生誕100周年 トーベ・ヤンソン展〜ムーミンと生きる〜

150916tove_jansson1web.jpg京都市美術館でマグリット展を見た後は
大阪に移動して、トーベ・ヤンソン展へ。

実は今回最初の目的はマグリット展だったにかかわらず
トーベ・ヤンソン展が見られるとわかった途端
私の中ではメインはトーベに移っていたので
マグリットが思いがけず早く観終わって
予定より早く移動出来て、ホントよかったのです。

さて、トーベと言えば、日本ではアニメ・ムーミンの原作者
と言うことで有名ですが、彼女の祖国フィンランドでは
トーベは総合芸術家として著名であるというのは
予備知識としてあったので、ムーミン以外の彼女の作品を
とても楽しみにしていました。

そして、その期待は裏切られることなく
いえ、もう予想以上の作品たちが待ち受けていたのです。
いやもうホント素晴らしい!
この感動は、2009年に現代美術館で見たメアリー・ブレア展以来
かもしれません。


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マグリット展(京都市美術館)

150916magritte_web1.jpg150916_MG_8080.jpg先日、日帰り駆け足で、京都と大阪に行ってきた。
京都市美術館で「マグリット展」を
あべのハルカス美術館で「トーベ・ヤンソン展」を
それぞれに見てきた。
(前置きが長いので、レビューだけ読みたい方は
サクッと続きを読んで下さいませ。
(途中ライン画像で区切ってある下))

まったく関連性なく、たまたま会期が重なっていたので
今なら両方見られる、えいっ!と行ってきたのだけど
二人の作家の特性を考えた時に、意外と比較できて
同じ日に見られたのは、面白かった。

「マグリット展」は東京の国立新美術館で
長いことやっていたのだけど、結局見に行けず。

たまたま知人の編集長が「マグリットの装幀も展示されていて面白かった」
とFBに書き込んでいて、それなら是非見たいとなった。
しかし、この夏は本当に忙しくなかなか時間が取れず。
ようやく9月に入って落ち着いて、行けることに。

さすがにマグリット展だけでは寂しいので、他にめぼしい展示が
やってないか探すと、なんと大阪のあべのハルカス美術館で
「トーベ・ヤンソン展」がやってるではないか。
横浜で去年始まった「トーベ・ヤンソン展」大阪が最後だという。
これは見なくては!
それもこっちの方が会期が短い!これは連休前に行かなくてはだわ。

さて、日帰りであることと
京都と大阪は同じ関西圏と言えども県が違うから
移動にはそこそこ時間がかかるので
そこから逆算して、駆け足で移動して
それぞれ2時間ずつ時間が取れそう、ということに。
何とか見終わりますように。


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アートラボあいち長者町&大津橋

150904_IMG.jpg150904_IMG2.jpg芸術大学連携プロジェクト「Sky Over I」を見に
アートラボあいちに行って参りました。

芸術大学連携プロジェクト「Sky Over I」

会期|2015年8月7日(金)〜9月27日(日)
会場|アートラボあいち大津橋(開館日:金、土、日、祝)
   アートラボあいち長者町(開館日:木、金、土)
開館時間|11:00〜19:00(金曜は20:00まで)

         

アートラボあいち Art Lab Aichi

アートラボあいち大津橋
名古屋市中区丸の内三丁目4-13 愛知県庁大津橋分室2階〜3階
Tel: (052) 961-6633
開館日:金、土、日、祝
開館時間:11:00〜19:00(金曜〜20:00)

アートラボあいち長者町
名古屋市中区錦二丁目7-20 旧玉屋ビル3階〜5階
開館日:木、金、土
開館時間:11:00〜19:00(金曜〜20:00)


「あいちトリエンナーレ2016」に先駆け、情報発信基地が再始動!


