ハーブティーマグ

china_cup0302bird2.jpgchina_cup0302bird1.jpg
お花の絵も好きだけど、ずうっと鳥の絵を描くのに憧れていました。今年はじめ、先生から、鳥に入るお許しをいただいたときに、今年は「鳥Year」にしよう、と密かに思ったのでした。これが、わたしの初めての鳥の作品。右の画像・・・正面には、こんな鳥さんが♪こっちのほうが難しかったけど、もう一羽のほうが何となく好き♪


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野草(秋)とオーストリア菓子・Nusskuchen(ヌスクーヘン)

031011sweets1.jpgお友達のまめさんのサイト「Mahlzeit 【マールツァイト】」で紹介されていたお菓子・Nusskuchen(ヌスクーヘン)を作ってみました。こちらは、オーストリア料理を紹介されているサイト。このお菓子は、ヘーゼルナッツプードルというのを使うのが特徴です。これがなかなか手に入らず、苦労してしまいました。

食器は最新作のチャイナ。秋の野の花たちのそよぐ感じが、素朴なティーセット。小さな鳥さんが飛んでるところが、わたし好み(笑)絢爛豪華なものもいいけど、こんなのも飽きずに使えて好きです。

実はこの食器、まだ未完成。カップの上の部分にも、金彩を入れてはどうか、と先生。うーん、確かに、と思いつつ使ってみると、コーヒーを注げばこのままでもいいような気が・・・口をつける場所なので、あまりいろいろつけるのは気が進みません。

お菓子のお味は、もちろんおいしかったです(^^)型が大きすぎて、薄い出来上がりになってしまいましたが、思ったよりふんわり。ナッツ好きな人には、たまらないと思います。混ぜて焼くだけの、楽ちんなレシピも魅力。添えられてる瓶は「メイプルバター」みなとさんのところで、メイプルを使ったお菓子をたくさん見て思わず買ってきたのですが、本当に欲しかったのは、ナチュラル・メイプルフレーバーでした。でも、このお菓子に塗ると、メイプル、なかなか合います。


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ストレリチア

9905strelizia1.jpg日本名を「極楽鳥花」、英名を「Bird of Paradise」と言う通り、
まるで極楽に住む、豪華な鳥のような花です。
こんな花が、この世にあるんですねぇ〜
はじめて見た時には、本当に驚いて「描きたい!」と思いました。
そして、何かに取り付かれたように描き上げたのがこの絵。
今もこの絵は、神様が描かせてくれたんだと思っています。
1999年の作品 透明水彩 F8
     
Botanical Artとは


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柘榴

0008zakuro1blog.jpgこれは、小さな観賞用ザクロです。
絵も小さなものです。
絵の部分だけで、ほぼ絵ハガキ大を想像してください。
まあるい部分だけで、4センチくらいかな。
食べられるのかな??(笑)
2000年の作品 透明水彩 F0

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チャイナペイントの作品ができるまで その1 『絵付け』

kama1.jpg昨日の『お花のクッキーとヘレンドのフラワーリボン』の食器について、どのような工程で作っているのかを載せてみることにします。

この画像は、我が家にある焼成用の窯です。この窯が、どうしても欲しくて、お金をためていました。もう少しでお金がたまるというときに、父が急死しました。わたしも少しお金をもらい、形に残るものをということで、この窯を買いました。そんなわけで、ちょっと記念の品だったりします(笑)

窯について・・・だいたい洗濯機程度の大きさで、重さは約80kgもあります。熱源は電気で、温度は約1400℃まであげることが出来ます。わたしのやってるチャイナペイント(上絵付け)は、約800℃で焼きます。時間は、3〜5時間程度です。陶芸や下絵付けは1300℃くらいの高温で焼きます。時間も、ずうっと長いです。

この窯は、家庭用の窯としては、大きいほうなので、家庭用の電気契約では、使用できません。我が家は6キロ契約という契約で、ものすごく大きな分電盤が、壁にくっついています。その分電盤、よくエアコンと間違えられます(^^ゞポリポリ


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お花のクッキーとヘレンドのフラワーリボン

030922herend_blue.jpg先日個展を見に行った方から、お礼にお菓子を頂いた。それが、これ、お花の入ったお菓子!あまりのかわいらしさに、食べる手もためらってしまうほど。お気に入りの花の絵いっぱいのお皿の中で、お花のクッキーは、美しく咲き誇っていました。

このティーセットは、ヘレンドのフラワーリボン(Fleurs au Ruban)を模して、わたしが描いたもの。小さな小花をたくさん描くのは、見た目以上に骨の折れる仕事です。大好きなモチーフなので、フルセットで描いてみたいと思っていますが、全部完成するのは、いつになることやら。

ヘレンドは、ハンガリーの磁器メーカー。歴史的にヨーロッパとアジアにまたがるとされるハンガリーにあって、やはりヘレンドの作品には、東洋趣味が多く見て取れる。でも本作品は、18世紀来の古典的なパターンで、ロココ風の優美なデザイン。

フラワーリボン(Fleurs au Ruban)(カタログより)
030922herend_catalog.jpg

クラブヘレンド・ジャパンへようこそ!


