大阪日記・二日目
道頓堀のえびす橋で、メーテレ(名古屋テレビ)発見。河村さん? 場所: えびす橋
粉もん食べようかと思ったが、久々の天一。東京では入らなかったので、15年ぶりくらい。このこってりがやっぱりメチャ好き。手前のはチーズラーメンで、さらにこってり。スープは飲み干せなかった。年取ったなー(笑) 場所: なんば
食れる(しょくれる)ってのは、どんな日本語? 場所: アメリカ村
大阪日記・一日目
大阪向かい中。日焼け止め忘れたことに気づく。ホーチミンのときも忘れたんだよね(汗)
この猫に誘われて、恵美須町(動物園のまん前)の床屋のオヤジさんと話し込む。洋猫さんはあんよが立派なのね。こんな子達が店内に8匹もいたよ。 場所: 天王寺動物園
このにぎり、9貫で500円。ちらしは800円。めっちやうま。新世界は串カツ屋ばっかで、揚げ物や肉を食べない族には、キッツイ町でしたが、すしもうまい。昔遠縁の叔父がよく連れて行ってくれた本町のすし屋を思い出しました。カメラ好きのおじさまに話しかけられて盛り上がる夫。 場所: 通天閣
雀荘ではなく、囲碁&将棋のクラブってあるのね!しかも、めっちゃ人気だし(笑)新世界にて。 場所: ジャンジャン横丁
新世界にも飽きたので、南に向かった。ちょいとディープな大阪下町。動物園前商店街の古着屋・七幅屋さんにて。車椅子のおじいさんに、話しかけられた。一見コワモテだが、サングラスを取ると優しいおじいちゃん。言ってるコトはほとんどわからなかったが、顔にキズのある人もいるから、気をつけんとな、とさり気なく注意してくれた。ー 場所: 動物園前駅
これはたぶん、動物園前商店街の先の新開筋商店街にて。いろいろ安いと言えば安いけど、名古屋が誇る激安ショップ・キンブルには負ける。オムライスも、大須の300円の店に比べたら、と言ったら、オットに「あの店と比べたらダメだよ」と言われた。西成より安いって、恐るべし名古屋(笑) 場所: 動物園前駅
気になってたスーパー玉出でお買い物♡場所柄(西成)から、おばちゃんよりおっさん率の高い店だった。ココイチのカレーラスクはメチャうま。グリコのはホテルのフロントでくれた。オットはお仕事なので、ひとりでホテルでまったり。
大阪の想い出
来週大阪に行くことになったので、ちょっといろいろ調べていたら、2年前に絵の展示をやった中崎町のことが出てきた。梅田からたったひと駅とは思えないレトロな下町風情が人気、なのだそうだ。というわけで、こんな写真を引っ張り出してきた。大阪と言えば、15年前に、関西に2年ほど住んでいたときの忘れられない想い出。
あるとき、大阪市美術館にひとりで絵を見に行くことになった。別に一人で絵を見に行くことは全然平気だったのだが、友達から「女の子が一人で行く場所じゃないねん」と言われた。そうは言うても、昼間やし、この日本に昼間一人で行って危ない場所なんて、あるわけないやん、と別段気にせずに出かけて行ったのだった。
降りたのは天王寺駅。(ここでわかる人はわかると思う)そこから美術館に行く途中は、浮浪者の天国だった。何がすごいって。浮浪者が花笠音頭流して踊っているのだ。ここは日本じゃない!!アジアだ!!と思った。一人でふらふら歩いていたら、浮浪者のおっちゃんに抱きつかれそうになったので、慌てて近くのファミリーと連れのようなふりをして、くっついて歩いた。
そのファミリーは、途中で動物園の方へ向かって行った。そこは天王寺動物園。天王寺のとなりの駅は、かの有名な釜ヶ崎地区の最寄り駅・動物園前駅だったのである。今でこそ、ネットでいくらでもそんな情報は拾って来られるけれども、当時はそんなこと知る由もなかった。その頃、知り合いのおばちゃんたちと話してたら、大阪の南の方のある地域に車で行くと、うっかり窓開けてると子供が物ごいに来るとか言う話だった。
私もどこの発展途上国の話かと驚いたが、割と最近大阪出身の人にそんな話をしたら、いくらなんでもそれは無いで、と言われたが・・・私は歌舞伎町を夜、ひとりで歩いても全然平気だったのだが、大阪の難波ですら、夜の早い時間でも、ひとりで歩くのは怖かったんだよなぁ。
世間では半分だけメイクした顔が別人だと話題になってるそうですが、この漫画カメラと言うアプリも相当人気で、蜷川実花がinstagramにあげてたのにびつくり。おととい、スッピンで撮ったら、能面ソックリになってしまったので、昨夜フルメイクしてリベンジ。それでこの目の大きさかいっ。トホホ。半メイクの女子に弟子入りしたいです。オット=楳図先生のようなタッチの顔。the 漫画カメラ!
あるとき、大阪市美術館にひとりで絵を見に行くことになった。別に一人で絵を見に行くことは全然平気だったのだが、友達から「女の子が一人で行く場所じゃないねん」と言われた。そうは言うても、昼間やし、この日本に昼間一人で行って危ない場所なんて、あるわけないやん、と別段気にせずに出かけて行ったのだった。
降りたのは天王寺駅。(ここでわかる人はわかると思う)そこから美術館に行く途中は、浮浪者の天国だった。何がすごいって。浮浪者が花笠音頭流して踊っているのだ。ここは日本じゃない!!アジアだ!!と思った。一人でふらふら歩いていたら、浮浪者のおっちゃんに抱きつかれそうになったので、慌てて近くのファミリーと連れのようなふりをして、くっついて歩いた。
そのファミリーは、途中で動物園の方へ向かって行った。そこは天王寺動物園。天王寺のとなりの駅は、かの有名な釜ヶ崎地区の最寄り駅・動物園前駅だったのである。今でこそ、ネットでいくらでもそんな情報は拾って来られるけれども、当時はそんなこと知る由もなかった。その頃、知り合いのおばちゃんたちと話してたら、大阪の南の方のある地域に車で行くと、うっかり窓開けてると子供が物ごいに来るとか言う話だった。
私もどこの発展途上国の話かと驚いたが、割と最近大阪出身の人にそんな話をしたら、いくらなんでもそれは無いで、と言われたが・・・私は歌舞伎町を夜、ひとりで歩いても全然平気だったのだが、大阪の難波ですら、夜の早い時間でも、ひとりで歩くのは怖かったんだよなぁ。
世間では半分だけメイクした顔が別人だと話題になってるそうですが、この漫画カメラと言うアプリも相当人気で、蜷川実花がinstagramにあげてたのにびつくり。おととい、スッピンで撮ったら、能面ソックリになってしまったので、昨夜フルメイクしてリベンジ。それでこの目の大きさかいっ。トホホ。半メイクの女子に弟子入りしたいです。オット=楳図先生のようなタッチの顔。the 漫画カメラ!