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「錯覚体験 ふしぎワールド」

150831_IMG1.jpg150831_MG_7559.jpg150831_MG_7561.jpg名古屋市科学館で8/31まで開催していた「錯覚体験 ふしぎワールド」に
最終日、ギリギリに行ってきました!

錯覚と言うと「目の錯覚」とは言いますけど、「耳の錯覚」とは言わないように
ついつい「視覚」のみを想定してしまいますが、
実は「目の錯覚」は「錯視」と言い、それ以外に「耳の錯覚」は「錯聴」
「触る錯覚」は「錯触」と言うそうで、それぞれの「錯覚体験」のできる
楽しい展示でした。

錯覚と言えば、少し前にネットで話題になったあのドレス!も
展示されていて、何だか感激〜
150831_MG_7543.jpg
確かに黒と紺でした!んでも私は、金と白に見える派でしたー(とほほ)

会期最終日、夏休み最終日と言うことで、かなり混んでいて
隣のブースで見せているボールや棒の動きを、上から見ると錯覚して見える
という階段は、15分待ちで。でもしっかり待って見ましたー。
エッシャーみたいで、面白かった!ボールが下から上に流れるように見えたり
棒があり得ない場所を通ったり。隣で見ると、タネあかしされる仕組み。

階段自体も錯視の作品になっています。何か変な感じでドキドキしながら
降りましたー。

やっぱり錯視の作品が一番多くて、最初はカラフルな絵を
じっと見てると、動いてるように見るというコーナーで、
次は昔授業でやったような、外向きの矢印と内向きの矢印の
線の長さは同じでも、外向きの方が長く見える、というような
作品がずらーーーっと。単純だけど面白くて、全部じっくり
見ちゃいました。

錯聴は、コーナーが設けられていたのですが、30分おきの
スタートで、時間が合わず、座らなかったのですが、少しだけ
聞いたら、聞こえるはずのない音が聞こえたり、だんだん違う言葉に聞こえてきちゃったり、と面白かった。

科学館は、何度も出はいり自由なのですが、この展示は、一度会場に入ったら、外に出られないという話で
私たち暑くてのどが渇いてかなりしんどくなってきてしまい、それで錯聴に時間割くのを諦めたのでした。
でも面白そうだったので、錯触は少し並んで楽しみました。

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イエラ・マリ展 ―字のない絵本の世界―

150829iela_mari01_web.jpg150829iela_mari02_web.jpg自由人な私たちにしては珍しく、29日土曜日(焼肉の日だそうで)に
はるばる刈谷市美術館まで「イエラ・マリ展―字のない絵本の世界―」
見に行ってまいりました。

150829_MG_7443.jpg
てっきり名鉄で行くのかと思いきや、ジョルダン先生には
JRで行けと諭されます。
私は名鉄派なんですが、名鉄だと名古屋駅から550円
片やJRだと410円、しかもJRの方が速いとなれば
どちらを選ぶかはおのずと決まると言うもの。

東京に住んでいた頃は、山手線は日常の足と言う感じでしたが
名古屋に住むと、たった20分程度乗るだけでも
JRに乗るのは、「旅」と言う感じがするのはなぜでしょう。

と、超どうでもよい話で引っ張りました鉄子でございました。

さて、イエラ・マリ展。よかったです。
展示としては、超こじんまりとして小粒です。
当に東京の上野や六本木で、これでもか、というような展示を
見慣れた向きには、物足りなく感じるかもしれませんが

150829_MG_7480.jpg150829_MG_7468.jpg150829_MG_7470.jpg彼女の代表作の原画をざっと見るだけで
すごく五感がさわぐのを感じました。
イタリアの絵本作家、イエラの絵本は文字がなく、
始まりと終わりがないのも、大きな特徴だそうで。

