Lois CRAYONの物語力
![050721lois_onepiece1.jpg](http://hiyoko.tv/sb/img/img994_050721lois_onepiece1.jpg)
近頃は、徹底的なマーケティングの元に、明確なコンセプトを持ったブランド戦略を行うことで、成功を手にしているブランドが多いのだそうで。この『Lois CRAYON』というお洋服のブランドもまさにそのひとつ。
架空のイギリス人女性・ロイス・クレヨンのワードロープと言うコンセプトの元に、作られているお洋服はもちろんワンサイズ。HPを覗くと、ロイスの家族構成まできっちりと物語が作り込まれている。ショップはロイスの部屋なので、彼女の聴く音楽CDまで置いてある。(もちろんお店のオリジナル)このブランドのすごいところは、セールは絶対にしないと言うこと。最後の一着まで定価で売り切るのがこのお店のポリシー。生地から手がけるこだわりの品揃え、数点しか作られないものも多いので、気に入ったら「即買い」しないと、まさに幻の一点になることもあるのだそう。
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花火大会の夜
![050813hanabi.jpg](http://hiyoko.tv/sb/img/img968_050813hanabi.jpg)
土曜日に、花火大会に出かけた。花火を見に行くなんて、もう10年ぶりくらい。大空に飛び散るいろんな色の火花。何度も上げる歓声。やがて声も無く、ただただ息をのみ魅入る顔。
この世で一番素敵な事って、感動を誰かと分かち合う事。感動だけじじゃなくて、いろんな感情を共有し合う事。
帰り道、カミュの「異邦人」と、キイスの「アルジャーノンに花束を」について考える。他の人には、結びつかないであろうこの二つの作品、私の中では同じキーワードで結ばれている。「本当に大切な事は、心の中にある」花火を見ながら、その大切な事が、はっきり見えた気がした。迷う事無く、歩いて行けそうな気がした。
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赤いチューリップと紺のギンガムチェック
![050809illust2.jpg](http://hiyoko.tv/sb/img/img964_050809illust2.jpg)
最近、エクササイズの成果が出始めたのか、体重が落ちて、以前に比べると、随分体も締まって来たようだ。そのおかげで、昔の服が着られるようになった。(とはいえ、今となってはオソロしい代物の「ボディコンスーツ」などは、とっくに処分してしまったのだけど)過去に流行った音楽を聴くと、その時代にタイムスリップしてしまうが、昔の服を着ると、やはりその服を一番着ていた頃の記憶がよみがえってくる(ような気がする)。
月曜日の朝、タンスの隅に、たたむとハンカチサイズになってしまうような、ポリエステル素材の紺に白の水玉のワンピースを見つけて、「ああ懐かしい、これ着られるかな」着てみたら、ピッタリジャストサイズ。割と体にぴったりとした作りで、とても着られる状態ではなかったのだが、たたむと小さくなるのをよい事に、まるきりタンスの肥やしと化していた。買ったのは13年前で、着るのは10年ぶりくらい。この空白ってすごい。いかに私が、女としての自分を磨いていなかったかが、よくわかるというもの。
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衣食住一考
![050725illust1.jpg](http://hiyoko.tv/sb/img/img963_050725illust1.jpg)
もう随分前のことで、人から聞いたのか、何かのコラムで読んだのか、忘れてしまったけれど、「人は『衣・食・住』の順番に興味を持つ。最後の『住』にたどり着いたら一人前の大人になった証拠だ」と言う言葉に、なるほど、と納得したものだった。ナニゴトにも例外はあるから、子供のころから、とにかく食べること一筋、と言う人もいれば(←これは、結構大多数の人が当てはまると思われる)中学生くらいの頃から、自分の部屋は自分だけのお城、とばかりにインテリアに懲りまくる人もいるであろう。
かくいう私はといえば、実は『衣』に凝っていた時代が、とても長かった。25歳で結婚するまではずっと、着るものにしか興味のない女の子だったのだ。と言うと、ちょっと御幣がある。人間の興味は『衣食住』のみにあらず。そこに『楽』あるいは『観』などというものを加えるならばしっくり来る。私は旅行や、コンサートや、飲み食いではなくおしゃべりが目的での飲み会が大好きだったのだ。
