よみがえる中国歴代王朝展 〜至宝が語る歴代ロマン 殷から宋まで〜

中国史、三国志好きな連れの好みで行きました。プロジェクトXのあと、ご飯を食べてから。上野の松坂屋で開催されていました。
点数も、展示されているモノも、なかなかよかったと思うのですが、展示されているモノを、ただただ順番に見るだけ、だったので、もう少し詳細な説明があると、興味ももっと沸いて、楽しめたかな?というのが率直な感想。
松坂屋は、故郷・名古屋の老舗デパートなので、個人的には頑張って欲しいんだけどねぇ。
特別展 プロジェクトX21 〜挑戦者たち

ご存知、NHKの人気番組『プロジェクトX』の展覧会です。8月12日(木)に行きました。またまた、わたしがトロトロしてるうちに、終わってしまったようです。
イベントは二部に分かれていて、一部は、番組の中で、人気のあった物を取り上げて、実物を展示しながら、番組の中のセリフをそのまま添えて、振り返ろうと言うもの。中島みゆきさんの曲を、エンドレスで流すのには、参りましたぁ(^^ゞポリポリ
このイベント、毎週番組を見てる方は、特に行く必要もなさそうですが、ほとんどテレビを見ないわたしは、一挙に感動の嵐で、もうね、バカみたいに涙ぐみながら、ひとつひとつのブースに見入っていましたよ。連れは、一通り見てから、まだ半分しか見てないわたしのところへ戻ってきて「まだこんなとこにいるの??」と、驚くやら、飽きれるやら・・・・
第二部は、おもだった企業が、それぞれの最新の技術を発表する場。何となく、国際フォーラムや、幕張メッセなんかで行われている「企業展」みたいな感じでした。わたしは、SANYOだったっけな?のクイズにだけ答えて投函して、つかれきった連れと共に、お昼ご飯に急いだのでした(^^ゞポリポリ
聖杯 -中世の金工美術

8/6(金)、風俗資料館の後に見に行きました。途中、お茶を飲んだりしてたんで、結構遅い時間になってしまって、常設展だけ見ようかと思ったんですが、会期が8/15までということで、せっかくなので、見ていこうということに。代わりに、常設展は見れませんでしたが、それは後日見に行きました。
そうそう、実はこの展覧会には、最初はあまり興味はなかったのですが、門のところに、今までに見た人の感想などが書き出されていて、それを読んでいるうちに、興味が沸いてきちゃったのでした。やり方うまいかも、西洋美術館。運良く、6時からの解説を聞く事ができました。
まず、日本人は、クリスチャンは少ないと思いますので、キリスト教的な、常識って、あまり知識として持ってないと思うのですが、聖杯というのは、最後の晩餐で、キリストが「ワインを我が血とし、パンを我が肉とする」として、使徒に分け与えるときに、ワインを注いだもの。そのときに、キリストが「この晩餐は、自分の死後も行うように」と言う言葉を残したため、信者は、キリストの死後も、聖杯に注がれたワインを飲むと言う儀式を行うようになり、それがミサなのだそうです。ミサって、お説教を聴くものなのだと思っていました(^^ゞポリポリ
今回出展されたのは、すべて旧東ドイツの教会で使われていたもので、贅を尽くした、素晴らしい工芸作品がずらりと並び、もううっとり。時代後とに、少しずつ変化していくデザインの様子なども、解説を聞くと、とてもよくわかって、おもしろかったです。興味ない、などと思っていたわたしですが、洋食器のデザインに生かせそう?などと、ちょっとインスピレーションが沸いて来たりもして、見てよかった、と思いました。
また、今回の展覧会の開催に当たって、どういった経緯で物事が運んだのか、についても、解説の方が、興味深い話をしてくださいました。この聖杯に象徴されるような、教会が権勢を誇って、贅の限りを尽くせたのは、はるか昔の事で、特に社会主義時代は、とても貧しい教会が多かったそうです。しかし、当時は、東ドイツのどこもかしこも貧しく、それが普通であったので、貧しい事を恥とか、つらいとはさほど感じなかったのだそう。
でも今、東西統一がなされ、豊かな西の文化が入ってくると、貧しい事が、急につらく思われ、換金化が容易な、こうした聖杯などを、横流しすると言う事が、心配されています。そういった意味での資金源、また美術品としての聖杯の認知を求めて、旧東ドイツ側にとっても、願ってもない展覧会といえるのだそうです。知らないほうが幸せってこと、あるのかもしれませんね(って、そういうまとめ?)
聖杯 -中世の金工美術
会期:6/29(火)〜8/15(日)(終了)
国立西洋美術館
西洋美術館、9/10(金)からは、『マティス展』が始まりますよ〜。これは、見逃せませんっ!
国立科学博物館