世界で一番おいしい・・・
ホーチミンで食べたモノで一番強烈だったのは、市場の怪しい揚げものでも、麺でもなく、デパートで買った、ドリアンアイス!!カップアイスなのだが、蓋をあける前から臭かった!!国営百貨店のベンチで食べてたら、隣に座ってたお兄さんが席を立ったので、「ドリアンアイス、ソーリー」と言ったら笑われた。臭いだけで味はドリアンそのもの。ドリアンが嫌いでないなら、とってもおいしいアイスだったが、食べるには相当覚悟が必要。このFannyというアイスはベトナムのナチュラルなアイスクリームのお店で
普通のフレーバーはとってもおいしいw
いろいろ事件のあったホーチミン5日間だったが、その中でもベスト3を選ぶなら、3位には入るだろうと思うくらい強烈だった。今日はドリアンネタで行きます。
今日のランチはイタリアン♡明太子クリームソースとトマトチーズソース。
どちらも絶品♡食後のデザートは、フードアナリストの上村先生に教えてもらったフルーツ屋さんのかき氷!メロンと白桃!最高ですっ。なんで夏は終わっちゃうんだろうなー。あと10回くらい食べに来たいっ
果物屋さんに入った瞬間、臭っっ!!と思ったら、やっぱりドリアン!!そしてかき氷メニューを見ると、まさかのドリアンもメニューにっっ!!先日ホーチミンで食べたドリアンアイスの話をしたら、「アイスは香りつけてるんじゃないかな。うちのはそんなに臭くないよ」とご主人。ほいでも、10人くらいで押しかけて、一斉にドリアンかき氷頼んだら、嫌がらせ以外の何物でもないよなぁw
1995年のGW、タイ、バンコクにて。トゥクトゥク(バンコク名物3輪タクシー)に乗っていて、えらい臭いと思ったら、隣にドリアン山積みにしてるトラックが!!写真撮ったはずなのに見つからんかった。ガイドさんがすごくおいしいマンゴーとドリアンを食べさせてくれたのだが、写真はマンゴーだね。ドリアンはメロンにバター塗ったみたいでおいしかった。このときは何と、ザ・オリエンタルに泊まると言うおセレブ旅行で、チャオプラヤ川沿いのテラスで毎日バイキング。今思うとなんてつまらない旅行だったことか。ドリアンを食べて興奮してるわたしの横で、当時の夫は、そんな臭いもん食べないとそっぽを向いていた。初めてドリアンを食べた時の、甘酸っぱい(?)想い出(笑)
普通のフレーバーはとってもおいしいw
いろいろ事件のあったホーチミン5日間だったが、その中でもベスト3を選ぶなら、3位には入るだろうと思うくらい強烈だった。今日はドリアンネタで行きます。
今日のランチはイタリアン♡明太子クリームソースとトマトチーズソース。
どちらも絶品♡食後のデザートは、フードアナリストの上村先生に教えてもらったフルーツ屋さんのかき氷!メロンと白桃!最高ですっ。なんで夏は終わっちゃうんだろうなー。あと10回くらい食べに来たいっ
果物屋さんに入った瞬間、臭っっ!!と思ったら、やっぱりドリアン!!そしてかき氷メニューを見ると、まさかのドリアンもメニューにっっ!!先日ホーチミンで食べたドリアンアイスの話をしたら、「アイスは香りつけてるんじゃないかな。うちのはそんなに臭くないよ」とご主人。ほいでも、10人くらいで押しかけて、一斉にドリアンかき氷頼んだら、嫌がらせ以外の何物でもないよなぁw
1995年のGW、タイ、バンコクにて。トゥクトゥク(バンコク名物3輪タクシー)に乗っていて、えらい臭いと思ったら、隣にドリアン山積みにしてるトラックが!!写真撮ったはずなのに見つからんかった。ガイドさんがすごくおいしいマンゴーとドリアンを食べさせてくれたのだが、写真はマンゴーだね。ドリアンはメロンにバター塗ったみたいでおいしかった。このときは何と、ザ・オリエンタルに泊まると言うおセレブ旅行で、チャオプラヤ川沿いのテラスで毎日バイキング。今思うとなんてつまらない旅行だったことか。ドリアンを食べて興奮してるわたしの横で、当時の夫は、そんな臭いもん食べないとそっぽを向いていた。初めてドリアンを食べた時の、甘酸っぱい(?)想い出(笑)
秋の始まりと夏の想い出
30日、ホーチミンで出会った女性から絵ハガキが届いた。画像は合成してるので、本当はこれで一枚。27日に書かれたものなので、2〜3日で着いた模様。意外と速いのね!
フィリピンで大きな地震があったが、在住の友人S氏やホーチミンで知り合った紳士(フィリピンに向かうと言っていた)はどうしてらっしゃることだろう。
昨日のおやつ。8月末までの限定の柚子と9/10まで限定の塩のういろ。どっちも美味でした。愛知県はイチジクの名産地だと、昨年Uターンして来てから、初めて知りました。
今日のおやつ。北海道銘菓三方六。薪の木口のサイズ三方が、それぞれ六寸(約18センチ)で、三方六寸で三方六と薪を呼ぶようになったのが、名前の由来なのだそうな。北国らしい由来ですね。
美しくも強烈なベトナムスイーツの世界
2012年8月に行ったベトナム旅行記第4回。惜しまれつつ(?)、ついに最終回となりました。
前の3回はこんな感じ。
口から生まれた女を黙らせる、ホーチミンで出会ったおばさま
紛らわしさのおかげで出会えた、チャイナタウンのおばさま
Tシャツ屋のおばさまにも認められたオットの風貌
すべて「おばさま」シリーズとなっております。
順番はどこから読んでもOK。
ベトナムの魅力といえば、食べ物がおいしいこと。
特に今回は感激&強烈だった2つのスイーツ + α をご紹介。
序章:クーポンで食べた南国アイス
初日に無料のクーポンをもらったので、行ってみたアイスのお店。
さすが南国、マンゴーなどフルーツのアイスがいっぱい。
迷った結果「ココナッツミルク」と「マカダミアンナッツ」に決定(あんまりフルーツ関係ない)。
カップにもワッフルがついてオシャレ♡そしてこのマーク、よーく覚えておいてください。
オシャレ―なお店の前で何やら撮影するヒヨコ。
メニューより。
日本愛は感じるが、微妙に中国っぽい食器の謎の黒い液体は何?
念願のベトナム風のアレ
翌日、旅の4日目に訪れたチャイナタウン(チョロン地区)で、ついに私は憧れのアレを手にした。
ベトナム風あんみつ!!
あんこのはいった甘いのもありますが、いろんな種類があるそう。
私が食べたのは、フルーツたっぷりでさっぱりスッキリ。
前々回の絵日記で、あぢぃ〜〜〜〜〜と舗道の真ん中でへたり込んでいる私が手にしているのがコレ。
マジで生き返ります!!
デパートで出会った強烈なアレ
夕方、ホーチミン中央部に戻り、最終日ということもあり、国営百貨店でお買い物をする。
蓮茶をアホ程買い込む。
翌日空港ではめっちゃ高く、日本ではさらに高値。もっと買えばよかったと後悔したという後日談付き。
やはりお土産は市街地で買うに限る。
さらに帰国後「なんでこれ買ったんだろう?」と悩むくらい派手なストールを衝動買い。
この時点では大満足だったんだけど。海外って恐ろしい。
くたびれたので、一息つくことになった。
アイスが売っていたので、百貨店内に置かれたベンチで食べることに。
冷凍庫を覗くと、見覚えあるマーク。あれ?昨日食べたお店のアイスが売ってる。
いろいろあるねー、と英語の名前を読み上げて行くと。。。。
目を疑った。これはもしや。。。
まさかの。。。
ドリアンアイス!!!
これ、マジでヤバイ。
だってね、ハーゲンダッツみたいな容器を持つと、もう臭いのっっ!!
開けたらトーゼン、周り中に漂う異臭・・・
右の写真、オットの向こうに傘かぶった女性がいますが、露骨に嫌な顔されて、逃げられたし!
(逆の立場なら私も逃げる)
でもこれおいしい!ドリアンが嫌いじゃないなら食べられますっ
って、ドリアンってどんな味?って方も多いのかな。
私も25年くらい前にタイで食べたっきり。
かすかな記憶を頼りに、たとえて言うなら「バターを塗ったメロン」って感じ。わかるかしら?
