小石川植物園の梅

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小石川植物園に梅見に出かけました。といっても今月初めの話。
まだまだ寒い一日でしたが、時折さす日差しに春を感じ、早崎の梅が既に満開で、素敵な梅見日和となりました。

この可憐な花は「未開紅」名前まで何となくうぶで愛らしい感じ(うふっ)

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こちら名前の通り「黄梅」と書いて「おうばい」

「ロウバイ」というろうそくのような花とは、全く別物ですが、通りかかった御高齢者の方達が
「ロウバイとは違うの?」「コレはオウバイだって」
「ロウバイじゃないの?」「オウバイって書いてあるよ」
「ロウバイの間違いじゃないの?」
・・・・という不毛な会話を繰り返していて、楽しかったです。
なんだか、春だなぁ。


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花の詩画と書の世界。星野富弘・相田みつを展

080217aidamitsuwo1.jpg有楽町国際フォーラム内の『相田みつを美術館』に行ってきました。

2004年夏頃にはじめて相田みつを美術館に行ったときには、別棟で上映されていたヴィデオを見て号泣してしまったわたしでした。

今回は、事故で両手両足が不自由になってしまった詩画作家の星野富弘さんの花の絵と詩と、関連づけられたみつを氏の書を交互に展示すると言うスタイルで、感動感激が倍にも三倍にもなる展覧会でした。

体育の教師をしていた星野さん。運動中の事故が元で両手両足が不自由となり、つらい闘病生活の中から、家族との関係や生きるという事について、赤裸裸とも言える詩の形で表されています。

相田みつをの書もとても素晴らしく、仏教に帰依していた彼の達観した人生観には心に響くものがありますが、星野さんのような辛い体験を通じて、乗り越えた事で描ける世界というのは、説得力を持ち、また心打たれるものである事を改めて感じ入り。星野さんはクリスチャンでもあるそうです。

それでいて、帰って来てからふと言葉について出てくるのは、みつを氏のほうの言葉なんですね。
「言い訳なんかしなくても、観音様が見ているよ」
というのは、しばらく友人とわたしの間ではやっておりました。
    
    
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ジョン・バー二ンガム絵本原画展

080216j-burningham1.jpg大丸ミュージアムは、絵本関係の展示が多いので気に入っています。
2004年秋の世界の絵本作家展に始まり、2006年の絵本作家ワンダーランド、見損ねた(悔しい)オランダ絵本作家展など、思わずときめいてしまうものばかり。

バーニンガムさんと言えば、大好きな絵本『ボルカ』の作者として、2004年秋の世界の絵本作家展のときから大好きになっていた絵本作家。絵の素敵さはもちろん、絵本からでも十分伝わってきますが、原画の魅力は想像をずっとずっと超えたところにありました。

バーニンガムさんの描くキャラクター(人や動物の顔)は、大きく分けて二種類の顔があると思うのですけれど、そのどちらを見ても、ちゃんと彼の作品だとわからせるところがすごいなぁと思うのです。


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ポーラ美術館

080211pola3.jpgポーラ美術館に行ってきました。

ちょうど今は、モネと印象派を中心とした展示が行われていました。
3年ほど前の、フジタとピカソの子供の絵を中心とした展示に、すごくすごく行きたかったのですが、遠すぎてあきらめた経緯が。

とはいえ、絵を見ずとも、美術館に脚を運ぶだけで、価値がありそうな素敵な場所でした。


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ていぱーく

080203teipark01.jpg撮影・Polaroid a520(*)

大手町の「逓信総合博物館ていぱーく」で切手の原画の展示を見た後は、常設展で遊んできました。こちら郵政とNTTとNHKが運営している施設、ということで、郵政の展示物をじっくり味わってきました。

昔の郵便の窓口。ちょと怖い。
     


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切手原画展「ふみをかざるひとひらの美」

080203teipark00.jpg大手町にある通信総合博物館「ていぱーく」にて開催されていました。

日本郵政グループ発足記念展だそうで、会期も3回に分けて展示されていて
第一部:2007年10月2日(火)〜11月4日(日)
第二部:2007年11月8日(木)〜12月9日(日)
第三部:2007年12月14日(土)〜2008年2月3日(日)
この第三部に最終日に行って参りました。

見覚えある切手の原画はもちろん、自分が生まれる前のすごくしぶくレトロな切手の原画などが見られて、とっても楽しめました。
昔は印刷技術などもよくなかったせいか、結構こわーい感じに仕上がったりもしていたし、鳥なんかのイラストも、小さくなってしまうとまったくわからないのに、実に細密に描かれていて、まさに「いい仕事」がなされていました。