主なテーマは「命の循環・命の連鎖」。

たとえば
リンゴに蝶が受粉して実がなり
リンゴの中にいた毛虫がやがて蝶になる。

たとえば
ワニはヒョウを食べ、ヒョウはオオカミを食べ
オオカミはヤマネコを食べ、途中
ヘビや蚊や人間をはさんで、ワニも何かに食べられ

たとえば
春が来てイタチは冬眠から目覚め、鳥は卵を産み
夏が来てイタチは活発に動き回り、鳥は子育てし
秋が来てイタチは冬眠の準備をし、鳥は巣立ち
冬が来てイタチはまた冬眠する

たとえば
にわとりが卵を産み、卵がひよこになり
やがてそのひよこも成長してにわとりになる

あの永遠の命題「鶏と卵はどちらが先か」
に答えたかのような作品。

どこが始まりでも終わりでもなく
どこからでも始められる

命は繋がっている!

それが素晴らしいんですね。

大人の私ですら、こんなにいろいろと感じるんですから
子供はもっと自由にいろいろ感じるんだろうなぁ。

『・・・と思ったら』の原画の中に、最後の方
「これ何?」と言う感じの絵が何点かあったんですが
元気のいい男の子が「ぺろぺろキャンディー!」と
お母さんに答えていて、思わずなるほど!と
そのお母さんと「子供の発想はすごいですね」
と思わず言い合ってしまいました。

この展覧会、刈谷の前は東京の板橋美術館で展示されたそうですが
見損ねて、わざわざこちらまで足を運ばれた方も多かったとか。
しかも入館料が破格の300円!(板橋は650円。それでも安いと思いますが)

差額の300円で、というわけでもないですが、ここに来る楽しみの一つにしていた
美術館内に併設された、茶室・佐喜知庵で、展示にちなんだ、りんごの和菓子で一服。
すごく贅沢な時間でした。

駒形克己さんのデザインも素敵な図録もしっかり購入して、たった1時間半の滞在だった
プチ旅行終了。
駒形さんのワークショップ受けたかったなぁー。親子限定ばっかで悲しい。。。

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写真:続きの写真もすべて宮田雄平(正方形の写真(宮田・ニワトリとひよこ・図録)を除く)


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「ユネスコ無形文化遺産登録記念  北大路魯山人の美 和食の天才」(京都国立近代美術館)

150704rosanjin_flyer408-1.jpgIMG_9193.JPG7/4(土)、大阪から一路京都に向かい、京都国立近代美術館で「北大路魯山人の美 和食の天才」を見てきました。京都の近美って平安神宮の大鳥居の横にあるんですね。久しぶりに京都でバスに乗って、遠足気分。

正直、想像していたよりずっと楽しい展示でした。実は魯山人について、全然予備知識なしで行ったんですよ。あ、料理人だったの?くらいのひどい初心者。それでもすごく楽しかったです。土曜日なのにあまり混んでなくて見やすかったし。京都の近美、いいかも。東京の近美はなぜか、イマイチ見づらい感じがするんですけどねぇ。
150704rosanjin_flyer408-2.jpg150704_MG_0282.jpg
私の住む愛知県は元々陶芸の盛んな土地柄。磁器を「せともの」と呼ぶようになった元は、県内随一の焼き物どころの愛知県瀬戸市ですし、世界的に有名な陶磁器メーカー・ノリタケや鳴海、Sangoなどはみな愛知県が発祥ですし。

お隣岐阜県は織部焼などで有名です。そんなわけで、私も見ただけで、ある程度の焼き物の区別はつきます。前出の「織部」と「志野」「備前」「九谷」「萩」くらいは大体わかるかな。と言ってもオーソドックスなものだけで、織部なら、あの定番の緑と黄色っぽいツートンのものとか、志野なら、白っぽいグレーで、ポコポコ穴が開いてるような感じのとか、備前なら、墨色の瓦のような素焼きっぽい感じのとかね。

なので、ほとんど産地当てクイズみたいになって、楽しく観ていました。もちろん、それなりに陶磁器の良さも味わいましたけどね。でも良いか悪いかなんてやっぱりわかんないです。好きか嫌いかだけでいいですしね。