ドリアンはこんな感じのフルーツ。前日夜ごはん食べた市で撮影。
このおばさま、鼻もげないのかしら。。。
ホーチミンの旅・おまとめ
そんなわけで、4回にわたってお送りしてまいりましたベトナム・ホーチミンの旅。
いかがでしたか。
すでに7年前の話で、今はまたホーチミンも変わっているのでしょう。
この頃にもすでに、随分発展していて、正直ホーチミンは思ったより都会で、
アジアの混沌とした空気を味わうには発展し過ぎていると感じました。
しかしそれでも、デパートなどの近代的な美しい建物の前で、こんな風に行商のおばさま&おねーさま方が
座り込んで商売ができるホーチミン。
こうしたアンバランスさがホーチミンの魅力ですが、やがては失われてしまうとしたら、とても残念。
写真:宮田雄平
前の3回はこんな感じ。
口から生まれた女を黙らせる、ホーチミンで出会ったおばさま
紛らわしさのおかげで出会えた、チャイナタウンのおばさま
Tシャツ屋のおばさまにも認められたオットの風貌
すべて「おばさま」シリーズとなっております。
順番はどこから読んでもOK。
ベトナムの魅力といえば、食べ物がおいしいこと。
特に今回は感激&強烈だった2つのスイーツ + α をご紹介。
序章:クーポンで食べた南国アイス
初日に無料のクーポンをもらったので、行ってみたアイスのお店。
さすが南国、マンゴーなどフルーツのアイスがいっぱい。
迷った結果「ココナッツミルク」と「マカダミアンナッツ」に決定(あんまりフルーツ関係ない)。
カップにもワッフルがついてオシャレ♡そしてこのマーク、よーく覚えておいてください。
オシャレ―なお店の前で何やら撮影するヒヨコ。
メニューより。
日本愛は感じるが、微妙に中国っぽい食器の謎の黒い液体は何?
念願のベトナム風のアレ
翌日、旅の4日目に訪れたチャイナタウン(チョロン地区)で、ついに私は憧れのアレを手にした。
ベトナム風あんみつ!!
あんこのはいった甘いのもありますが、いろんな種類があるそう。
私が食べたのは、フルーツたっぷりでさっぱりスッキリ。
前々回の絵日記で、あぢぃ〜〜〜〜〜と舗道の真ん中でへたり込んでいる私が手にしているのがコレ。
マジで生き返ります!!
デパートで出会った強烈なアレ
夕方、ホーチミン中央部に戻り、最終日ということもあり、国営百貨店でお買い物をする。
蓮茶をアホ程買い込む。
翌日空港ではめっちゃ高く、日本ではさらに高値。もっと買えばよかったと後悔したという後日談付き。
やはりお土産は市街地で買うに限る。
さらに帰国後「なんでこれ買ったんだろう?」と悩むくらい派手なストールを衝動買い。
この時点では大満足だったんだけど。海外って恐ろしい。
くたびれたので、一息つくことになった。
アイスが売っていたので、百貨店内に置かれたベンチで食べることに。
冷凍庫を覗くと、見覚えあるマーク。あれ?昨日食べたお店のアイスが売ってる。
いろいろあるねー、と英語の名前を読み上げて行くと。。。。
目を疑った。これはもしや。。。
まさかの。。。
ドリアンアイス!!!
これ、マジでヤバイ。
だってね、ハーゲンダッツみたいな容器を持つと、もう臭いのっっ!!
開けたらトーゼン、周り中に漂う異臭・・・
右の写真、オットの向こうに傘かぶった女性がいますが、露骨に嫌な顔されて、逃げられたし!
(逆の立場なら私も逃げる)
でもこれおいしい!ドリアンが嫌いじゃないなら食べられますっ
って、ドリアンってどんな味?って方も多いのかな。
私も25年くらい前にタイで食べたっきり。
かすかな記憶を頼りに、たとえて言うなら「バターを塗ったメロン」って感じ。わかるかしら?
ドリアンはこんな感じのフルーツ。前日夜ごはん食べた市で撮影。
このおばさま、鼻もげないのかしら。。。
ホーチミンの旅・おまとめ
そんなわけで、4回にわたってお送りしてまいりましたベトナム・ホーチミンの旅。
いかがでしたか。
すでに7年前の話で、今はまたホーチミンも変わっているのでしょう。
この頃にもすでに、随分発展していて、正直ホーチミンは思ったより都会で、
アジアの混沌とした空気を味わうには発展し過ぎていると感じました。
しかしそれでも、デパートなどの近代的な美しい建物の前で、こんな風に行商のおばさま&おねーさま方が
座り込んで商売ができるホーチミン。
こうしたアンバランスさがホーチミンの魅力ですが、やがては失われてしまうとしたら、とても残念。
写真:宮田雄平
Tシャツ屋のおばさまにも認められたオットの風貌
ホーチミン絵日記の第3回。
前の2回はこんな感じ。
口から生まれた女を黙らせる、ホーチミンで出会ったおばさま
紛らわしさのおかげで出会えた、チャイナタウンのおばさま
そして今回と、すべて「おばさま」シリーズとなっております。
順番はどこから読んでもOK。
時系列順では、3日目から始まって、翌4日目、そして戻って今回は2日目。
初日と最終日の5日目は飛行機での移動だけなので、これが最後の絵日記。
そして、一番強烈な出来事が起きた日でもあった。
1時間おきに1時間休憩
今日の名古屋も暑いですが、この日のホーチミンも暑かった。。。
朝のホテルの朝食。初日なので、ベトナム風(おかゆ)と欧米風を試してみた。
その結果、断然ベトナム風の方が美味だったので、翌日からは片っ端からいろんなおかゆを食べまくり。
外に出るととにかくバイク、バイク、バイク!!
信号がほとんどなく、バイクをよけながら横断歩道を行くしかない。
まだこの日はビビっていたけど、そのうちスタスタ渡れるようになったんだから、慣れってすごい。
この日は6時に起きて、8時半には朝食を済ませて外に出たのだが、とにかく暑い!
9時には市場に到着。
意外と小ぎれいで整った印象。なーんか、思ったのと違う。コーヒー豆など勧められるが買わず。
とにかく暑くて、逃げるように立ち去る。
あまりの暑さに1時間後の9時40分には、ハイランドカフェでお茶。
オシャレすぎるカフェ。ケーキセット400円しなかった。
やっぱ安いよねーと言っていたのだが、ベトナムの物価で考えると、実は激高だった。
10時20分まで滞在。
そして11時40分にはフォー24でお昼。1時間おきに1時間休憩しとるがな。
まーでも、ベトナム料理はおいしい。元気でるわー。
ホーチミン絵日記の1個目にも書いたけど、翌日までホーチミン名物の屋台で食べたことがなくて。
この日は比較的こぎれいなお店で食べてた。あかんがな、こんなことじゃ。ホンマの文化は味わえん。
ほいでも、ここに入り込むって、勇気いるよね?
