食べ物を撮る

100605P1110513ps.jpg100605P1110562ps.jpg100605P1110587ps.jpg100605P1110606ps.jpg2010.06.11 Friday


週末に写真撮影会に行きました。


今度はおしゃれなスタジオで
食べ物の写真を撮ると言うテーマ。


フードスタイリストさながらの盛り付けで
もうそれだけで、写真が3割増しでうまく撮れます。
Iさん、ありがとう!!





ポトフとマリネ。


もう少しぼかしたもう一枚の写真のほうが好きなんですが
横から撮りすぎて、マリネが全然見えなくなってしまい
こちらにしてみました。







白いお皿に白いケーキ、
そして白いクロスだったりした場合
どう撮ればいいの??という疑問を
先生にぶつけてみました。

しかも、コレブルーベリーが乗ってて
白を暗くすると、ベリーの影がつぶれちゃうという
最悪の条件だそうな。


私は反則して、バックを黒っぽくしちゃいました。
こういう逃げもありだよね、と思いたい。








クラッシュゼリーが涼しげな
コチラのケーキは
別で用意した飲み物と一緒に。



ガラスっぽい質感がマッチして
いい感じと言われました。



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【読書】『彼女について』よしもとばなな


いつものばななワールド、と言う感じ。

私は彼女の全部の作品を読んだわけではないのだけど、私が読んだ話は、同じことをテーマにしてる、と思う。
基本は、死をテーマにしてる作家だと思うのだけど、一番多いのが、身近な人が死んで、その人と、この世とあの世の間の世界で会う、というもの。

それは、眠りに落ちている間だったり、酔っ払ってる間だったり、ある街のある川の向こう岸だったり。

読んでるときはかなりのめり込んで、2時間くらいで、ざっと読破してしまった。
ラストの悲劇感とか救われない感じは、相変わらずのばなな節だと思うけれど、私がばななさんを読むのは、そこじゃなくて、たまに光るよいフレーズを読みたいから、なんだな。

たぶん言いたいことはいつも同じで、それを繰り返し言葉や設定を変えて書いてるのが小説家なんだろうけど、彼女の言いたいこと、彼女の中の哲学のようなもの、それが紡ぎだされた言葉が、好きなんだと思う。

私はこのお話の軸で一番大事なのは
「日常の大切さ」
「小さな日常の幸せの積み重ねが、振り返ったときに大きな幸せになる」
と言うことだと思う。

そこには本当に共感できる。スーパーやコンビニで、食べ物を買ってる人間は、みな幸せな顔をしてる。本当にそうだと思う。

設定がいつもどこかオカルトチックだったり、霊能力とかそんな感じだったりするのが、やっぱりいつものばななワールドなんだな。



単行本: 224ページ
出版社: 文藝春秋 (2008/11/13)
ISBN-10: 4163275800
ISBN-13: 978-4163275802
発売日: 2008/11/13
商品の寸法: 19 x 12.8 x 1.6 cm
おすすめ度: ★★★★☆ 4.5 (18件のカスタマーレビュー)


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【映画】『カッコーの巣の上で』


この週末は、土日とも出かける予定があったのですが、どうしても映画が見たくて、金・土・日と夜に三本見ることに。

『ショコラ』がラブロマンス、『ユージュアル・サスペクツ』がサスペンスなので、残り一本は、ヒューマンドラマか、社会派ドラマをということで、アメリカンニューシネマを代表する名作を選んでみました。

カッコーの巣と言うのは、精神病院の蔑称なのだそうですね。
ジャック・ニコルソン、いいですねぇ。決してイケメンではないのですが、チャーミング。
彼が病院内の空気を変えていこうとする様子は痛快で、その中から、彼と心を通わすビリーやチーフとの友情もとても素晴らしい。

しかし、まさかこういう結末だとは思いませんでした。書評にも「切望的な最後だけど、なぜか希望が持てる」と書かれているものが多いですね。
この映画を見て、ますます昨日の『ショコラ』はおどぎ話だったな、と思ったのでした。新しくい入り込んだ者が、元からあった決まりを変えようとするのは、そんなに簡単なことではないのでしょうね。

見てから数日は、ちょっとしばらく気分が下がってしまいました。それでも、いい映画だと思います。


一番下にネタばれが続きます。
映画を見た方だけどうぞ。


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【絵本】『ねこのパンやさん』『猫の事務所』『アンガスとあひる』



『ねこのパンやさん』ポージー・シモンズ・作・絵/松波佐知子・訳

意地悪な主人にこき使われてへとへとのねこ。
かわいそうなネコを助けて、ネズミたちが活躍。
とっても痛快です。

とってもユーモラスで、絵も素敵で、私は大好き。

Amazonのレビューを読むと
「意地悪な主人が、ひどい言葉を使いすぎるので
子供に覚えてほしくないからダメ」
「ネズミの焼くパンなんて食べたくない」

などと言う意見もあって、なるほどと思いました。
参考までに。




『猫の事務所』宮沢賢治・作/黒井健・絵

宮沢賢治の作品は難解なものが多い。
難解と言うべきか、想像にまかされる部分が多い、というべきか。

この作品は、黒井健さんの素晴らしい挿画も含め、珠玉の作品。

かま猫がかわいそうでかわいそうで。
最後はしてやったりという気持ちになるけれど、いっぱい疑問符も残る。

これでこそ、賢治と言うもの。




『アンガスとあひる』マージョリー・フラック・作・絵/瀬田貞二・訳

何でも知りたがる、子犬のアンガス。
ガーガー鳴くアヒルのあとをついて行って・・・

さて、アンガスはどうなるでしょう?