こちらのていぱーくには、以前にもエスティ・ローダーの絵はがきコレクションを見に来て、良質な展覧会でしたが、今回もなかなか見応えありました。

雪の中頑張って行った甲斐がありました。

ただ、切手の原画がもっと載ってれば図録を買ったのになぁ、と思いました。


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恋するインテリア展

080202ozone1.jpg新宿パークタワー内リビングデザインセンターOZONEにて、”恋するインテリア展”が行われていました。

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インテリアを堪能した後にたくさん展示されていた、文豪などの残した「恋愛に関する格言」とともにお楽しみくださいませ。

恋とは巨大な矛盾であります。それなくしては生きられず、しかもそれによって傷つく。
By 亀井勝一郎
大きくうなずきながら、行ってみましょう。
    

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篠崎三朗個展『ガラス繪 まざあ・ぐうす』

080126pinpoint_gallery.jpgちょうど一週間前の土曜日、表参道のPinpoint Galleryにて開催中の篠崎三朗さんの個展を見てきました。

すっごく素敵でした。あーこのイラストをおさめた画集が出たら、絶対に買いたいですっ。

ガラス繪(絵)、というのは、これすべて、アクリルでガラスに描かれた絵だったんです。とても気さくなお人柄で、いろいろ説明してくださり「きみも絵描くんでしょ?いろいろ試してみるといいよ。これ、僕のスケッチ、見てごらん」と、テーブルの上に何冊も積まれたたくさんのスケッチ帳を惜しげもなく見せてくださるのです。絵もさることながら、その人柄の素晴らしさに感服。

何とも言えない独特の空気感、ふっと力の抜けた不思議な空間。これも先生の茶目っ気たっぷりなお人柄によるのでしょう。

文は人なり、しかし絵も人なりだと思います、あなたの絵にはあなたらしさがよく出ている、とある方に言っていただきましたが、人柄がじんわりとにじみ出るような絵をわたしももっともっと描きたいなぁ、と思います。

それには絵も人間性も磨かなくては。大変なことです。


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ウルトラマン大博覧会 ROPPONGI天空大作戦

080114_ultra-man1.jpg六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーで開催中のウルトラマン大博覧会に行ってきました。童心に帰って楽しめた一日でした。

ウルトラマンと言えば、ウルトラマンとセブンなんだなぁ。そしてあのセブンの♪セブン〜セブン〜セブン〜〜〜セブン・セブン・セブン、というのは、とっても名曲なんだということを改めて知り。個人的にはタロウの歌が好きだなぁ。♪ウルトラの父がいる ウルトラの母がいる そしてタロウがここにいる(?)

子どもの頃、セブンの頭の上のが飛ぶのに、異様な興奮を覚えたんですが、アレが飛んだ瞬間の画像や、アレを武器に戦ってる図のセブンのアタマの、何となく間の抜けた雰囲気に、興奮というより物悲しさを覚えたり。

スペシャルサイト http://www.ocn.ne.jp/anime/ultra/top.html

    
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パキスタンのブッダ

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一年ほど前に上野の国立博物館に仏像展を見に行った時に、企画展の和の清々しいブッダにたくさんお会いした後に遭遇した東洋館(常設)の西アジアのブッダたち。写真整理していたら出てきたので、何となく載せてみる。パキスタンのガンダーラがルーツなので、ガンダーラ仏と呼ばれているそうだ。ガンダーラと言えば、西遊記のテーマソング。永遠のユートピアはパキスタンにあったのですね。

恐れ多くも言われて頂けば、濃い顔をしてらっしゃいます。しかし、そもそもブッダはこの辺りのお国のお生まれなのだから、実際は我々に馴染みのあるあのお顔ではなく、こちらに近かったのでしょうね。左二体は悟りを開かれた後の如来形(*)。日本の如来と違い、顔が派手なだけで、装束が地味でもこんなにきらびやか。右は悟りを開く前の菩薩形(*)。王子様の装束を身につけてらっしゃるブッダ、しかも男前。素敵過ぎです。ブッダというよりは、踊るマハラジャに出てくる俳優と言っても過言はないくらい。(インドはヒンドゥなのでちと違うかもですが)お腹周りがややメタボ?に見えるのが気がかりですが。


菩薩=悟りを開く前の釈迦(ゴータマシッタルダ)。王子の装束なので、装飾がたくさんできらびやか。如来につかえる。
如来=悟りを開いた後の釈迦(ブッダ)。乞食と取り替えたボロを身につけている。仏の最上位。


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