ベトナム初のスコール体験
その後、市民劇場、ホーおじさんの像などを見て、教会へ。
美しい建物。。。
くたびれて、近くの郵便局で思わず寝落ち。すっごく立派な郵便局で、ヨーロッパの古い駅舎みたいだった。
トーゼン昼寝をする場所ではないが、寝てる人がホント多い。。。
ヨーロッパ風の街並みに、アジアな光景が広がるのが、ベトナムの面白いところ。
それから統一会堂(翌日、絵日記1でおばさまと出会った場所)を目指して歩くが見つからず。
ものすごい湿気の中ひたすら歩くうちにスコールが。
ここでさらにお茶。止むまで1時間半くらい。
この写真は私撮影。あとはほぼ宮田雄平。
雨が止むと涼しくなったので、本屋さんへ行く。
ビミョーな日本文化(笑)(この写真も私撮影)
ベンタイン市場での出会い
17時、そろそろ店じまいを始める頃のベンタイン市場を通りかかる。
ここでショーゲキの出来事が起こるのであった。
Tシャツ屋のおばさんが、大声でTシャツを売っている。日本語で言うなら「安いよ安いよー!」てな感じだろうか。
あるお店の前で、おばさんと目が合った。(写真は別の店)
そのおばさんは、数多のTシャツ屋さんの中で一番強烈だった。
「ちょっとアンタ!Tシャツ買って行きなさいよ!ウチはホーチミン一安いのよ!こんな店ほかにないわよ!」
言葉はわからなくても、言ってる意味って大体わかるもんである。
Tシャツの値段は店によって幅があり、1枚4万D(160円)〜6万D(240円)の間くらい。
実際、他の店といろいろ比べた結果、本当にこのおばさんの店は底値(4万D)だったのだ。
ベトナム人、嘘つかない。
さて、そのおばさん、オットの顔を見るなり、近くにあった赤いTシャツを手に持ち、
オットに向かってこう言い放った(たぶん)
ちょっとアンタにぴったりのがあるわよ!
アンタ、コレ買いなさい!!
それが、これだったのだ。
そう、チェ・ゲバラ。
キューバ革命の星。第三国では絶大な人気を誇る英雄である。
実はオット、ゲバラに似てると言われたのは、これが初めてではない。
そして、外国人とまちがわれるのも、よくあることだった。
そんな訳で、ゲバラT、着るとこんな感じ。
似てるかしら?
おまけ:ホーチミンで出会った、ホンコンさんみたいなバイクタクシーの運ちゃん。(ややこしい)
写真:宮田雄平
前の2回はこんな感じ。
口から生まれた女を黙らせる、ホーチミンで出会ったおばさま
紛らわしさのおかげで出会えた、チャイナタウンのおばさま
そして今回と、すべて「おばさま」シリーズとなっております。
順番はどこから読んでもOK。
時系列順では、3日目から始まって、翌4日目、そして戻って今回は2日目。
初日と最終日の5日目は飛行機での移動だけなので、これが最後の絵日記。
そして、一番強烈な出来事が起きた日でもあった。
1時間おきに1時間休憩
今日の名古屋も暑いですが、この日のホーチミンも暑かった。。。
朝のホテルの朝食。初日なので、ベトナム風(おかゆ)と欧米風を試してみた。
その結果、断然ベトナム風の方が美味だったので、翌日からは片っ端からいろんなおかゆを食べまくり。
外に出るととにかくバイク、バイク、バイク!!
信号がほとんどなく、バイクをよけながら横断歩道を行くしかない。
まだこの日はビビっていたけど、そのうちスタスタ渡れるようになったんだから、慣れってすごい。
この日は6時に起きて、8時半には朝食を済ませて外に出たのだが、とにかく暑い!
9時には市場に到着。
意外と小ぎれいで整った印象。なーんか、思ったのと違う。コーヒー豆など勧められるが買わず。
とにかく暑くて、逃げるように立ち去る。
あまりの暑さに1時間後の9時40分には、ハイランドカフェでお茶。
オシャレすぎるカフェ。ケーキセット400円しなかった。
やっぱ安いよねーと言っていたのだが、ベトナムの物価で考えると、実は激高だった。
10時20分まで滞在。
そして11時40分にはフォー24でお昼。1時間おきに1時間休憩しとるがな。
まーでも、ベトナム料理はおいしい。元気でるわー。
ホーチミン絵日記の1個目にも書いたけど、翌日までホーチミン名物の屋台で食べたことがなくて。
この日は比較的こぎれいなお店で食べてた。あかんがな、こんなことじゃ。ホンマの文化は味わえん。
ほいでも、ここに入り込むって、勇気いるよね?
ベトナム初のスコール体験
その後、市民劇場、ホーおじさんの像などを見て、教会へ。
美しい建物。。。
くたびれて、近くの郵便局で思わず寝落ち。すっごく立派な郵便局で、ヨーロッパの古い駅舎みたいだった。
トーゼン昼寝をする場所ではないが、寝てる人がホント多い。。。
ヨーロッパ風の街並みに、アジアな光景が広がるのが、ベトナムの面白いところ。
それから統一会堂(翌日、絵日記1でおばさまと出会った場所)を目指して歩くが見つからず。
ものすごい湿気の中ひたすら歩くうちにスコールが。
ここでさらにお茶。止むまで1時間半くらい。
この写真は私撮影。あとはほぼ宮田雄平。
雨が止むと涼しくなったので、本屋さんへ行く。
ビミョーな日本文化(笑)(この写真も私撮影)
ベンタイン市場での出会い
17時、そろそろ店じまいを始める頃のベンタイン市場を通りかかる。
ここでショーゲキの出来事が起こるのであった。
Tシャツ屋のおばさんが、大声でTシャツを売っている。日本語で言うなら「安いよ安いよー!」てな感じだろうか。
あるお店の前で、おばさんと目が合った。(写真は別の店)
そのおばさんは、数多のTシャツ屋さんの中で一番強烈だった。
「ちょっとアンタ!Tシャツ買って行きなさいよ!ウチはホーチミン一安いのよ!こんな店ほかにないわよ!」
言葉はわからなくても、言ってる意味って大体わかるもんである。
Tシャツの値段は店によって幅があり、1枚4万D(160円)〜6万D(240円)の間くらい。
実際、他の店といろいろ比べた結果、本当にこのおばさんの店は底値(4万D)だったのだ。
ベトナム人、嘘つかない。
さて、そのおばさん、オットの顔を見るなり、近くにあった赤いTシャツを手に持ち、
オットに向かってこう言い放った(たぶん)
ちょっとアンタにぴったりのがあるわよ!
アンタ、コレ買いなさい!!
それが、これだったのだ。
そう、チェ・ゲバラ。
キューバ革命の星。第三国では絶大な人気を誇る英雄である。
エルネスト・ゲバラ(Ernesto Guevara、1928年6月14日 - 1967年10月9日)は、アルゼンチン生まれの政治家、革命家で、キューバのゲリラ指導者。
「チェ・ゲバラ」の呼び名で知られる。「チェ」は「やぁ」「おい」といった砕けた呼び掛けの言葉。ゲバラが「チェ。エルネスト・ゲバラだ」と挨拶していたことから、キューバ人たちが付けたあだ名。ラテンアメリカではキューバ革命以降「チェ」もしくは「エル・チェ」といえば彼のことを指す。
実はオット、ゲバラに似てると言われたのは、これが初めてではない。
そして、外国人とまちがわれるのも、よくあることだった。
そんな訳で、ゲバラT、着るとこんな感じ。
似てるかしら?
おまけ:ホーチミンで出会った、ホンコンさんみたいなバイクタクシーの運ちゃん。(ややこしい)
写真:宮田雄平
紛らわしさのおかげで出会えた、チャイナタウンのおばさま
ベトナム・ホーチミン絵日記と言いつつ、出会ったおばさま(日本人)の話に終始した前回の旅日記。
小柄なベトナム女性が脱水機でぎゅーぎゅー絞る鬼気迫る姿が恐ろしくて、敬遠していたサトウキビジュース。
そのおいしさを教えてくれたおばさまには感謝している。
おばさまにもう一つ感謝したいのは、ホーチミンが意外に都会で、あまり面白みを感じていなかった私たちに
「チャイナタウンに行くといいわよ」と勧めてくれたことだ。
タイトル読んで「またおばさまかよっ!」と突っ込んだあなた、今日のは一味違う。
今日の絵日記は、チャイナタウンの話。割とベトナム色多めだし、おばさまは日本人ではない。
以下、2012年に描いたイラスト&写真日記。
(いつもの写真撮影の宮田雄平)
チャイナタウンの市場へ
ホーチミン4日目はバスに乗ってチャイナタウン(チョロン地区)へ。
バスの乗り方もお金の払い方もさっぱりわからんかったけど、どうにかなるものだ。
最初はビンタイ市場へ。
天井まで届くカラフルな物体の正体はサンダル。
つくづく感じたのは、人がモノを選ぶには適量があるってこと。こんなに大量あると選べん!!
