永井荷風のシングル・シンプルライフ

080323nagai.jpg3月のある日曜日、世田谷文学館に『永井荷風のシングル・シンプルライフ』を見に行ってまいりました。

実は永井荷風さんの作品は読んだことはないのですが、いろんな方のこの展示のレビューを読んで心引かれて。

「<ひとり>の悦楽、
戦略としてのエロス、
老いへの周到な準備。
_荷風スタイルには今を生きるヒントがある。」

シングルライフを、シンプルでありながら、充実した素敵なものにする工夫について、知りたいと思ったのです。


    
   
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BEAUTIFULな一日

080323roka_park5.jpg3/23(日)、世田谷文学館に行く事になり、せっかく京王線で芦花公園駅まで行くのだから、蘆花恒春園にぶらりと行ってみる事にしたのでした。

調べてみると、この公園は高遠コヒガン桜の隠れた名所らしいのです。高遠コヒガン桜とは、長野県の高遠城址が有名で、毎年たくさんの人が訪れるそうですが、それが東京でも見られるなんて!

朝から素晴らしい天候に恵まれ、よい一日になる予感。
BEAUTIFULな一日を過ごそう、と決めたのです。

       


到着して、入り口からしばらく歩き、桜の方へ。
遠目からでもピンク色が良く見えます。

「わぁ、きれいだねぇ、来てよかったねぇ。」
と話していると、警備員のおじさんが後ろから
「今日来られてホントよかったですよ。今日が一番見頃の週末です」
と力を込めて言って下さったので、ますます満足満足。
ありがとう、おじさん!

080323roka_park4.jpg



高遠コヒガン桜の花。

ソメイヨシノより小振りで
花びらの色が濃い。



全体的に甘く可愛らしい。





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もうひとつのblogのお知らせ

080316ikebukuro_flags_cafe1.jpg080316ikebukuro_flags_cafe2.jpghttp://hiyoko.tv/blog/ →古いブログです

 ※当時、今のオットと付き合い始めたばかりのわたしは、
  ナイショのブログを運営していて、
  あまり人目に触れさせたくない記事は、そっちに
  載っけていたのですが
  今はそっちの記事をこっちに紛れ込ませてみました。
  わざわざ遡って読むヒトも少なかろうて。
  日付の割に記事番号の新しい記事は、向こうから
  移して来たものです。(といっても、2015年4月以降
  全てのブログを統合したので、今は記事番号はめちゃくちゃです)

    *     *     *     *     *     *

↓当時載っけたそのままの文章

と言いますか、こっちが「内緒のブログ」で、もう一個の方がOfficial bligになるのですが、そんなわけで(どんなわけで?)結構真面目な話題をピックアップして載せております。
今まではこっちに載せてる一部を向こうに載せてる感じでしたが、今度向こうでイラストカテゴリをはじめる事にしました。

これ以上ここに、いろいろ載せるとわけわかんなくなりそうなのと、コメントつけられるのも気恥ずかしいので、こっちには絵は載せません。
もしご覧になりたい方は(いるのかしら?)よかったら見にいらして下さいね。

練習っぽい絵も載せてるので、下手なのもあって恥ずかしいですが。
目標は一日一枚!4月だしね、頑張りますっ!!

イラストだけを一気に見るには → こちら

両方彼の撮影(*)


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「香りと恋心」バルビエのイラストレーションと香水瓶展

080322barbier1.jpg20080227_477233.jpgアールヌーヴォーと言えば絡まる植物の中で婉然と微笑む美人画で有名なミュシャの名を欠かせないように、アールデコと言えばこのバルビエの名は決して欠かす事が出来ないのだそうですが、日本での知名度は遥かにミュシャには及ばないようです。

今回、このバルビエのコレクションを提供して下さったフランス文学者の鹿島茂氏によれば、それはバルビエの作品のほとんどがエフェメラの複製芸術(つまりは版画)によるものだったからだそうです。
しかし奇跡は起こります。
彼の作品の多くは、ポショワール(ステンシル画)の天才刷り師・ジャン・ソデによって刷られ、その技法はジャン・ソデしか秘法を知らなかったため、現代では絶対に再現不可能となったのだそうです。

「香りと恋心」バルビエのイラストレーションと香水瓶展
2007.12.14 〜 2008.3.23
恋人の残り香に、想いをはせる。
なつかしい香りが、遠い昔の情景をあざやかによみがえらせる。
香りは、恋愛において、しばしば重要な役割を果たします。

本展は、そんな「香り」と「恋心」の深い関係をテーマにした展覧会です。
20世紀を代表するイラストレーター ジョルジュ・バルビエの作品を、フランス文学者 鹿島 茂のコレクションより、香水瓶を高砂香料コレクションと資生堂企業資料館の収蔵品よりご紹介。
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今年の桜をつかまえる

080322ginza2.jpg自分で庭を造り、植物画を描いていたりしていたお陰で、植物を通じての四季の変化には人一倍敏感なつもりだったけれど、ここ数年、都会暮らしのせいか、お花見すらないがしろにしてしまって来ていた。

それが今年はちょっと違った。毎日毎日ネットの開花情報をチェックして、いつ咲くかいつ咲くかと、指折り数えて心待ちにしている自分がいた。こういう自分は悪くない。

そしてその甲斐あって、今年はちゃんと開花その日を捕まえる事が出来たのだった。

3/22・銀座にて シダレザクラ(枝垂れ桜)(*) 
  



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髪型切手図鑑展

080316mejiro.jpgいつ桜が咲き出してもおかしくないほど穏やかな3月半ばの日、花桃がまあるい蕾をほころばせていました。(*)この隣には寒緋桜。
白に近いソメイヨシノに比べると、甘く愛らしいピンク色。

080316philatelic_museum2.jpgたまたま地下鉄の駅でもらった「としまライフ」を見て(年増ではなく豊島区の豊島です・・・念のため)、目白にある切手博物館に『髪型切手図鑑展』を見に行ってきました。髪型の切手というのに興味を引かれて。


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