯覚」は「錯聴」
「触る錯覚」は「錯触」と言うそうで、それぞれの「錯覚体験」のできる
楽しい展示でした。

錯覚と言えば、少し前にネットで話題になったあのドレス!も
展示されていて、何だか感激〜
150831_MG_7543.jpg
確かに黒と紺でした!んでも私は、金と白に見える派でしたー(とほほ)

会期最終日、夏休み最終日と言うことで、かなり混んでいて
隣のブースで見せているボールや棒の動きを、上から見ると錯覚して見える
という階段は、15分待ちで。でもしっかり待って見ましたー。
エッシャーみたいで、面白かった!ボールが下から上に流れるように見えたり
棒があり得ない場所を通ったり。隣で見ると、タネあかしされる仕組み。

階段自体も錯視の作品になっています。何か変な感じでドキドキしながら
降りましたー。

やっぱり錯視の作品が一番多くて、最初はカラフルな絵を
じっと見てると、動いてるように見るというコーナーで、
次は昔授業でやったような、外向きの矢印と内向きの矢印の
線の長さは同じでも、外向きの方が長く見える、というような
作品がずらーーーっと。単純だけど面白くて、全部じっくり
見ちゃいました。

錯聴は、コーナーが設けられていたのですが、30分おきの
スタートで、時間が合わず、座らなかったのですが、少しだけ
聞いたら、聞こえるはずのない音が聞こえたり、だんだん違う言葉に聞こえてきちゃったり、と面白かった。

科学館は、何度も出はいり自由なのですが、この展示は、一度会場に入ったら、外に出られないという話で
私たち暑くてのどが渇いてかなりしんどくなってきてしまい、それで錯聴に時間割くのを諦めたのでした。
でも面白そうだったので、錯触は少し並んで楽しみました。

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順調だそうです。

150829my365_n.JPGIMG_2692.JPG思えば、先月の今頃は、ただひたすら、原稿と格闘していました。
しかし、データ入稿の後は、そのまま編集さんとデザイナーさんと
印刷所さんに全部お任せ、になり、すっかり待ちの状態。

そういえば去年も、お盆までは本当に大変だったので
お盆過ぎに夏休みを取り、高畠まで行ったんでした。何だか懐かしい。
(去年は高畠の浜田広介記念館で展示中でした)

しかし今年は、オットの方が仕事が忙しくて、結局お休みは取れず。
お互いフリーで、スケジュールを自分で管理できない
(つまり売れっ子じゃない。。。)と
なかなか休みを取るのも難しいものだと思い知る。

今年の短い夏の終わりを、留守だったり、レタッチに追われる
オットの横で、休むとも仕事するともなく過ごしたり。
普段やれない大がかりな掃除したり。
(一応レギュラーの仕事やレジェメづくりなどしてましたけどね)

そして9月に入った昨日、10日ぶりに編集さんから連絡。
先日知った仮タイトルが、メールのタイトルになっていた。

そしてDTP作業も順調で、今週中には上がるそうだ。
それで行くと、来週には、憧れのゲラチェック。キャッ。

ああ本当に、自分の本が出るんだなぁと思うと、
やっぱ脱力するくらい、うれしいのですよ。
すっかり忘れていたけど、上でリンクした高畠の翌日に行った
熊野神社で、3羽見ると願いがかなうという「熊野のうさぎ」
私もオットも、一瞬で見つけたんだよね。
そのおかげかもなぁ。



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イエラ・マリ展 ―字のない絵本の世界―

150829iela_mari01_web.jpg150829iela_mari02_web.jpg自由人な私たちにしては珍しく、29日土曜日(焼肉の日だそうで)に
はるばる刈谷市美術館まで「イエラ・マリ展―字のない絵本の世界―」
見に行ってまいりました。

150829_MG_7443.jpg
てっきり名鉄で行くのかと思いきや、ジョルダン先生には
JRで行けと諭されます。
私は名鉄派なんですが、名鉄だと名古屋駅から550円
片やJRだと410円、しかもJRの方が速いとなれば
どちらを選ぶかはおのずと決まると言うもの。

東京に住んでいた頃は、山手線は日常の足と言う感じでしたが
名古屋に住むと、たった20分程度乗るだけでも
JRに乗るのは、「旅」と言う感じがするのはなぜでしょう。

と、超どうでもよい話で引っ張りました鉄子でございました。

さて、イエラ・マリ展。よかったです。
展示としては、超こじんまりとして小粒です。
当に東京の上野や六本木で、これでもか、というような展示を
見慣れた向きには、物足りなく感じるかもしれませんが

150829_MG_7480.jpg150829_MG_7468.jpg150829_MG_7470.jpg彼女の代表作の原画をざっと見るだけで
すごく五感がさわぐのを感じました。
イタリアの絵本作家、イエラの絵本は文字がなく、
始まりと終わりがないのも、大きな特徴だそうで。

主なテーマは「命の循環・命の連鎖」。

たとえば
リンゴに蝶が受粉して実がなり
リンゴの中にいた毛虫がやがて蝶になる。

たとえば
ワニはヒョウを食べ、ヒョウはオオカミを食べ
オオカミはヤマネコを食べ、途中
ヘビや蚊や人間をはさんで、ワニも何かに食べられ

たとえば
春が来てイタチは冬眠から目覚め、鳥は卵を産み
夏が来てイタチは活発に動き回り、鳥は子育てし
秋が来てイタチは冬眠の準備をし、鳥は巣立ち
冬が来てイタチはまた冬眠する

たとえば
にわとりが卵を産み、卵がひよこになり
やがてそのひよこも成長してにわとりになる

あの永遠の命題「鶏と卵はどちらが先か」
に答えたかのような作品。

どこが始まりでも終わりでもなく
どこからでも始められる

命は繋がっている!

それが素晴らしいんですね。

大人の私ですら、こんなにいろいろと感じるんですから
子供はもっと自由にいろいろ感じるんだろうなぁ。

『・・・と思ったら』の原画の中に、最後の方
「これ何?」と言う感じの絵が何点かあったんですが
元気のいい男の子が「ぺろぺろキャンディー!」と
お母さんに答えていて、思わずなるほど!と
そのお母さんと「子供の発想はすごいですね」
と思わず言い合ってしまいました。

この展覧会、刈谷の前は東京の板橋美術館で展示されたそうですが
見損ねて、わざわざこちらまで足を運ばれた方も多かったとか。
しかも入館料が破格の300円!(板橋は650円。それでも安いと思いますが)

差額の300円で、というわけでもないですが、ここに来る楽しみの一つにしていた
美術館内に併設された、茶室・佐喜知庵で、展示にちなんだ、りんごの和菓子で一服。
すごく贅沢な時間でした。

駒形克己さんのデザインも素敵な図録もしっかり購入して、たった1時間半の滞在だった
プチ旅行終了。
駒形さんのワークショップ受けたかったなぁー。親子限定ばっかで悲しい。。。

150829_IMG_9498.jpg150829_IMG_9493.jpg150829_zuroku.jpg

写真:続きの写真もすべて宮田雄平(正方形の写真(宮田・ニワトリとひよこ・図録)を除く)


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