屋外の市。
この雑多な感じ。これよ!これなのよ!
この感じを求めていたのよ!!
箱積み過ぎ!バイク走るんか?
どんだけカゴしょってんねん!!カゴだけじゃなくてヒョウタン?!
(この写真だけ私の撮影。)
ものすっごく暑い。炎天下で生の魚売ってる。ギョギョギョ。
大丈夫か?と思うけど、実はものすごく新鮮。
動画も撮ったんだけど、左下のパーカの人が選んでる魚なんて、ぴくぴく動いてるのだ。
てか、まだ生きてるし。
それにしても、あぢぃ〜〜〜〜〜。
ああ、生き返るぅ。
謎の「天后宮」での中国人のおばさま
市場のあとは「天后宮(ティエンハウ廟)」という寺院に向かう。
それらしき名前の寺院を見つけて「おーここやここや」と入ると、ん?なんか違う?
突如行くことになったので、イマイチ情報が不明瞭。仏様が何だかものすごく派手で、イメージと違うような。。。
熱心に(というか、むしろ鬼気迫る感じ)お祈りする人の姿があり、地元の人に愛されてる寺院なんだなぁ。
日本のお寺は地味だけど、中国の寺院はこんなものなのかな、とぼんやり納得する。
帰ろうとすると、門の近くに居た女性に呼び止められた。
ベトナム人とは違って、私たちに近い東アジアの顔をしておられる。チャイナタウンなんだから当たり前か。
ハッと気づくと、リュックのファスナーが半分開いていた。
ベトナムの治安が良いので、すっかり油断していたのだ。
思わず「ありがとう」と言うと「あなたたちは日本人?」と聞かれた。
少し身構えつつ「はい」と答えると
「私は中国人よ。日本と中国はお隣同士。困ったときは助け合わないと」
思いがけない言葉に驚いた。
中国の人でも、こんな風に日本をまるで「同朋」みたいに感じてくれている人もいるのだなぁ、と感激した。
手招きする怪しいおじさん
さすが「天后宮」だねぇ、とすっかり気をよくして歩いていると、またもや立派な門が現れた。
「これも由緒ある寺院なのかしらん?」とぼんやり見ていると、門の前にいかにも怪しげなおじさん。
手招きしている。
「どーする?」「怪しすぎるよね」
速攻で逃げようとすると、なんとおじさん、追いかけてきた。
「ま、いーからいーから」と言う感じで連れて行かれたその先には。。。
なんとそこが
本物の「天后宮」だったのだ!!
ちょうど雨が降ってきて、しばらくその場に足止めになった。
私たちの行った日は観光客も少なく、静かで厳かで本当に素晴らしい寺院だった。
螺旋線香を吊るす様子も圧巻。
私もお願い事を螺旋線香に付けて、吊るしてもらった。
火をつけて天井に吊るすと、大きいものは1ヶ月近く燃え続けるのだとか。
いい経験ができてよかったけど、謎だったのはさっきの寺院。
2つの寺院の謎
「媽祖天后廟」
媽祖(まそ)は、航海・漁業の守護神(道教の女神)。
ベトナムでは媽祖はThiên Hậu(天后、ティエンハウ)の名で親しまれている。
なるほど、媽祖=天后なのだね。紛らわしいよっ
しかしこの「媽祖天后廟」も、地元の人に信仰されている由緒正しい寺院。
決して怪しいお寺ではない。なので、両方観光するのがいいかも。
私たちのように、間違えて本物の「天后宮」を通り過ぎないように!
おじさん、グッジョブ!
ベトナムカッパ初体験
雨が止んだので、サータイ市場へ行き、チョロン散策はこれでオシマイ。
バス停までたどり着く途中にまた雨が降り出し、昨日買った「バイク用」のカッパをガサゴソ着込む。
フードにはつばも付いてるし、バイクをそのまま運転できるように工夫されたカッパ。
素晴らしい!日本に帰ったら、これ着て自転車乗るぞ!と着る気満々で帰ったものの。。。
海外って何でこう気が大きくなるんだろう?
海外で最高!と思って買った服が派手すぎて日本では大概着られないように、
このカッパも帰国後一度も日の目を見ていない。。。
なんだか、あんまりベトナムを褒めていない気がするが、ベトナムを嫌いなわけではない。むしろ好きだ。
できれば次回はぜひハノイに足を延ばしたいと考えているほどだ。
カブは嫌だけどね!(「水曜どうでしょう」ファンにだけ通じる話)
(写真撮影:宮田雄平)
小柄なベトナム女性が脱水機でぎゅーぎゅー絞る鬼気迫る姿が恐ろしくて、敬遠していたサトウキビジュース。
そのおいしさを教えてくれたおばさまには感謝している。
おばさまにもう一つ感謝したいのは、ホーチミンが意外に都会で、あまり面白みを感じていなかった私たちに
「チャイナタウンに行くといいわよ」と勧めてくれたことだ。
タイトル読んで「またおばさまかよっ!」と突っ込んだあなた、今日のは一味違う。
今日の絵日記は、チャイナタウンの話。割とベトナム色多めだし、おばさまは日本人ではない。
以下、2012年に描いたイラスト&写真日記。
(いつもの写真撮影の宮田雄平)
チャイナタウンの市場へ
ホーチミン4日目はバスに乗ってチャイナタウン(チョロン地区)へ。
バスの乗り方もお金の払い方もさっぱりわからんかったけど、どうにかなるものだ。
最初はビンタイ市場へ。
天井まで届くカラフルな物体の正体はサンダル。
つくづく感じたのは、人がモノを選ぶには適量があるってこと。こんなに大量あると選べん!!
屋外の市。
この雑多な感じ。これよ!これなのよ!
この感じを求めていたのよ!!
箱積み過ぎ!バイク走るんか?
どんだけカゴしょってんねん!!カゴだけじゃなくてヒョウタン?!
(この写真だけ私の撮影。)
ものすっごく暑い。炎天下で生の魚売ってる。ギョギョギョ。
大丈夫か?と思うけど、実はものすごく新鮮。
動画も撮ったんだけど、左下のパーカの人が選んでる魚なんて、ぴくぴく動いてるのだ。
てか、まだ生きてるし。
それにしても、あぢぃ〜〜〜〜〜。
ああ、生き返るぅ。
謎の「天后宮」での中国人のおばさま
市場のあとは「天后宮(ティエンハウ廟)」という寺院に向かう。
それらしき名前の寺院を見つけて「おーここやここや」と入ると、ん?なんか違う?
突如行くことになったので、イマイチ情報が不明瞭。仏様が何だかものすごく派手で、イメージと違うような。。。
熱心に(というか、むしろ鬼気迫る感じ)お祈りする人の姿があり、地元の人に愛されてる寺院なんだなぁ。
日本のお寺は地味だけど、中国の寺院はこんなものなのかな、とぼんやり納得する。
帰ろうとすると、門の近くに居た女性に呼び止められた。
ベトナム人とは違って、私たちに近い東アジアの顔をしておられる。チャイナタウンなんだから当たり前か。
ハッと気づくと、リュックのファスナーが半分開いていた。
ベトナムの治安が良いので、すっかり油断していたのだ。
思わず「ありがとう」と言うと「あなたたちは日本人?」と聞かれた。
少し身構えつつ「はい」と答えると
「私は中国人よ。日本と中国はお隣同士。困ったときは助け合わないと」
思いがけない言葉に驚いた。
中国の人でも、こんな風に日本をまるで「同朋」みたいに感じてくれている人もいるのだなぁ、と感激した。
手招きする怪しいおじさん
さすが「天后宮」だねぇ、とすっかり気をよくして歩いていると、またもや立派な門が現れた。
「これも由緒ある寺院なのかしらん?」とぼんやり見ていると、門の前にいかにも怪しげなおじさん。
手招きしている。
「どーする?」「怪しすぎるよね」
速攻で逃げようとすると、なんとおじさん、追いかけてきた。
「ま、いーからいーから」と言う感じで連れて行かれたその先には。。。
なんとそこが
本物の「天后宮」だったのだ!!
