22年目の太陽のリング

2012.05.21 Monday 22年目の太陽のリング
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「くすぐったそうに 振り向いた あなたを見てたら すごくいいこと 思いついた 聞いてね
指輪をくれる? ひとつだけ 2012年の金環食まで 待ってるからとびきりのやつを 忘れないでね 
そうよ 太陽のリング」

1990年にこの曲を聴いてから、もう永遠に来ないかに思われた、この日がついにやってきた。
43歳の自分は、すっかり枯れたおばさんになってると思っていたが、まだまだ現役だった(つもり)(笑)

朝目覚めて外を見たら明るくて!!やったーーーーと飛び起きて、早朝の街へ飛び出した。
7時15分過ぎに到着した白川公園。もう沢山の人だった。
いきなりNHKの取材が始まってて、みんなで顔にお面を当てて並ぶ。

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そして輪がつながった瞬間、本当に怒涛のようなどよめきが起きた。ホント、感動!!!

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えーあれに見えまするは、金環食でござい〜〜〜
Kさんの作ってきたピンボール板(?)で、木漏れ日体験。こんな風に見えるんだね!!
ブラザーアースと共に。誰のかわからないカメラにおさまるひよこ。
そんなわけで、7:32から2分間の天体ショーは、無事終わったのでした!!

120521nissyokuIMG_0991.jpg「どうすれば伝えられる?こんな気持ちを どうしたら伝えられる?愛してるって
あなたがいれば 泣けるほど シアワセになる 気の早い半袖通って
あなたがいれば 泣けるほど シアワセになる 気の早い約束聞いて
あなたがいれば 泣けるほど シアワセになる 時間を超えた 永遠を信じたくなる」
改めて「時間旅行」を聴いていたら、涙が止まらなくなった。
18年後の北海道の金環食も、一緒に見る約束をした。
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ドキドキしながらほっとイブニングを見たが、映ったのは一瞬だった(笑)

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金環食後は神戸館へ。オーナーと創作について語り合う。やっぱイケメンはよいの♪


                  


2012.05.20 Sunday 漫喫気分とお面作り
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今日は午後から「○ゼミ生の本棚」に出かけた。すっかり漫画喫茶気分。聖☆おにいさんは借りてしまった。
めっちゃおもしろい。

私がこの棚のラインナップ、ステキ♡と思ったのは、Tさんの本棚。
もともとTさんの担当する授業はツボにはまるものが多かったのでナットク。
本人に伝えると「それは、あなた若くないわね」と言われた。それもナットク(笑)
ちなみに、キヨシローとか異族などの並んでる棚(これはどーでもよいのだが(笑))
絵本とかイラストのかわいい料理本とかツボツボツボ。

次はぜひと言っていただくが、よくよく考えると、私もオットも、すごく気に入ってる本は
あまり人に触れてほしくないというたちなので(こういう性分って、どうしようもないよね)
難しいかもなぁ。Webにまた「私の本棚」載せるかな。

と言っても、本はほとんど見ないで、Mさんの○○町めぐりの話とか、Bちゃんのダイエットの話とか聴くうちに
あっという間に16時半を回ってしまい、大慌てでテレビ塔に向かう。

夕方から夜にかけて、明日の金環食に向けてのお面作り。

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テレビ塔3階の、一般の人は入れない部屋にて♡
前に訪れた時は紅葉が美しかったけど、今は新緑がきれい。

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さて、1時間半弱の作業時間で、あっという間にここまで出来上がり♪
周りはもっとアートな感じに仕上がっていて、私ホントにプロなの??
と言う幼稚な仕上がりにがっくりするが、目のバランスといい唇のまったり感といい
ぴぴちゃんそのものに仕上がって、割と満足。
二つ作ってもよいということだったので、ダーリンを途中まで仕上げる。
(おじさんに「モリゾー?」と言われ、悲しむひよこ)

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左:夕飯は久しぶりに、宮本むなしへ。だって東京から撤退しちゃったんだもん。
なんかすごくおじちゃんがかわいくて、いい店だった。割とここはどの店も店員さん感じいいな。
そのあとマックでお茶。ソフトクリームがてんこ盛りの幸せ。(写真はない)
右:帰宅後、アクリルで仕上げたのがコレ。我ながら夫にそっくり。

さて、あとは明日、晴れてくれるだけ!!!!(お願いっっ)


                  


120524earthquake1.jpg2012.05.24 Thursday 青森で地震&私が勝間的だということ。

青森県東方沖 でマグニチュード6.0の地震が発生。
最大震度5強。函館も震度4か・・・。 http://bousai.tenki.jp/bousai/earthquake/detail-20120524000242.html

今日はひたすら絵を描いていた。
昨日まで考えてた構想とは全然違う絵になったけれど
方向性は悪くない。
なかなか満足。


この本を読んで、私はカツマ―ではない(勝間さんの信奉者だったり、勝間さんのやり方を真似ようとは思っていない)
けれど、考え方はかなり勝間さんに近いのだということがわかった。