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関東地方に震度5の地震 ~生まれて初めての震源地体験~
本日16:35頃、関東地方を中心に最大震度5弱の地震がありました。関東地方はもともと地震が多く、震度4程度なら、慣れっこになっているのですが、さすがに5となると、かなり怖いです。自宅で仕事中だったんですが、いつもより大きくてしつこい揺れに「むむむ?これはおかしい??」と思いつつ、ただ揺れが収まるのを待つしか無く・・・・
NHKの大相撲名古屋場所の合間のニュースで、我が家の辺りが震源地と知りました。ううう、これはあまりうれしくない初体験かも。とりあえず、不安だった食器棚が倒れる事も、中身が倒れる事も無く、平穏無事な我が家です。
(当時は、千葉県船橋市に住んでいました。追記:2015.4.29)
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隅っこ好き
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我が家の1階の間取り。なにゆえ、こんな隅っこにいるのだろうかー。貧乏性なのね、あたいってば。
昔、建築のCADオペレーターをしていた。使用ソフトはAutoCAD(あまりにも定番)。最初はビルばっか書いてたし、お家を書いた事もある。やっぱ単純に楽しいのは、おうちのほう。最近、JW-CADがフリーソフトだと知って(遅いよ)Win98で使ってみようかともくろんだものの、今の会社にも、CADオペのおねえさんがいて、
「すっげー使いにくいよ」と言われ、躊躇中・・・・
春からずっと、模様替えをしているんだけど、どうにもイメージがわかないので、CADで自分ちの図面引いて、あれこれ家具のレイアウトが出来たらいいのに、と思う。間取りを考えるのも大好きなので、もしかしたら、日がな一日CADで遊んでいそうだ。(暗い?)でもそう言う人は、珍しくないらしくって、二年ほど前に、変な間取りばかり集めた本がベストセラーになったそうだし、mixiでも、間取りのコミュは大人気みたいだし。小さな数センチの図面で、夢見たっていいじゃん。
2時間睡眠 と 効果的なアピール法
![050621hiyoko.jpg 050621hiyoko.jpg](http://hiyoko.tv/enikki/img/img25_050621hiyoko.jpg)
割と寝なくても平気で、5時間半も寝ればバッチリなんだけど、二時間は、さすがにやばい。 帰りの電車で、立ったまま寝ちゃって、前に立ってた女の子に、ゴンって突進してしまった。ご、ごめんなさい・・・
会社ではアホみたいに元気だったんだけど。同僚のカメラマン氏に「旦那さんはトドなんですよね」といきなり言われて、そんな事言ったっけ?と、ひよこ頭の記憶をたぐり寄せていたら「ひどい事言うなぁ」と思ったので、よく覚えているらしい。「本気で思ってるわけじゃないですよぉ」とへらへら笑ってると「だったら、そういうこと言わない方がいいですよ。ウソでもジャニーズ系とか言っておいた方がいいですよ」と叱られた。
でもさ「ウチの旦那かっこいいんですよぉ」なんて言ったら、その場にいる女性全員敵に回すし。事実とも違うし(悲しい事に)
ただ、彼が言うのは、わたしがあまりにも考えなしで、開けっぴろげに生きているので「もう少し自分を効果的にアピールした方がいいよ」ということを言いたかったらしい。確かに、モノを表現する事は、自分を現する事でもあり、今後の自分にとって、自分を魅力的に見せる事も 自分の創作活動の一部なんだろうな、と思うのだ。頑張らなくてはねぇ。
庭園美術館の桜とCafe des Artistes Musee d'Art TEIEN(カフェ・デ・ザルチスト)
![050407garden_museum1.jpg](http://hiyoko.tv/sb/img/img692_050407garden_museum1.jpg)
4月7日(木)
晴天の中、美術館巡りをしてきました。予想外の美しい八重桜に迎えられて。CASIOの小さなカメラが戻って来て、久しぶりに外出に持って行きました。思いがけずよく撮れて、自分でも大満足の出来映え。
![050407garden_museum2.jpg](http://hiyoko.tv/sb/img/img695_050407garden_museum2.jpg)
わたしが庭園美術館を訪れるときには、なぜかいつも小腹がすいている。(決して、わたしがいつも、おなかがすいているというのではありません。←本当か?)