単純だけど見事な展開で
思わず微笑んでしまう内容になってます。


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【映画】『ショコラ』


さて、デップさまです。
『スウィーニー・トッド』は、どうしても好きになれなかったので、お口直しにと選んだこの映画。

大正解!!

まず、しょっぱなから、村の映像の美しいこと!!赤いマントを着たヴィアンヌ母娘の姿。ヴィアンヌの作り出すショコラはキラキラとまばゆいばかりです。

その美しい村になじむよう、ヴィアンヌは奮闘。しかし、それをはばむレノ伯爵。
ヴィアンヌの自由な精神の象徴がショコラ。
レノ伯爵が憎む堕落への誘惑の象徴もショコラ。


その勝利はいかに?


我らがデップさまは、今回登場自体は少ないのですが、実に印象的で、カッコよすぎます!!

代々伝わる秘薬としてのチョコレートを、旅をしながら、え続けるヴィアンヌ。彼女も自由ですが、行った先の町では、きちんと店を出し、町に溶けもうとします。けれど、さらに自由な流浪民のルーは、家すら持とうとしないのです。
デップさまは、こうしたアウトローを演じても、なんだか気品があるのですよね。

そうそう、ヴィアンヌは、赤が好きなようで、唇もハイヒールも赤。赤いニットやストールなどもよく身につけています。何より、ヴィアンヌが母と旅したときも、今、娘のアヌークと旅する時にも身につけるマント。

その赤は、チョコレートに入れるチリペッパーの色を、表現してるのかなぁ?と思いました。


この物語の舞台はフランス。フランス国旗の色は、青が自由、白が平等、赤が博愛(友愛)を象徴しているそうですね。誰にもやさしく手を差し伸べるヴィアンヌには赤が似合います。

ジュリエット・ビノシュはまさにはまり役。彼女以外にこの役をやる人を、想像できません。それと、アルマンド役のジュディ・デンチが圧巻。


宝石のようにきらきらした、幸せになれる映画でした。



デップさま画像がいっぱい






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【絵本】『プーのたのしいパーティー』『カナリアのシスリーB』『かいじゅうのこんだて』



『プーのたのしいパーティー』A.A.ミルン・作/E.H.シェパード・絵/石井桃子・訳

クマのプーさんシリーズ・8

大好きなクマのプーさんシリーズの中でも
お気に入りのパーティー編。

クリストファー・ロビンが、プーのために
慰労会を開くことにします。

イーヨーが、自分のための会と勘違いして
挨拶を始めちゃったり。
それでもそんなこと、全然気にしないプーは
みんなに愛されています。

シリーズで読むと、ほのぼの気分満喫です。


他にシリーズで好きなもの




これがあの有名な穴から出られなくなったプーww
なんと、出るのに一週間かかってるんですね。





『カナリアのシスリーB』ターシャ・テューダー・作・絵/ないとうりえこ・訳

ニューイングランドの厳しい自然の中で
楽園と呼ばれる庭づくりをして
昔ながらの生活を送っていたターシャ。

最初はターシャの昔風の生活を理解し
守ろうとしていた夫も去って行きますが
それでも、その生活を貫いたターシャ。

本当に意思の強い人だったのでしょう。
この展示のときにも
とにかく、この忙しさの中で、よくぞこれだけの
クラフトを制作できたモノだと感心したものでした。

その時に原画を見られたのは、今となっては貴重です。

そんなターシャの生活を知ると、さらに
絵本の世界も広がります。

カナリアがつがいになって、卵を人形の家で産みます。
人形のバスタブは、ヒナを育てる巣にぴったり。

やがて、どんどん鳥は増えていき・・・

なんて夢のある作品でしょう。
こんな幼少時代を送ることのできる子供は幸せですね。




『かいじゅうのこんだて』中川ひろたか・作/村上康成・絵

大人気、中川ひろたか×村上康成コンビが贈る
言葉遊び絵本、これも最高に面白い!!

食いしん坊の恐竜が、毎時間いろんなものを
食べていきます。

1時にいちじく、2時にニンジン、と、それが全部
時間にひっかけているんです。

最後のほうは食べ物ではなくなって行って・・・
それもうまくておもしろい!!