私はカツマさんの本を読んだことがないので、勝間さんの本がどのようなものかは知らないけれど
この本を読む限り、勝間さんの言い分はこうだ。

「自分は、子供と過ごす時間を作りたくて、仕事を効率化する方法を考えた。仕事の効率化して成功することで
シアワセになれるのではなく、シアワセと言うのは、コンビニのお菓子をただ家族と食べるだけで感じられるものだ。
ただ、お金はないよりはあったほうが、幸せにはなりやすい」

今のご時世で、のんびり専業主婦のできる人などほとんどいない。皆、時間と闘いながら、家族との時間や
個人的な時間を捻出して楽しむしかない。そのために効率のあげ方を提唱している、というのだ。

それに対して、香山さんの言い分はこうだ。

「けれど、実際に勝間さんの本を読んで、効率化を図って成功しなくてはダメだと思いこんで、頑張りすぎて
成功できずに心が病んでしまう人はどうすれないいのか。頑張りたくても頑張れない人はどうすればいいのか」
そう、執拗に食い下がる。その香山さん自身は、怠け者で、努力したくてもできない人だというのだが
読んでいて「ふざけるな」と言いたくなる人は多いのではなかろうか。

精神科医で、本を何冊も出してる香山さんは明らかに成功者で、決して、経歴からは、勝間さんから遠く
かけ離れた存在ではないだろう。
むしろ、「努力できない人」は自分ではなく、自分の患者さんだと突き放して話してくれた方が
まだ共感できるのではないかと思う。

それにしても、何だかやつあたりにしか過ぎないような気がしてしまう。

何かを信じてそれにすがりついてしまう人と言うのは、残念ながら、どの時代にもどんな場所にも
いるのではないかと思うし、勝間さんは、決して人を騙そうとしてる訳ではないし、本というモノは
自分の主張全てをよしという書き方をするものだ。そういうものなのだ。

それを、話半分にして、自分にとっていいエッセンスだけ受け取るようにする力と言うモノは、読者の方にも求められる。
少なくとも、人の本を読んだくらいで、入り込んで病んでしまう人に対して、書いた人は、そこまで責任を
持たなくてはいけないのだろうか。

私自身は、今のところ、仕事に効率化を求めていないので、勝間さんの本は読まないし、だいたいが、この通りにしてたら
絶対成功するなんてことを信じてないので、マネする気は毛頭ないが、考え方は大いに共感できる。
と、ここで思い出したのが、友人Sに若い頃に言われたこと。
「誰もが、ひよこちゃんみたいに、努力できる人ばかりじゃないんだよ」

今思うと、当時は私は専業主婦で、努力なんて何もしてなかったんだけどね。
Sは、ずっとちゃんと仕事して、自力でマンションまで買った人。全然えらいんだが・・・・不思議だなぁ。


                  


2012.05.25 Friday 8年前のティーカップ。
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人生と言うものは、どんなに時間がかかっても、自分がこうありたいと思う方向へ
ちゃんと自分を運んで行ってくれているものだ、ということを実感する今日この頃。
そんなとき、このティーカップを思い出す。
これは、私の10年間の絵付けした中で一番苦労したもの!!なのに、自分で窯に入れて焼くときに、何か設定を間違えて
焼く温度がとんでもなく高くなってしまい、表面ボコボコのえらいことになってしまったのだった。
そのときの、泣きたくなるような気持ちと言ったら!

けれど、あきらめずに、上から金を入れて、丁寧にバラを描いたら、あら不思議。
すごく味のある素敵な作品になった、と先生にもおほめいただいて、すっかり気をよくしたのだった。
あきらめたら、そこで終わり。でもあきらめなければ、神様は、意外な形で、ちゃんとプレゼントを
用意していてくれるものなのだ。

お・し・り♡

カチクラって知ってる?
すっかりご案内が遅くなりましたが、今日から始まった「モノづくり」イベントの
お知らせです〜。よかったら、ぜひ遊びに行ってみてくださいね♪
→『モノマチのお知らせ』 
 http://ameblo.jp/hiyoko-dagane/entry-11260372514.html


                  


2012.05.26 Saturday 営業。
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ちょっと遠くのスーパーまで買い出しに出かけ、休憩に食べたもの。
銀だこは、ネギトロロわさびがけに挑戦してみたら、うまかった。

レインボーハットアイスって、初めて食べたんだけど、おいしかった。
すっごく毒々しいほどカラフルなんだけど、自然素材なんだって。
これは「大人のマリンソルト」それと「黒蜜きなこ」が隠れてる。

都内には葛飾区・足立区・板橋区にしかないらしい。道理で知らないはずだ。
たこ焼きがあんまりおいしかったので、思わずこんなブログ書いちまったよ。
http://ameblo.jp/hiyoko-dagane/entry-11261179080.html

引っ越して一年近く経って、担当の生保(なまぽではなく生命保険)のおばちゃんに近所のマックで会った。
全身ヒョウ柄で、思わず「大阪の方ですか?」と聞いてしまった。
んでも、話をするうちに、この仕事を38年もやっていて、何度も表彰されたというのがよくわかる
にじみ出る人柄のよいおばちゃん。