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秋明菊

0110syumeigiku1blog.jpgシュウメイギクという名前に騙されてはいけない。
「菊」と名がついても、これはキク科ではなく、キンポウゲ科の植物。
アネモネの仲間なのだ。
春に極彩色の花を咲かせるアネモネと、そういえば花の形は似ているものの
こちらは、秋に、なんとも言えずやさしい風情のある花を咲かせる。
この絵は、2001年の作品。透明水彩。F2。


シュウメイギク

学名:Anemone hupehensis
キンポウゲ科 耐寒性多年草
原生地:中国・台湾
開花期:9〜11月

中国原産で、古く日本に渡来し、鑑賞されてきた。
和洋どちらの庭にも、よく調和し、半日陰を好み、性質は強い。
「秋に咲く菊に似た花」と言うことで、この名がついた。
日本のシュウメイギクと、台湾シュウメイギクがヨーロッパで交配され、
英名ジャパニーズ・アネモネが作られた。



※このエントリーは、以前にほかのBLOGにUPしたものです。
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ウソは書いちゃいかん、の巻

030821iris3.jpg030821iris1.jpg030821iris2.jpg
わたしのライフワークであるボタニカルアート。日本語では植物画といいます。普通の絵画とどう違うのかと言うと、細部まで学術的に正確に描かねばならない、と言う点に尽きると思います。

ちなみに、この一番左のアイリスの絵は間違っています(爆)さて、このアイリスはどこが違うのでしょうか?

花を見て、ひらひらときれいなのが、全部花びらかと言うと、そうではなく、真ん中のしべだと思ってたのが花びらで、花びらだと思ってたのは、ガク片だというのはよくあることなのですが・・・アヤメなどのアイリス類の場合、上に向かってる細長いの3枚が花びらで、花びらと花びらのの間から、一枚ずつ下に垂れてる丸いのはガク片なのです。

わたしのは、3枚ずつ固まって上と下に描いてあったので、「全然ちゃう」のです・・・言われると、本当にそうじゃん( ̄ー ̄;ちなみに、わたしのを図にすると真ん中の絵のような感じ。

「せっかく綺麗に描けてるのにね〜」どんなに綺麗に描けてても、どんなにいい構図でも正しくなくてはいけない・・・ボタニカルアートは厳しいのでありました。


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ちょっと長めのつぶやき

植物画の時間

自分の母親以上の年齢の方たちに囲まれて
若いんだから、いくらでも時間がある
とせつせつと説かれる

ことに先生の
「あなたは描きさえすれば、時間も
描く力もあるんだからね
足りないのは、努力だけ」
と言う言葉は・・・けっこう痛かった(笑)

でも、うれしかった

ビーズのほうも新商品を出して
なかなかに好評で・・・
さっそく注文も入り始めた(喜)

わたしは欲張りなのかな
多分そうなんだね

絵で認められたいという気持ちは
ずっと持ち続けているけれど
でもほかの事もしてみたい

ビーズのお店も、だんだん知らないお客様からの
注文も入るようになってきたから
大変だけど、もう少し頑張ってみたい

物を作って発表していくと言うことは
もう本当に、自分の感性がすべてで
自分を信じていないとできない
ちょっとした反応でいちいち落ち込んでたら
仕事にならない

それでいて、何もかも中途半端な自分に
ちょっと嫌気がさしてた

へたくそな絵
つまんないサイト
ありきたりな・・・
何の才能もない自分・・・

そんな風に自分をいじめてた

でも本当は、真摯にものごとと向き合うことから
逃げてるんじゃないのだろうか
もっとがむしゃらに努力して
それで駄目だったら、もう自分は駄目だったって
思うしかないけど
そうなる前に、努力することをすでに放棄してる

そんな自分に気がつく

わたしは弱い人間だから
自分の感性を信じていても
どこかで信じきれない部分があって

でもだから
先生のそんな一言に
お店のお客様からの、温かいメールに
簡単に励まされる

わたしはそんな自分の単純さが
実はとっても好きだったりする(笑)
さ。あとは努力するだけね?(だけって・・・(笑))


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描き納め・植物画

今日は植物画の今年最後のお稽古だった
昨日買ったポインセチアを抱えて、お教室に行った

先日の絵付けの展示会の写真をみんなに見せてた
大好きなHさんは
「あなたそのうちマイセンからお呼びがかかるわよ」
なんて言って下さる(そんなわけないんだけど、すごくうれしい)
「そんなに誉めても何も出ませんよ」
と笑うと、わざとびっくりした顔で
「え、出ないの??こんなに誉めても何にも出ないの??」
と向こうも笑う
でも本当は、窯で自分で焼けるようになったら、
一番最初にHさんにもらって欲しいな、と思っている

今まで独身で、教師をしてひとりで生きてきたHさん
博識で優しく、決して何かを人に押し付けるということがない
こういう人を「江戸っ子」って言うのかな?と思う
粋でいなせな、潔いおばあさまである

写真をご覧になった先生からも
「あなたはこれだけこっち(植物画)も頑張ってるんだから
オリジナルの食器をどんどん描くといいわ」
と言われた
自分の植物画を生かした食器って、確かに憧れ・・・
ついついネットにはまってると、絵を描く時間が無くなりがちだけど
2002年はもう少し絵を描く時間を増やしたいな、と思った
(x_x) ☆\(^^;) 今から増やしなさい!!


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