ちょうど雨が降ってきて、しばらくその場に足止めになった。
私たちの行った日は観光客も少なく、静かで厳かで本当に素晴らしい寺院だった。
螺旋線香を吊るす様子も圧巻。
私もお願い事を螺旋線香に付けて、吊るしてもらった。
火をつけて天井に吊るすと、大きいものは1ヶ月近く燃え続けるのだとか。
いい経験ができてよかったけど、謎だったのはさっきの寺院。
2つの寺院の謎
「媽祖天后廟」
媽祖(まそ)は、航海・漁業の守護神(道教の女神)。
ベトナムでは媽祖はThiên Hậu(天后、ティエンハウ)の名で親しまれている。
なるほど、媽祖=天后なのだね。紛らわしいよっ
しかしこの「媽祖天后廟」も、地元の人に信仰されている由緒正しい寺院。
決して怪しいお寺ではない。なので、両方観光するのがいいかも。
私たちのように、間違えて本物の「天后宮」を通り過ぎないように!
おじさん、グッジョブ!
ベトナムカッパ初体験
雨が止んだので、サータイ市場へ行き、チョロン散策はこれでオシマイ。
バス停までたどり着く途中にまた雨が降り出し、昨日買った「バイク用」のカッパをガサゴソ着込む。
フードにはつばも付いてるし、バイクをそのまま運転できるように工夫されたカッパ。
素晴らしい!日本に帰ったら、これ着て自転車乗るぞ!と着る気満々で帰ったものの。。。
海外って何でこう気が大きくなるんだろう?
海外で最高!と思って買った服が派手すぎて日本では大概着られないように、
このカッパも帰国後一度も日の目を見ていない。。。
なんだか、あんまりベトナムを褒めていない気がするが、ベトナムを嫌いなわけではない。むしろ好きだ。
できれば次回はぜひハノイに足を延ばしたいと考えているほどだ。
カブは嫌だけどね!(「水曜どうでしょう」ファンにだけ通じる話)
(写真撮影:宮田雄平)
口から生まれた女を黙らせる、ホーチミンで出会ったおばさま
ベトナムのホーチミンを旅した。
8月のベトナムは雨期で、たびたびスコールに見舞われた。
その度にカフェなどに避難して時間が潰れたが、急ぐ旅でもなかったので、そんな経験も心地よかった。
2012年頃の私はヒマだったらしく、マメに旅行絵日記をつけていた。
それを元に、時系列は無視して、思いつくままに書いてみようと思う。(これを書いているのは2019年8月)
これは旅行3日目の話。
最初に言っておくと、この話はベトナムが良かったとか感動したとか言う話ではない。
そういう話は期待してはいけない。
ホーチミン観光の目玉のひとつ「統一会堂」は、南ベトナム時代の旧大統領官邸で、ベトナム戦争終結の場所。
そこからこの話は始まる。
二人旅に突然割りこんで来たおばさま
建物内部の美しい調度品や今も残される戦闘機などの戦争の爪痕を見て、ホッと一息。
人影もまばらな部屋でオットと話していると、突然日本語で話しかけられた。
「あら、あなたたち、日本人?!」
その声の主は、都内で一人暮らしをしているという日本人女性だった。
夏と冬は気候の厳しい日本にいるとコスパが悪いので、物価の安い東南アジアで過ごすことにしているそうだ。
特にリタイアした現在は、一ヶ月以上かけてゆっくり一か国を回っているという。
「あなたたち、ベトナム滞在、たった5日間なの?
私なんて夏と冬は日本にいないのよぉ」
ああそうですか。暑さでアタマがよく回っていなかったのかもしれない。
旅は道連れですから、などと言ったつもりもないのだが、いつの間にかおばさまは、私たちの観光にくっついてきた。
おばさまの解説を聞きながら、なんとか統一会堂の観光を終えて外に出ると、広い芝生が広がっていた。
いつの間にか増える道連れ
なぜかそこで輪になって立つ私たち。そしていつの間にか、メンバーが増えていた。
小太りの日本人男性(30代)がいつの間にその場に加わっていたのか、今ではまったく思い出せない。
クソ暑い中で、そのまま1時間ほど立ち話をする。
恐らく、誰もがこの先どうするかという明確なプランがなかったからだろう。
男性が唐突に言い出した。
「安宿に泊まってるんですけど、昨日の夜バスルームのカギ壊れちゃって」
「ええっ!それは大変!!」と我々が驚いていると、おばさまがすかさず
「あら、私もバスルームのカギ壊れたわよ!偶然ね!」
ぐ、偶然。それって偶然なのか?ベトナムのホテルではちょいちょいあることなのではないか?
思わず今夜の宿が心配になる。
それにしても、偶然出会ったおばさまと男性の間には、ものすごい共通点があったものだ。
おばさまの割り込みを華麗にスルーして彼は話し続けた。
わかったのは、彼が昨晩ものすごい体験をしたということだった。
バスルームに閉じ込められて絶体絶命
彼は昨夜、鍵が壊れてバスルームに閉じ込められてしまった。
真っ裸で洋服は部屋だったが、幸いケータイはバスルームに持って来ていた。
しかし契約上の問題で電話は使えないから、ホテルに連絡することができない。
そこで彼は、ネットで日本の友人に連絡した。
友人からベトナム在住の友人につないで、ホテルに連絡してもらって助かったのだそうだ。
「おお!ネットすげー!」と思わず拍手喝采(オットと私が)。
そのあとおばさまがひと通り自分の身に起きたことを話した。
しかし、彼の話がすごすぎて、どんな内容だったか覚えていない。
そこで、私たちが屋台での食事を未体験と話したら
「信じられない!せっかくベトナムまで来たのにもったいない!行きましょう!」
とおばさまに無理やり連れて行かれることに。
屋台での戦闘モードにぐったり
ベトナム人はたくましい。
東南アジアの人たちが日本人とみれば金額を吹っかけてくるのは普通のことだと思う。
しかし、私の見てきた限り、交渉した際に値下げしておいて、支払いの時にシレッと元の額を請求して来るのはベトナム人だけだ。
そんなわけで、食べ始める前にひとしきり、おばさまと男性VSお店の人との間にバトルが勃発。
なかなか食べ始められなかった。
勝ち誇った顔で食べ始めるおばさま。
その場にいると、1,000円くらい値切ってやったような錯覚に陥るが、冷静になってみれば、
その争いで勝ち取るのはせいぜい10円や20円程度なんだよね。恐るべし、ベトナム。
おばさまは小食らしく、オット宮田に食事を分けてくれた。ていうか、どう見ても男性の方がよく食べそうだけど。
おばさまは彼には「あんたはいいわね」と言ってつれない。
やせている宮田に「あんたはもっと食べないと」と言って、有無を言わさず器に食べ物を放り込んできた。
そこで、男性が某出版社でシステムを担当していて、共通の知人(編集者)がいることが判明。
あまりに世界が狭くてくらくらした。
女二人と男ひとりの奇妙な珍道中
男性とはそこで別れ、おばさまと一緒に戦争博物館に向かうことになった。
そこで閉口したのはおばさまのおしゃべりである。
こう見えて(どう見えて?)、私はよくしゃべる。
オット宮田は無口な方で、付き合った女性は大概口数が多かったそうだ。その中でも私は「チャンピオン」だという。
ただ、私の場合は、時と場合によるというか、時には聞き役に徹することもある。
相手の話がとても面白い時か、私以上によくしゃべる人に会った時である。
このおばさまと一緒に過ごした時間も、ほぼ私は聞き役だった。
それがどちらの理由なのかは、深くは追及しまい。
写真家のオット・宮田が撮ったおばさまの写真。見事にずーーっとしゃべっている。
おばさまはによれば、私たちはとっても「ラッキー」らしい。
なぜなら、自分は日本に二人といない人間で、そんな自分と知り合えたのだから。(自分で言うか?)