以前に庭園美術館を訪れたときに、食べ損ねたサンドイッチ。次は外のオープンカフェで食べようと思うのに、いつもランチの時間にたどり着けない。結局、他でランチを済ませ、午後に到着して、半分ほど鑑賞した後に「ちょっと休憩」と入るのが、館内にあるカフェ。
もう3時も回っていたのに、人気だと言うサンドイッチはまだ残っていた。なんてラッキー。しかもわたしでラストオーダー。庭をゆったりと眺めながら、のんびり紅茶といただくサンドイッチ。こういう時間は、本当にとても大切。
最近、ふと思うことがある。
近頃は、孤独感を感じることが少なくなった。どうしてなのだろう、と考えている。数年前には、本当に孤独で、いつも寂しさを感じながら暮らしていた。そう、ネットを始める前のことだ。仕事もしていて、習い事もしていて、家で一人でいる時間は、それほど長くはなかったのに。どうしてあんなに寂しかったのだろう?と不思議に思う。確かに、孤独を紛らすために、ネットは格好のものなのだ。声をかければ、誰かが答えてくれる。それがうれしかった。最初の頃は明らかに、自分にとってネットは、コミュニケーションのためだけのものだった。それはそれで、とても楽しかったのだけど。
でも今は、わたしにとっては、ネットは自己表現の一つの手段だと思う。というとおこがましいけれど、誰しも自分自身の心の中を表現してみたいと言う気持ちは、持っているのではないだろうか。このサイトを通じて、自分自身を表現して、発信してゆくことで、いつしか孤独と言う気持ちはなくなっていったのかもしれない。考えて行くうちに、ただ人と会ったり、話したりしたかったのではなく、その自己表現こそが、自分の探していた物なのかもしれない。そしてその中から生まれる交流を、求めていたのかもしれない。だから今は、寂しいとは思わないのだろう、と思うに至った。
ここは、わたしにとってとても大切な空間なのだ。こんなつたないわたしの書くものを、ほんの少しでも楽しみにしてくれている。そんな人たちと会える大切な場所なのだ。でも、いつしか形を変えたり、消滅したりすることもありえるのかもしれないし、それを恐れない自分でいたい。
何事もそうなのだのだろう。ずっと続くこと。そんなことはありえない。この命に限りがあるように。絵を描くことも、文章を綴ることも、食べて、寝て、呼吸することと同じように自分にとっての生活の一部になるように。必要だし、必然だけど、必死にはならない。サクラが咲いて散るように、あるがままに、すべてを受け止めて、見事に散り行くような、そんな人生を送りたい。
そんな思いで誕生日を迎えている。(写真撮影:CASIO EXILIM EX-Z40)
お誕生日
![030930piyo_cake.gif](http://hiyoko.tv/sb/img/img184_030930piyo_cake.gif)
本日めでたく誕生日を迎えました。出かけた先で入ったカフェでケーキ食べました。帰りに大きなお誕生日ケーキを買おうと思っていたのですが、「やっぱり今日はナシね」ということに。
若い頃は、素敵なお店でディナーを食べて、高価なプレゼントをもらうような、そんなお誕生日が理想であり当たり前であったけど、それがいつしか、とにかくおいしいものを食べに行く日だったり、プレゼントは省略されたり、ケーキだけは食べたり、だんだん形にこだわらなくなってきて、最近は、大きなケーキを食べて、太ったら取り返しがつかないなぁ、と、そんなことのほうが気になってしまうお年頃なのでした(^^;
この絵を見て、食べた気になってみました(^^)みなさま、一つ年を取ってしまいましたが、わたくしともども「ひよこ」をどうぞよろしくね♪
今までありがとう
ネットをはじめて4年半。今までこんなわたしの書いた拙いものを読んで、たくさんの感想を下さって、本当にありがとう。イロイロ考えましたが、思いきって閉じる事にしました。
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