思わず、いろいろと(契約には関係ない)おばちゃん(77歳!)の元気の秘訣などを聴いていたら
急に、あなたも一緒に仕事しないか、と誘われた。

まぁ、紹介しただけでお金になるので、誰にでも言うそうだが、私は本当によく向いてそうだと誘われる。
今日も、今すぐ所長に紹介したいとか、すごい熱の入り方。

しょっちゅう、もっと(イラストの)営業しろと言われる私なのに。
そんな営業力があったら、たぶん、もっと売れっ子になってると思うよなー(笑)


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私は小鳥。

2012.05.16 Wednesday 一丁目(たぶん)の夕日。
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今頃住所変更のために、パルコのセゾンカウンターに行ったら、永久不滅ポイントが
すっごくたまってて、パルコの商品券だと3万円以上になるという!!
パルコには世界堂が入ってる♪るん♪と思ってしまった私は、仕事バカなのねん。

脂の乗ったシャケがおいしすぎる件。緑の葉はアイスプラント。
プチトマトは赤より黄色の方が甘くておいしい気がする今日この頃。

月曜日の金環食に向けて、がぜん盛り上がっています!
ここのサイトで、自分の住む地域からどんなふうに見えるかがわかります。
愛知県は全域できれいな輪が見られるようですねー。楽しみです♡
http://www.annulareclipse2012.com/aichiken.html#pref_map

そしてお面の授業は当選した!!るん!!


                  


2012.05.17 Thursday 私は小鳥。
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おはようございます。今日は母の誕生日。穏やかな一日でありますように。
(なぜか昨夜眠れずに徹夜してしまった)

寝不足でフラフラしながら、歩いて30分近くかけてケーキを買いに行ったら定休日。
慌てて別の店で買ったら数が足りず。

そんな日だったけど、欲しかったシャツが届いただけで、シアワセになれてしまう自分は、我ながら単純だと思う。
奥の鳥柄だけが私の。


この本読み終わった!!(笑)

私はこの本、至極うなずけるんだけど、(ただ、こればっかじゃないよ、とも言いたい部分はあるけどね)
書評はおおむね酷評のようだ。そしたら、こんなレビューを見つけた。なるほど!

恋愛には正の連鎖、負の連鎖があって、女として全存在を肯定され、愛されるという経験は女を美しくするというのは
もろ手を挙げて賛成。
けど、私なら、女としてではなく、人として全存在を肯定される方がいいかな。小悪魔より小鳥になりたい私。

ちょうど3年前に書かれたレビュー。
勝ち組女の実践論(2009/5/17)By besteffort (東京都港区南青山)

私は男ですが、女性から恋愛の相談を多く受けるので読んでみました。
この本は、【すでに自分はモテている】といセルフイメージがある人以外は、参考になりこそすれ
感情的に肯定しがたいと感じました。

例えば、【努力でどうにもならないこと】を要求していること。
・整形手術は絶対反対、  といっているのに同じ見開きで
・小悪魔な女のビジュアル として努力でどうにもならない項目をいくつもあげている。
それじゃあ、”お前は美人だからそんなこと言えるんだ”という批判が出ても仕方がない。
*努力しても顔の形も、あごの形も変わりません。

自分の世界観で書いているから、全く正直なのだろうが、モテていない女性のカンに触るような発言や
やる気をそぐようなことを平気で言ってるし、それを自分のステータス向上につかっている節が多く見受けられる。

読者レベルがあるとしたら
”実際にモテていない 〜 恋愛に自信がない” レベルの人は、心理的に受け入れがたいし
読了後の印象も悪いと思うので避けた方が良いかと。
それよりも”いまでもそこそこだけど、もっと実践的にモテたい”っていう人向け。

私個人の著者への印象は決して良くはないですが、正直に自分の世界観を伝えていると思います。
著者が主張していることは、男性の自分から見て、表現の善し悪しは別としておおかた真実だと思います。

ただ、女性にも男性にもセルフイメージがあって【私はダメだ】とか
【美人は緊張するから、フツーの娘の方がいい】とかいうセルフイメージが低い人の方が多いと思います。

人気作家、水野敬也は自分が【モテない】という揺るぎないコンプレックスから恋愛本を書いていますが
この著者は自分が【モテる】という揺るぎない自信でこの本を書いています。そしてそれは当然のことのように
セルフイメージの低い人に対してあまり心理的なフォローはないです。

この点を受け入れがたいと思うのであれば別の本を参考にした方がよいでしょう。

実践的なハウツーをたくさん書いているので、想定読者層には、すぐに参考になる分
受け入れがたい人には反発となり、薄っぺらいという評価や著者に対する人格攻撃につながるのかも知れません。

そういう人は「美女の教科書」などの齋藤薫の方が、テクニックより精神論が多いのでそちらをオススメします。

15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0

                  


2012.05.18 Friday 熱いオトコ
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バラの季節♡ http://t.co/j2PYHP6K

この唐揚げを落とした人は、さぞかし無念だったことでしょう。

オレンジ&みかん。しつこいか?w
このパン、名古屋にある西陵高校とLAWSONと山崎パンのコラボなんだって。
西陵高校はラグビーの名門だけど、なぜにみかん?