それにしても、この展示で一番大白かったのは、最後に展示されていた織部を使って、実際にそれが使われているお寿司屋さんでのバーチャル体験が出来ると言うもの。

席は3席で、左からやや年配の男性、女性、若い男性の順に座っているというシチュエーション。お寿司屋さんは、女性→年配男性→若い男性の順にお寿司を置くのですが、食べるのは決まって、年配→若い→女性の順なのでした。そして、若い男性の席からカウンターの皿がやや遠く、彼がニューーっと手を伸ばすのが面白くて。女性の席に私、若い男性の席にはオット、年配男性の席には知らない女性が座って、周りも巻き込んで盛り上がりました。さすが関西人はノリがイイね。

ちなみに、お寿司の出てくる順番は、中トロ→タイ→ウニ→コハダ→アナゴ、でした。こう言うのは忘れないね(笑)


              


IMG_9189.JPG京都にて。イノダは何度か入ってるので、今回は小川珈琲。運よく本日のコーヒーはコスタリカ!新婚旅行の思い出の地なので、あると必ず頼んでしまう。このところ体調が悪く、昨日は死にそうになってましたが、それなのに、朝食バイキング食べ過ぎて、苦しかった。。。→ただのバカ。
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京都駅で一つずつお土産が買える店で買ってきた。いいねこういうの。売上1位〜5位までのを買ってみたら、どれも美味しい♡1位の粟田餅は、しょうゆ味のお餅の中にアンコが入っていて、初めての味わいで、ちょっと感激してしまいました。んでも2位のそすいもちも美味でございました♡4位の双縁餅も美味しかった。どうやら、羽二重餅が好きな様です。

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エア観賞その2。『いつだって猫展』(名古屋市博物館)

top.jpgup_maste01.jpgup_maste02.jpg
ものすごく行きたいと思っていたこの展示、気付けば今週末まで!行けそうにありません。それにしても、図録も魅力的だし、売り切れちゃったというマステ!!(国芳(左)と広重(右)バージョン)入手できた方が心底うらやましい!!

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エア観賞。ミナ ペルホネン展覧会『ミナカケル』(スパイラルガーデン)

10563183_496647043815700_2868116201531229561_n.jpg6/7(日)までスパイラルで開催中のファッションブランド・ミナ ペルホネンの展覧会『ミナカケル』に行ってきました!

・・・嘘です。行ける訳ないです。だって名古屋だもん(涙)二週間前に上京したばっかで、また上京する余裕なんてないしー!!

そんなわけで、FBに友人が上げていた写真を見るだけで、行った気になることにしました。それにしても、撮る人によって、写真も個性が出ますね。左の写真は、某インテリア雑誌の編集長が撮ったもの。S編集長ってば、ミナの展示のことなんか全然知らずに、たまたま暑かったから、涼みにスパイラルに入ったらやってたんですって!悔し〜〜〜!!しかし、インテリア雑誌の編集長らしい「インテリア目線」での写真はさすが。

続きの写真は、写真部仲間の友人Ericoさんのもの。さすが雑貨好き、ファッション好きなオシャレ女子の視点の写真になっております。Ericoさんはバッグ買っちゃったんだって。いったいおいくら万円だったんだろう(死語)。そういえば、7〜8年前は、鳥バッグが欲しくて欲しくて欲しくてたまらなかったなぁ。40過ぎて落ち着きましたが。minaは、端切れが欲しいのです。それで自分で好きなもの作りまする。主に帽子ですが。


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「線を聴く」展(銀座メゾンエルメス フォーラム)

150513_hermes1.jpg
パレットに行く前に普段は全く縁のない銀座メゾンエルメス フォーラムに、「線を聴く」展を見に行きました。すごく面白く刺激的な展示でした。これぞモダンアート!