上野には本当に美術館がいっぱいあって、東京都美術館と、西洋美術館もごっちゃになりやすいですが、東京国立博物館と、この国立科学博物館も、あれ?どっちだっけ??なんて思ったりします・・・。国立博物館は、古代の遺跡からの発掘品や、工芸品などを展示しているのに対して、科学博物館は、恐竜の骨や、昆虫の化石、そして未来のテクノロジーを展示しています。まさに、科学の博物館なのですね(当たり前)ただいま、新館を工事中の科学博物館(かはく)ですが、旧館だけでも十分見ごたえがあります。わたしが一番びっくり & 怖かったのは、大昔のトンボが、人間の子供並にでかかった事・・・・・マジで、怖いです( ┰_┰) シクシク
それと、ドリカムの歌詞に出てくる「しずかの海」「はれの海」というのが、月の海の名前だというのを、初めて知りました・・・・「しずかの海」は、1969年に アメリカの宇宙船アポロ11号が着陸して、始めて人類が降り立った所なのですね。
新館では、ものすごーくでっかい、ティラノザウルスに出会えます。さらに工事中の部分の、11/2(火)のグランドオープンが楽しみです!
国立科学博物館
ただいまは、
『テレビゲームとデジタル科学展』開催中です。
7/17(土)〜10/11(月)
下町風俗資料館

上野公園の不忍池沿いにひっそりと建つ資料館なのですが、ここが、思っていたよりずーっと楽しい!詳しくは、
「8月6日(金)晴れ 「ひよこ、童心に帰る」」でどうぞ。
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「8月6日(金)晴れ 「ひよこ、童心に帰る」」

上野公園内にある「台東区下町風俗資料館」に行った。想像していたより、ずーっと楽しい場所だった。1階には、大正時代の民家が復元されており、内部の家具や調度品も一般からの寄贈で、実際に使われていたもの。
資料館の方たちもみなさん、すごく気さくで、「どんどん上に上がって、引出しも開けちゃってくださいね。カメラお持ちでしたら、お写真もどうぞ」とニコニコ。(でもカメラ、持ってなかったのよ〜(^^ゞポリポリ)長屋には必ず祭られていたお稲荷さんの横では、おみくじを引ける。(もちろん無料)でも、難解過ぎて、解説がないと理解不能だけど(笑) また、夏場だけだと思うけど、風船ヨーヨー釣りができて、何個釣っても、1個だけお持ち帰りさせてもらえる(無料)こよりも結構丈夫に出来てて、釣れるのが楽しい。
2階には、生活用品が展示されている。希少価値のあるものは、ガラスケースの中に入れられているけれど、昔懐かしいおもちゃなどは、手にとって、自由に遊ばせてもらえる。おじさんが、やり方を教えてくれたものの、結構難しい〜〜〜。他の親子連れやカップルも、かなりはまって遊んでいた。

ここには、実際に使われていた、銭湯の番台があって、自由に上っていいという。憧れ(?)の番台に上ってみると、結構高い〜〜〜。ご満悦なひよこを、いぶかしげに見る外人さん二人。思わず、説明しようと試みるひよこ。(えーと、銭湯、銭湯って??出てこない〜〜〜〜)仕方ないので、ガイドさんのように指差し「This is Men's bath, this is Women's bath」と言ってみると、男性のほうが、銭湯だと何となく気づいたらしい。ひよこ、その場を指差し「Here, cash pay!」(なんてお粗末な英語)・・・でも、通じたようだ(爆)。男性は、女の文字を指差して「kanji(漢字)?」と聞いてきたので、そうだと答えると、女性になにやら説明して、二人で納得して「Thank you!」と立ち去っていった。うーん、異文化コミュニケーション!!
と、二人が立ち去って、その後もおもちゃをリベンジしていたひよこ、唐突に「銭湯って、Public bathじゃん!!」と思い出した。ちょっと悔しかった( ┰_┰) シクシク
30分くらいで軽く見るつもりが、2時間も遊んでしまった(^^ゞポリポリ 外に出ると、不忍池には、一面のハス!!おお〜〜〜〜!!何でカメラ持ってないんだ〜〜〜〜〜!!園内には、骨董市が開かれていた。冷やかしながら歩く。次に国立科学博物館で、ティラノザウルスのでかさにぶったまげて、最後に西洋美術館で、金ピカの聖杯を見て、子供の心に帰ったような一日だった。
そうそう、読めないおみくじが引けるんです。こんなんです(笑) 一応解説書が添えてありますので、ご安心召され♪