大人が読んでもこんなに楽しいんだから
子供はきっともっともっと楽しいと思います。


June 09, 2010


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【映画】『ユージュアル・サスペクツ』


今回見るまで、全く知らなかった映画ですが、アカデミー脚本賞を受賞してるんですね。さすが、練り込まれた脚本。うまいです。ええっと驚く結末かと思いきや、さらにそこから、大どんでん返しが待っている。
それも、はっきりと結末を言葉では知らせず、刑事の目線と、登場人物の歩き方だけで、そうと知らせている・・・・すごい。

語り部のケヴィン・スペイシーが素晴らしい。夫は、ベニチオ・デル・トロがお気に入りだそうで、調べてみたら、彼はチェ・ゲバラの映画にも出てるんですね(コレも縁?)。今度見てみなくちゃ。

そうそう、この映画も『ガタカ』も夫のお勧めでした。彼は、イーサン・ホークが素晴らしいと言い、私はジュード・ロウにときめいてましたwwどちらも、彼が薦めてくれなければ、私は自分では、選ばない映画かもしれませんww


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強運の秘訣〜「函館散歩 まちは唄う」

2010.06.08 Tuesday

◇運の体質改善◇
1.早起きをする
2.プラスの言葉を使う
3.小さく些細な事柄を徹底して習慣化する
4.「笑う」ことは運を引き寄せる
5.読書をして先人たちの哲学を学ぶ
6.親孝行をする
7.自分にとって運がよいと思われるモノや場所を大切にする
8.一流の文化・芸術に触れる
9.風水の基本は掃除。きれいにするだけで見違えるように


1.朝10時までに仕事を終わらせる
  こんなにもいいことが!!「健康を取り戻せる」
  「集中力が増す」「積極的になれる」「ストレス解消」

2.「ありがとう」を言う
  笑顔を向ける、親切にする、気持ちの良い挨拶をする
  プラス言葉の効果
   その1・自分の徳を膨らませることができる
   その2・自分の波長を整えることができる
  「毎朝鏡に向かって『自分は強運・幸運です』と言う」
  「友人からの誘いには積極的に乗る」
  「朝は『今日もいいことがある』と思う。帰り道、夜は
   感謝して眠る」

3.脱いだ靴はそろえる
  使ったものはきちんと片づけておく
  家に帰ったらうがいをする
  こういった些細なことの積み重ねが、自信につながり
  人からの評価にもつながる

4.勝利の女神は、正しいかどうかよりも、笑いがあるか
  謙虚かどうかで判断する

5.本を読む効能は、先人達が時間をかけて築いたことを
  短時間で吸収できること
  ノウハウは、読むだけではなく実践してみることが大事
  教養や知性など、人間性の面で自分を磨くことができる

7.いざというときに、自分を癒してくれる場所があれば
  落ち込んだ時にも元気が出る
  運のいいものに囲まれていると、パワーがわいてくる

8.古い成熟した大人の映画を見る
  女優の立ち居振る舞いが、今の女優にはない優雅さと気品で、参考になる


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【絵本】『きつねの窓』『ひみつだから!』『ぴよぴよひよこ』『ビロードのうさぎ』



『きつねの窓』安房直子・作/織茂恭子・絵

とっても切なくて、素敵なお話。

あるとき、一面の青い花に誘われてたどり着いた
染物屋さんで、指を染めてもらって
指で窓を作ると、そこには・・・・

きつねの子がかわいらしくていじらしくて

そして最後がちょっと笑えるような
けれどさびしいような・・・・

一度読んだら忘れられないお話。

私の指の窓からは、何が見えるかしら?




『ひみつだから!』ジョン・バーニンガム・作・絵/福本友美子

大好きなジョン・バーニンガム氏の
最新刊は、ネコさんのお話。

ネコが夜どこに行くのか気になったマリー・エレインは
ひみつだから!と約束して、ネコの行くところへ
連れてってもらいます。

途中犬を出し抜いて逃げたりと言った大冒険のあとは
夢のような時間が待っていました。

とびっきりワクワクする素敵な世界。
ジョンは魔法使いなのに違いありません。
みんなすっかり魔法にかけられてしまいます!!

今度こっそり猫のあとをついて行きたいなぁって
きっと思うでしょう。

ネコ好きさんには特にたまらないお話!!




『ぴよぴよひよこ』ジョン・ローレンス・作・絵/いけひろあき・訳

アナログ画とデジタル画を組み合わせたという
イラストがとっても素敵!!

いろんな動物が次々と出て来て、とっても楽しいのです。
お話のテンポがよくて、リズミカルに読み進めてしまいます。




『ビロードのうさぎ』ビアンコ,マージェリィ・W.作/酒井駒子・訳&絵

子供に本当に愛されたおもちゃは
「本当のもの」になることができる。

「本当のもの」になれる日を夢見て
ぼうやと幸せな日々を送るビロードのうさぎ。

ところが、思いがけない出来事が
ぼうやとうさぎを離れ離れにしてしまいます。

そこからしばらくは、何度読んでも涙が出てしまいます。

最後、きゅんっと胸が鳴るようなそんな感じですが
温かくてやさしくて・・・・大好きな絵本。


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【映画】『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』


コメディ映画かと思いきや、かなりグロい部分もあって、R-15指定は当然。

ジョニー・デップはこの映画で初めて歌ったそうですが、さすがもとはバンドマンだけあって、かっこいいです。
特に街にさまよい出て、お客(餌食)を探すシーンの迫力はすごい。



・・・・この先ちょっとネタばれです。

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