ケータイは持ってない、テレビは見ない、ネットもしない(パソコンは使えるらしい)そうで。
「どぉ?こんな人いる?」このおばさまにそう言われて否定できる人も日本にはいないと思う。
おばさまいわく、今までに普通の人ができない経験をたくさんしてきたのだそうだ。
タイで大臣からディナーに誘われたという話などは、確かにすごいけどね。
「女一人で旅しているとすごく親切にされる」らしい。
そして私は「いつも旦那さんと一緒だから、親切にしてもらえなくてかわいそう」なのだそうだ。
そーか、知らなかった。私ってかわいそうだったのか。
博物館を出た後、おばさまはサトウキビジュースをごちそうしてくれた。
昔の洗濯機についてた脱水機みたいなので、お姉さんがぎゅーぎゅー絞ってくれるジュースはとてもおいしかった。
そこでもおばさまは、知人のカメラマンの話を延々とし続け、宮田に的外れな説教まで始めた。
おばさま自身はカメラを持ってもいなかったけどね。
ありがたく拝聴しながら、黙って彼も私もひたすらサトウキビの甘さを味わうしかなかった。
ひとりじゃない「一人旅」
一人旅が好きと言いながら、おばさまはその実、話し相手を探していた。
私たちのことも、遠巻きにずっと見ていたようだ。
私はすぐに日本人に見えたって言うけど、アオザイ着てたんですけど。
まぁアオザイっていっても、横浜で買った浴衣地のアオザイだけど。
そして、日本人に見えなかったというオット。。。
彼に関しては、ほかにもネタがあるのだった。それはまた別の話で。
もはやストーカーと化するおばさま
夕方、おばさまは私たちのホテルまでついてきた。
そのホテルもまぁまぁ安宿で、一階がカラオケというなかなかなもんだったけど、
おばさまは「ふ〜〜ん、いいホテル泊まってるわね」とつぶやいた。
とりあえず、バスルームのカギは壊れなかったけどね!
「夕飯何時にする?迎えに来るわ」と言うおばさまの申し出を、オットと私は、あうんの呼吸で
「すみません、今日は何か疲れちゃったので、夕食食べずに寝ます」と言って丁重にお断りした。
おばさまは、それじゃ明日は?とかいろいろ言っていたような気がするけど、よく覚えていない。
もちろん「夕食を食べない」というのは嘘で、部屋で休んだ後、市まで出かけた。
鶏肉麺(フーティウ (Hủ tiếu))と生春巻きを堪能した。(上のオットの写真)
それとサトウキビジュースで乾杯。
サトウキビジュース、最高!!このおいしさを知ることができたのは、おばさまに感謝、である。
あのおばさま、何してるかなぁ、とたまに思い出す。
ちょうど今頃はまた東南アジアのどこかの街で、たくましく誰かに話しかけているのだろうか。
今となっては懐かしいし、あれはあれで面白かった。確かに二人といない人と巡り会えたのかもしれない。
実はおばさまに強引に住所を交換させられ、帰国後、割とすぐに葉書が届いた。もちろん、返事は書いていない。
7時間も一緒にいたのか。。。
8月のベトナムは雨期で、たびたびスコールに見舞われた。
その度にカフェなどに避難して時間が潰れたが、急ぐ旅でもなかったので、そんな経験も心地よかった。
2012年頃の私はヒマだったらしく、マメに旅行絵日記をつけていた。
それを元に、時系列は無視して、思いつくままに書いてみようと思う。(これを書いているのは2019年8月)
これは旅行3日目の話。
最初に言っておくと、この話はベトナムが良かったとか感動したとか言う話ではない。
そういう話は期待してはいけない。
ホーチミン観光の目玉のひとつ「統一会堂」は、南ベトナム時代の旧大統領官邸で、ベトナム戦争終結の場所。
そこからこの話は始まる。
二人旅に突然割りこんで来たおばさま
建物内部の美しい調度品や今も残される戦闘機などの戦争の爪痕を見て、ホッと一息。
人影もまばらな部屋でオットと話していると、突然日本語で話しかけられた。
「あら、あなたたち、日本人?!」
その声の主は、都内で一人暮らしをしているという日本人女性だった。
夏と冬は気候の厳しい日本にいるとコスパが悪いので、物価の安い東南アジアで過ごすことにしているそうだ。
特にリタイアした現在は、一ヶ月以上かけてゆっくり一か国を回っているという。
「あなたたち、ベトナム滞在、たった5日間なの?
私なんて夏と冬は日本にいないのよぉ」
ああそうですか。暑さでアタマがよく回っていなかったのかもしれない。
旅は道連れですから、などと言ったつもりもないのだが、いつの間にかおばさまは、私たちの観光にくっついてきた。
おばさまの解説を聞きながら、なんとか統一会堂の観光を終えて外に出ると、広い芝生が広がっていた。
いつの間にか増える道連れ
なぜかそこで輪になって立つ私たち。そしていつの間にか、メンバーが増えていた。
小太りの日本人男性(30代)がいつの間にその場に加わっていたのか、今ではまったく思い出せない。
クソ暑い中で、そのまま1時間ほど立ち話をする。
恐らく、誰もがこの先どうするかという明確なプランがなかったからだろう。
男性が唐突に言い出した。
「安宿に泊まってるんですけど、昨日の夜バスルームのカギ壊れちゃって」
「ええっ!それは大変!!」と我々が驚いていると、おばさまがすかさず
「あら、私もバスルームのカギ壊れたわよ!偶然ね!」
ぐ、偶然。それって偶然なのか?ベトナムのホテルではちょいちょいあることなのではないか?