今日は自転車を買いに、円頓寺商店街の自転車屋JUNへ。
たまたまネットで、熱い店主がいる店と言うことで見つけたのだが、買うのは二度目。

今日、店主が
「この自転車は、お姉さんと同じくらいの年の女の子が、先日台湾一周してきて
整備してって持ってきたんだよ」
と言うので
「私と同じくらいって、いくつくらいの子?」と尋ねると
「23〜25歳くらい」
「またまた〜。そんなお世辞言わなくても今日は買いますよ♪」
「お世辞じゃないよ」ときょとんとする店主。

オットと「あの人そんなに私と年違わないよね。50ちょっと過ぎくらいかな?」
と言ってたのだが、ブログを見たら、1945年生まれだって!!
おっちゃんのほうがびっくりだよっっ!!

名古屋市西区に在る名古屋駅より徒歩10分の自転車屋「自転車工房JUN」
http://ameblo.jp/colnago66/


                  


2012.05.19 Saturday バラとグリーン
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なんじゃもんじゃの木の下で。 http://t.co/BXphvTtw

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左/プリンセス・ドゥ・モナコ 中/琴音(フロリバンダ・日本(2002))右/フリージア(フロリバンダ・ドイツ(1977)) 

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パパメイアン。黒バラの魅惑♡ http://t.co/lXb5rBEI
(ハイブリッドティー・フランス(1963))

黒薔薇と呼ばれる黒味を帯びた深い赤色の品種。ダマスク・モダンの香りが特徴的。
バラの栄誉の殿堂入りを果たしている。

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左/ミモレ(フロリバンダ・日本(1975)) 中/ミュージック(フロリバンダ・作出国・年共に不明) 右/リンカーン

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ブルームーン。 http://t.co/tIREjpLb

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暑さでフガフガいいながら、ポテポテ歩いてきたポメラニアン。
日陰に入ると、もうダメ、とへたり込んでました。かわゆし。

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冒頭のなんじゃもんじゃの木の下で出逢った、ダルメシアンとアイリッシュ・ウルフハウンド。
やっぱりオットはモテる。
写真は間に合わなかったが、アイリッシュの方もかぶりつかんばかりに彼によって行った。
ストエカスラベンダー。


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左/ココストアの爆弾おにぎりの驚異的な腹もちはすごいっ。
右/名古屋市農業センターの牛乳で作られているアイスクリーム。どれもおいしかった!!


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たまたま入った喫茶店は、彫刻好きな店主のいる不思議な店だった。


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本日二度目のお茶。ショートケーキにクレープが乗ってるなんて、なんてシアワセ♡

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お夕飯は初めてのお魚・万鯛。カレームニエルにしてみた。
アゴに手を当てて、つい言ってみたくなる「う〜ん、マンダイ!」


                  


IMG_2669.JPG2012.05.22 Tuesday 足もとのワークショップ
今日は静かな一日。
昨日の夜、ようやく、描くモノも決まって落ち着いたが
実際に手を動かすのが、なかなか進まない〜〜〜〜

そんな中、そういえば、ボストン美術館の展示見に行かなくちゃ
と思って調べたら
なんと、今週末でおしまい!よかった!!
と思いながらサイトを見てたら
こんなワークショップがあったのね!!
金沢のは見落とさなかったけど、足もとを見逃してた(笑)

悔しい〜〜〜〜〜〜!!とFBに悲しみをぶつけてみたら
Bちゃんが、行ってきましたよ〜。会場にはマネキンに
ドレスのデザインをするコーナーがあったので
ひよこさんはそちらも楽しめそうですよね♪となぐさめてくれた。
やさしさがうれしかったので、よしとしよう。

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この展示、名古屋でしかやらないらしく、東京でのワークショップの要望にこたえて開催されるらしい・・・
けど、美術館のはもっと安かったんだろうなぁ。
http://lemmikko.com/blog/atelier/20120521-atelier-3rd-work-shop.php
と思って調べたら、こんな感じでした。やすっ!!
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7D初撮りは鶴舞公園にて。

2012.05.13 Sunday
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久々に着物でお出かけ♡おNew(って、今は言わない?​)の着物はうれしいな♡
ココストアの爆弾おにぎり。コンブ、シャケ、高菜、梅肉と4種類も入って220円。女子なら昼はコレで充分かも。
昨日買った7Dの初撮りのために、鶴舞公園にバラを見に行きました。
桜の名所100選にも選ばれているこの公園は、今はバラが見ごろ。
ロイヤルサンセットと言うバラ。あ、この写真はiPhoneです(汗)

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この色鮮やかなインコ。遠目からもすごくよく目立って「鳥がいる!」と言うオットに
「えー。おもちゃじゃないの?」と言いつつ近づいてみると、確かに本物のインコ!!​
インコはうまく育てれば50年ほど生きるそうで、この子はまだ3歳。
自分とインコ、どっちが長生きできるか競争​だ、と飼い主さん。
彼らは、この子を入れて4羽のインコを連れて公園に来ていた。

ベニコンゴウインコ
学名:Ara chloropterus
英名:Green-winged Macaw 、 Red-and-green Macaw
オウム目インコ科・南米原生