富士山の地図の等高線をただひたすらカッターで切り抜いたという作品や、ただひたすらパターンを並べたもの、ただ紙に折り目を付けて並べたもの、ただいろんな大きさの輪ゴムを並べて円を作ったものなど、一見バカバカしいような作品が味わい深くて、面白い!アイデア勝負だよね。

下の動画の最初に見えている、この家具欲しい。この家具とフォーラムの会場全体を使って線を描き、ある場所に立つと全部繋がってるように見えるというのが、一番面白かった。当然会場に来てからの制作だそうで。見える場所は一ヶ所ではなく、何ヶ所もあって、それを自分で見つけるのが楽しかったのだ。

展覧会映像とアーティストインタビュー(20分/日本語版/2015)


展覧会を見て、一階に降り、エルメスブティックを横切って外に出る。ドアの近くにはドアマン。一分の隙もない動き。私がふと、エルメスのスカーフのコレクションを収めた冊子を手に取り、入り口に向かう。ちょうど良いタイミングで、ドアの外に送りだされる。

表に出て、オットが一言。もう冊子を手にした、あの時から彼はヒヨコちゃんを見ていたよと言う。たぶん、顔とか手とかじゃなくて、脚の方向なんだろうね。それにしても、外から来る客と中から出る客の両方に目を配りながら、完璧なタイミングでドアを開け、閉める。すごく大変な仕事だよねー、と言い合う。

普段このようなハイブランドとは縁がないもので、すっかり感心してしまいました。しばらく歩くと、近所のディオールにも、やっぱりドアマン。同じく一分の隙のない動き。彼らはどこでどう訓練を受けるんだろう。すごいよね。

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映画2本「サマータイムマシン・ブルース」「スペーストラベラーズ」

GW中前半はずっと仕事で、どこにも出かけないので、せめて夜に映画を見た。テレビシリーズ「踊る大捜査線」で大ヒットを飛ばした本広克行監督の2本。5/2が「サマータイムマシン・ブルース」5/3が「スペーストラベラーズ」。

「サマータイムマシン・ブルース」(2005)・・・これはかなり好き。バカバカしいけど面白かった。瑛太いいよね。映像見ると、どんどん好きになってしまうわ。そして男の子って本当に馬鹿よね。その馬鹿さ加減が、何とも愛おしくてさ。ヴィダルサスーン、最高なんだわさ。未来人が中途半端に昭和な感じもおかしいし。街並も微妙に古臭くて、最初いつの話なのか全然分かんなかった。たった10年前の話とは。でもそれも意図的なものなのかも。あーなんか青春だわ。私は今が楽しいし、過去に戻りたいとは全然思わないけど、こういう青春はなかったので、ええなぁと思ってしまうわ。真木よう子の女子大生役がどうにもヘンで先生なのか?と思ったんだけど、この当時まだ22歳なのね。色ッポすぎる!んでも主人公が選ぶのはやっぱり上野樹里系かわいい子なんだな。

「スペーストラベラーズ」(2000)・・・「踊る」が大ヒット中で、かなり影響が強いのを感じるというか、ほぼ同じ世界観って感じ。甲本雅裕がヒロトの弟だと初めて知るが、そう言われれば、に、似てる!面白かったけど、この中途半端に感動させようという「踊る」と同じ感じがあんまり好きじゃない。コメディならコメディだけでええやん。と言いつつ、最後、池内くんが死んじゃうシーンでは、ちょっと泣いちゃったけどさ。それにしても、渡辺謙がカッコよすぎ。ガタイいいよね。金城武がちびっこに見える。金城武もめっちゃかっこいいんだけど。でも私の中でのヒットは安藤政信くん。かわいいよね。って、もう15年も前の映像だけどさ。今や40近いおっちゃん。いい味出してるといいなぁ。映画については、昨日の映画の5年前ってことで、まだ練れてないというか、フジの趣向で「踊る」に近づき過ぎちゃった感じで、ちょっと残念な仕上がりではある。やっぱ昨日の方がよかった。


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