思わず今夜の宿が心配になる。
それにしても、偶然出会ったおばさまと男性の間には、ものすごい共通点があったものだ。
おばさまの割り込みを華麗にスルーして彼は話し続けた。
わかったのは、彼が昨晩ものすごい体験をしたということだった。
バスルームに閉じ込められて絶体絶命
彼は昨夜、鍵が壊れてバスルームに閉じ込められてしまった。
真っ裸で洋服は部屋だったが、幸いケータイはバスルームに持って来ていた。
しかし契約上の問題で電話は使えないから、ホテルに連絡することができない。
そこで彼は、ネットで日本の友人に連絡した。
友人からベトナム在住の友人につないで、ホテルに連絡してもらって助かったのだそうだ。
「おお!ネットすげー!」と思わず拍手喝采(オットと私が)。
そのあとおばさまがひと通り自分の身に起きたことを話した。
しかし、彼の話がすごすぎて、どんな内容だったか覚えていない。
そこで、私たちが屋台での食事を未体験と話したら
「信じられない!せっかくベトナムまで来たのにもったいない!行きましょう!」
とおばさまに無理やり連れて行かれることに。
屋台での戦闘モードにぐったり
ベトナム人はたくましい。
東南アジアの人たちが日本人とみれば金額を吹っかけてくるのは普通のことだと思う。
しかし、私の見てきた限り、交渉した際に値下げしておいて、支払いの時にシレッと元の額を請求して来るのはベトナム人だけだ。
そんなわけで、食べ始める前にひとしきり、おばさまと男性VSお店の人との間にバトルが勃発。
なかなか食べ始められなかった。
勝ち誇った顔で食べ始めるおばさま。
その場にいると、1,000円くらい値切ってやったような錯覚に陥るが、冷静になってみれば、
その争いで勝ち取るのはせいぜい10円や20円程度なんだよね。恐るべし、ベトナム。
おばさまは小食らしく、オット宮田に食事を分けてくれた。ていうか、どう見ても男性の方がよく食べそうだけど。
おばさまは彼には「あんたはいいわね」と言ってつれない。
やせている宮田に「あんたはもっと食べないと」と言って、有無を言わさず器に食べ物を放り込んできた。
そこで、男性が某出版社でシステムを担当していて、共通の知人(編集者)がいることが判明。
あまりに世界が狭くてくらくらした。
女二人と男ひとりの奇妙な珍道中
男性とはそこで別れ、おばさまと一緒に戦争博物館に向かうことになった。
そこで閉口したのはおばさまのおしゃべりである。
こう見えて(どう見えて?)、私はよくしゃべる。
オット宮田は無口な方で、付き合った女性は大概口数が多かったそうだ。その中でも私は「チャンピオン」だという。
ただ、私の場合は、時と場合によるというか、時には聞き役に徹することもある。
相手の話がとても面白い時か、私以上によくしゃべる人に会った時である。
このおばさまと一緒に過ごした時間も、ほぼ私は聞き役だった。
それがどちらの理由なのかは、深くは追及しまい。
写真家のオット・宮田が撮ったおばさまの写真。見事にずーーっとしゃべっている。
おばさまはによれば、私たちはとっても「ラッキー」らしい。
なぜなら、自分は日本に二人といない人間で、そんな自分と知り合えたのだから。(自分で言うか?)
ケータイは持ってない、テレビは見ない、ネットもしない(パソコンは使えるらしい)そうで。
「どぉ?こんな人いる?」このおばさまにそう言われて否定できる人も日本にはいないと思う。
おばさまいわく、今までに普通の人ができない経験をたくさんしてきたのだそうだ。
タイで大臣からディナーに誘われたという話などは、確かにすごいけどね。
「女一人で旅しているとすごく親切にされる」らしい。
そして私は「いつも旦那さんと一緒だから、親切にしてもらえなくてかわいそう」なのだそうだ。
そーか、知らなかった。私ってかわいそうだったのか。
博物館を出た後、おばさまはサトウキビジュースをごちそうしてくれた。
昔の洗濯機についてた脱水機みたいなので、お姉さんがぎゅーぎゅー絞ってくれるジュースはとてもおいしかった。
そこでもおばさまは、知人のカメラマンの話を延々とし続け、宮田に的外れな説教まで始めた。
おばさま自身はカメラを持ってもいなかったけどね。
ありがたく拝聴しながら、黙って彼も私もひたすらサトウキビの甘さを味わうしかなかった。
ひとりじゃない「一人旅」
一人旅が好きと言いながら、おばさまはその実、話し相手を探していた。
私たちのことも、遠巻きにずっと見ていたようだ。
私はすぐに日本人に見えたって言うけど、アオザイ着てたんですけど。
まぁアオザイっていっても、横浜で買った浴衣地のアオザイだけど。
そして、日本人に見えなかったというオット。。。
彼に関しては、ほかにもネタがあるのだった。それはまた別の話で。
もはやストーカーと化するおばさま
夕方、おばさまは私たちのホテルまでついてきた。
そのホテルもまぁまぁ安宿で、一階がカラオケというなかなかなもんだったけど、
おばさまは「ふ〜〜ん、いいホテル泊まってるわね」とつぶやいた。
とりあえず、バスルームのカギは壊れなかったけどね!
「夕飯何時にする?迎えに来るわ」と言うおばさまの申し出を、オットと私は、あうんの呼吸で
「すみません、今日は何か疲れちゃったので、夕食食べずに寝ます」と言って丁重にお断りした。
おばさまは、それじゃ明日は?とかいろいろ言っていたような気がするけど、よく覚えていない。
もちろん「夕食を食べない」というのは嘘で、部屋で休んだ後、市まで出かけた。
鶏肉麺(フーティウ (Hủ tiếu))と生春巻きを堪能した。(上のオットの写真)
それとサトウキビジュースで乾杯。
サトウキビジュース、最高!!このおいしさを知ることができたのは、おばさまに感謝、である。
あのおばさま、何してるかなぁ、とたまに思い出す。
ちょうど今頃はまた東南アジアのどこかの街で、たくましく誰かに話しかけているのだろうか。
今となっては懐かしいし、あれはあれで面白かった。確かに二人といない人と巡り会えたのかもしれない。
実はおばさまに強引に住所を交換させられ、帰国後、割とすぐに葉書が届いた。もちろん、返事は書いていない。
7時間も一緒にいたのか。。。
函館十六日目その2・青春18きっぷの旅・直江津〜富山。
16:10 直江津駅にて。 北陸本線(富山行) 直江津→富山 場所: 直江津駅
16:30 場所: JR筒石駅 鉄子にはたまらない!トンネルの中の駅・筒石駅。 北陸本線(富山行)直江津→富山
17:20 もうすぐ泊駅。 北陸本線(富山行) 直江津→富山 場所: 泊駅
17:30 場所: Nyūzen Station 世界に真っ赤なフィルターをかけてみたら、何だかシアワセな景色に見えてきたよ。
18:10 ついに富山駅到着。今日はまだ明るい♪ 北陸本線(富山行) 直江津→富山 場所: 富山駅
うん、休むよ! 場所: 富山駅
18:30 狭いけどいい感じの配置。こんな仕事部屋が欲しいw 場所: コンフォートホテル富山駅前
19:40 到着後にネットで調べて行ってみた、白えび亭。こんなに有名な店だったとわっ 場所: 白えび亭
こんな簡素な店がまえだが味は天下一品。
とやま駅特選館の中にある白えひ亭で、白えび刺身丼と白えび天丼を食べて来た。エビ好きには至福の時間だった。お土産に氷見うどんと、明日のおやつにますの寿司を忘れずに買わなくては。 残念なのは、ご当地キャラメルが売ってないこと。誰か作らないかなぁ、白えびキャラメルw 場所: 富山駅
20:30 鉄人も薦めてる氷見うどんはトーゼン買いました♪ 場所: 富山駅
路面電車乗りたいっっ 場所: 富山駅
楽しいのだろーか>一人でも楽しめる店。怪しい路地ににゃんこ。富山結構楽しい♪富山駅の渋い路地にいた美ニャンコ。
この組み合わせ・・・
駅前のデパートの中の茶フェサララが時間切れで入れず。その後、やたらおされなカフェを見つける。ホテルの一階のようだ。EST CAFE。なんかお茶をする気がだんだんうせて来て、コンビニで飲みモノを買い、怪しい街探検に路線変更する。
このお祭り行きたいなぁ。
21:10 何がビックリって、右の店が営業していたことと、左の中華屋が激混みだったこと!
21:20 この議員さんが中国人にしか見えない件。どっちが怪しいかな謎だが、どっちが異国っぽいかと言えば・・・・ 場所: 富山駅
21:30 富山の名物っぽい飲みモノを入手して、ご機嫌でホテルへ帰還。右のは桑の葉っぱのお茶なんだって。ー 場所: コンフォートホテル富山駅前
ふふふ。着実に南下している〜〜〜明日の夜には名古屋に着く予定です。楽しかった旅ももうおしまい。せつないなぁ。