この色鮮やかなインコちゃん(♂)
てっきり、緑なんとかとか、黄色なんとか言う名前かと思いましたら、シロハラインコ、でした。そっちかいっ。

シロハラインコ
学名:Pionites leucogaster
英名:White-Bellied Caique
オウム目オウム科シロハラインコ属
原生地:ブラジル北部のアマゾン熱帯雨林、ベネズエラ南部、ギアナ高地
黒、緑、黄色、橙色、白、そして青、すべての色の羽が見られることから、時に”七色インコ”と呼ばれることがある。

この子が一番若く、女の子なので一番なつきやすいとのことで、私の手に乗せてくれようとしたのですが、ささっと逃げられ、
飼い主さんの肩の上へ・・・う、うらやましい〜〜〜(涙)

ズグロシロハラインコ
学名:Pionites melanocephala
英名:Black-Headed Caique
オウム目オウム科シロハラインコ属
原生地:ブラジル北部のアマゾン熱帯雨林、ベネズエラ南部、ギアナ高地

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このかわいらしさとは裏腹に、この子は結構激しい子らしく
「ガブッと行くから危ないんです」
と、言いながら、飼い主さんが彼からインコを引き離したのだが、何度離してもすぐに彼の膝によじ登ってしまった
インコは、やっぱりオスなのだった。

オーストラリアの個有種で、日本では珍しいインコなのだそうです。
見た目はかわいいが、気性が激しいらしい。見た目に騙されました、と飼い主さん。

モモイロインコ
学名:Eolophus roseicapilla
英名:Galah(ガラー)
オウム目オウム科
オーストラリア原生(固有種)
英名のGalah(ガラー)は先住民・アボリジニの言葉から来ている。

やっぱりオトコ(♂)に好かれるオットに嫉妬。


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これから結婚式の開かれる奏楽堂。参列者のご婦人とコスプレイヤーとフツーのカップルの行きかう風景。
鶴舞から大須に向かう途中で入った喫茶店にて。コーヒーはブラジルだっけな?→コロンビアでした!
お店のマダムのおしゃべりを聴いてると、こんなに名古屋弁って気持ちのよいものだったのかーと驚く。人柄なんだなぁ。
廃墟の中に廃車(ジープ?)

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大好きなヒルザキツキミサウ(昼咲月見草)。他にも素敵な花がいっぱいで、手入れをする人のセンスを感じました。
英名、ピンクレディーズなんですね。この花の可憐さとほんのり感じる色っぽさにぴったり。

ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)
学名:Oenothera speciosa
アカバナ科マツヨイグサ属。多年生植物。
英名:Pinkladies、 Showy evening primrose — 場所: 中保健所

これも大好きなお花♡素敵な一画なのでした。

ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)(ピンクのお花の方)
学名:Persicaria capitata、Cephalophilon capitatum、Polygonum capitatum
タデ科イヌタデ属の多年草
別名:カンイタドリ、ポリゴナム
ヒマラヤ原産

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大須&上前津のあたりの春日神社。
名前だけでなく、赤い色の建物や灯篭の下がった回廊など似てる―と思ったら、春日大社を総本社と する神社なのだそう。
狛犬ならぬ狛鹿。反対側はメスでした。

そろそろ大須。鶴舞から大須は、気持ちのよい気候なら、歩いてもじき着きます。
母の日なので、母の好きな五平餅とお団子を買って帰りました。

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これは2020年になってから作った画像。

こちらはツイッター用。
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2012.05.11 Friday 腰痛

今日は画材を買おうと思ったのだけど
起きたら腰が痛くて起き上がれず、鎮痛剤を飲んで、何とか復活するも、一日大人しくすることに。
そんなわけで、FBしたり、絵を描いたり。

昨日の写真をネタに。
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10か月前に引っ越してきて、一番驚いたのが、区役所のあまりの豪華さ!名古屋市って、やっぱり潤ってるのかなぁ??ww

この〜木何の木?? → ベニカナメモチ でした!
赤と緑と白のコントラストが目に入ってきて、これ何?と思わず撮影。
公園(グラウンド)の横に一本だけ植えてあったのー。
花はシモツケみたいに小さい花が密集しててかわいいの。
んでもシモツケはこういう葉っぱじゃないのだな。(2012.5.10)


                  


2012.05.12 Saturday New相棒

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左は二月(オット)のNew相棒。右は私のNew相棒。全然ちゃうやんww

それにしても、どちらもいい店員さんに出会って、いろいろ教えてもらえたし、やっぱいい人だと素直に買いたくなる。
いいお買い物したなと言う感じでした。

それと、空気清浄機を買って、えらい荷物になって帰宅。


最近、4コマ漫画描くサンプルのために、この本読んでました。
んでも、載ってるひとコマが面白すぎて、無理(笑)
面白かったからよかった。私は40代だけど、思い当たる節あり。

んでも、年齢に一番こだわってたのは、36〜37くらいのころかなぁ。
確かにあの頃は生きづらかった。40過ぎちゃえば、突き抜けるんだけどね(笑)


                  