中/前に立つ丸ポスト。でも残念ながら、飾りでした。
右/風船釣り。無料で何個でも釣れますが、持って帰れるのは一個だけ♪
『世紀の祭典・万国博覧会の美術』

7/30(金)閉館時間の8:00ギリギリまで、じっくり見てしまいました。最近、嵐のように展覧会に行きまくってるわたしですが、この展覧会ほど、見ごたえがあると感じたのは、なかなかないです。さすが、東京国立博物館。作品の出展数・質・構成と、どれをとっても、文句ナシの、素晴らしい展覧会だと思います。
作品を堪能するだけでなく、日本の工芸と、世界に与えた影響、近代の西洋美術の歴史を知るにのも、もってこいの展覧会と言えると思います。いやもう、日本の工芸は、世界一です!もっと、わたしたちは自国の文化や技術に誇りと自信を持つべきだと、心底思いました。
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展覧会前半は、万博と日本工芸。とにかく、日本のありとあらゆる、美しい工芸作品が見られます。蒔絵・陶磁器・七宝など。ずらりと並んだ、人間業とは思えないほどの、細密で美意識を極めた作品群を、ただただ、ため息と共に、見入るばかりでした。また、名古屋出身のわたしは、金シャチが出展されていたのにも驚いて、うれしくなっちゃいました(^^)
以下は、ちょっと堅い話。
日本が最初に万博に作品を出展したのは、まだ幕末の1867年。まだ日本という国としてではなく、江戸幕府・薩摩藩・佐賀藩としてでした。明治維新後は、日本の工芸を世界に知らしめ、殖産興業の方針の中で、工芸作品を欧米に売りこむのが目的で、出展されました。その日本の思惑は当たり、日本の工芸は、世界中で注目を集め、ジャポニズムという動きに繋がっていきます。一方、いち早い産業革命で、近代国家となったイギリスで、最初の万博が開かれましたが、そのことに反発を感じたフランスが巻き返しを図り、やがて世界の芸術の主導権は、フランスのパリが握ることとなります。
やがて、日本の万博への目的は、だんだんと「日本の工芸作品を、芸術として認めさせること」に変わって行きます。しかし、当時の西洋では、絵画・建築・彫刻以外は、芸術とは認められておらず、また、絵画は必ず額装されていなくてはならないと決められていましたので、軸装が中心の日本画は、絵画作品とは認められませんでした。それで、芸術と認めさせるために、日本画をわざわざ額装しなおして出展するという苦心もなされました。そうした苦労の結果、日本の工芸作品は、美術品だと認められるようになります。万博を通じて、美術というものの定義や、流れが、少しずつ変わって行ったとも言えるのかも知れません。
展覧会後半は、万博の中の西洋美術、として、5回のパリ万博にスポットを当てています。当時はパリのアカデミーが認めた以外の画家の絵は、展示することを許されませんでした。それで、人気はありながら、アカデミックではない作品を描く、前衛的な画家たちは、わざと万博会場の近くで個展を開きました。
今は、アートという枠組みが、本当に広く際限がなく、制約もない時代だといえると思います。表現者としては、自由ないい時代かもしれませんが、逆に、制約がない分、何を表現していいのか、とまどうということもあるかもしれません。反骨精神が、よりよい作品を作らせたというのもあるでしょう。画家たちが、体制や制約に反抗し、自分の道を信じて進んで行った時代。もしかしたら、それもまた、古きよき時代だったのかも。そんな風に思ったりしました。
『世紀の祭典・万国博覧会の美術』
2004年7月6日(火)〜8月29日(日)
東京国立博物館・平成館
「弐代目・青い日記帳 」さんの「万国博覧会の美術」
『熊田千佳慕の世界展』