IMG_2505.JPG2012.05.14 Monday ひとりの時間
今日は一人で買い物に出かけ、まったりお茶しながら読書。

私は本来ひとりでいるのが好きで
いつも一人でどこへでも出かけて楽しんでたのだった。

オットと出会うまでは。

こんなにいつも一緒にいて、疲れも飽きもしない人がいるとは不思議だ。
今日も寂しくも物足りなくもなく、逆にホッとしたりもしない。

やっぱり一人が好きだけど、二人も好き。今はそんな感じ。


で?この本を読んでいたのさ(笑)


                  


IMG_2508.JPG2012.05.15 Tuesday 小さな歓び
最近マジックソルトがお気に入り。
それからアイスプラント。

来週月曜日の金環食のメガネをどうしようか悩んでいたら
大ナゴヤ大学のお面の授業を知る。

明日までじゃないかっっ。ということで、早速申し込む。

オットは、私がもし当たっても、ひとりで写真を撮ってるという。
楽しみだにやー。


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【読書】『くまちゃん』角田光代


いきなりネタばれです。


白い文字で書きます。

失恋ばかりの短編集です。
まず、主人公が失恋して、失恋した相手が、また次の話で失恋すると言う流れ。



それはわかったのだけど、それでも、最後までぐいぐい読ませてしまう。すっごく共感できた。恋愛に、仕事を絡ませているのが、特に共感させられたのかもしれない。
この物語の登場人物の年代の頃から今も、私自身も、恋と仕事は、いつも無関係ではないから。仕事について、いくつかの登場人物が言ってることが、すごく心に響いた。

「自分が行けるときというのは、周りのことが気にならない。自分しかない。自分が何をやりたいかしかない」
「行きたい方向に顔を向けて、焦点が定まったら、自分からがしがしと歩いて行って、ほしいものをもぎ取る」
「普通で平和な毎日は、自分をダメになんかしない。そういう日々の先に、自分にしか手に入れられない何かがある」
「履歴とかキャリアじゃなくて、すげえって思った、その気持ちの強さが、これからのきみを引っ張って行く」
「勉強なんか足を引っ張るだけだって。いい成績をもらえる絵が人の心を動かすか?」
「過去も未来も関係ない。今何者でもなきゃ、何者でもないってこと。今何かしなきゃ、未来につながるものだって何もないってこと」
「地味とかみみっちいとか、キャリアとか給料とか、人生になーんにも関係ない。なりたいものになるには、自分で目の前の一個一個、自分で選んで。やっつけてかなきゃならない」



最後にすごいネタばれ。



この話って結局はロンドになっていてつながっている。だから、失恋って、振ったほうが上とか、振られたほうが下とか、そういうものじゃないんだねぇ。

最初にこっぴどく振られた苑子が、苑子を振ったくまちゃんを振った、ゆりえを振ったマキトを振った希麻子を振った久信を振った(?)文太の子を産むんだから。



それにしても、恋はすごい。


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【読書】『こんな私が大嫌い!』中村うさぎ



よりみちパン!セというのは、10代の若者向けのシリーズなのだそうですが、この本、40代の私が読んでも十分読み応えがありました。

中村うさぎさんといえば、『ショッピングの女王』に代表されるように、ブランド物大好きな買い物依存症だったり、ホストにはまったり、整形しちゃったり、あと、ルポのために風俗嬢までしちゃったりと、なんというか、とっても極端で過激な人なのですが

この本によると、それもみんな「自分が嫌い」だという自分自身への「呪い」からだといいます。

そして、そんな「自分嫌いのプロ」が、51年かけてつかんだ、自分嫌いへの対処法を、この本では述べています。とっても納得できる、気持ちのよい本。



この先はネタばれ。



よくね、「自分嫌い」を克服するには、「自分を好きになろう」というけれど
中村うさぎさんの説は違う。


「自分嫌い」というのは、実は「自分大好き」の裏返しで
「自分に自信がない謙虚な人」というよりは
「自分への過剰な期待をする傲慢な人」なのだという。


自分嫌いな人は、自分が大好きなのだから、「自分を好きになりなさい」と言っても実は無駄。


ではどうしたらよいのか?


その説明でわかりやすかったのが「整形をしたことによる意外な効果」を挙げている。


また、拒食症で亡くなったカレン・カーペンターと母親との確執なども挙げて語っているのもわかりやすく、また、同じように母親との確執を抱える人からは、大きな共感を呼ぶと思う。


10代の子向けに書かれているからだろうか。文体も、保健室の養護の先生なんかが、ちょっとお話してくれてるような、お姉さん的な口調で、それが、友達に話しかけられているようで、妙に心地よい。


私はこの本を読んで、すごく楽になれた。


しょせん、自分なんて、大した人間じゃないんだ、自分にいちいちがっかりしたり、悩んだりしないで、自分なんてこんなもん、と、自分を突き放すことから始めてみようと思う。


自分を嫌いすぎて、自分を好きすぎて、苦しくなったらぜひ読んでみてほしい本。

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【絵本】『茶色の朝』フランク パヴロフ ・作/ ヴィンセント ギャロ・絵



この本について書くのは二度目です。


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この夏の課題図書

100706IMG_2572.jpg明日はいよいよ二度目の結婚記念日なのですが
結婚する一年前の日記を偶然見つけました。→■

このときの私は、彼の存在すら知りませんでした!!
あんまりいいことなかったなーという記憶だったので
こんなに元気だったのに、びっくり!!

あとで振り返っても、その時の感情ってなかなか思いだせない。
だから、こんな風に残しておけるっていいなぁと改めて思いました。

「年齢に負けを認めない」
そうだ、それが大事なんだ。

過去の自分に慰められたり、励まされたり。
そんな経験ができるのも、ブログの良さかな、なんて。

『ひよこだがね』には書けないことも
コチラには書いていこうと思うのでした。


◆3年前の日記◆
この夏の課題図書(2007年7月7日)
    
実は、このとき「新しく始めたこと」というのが絵本塾でした。    
ていうか、この時の20冊、まだ読破してないかも!!
H先生、ごめんなさいっっ!!

今年の夏は、このときの20冊に加えて、帽子の出てくる絵本を読みあさります〜〜〜
鳥が出てくる絵本も、もちろんねww


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【読書】『はじめての文学』小川洋子



最近、図書館通いをしている目的は、主に絵本。ときどき、イラストレーションや着物の本を手にとったり、帽子の本を探したりするくらいで、文章の本を借りるつもりは全然なかったのだけど、たまたま「今日却ってきた本」というコーナーに、これと、よしもとばななさんが二冊あったので、三冊、なんとなく借りてきた。

小川洋子さんと言えば、「博士の愛した数式」で大ブレイク。しかし、私は実は未読。まだ彼女の本は全くの未読。相性がいいかどうか、ドキドキしつつ読んだんだけど、おもしろかった!!

このシリーズは、初めて文学に触れる青少年向けに、まとめられた作家ごとの選集だそうだけど、大人が読んでも十分楽しめる。シリーズで12冊出ているので、全部読破しようと思う。


村上春樹 山田詠美 村上龍 林真理子 よしもとばなな 

このあたりは、20代のころに、かなりたくさん読んだと思うけど、もちろん読んでないのも収録されているので、ぜひ読んでみたい。

宮本輝 宮部みゆき

30代のころに、何冊か読んだけど、しっくりこなくて、その後読んでいない。再チャレンジにはもってこいだ。

浅田次郎 重松清 川上弘美 桐野夏生

おハズかしながら、全くの未読。読もう!!

基本的に、推理小説はあまり読まないせいもあるのかな。一時期クリスティにはまった時期はあったので、彼女の作品だけは、ほぼ読破している。


さて、小川洋子さんの作品。

そうだそうだ、文学ってこういう感じだ。決してハッピーエンドなんかじゃない。わかったような、よくわからないようなもどかしさ。
ひっかかりがあるから、考える。読み終わった後に、考え込んでしまわないようなのは、文学じゃないな(笑)

ちょっと「世にも奇妙な物語」みたいに、おかしな世界に迷い込んだ感じだったり(たとえが幼稚でごめんなさい)。そして、青少年が読むにはエロティックすぎたり、そんなのも、いい感じで。
このシリーズと並行して、小川作品を読破したいとワクワクしてしまう私なのだった。

久しぶりに、本を読む楽しみを味わっている。10代とか20代の頃の私は根暗な女の子で、いつも本とお友達だったんだけどなぁ。
「冷めない紅茶」「薬指の標本」「ギブスを売る人」 「キリコさんの失敗」「バックストローク」
おさめられているのはこの5編。どれも、どこか妖しく残酷で妖艶な世界なのに、妙に現実感があるのに、驚かされる。

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【絵本】『くまとやまねこ』『ニワトリが道にとびだしたら』『ちいさなくれよん』『くるまあらいます』


『くまとやまねこ』湯本 香樹実・作/酒井 駒子・絵

2年ほど前の、2008年9月末。紀伊国屋書店新宿本店で開催されていた酒井駒子さんの原画展に行ってきました。このお話はまだ未読でしたが、内容を知らなくても、絵を見ているだけで何度も涙ぐむほど素晴らしいものでした。

タイトルに鳥は出てきませんが、表紙のクマの肩にちょこんととまっているように、鳥は重要な登場人物。だけど、タイトルは「くまとことり」じゃなくて、「くまとやまねこ」。そんなところに、湯本さんがこの物語に託された思いを感じるのです。

一見ちょっと暗く見えてしまう表紙の絵。この絵本の味わいそのままの紙(再生紙なんだそうです!!)に黒と白のアクリル絵の具(?)だけで描かれています。ざっくりと塗りつぶした黒の上に白で、驚くほど繊細にその世界が広がっています。
酒井さんと言えば、現代の絵本作家・イラストレーターの中でもとにかく大大好きな方。好きな理由は、酒井さんも幼い頃から鳥をよく飼っていて、ご自身でも鳥をモチーフにした絵をよく描かれるせいかもしれません。

内容的には、大人向けの絵本と呼ぶべきかもしれません。けれど、原画展には、駒子さんへのメッセージを残せるスケッチブックがあって、そこには小学生からのメッセージも残されていました。
本当にこのお話の深い意味を知るには早くても、よいものは、大人にも子供にも通じるんですよね。



『ニワトリが道にとびだしたら』デビッド・マコーレイ・作・絵/小野 耕世・訳

ニワトリがただ道にとびだした・・・それだけで、町中がどんどん事件に巻き込まれて行きます。なんとか騒動は治まり、大団円かと思いきや、最後が何とも皮肉でおもしろい。

子どもが読んでも楽しいでしょうが、大人が読んでも、とても楽しい絵本です。青・赤・白と3色に押さえた表紙のデザインも、とてもおしゃれ。

作者は『アンジェロ』と同じデビッド・マコーレイ。




『ちいさなくれよん』篠塚 かをり・作/ 安井 淡・絵

一年ほど前に、クレヨンが主人公のお話を書いたことがあります。書いてから、クレヨンが主人公のお話が、予想外に多いことに改めて知った次第ww

このお話もそうです。

このお話は、内容も背景も感動的です。金の星社のサイトによると
「1979年に初版が刊行され、第5刷まで重版されましたが、その後絶版になっていました。ところが、1999年6月にテレビ番組で視聴者の方の思い出の絵本として紹介されたところ、放送直後から復刊リクエストの電話やFAXが殺到しました。
反響の大きさに驚きつつ、すぐに復刊を決め、テレビで復刊のお知らせをしてもらったところ、またまた大反響。20年の歳月を経てよみがえった『ちいさなくれよん』はまたたく間にベストセラーになりました。
物を大切にする心、何か世の中の役にたつために生きること、思いやり、献身的な愛、命の尊さ・・・。絵本にこめられた思いを多くの子どもたちに伝えつづけています。」
という経緯があるんだそうです。復刊のリクエストのおかげで、今も読むことができるんですね。

ホンの小さな存在である、短くなったクレヨンにも、こんなに役に立てることがある。どんなちっぽけな存在でも、ちゃんと役に立てるんだよ、と、そういうメッセージを私は感じたのでしたが、モノを大事にしよう、というメッセージも含まれている・・・かなり奥深い絵本です。



『くるまあらいます』サンドラ&スーザン スティーン(作)/G.ブライアン カラス(絵)

ガソリンスタンドの洗車機に入ってる車の中から、窓の外を見たら、どんな感じだろう??誰もが一度は感じたことのあるこの問いに、イラストとコラージュでファンタジックに答えた絵本。

テキストの大きさや配置などにも独特のセンスが感じられて、素敵です。


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【絵本】『ぞうのババール』『おしゃべりなたまごやき』『おおきなおおきなねこ』『アンジェロ』


2010.06.16 Wednesday
『アンジェロ』デビッド マコーレイ・作・絵/千葉 茂・訳
コレも泣いてしまいます。

仕事だけに情熱を傾け、一筋にひたむきに生きてきた老人の
人生の最後に触れ合った、ハトとの物語。

ハト以外に看取られず、孤独に死んだことを
卑屈になど描いてはいません。

どう生きて、どう死んでいくか。

何が不幸で、何が幸せか。

それは人それぞれ。

『海の上のピアニスト』『ガタカ』で感じたことに、通ずるものがあります。


2010.06.16 Wednesday
『おおきなおおきなねこ』せなけいこ・作・絵

せなけいこさんといえば、独特の貼り絵で
おばけシリーズを描いたものが有名ですが
このお話も、ちょっと怖そうな感じではじまります。

んでも、賢いおばあさんは、カッパをやりこめてしまいます。

おおきなおおきなねこ、というのが、なんともかわいい!!


2010.06.16 Wednesday
『おしゃべりなたまごやき』寺村 輝夫・作/長 新太・絵

大好きな絵本。
王様がお茶目で、かわいいったらないのです。

実際には、王様は国の一番偉い人、いろいろ難しいことを
決めているはずなのに、童話の中の王様って、大抵のんき。
この王様も、そんな感じです。

王様の悩みが、たまごやきくらいしかないのでは??
そんなのどかな、のんびりとしたお話。

オチも楽しい!!

鳥好きな私には、たくさんの鶏が登場するシーンに
萌えてしまうのでしたww


2010.06.16 Wednesday
『ぞうのババール』ジャン・ド・ブリュノフ・作・絵/やがわ すみこ・訳

私は高校時代、オリーブ少女を自負していたんですが
オリーブを通じて知った絵本がたくさんあります。

(実際、オリーブという雑誌ほど、自分に深い影響を与えた
ものすごい雑誌はなかったです)
(だから、パレットクラブで、オリーブのデザイナーだった
某先生にお目にかかれた上に、銀座で一緒におそばを
食べることができたのは、卒倒しそうな幸福でした)

タンタンとともに、このぞうのババールは、おしゃれで
かわいくて、大好きだったキャラクター。

なんと、フランス語版を持っているのにもかかわらず
もちろん、読めないので、どんなお話かは、全く知らず。

今回まとめて何冊か読んでみました。

アマゾンのレビューには、ぞうをアフリカの原住民
おばあさんを、欧米の文明社会を表しているから嫌い
というものもあったりして、なるほど、と思いましたが

それでもこの本を読んで、子供に害になると言うことは
ないと思うんです。
銃で像をとらえに来た人間を見て、自然と人間の共存を
強く願う子供になってくれるのでは、と思ったのでした。


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