すっかり終わってる展覧会ですみません。
7/30(金)、この日は、すごく感動して、帰って来ました。ボタニカルアートと言う細密画を描いているわたしなのですが、この「クマチカ」のことは、友人たちの大絶賛の声を聞いているにもかかわらず、いつも見る機会を逃していたのです。今回も、横浜市神奈川区の「かなっくホール」まで、わざわざ出かけたのは、これを逃すと、見られないんじゃないかと思って・・・・もう90歳を超えたクマチカ、このかなっくホールのある神奈川区に住んで、近所の公園を散歩し、虫や自然と触れ、日々、創作活動にいそしんでいます。わざわざ、山に出かけなくても、都会に住んでいても、自然と触れ合う機会はいくらでもある、とクマチカは言います。
細密でありながら、独特のタッチで温かみのある世界を作り上げる、その絵の世界は、まさにクマチカワールド。他追随を許さないものがあります。いつまでも、ずっとそこにたたずんで、眺めていたいような世界・・・虫や花が有名ですが、わたしは、動物の絵が好きです。
ライフワークの『ファーブル昆虫記』に絵をつけようと決めてから、もう20枚の絵を仕上げたそうで、残り10枚は仕上げたいと思ってるのだそうです。また、『オズの魔法使い』を絵本にしたのは、世界で彼がはじめてで、衣装なども、彼が自分で想像したイメージで描いたのだそうですが、後年、映画化された映像を見て、その衣装などが、彼のイメージとほとんど同じなのに、驚いたのだそう。他に「不思議の国のアリス」「みつばちマーヤの冒険」などの絵本を見て育ったと言う方も、きっといらっしゃることでしょう。
クマチカ、本名は五郎。千の美しい女性に慕われると言う意味の千佳慕に、ファンの薦めで改名したのだそうです。
リンク・今後の展覧会予定など
熊田千佳慕( くまだちかぼ ) プロフィール
1911年、横浜市中区生まれ。
1934年、東京美術学校(現・東京芸術大学)卒業。 山名文夫に師事。デザイナー・写真家集団「日本工房」に入社、土門拳らと仕事をする。戦後、細密画技法を会得し、以後今日まで「ファーブル昆虫記」、「みつばちマーヤの冒険」、「ふしぎの国のアリス」の挿画や絵本など、生命感あふれるすぐれた作品を数多く発表。 ボローニャ国際絵本原画展入選をはじめ、数多くの受賞がある。すぐれた観察力と卓越した描写力で多くの人々を魅了するとともに、フランスの「ファーブル友の会」会長から「プチ・ファーブル」と称賛される。横浜文化賞、神奈川県文化賞受賞。 横浜市神奈川区在住。
『黄』 地の力&空の光

7/28(水)、目黒区美術館で開催されている「『黄』 地の力&空の光」を見てきました。この展覧会は、「青」「赤」「白と黒」「緑」と継続してきた色の博物誌シリーズの最終回だそうで、「ええ〜〜!全部見たかった〜〜!!」と思わず叫んでしまったのですが、最初の「青」は、92年の展示会と言うことで、なんと、12年にも渡って、シリーズを完結されたということですね。92年と言えば、わたしは名古屋でOLしていました。
すごく興味深かった展覧会だっただけに、内容は、ちょっと物足りなかったかも。黄色と言う色は、黄金や太陽に通じる色という事で、中国でも日本でも、皇帝だけが身につけるのを許された色だったそうです。琉球でも、身分のある姫君しか、身に着けられないという衣装が展示されていました。黄色の鉱物、スパイス、砂、そして織物、ガラスなどの工芸品、絵画など、さまざまな角度から、黄色を分析していて、面白い試みだとは思うのですが、期待が大きすぎたのかなぁ?絵画やアート作品も、面白いものが出ていたんですけどね(^^ゞポリポリ
あと、天候の関係で、見られない作品がいくつかあったのにがっかり。気象条件で見られないって・・・・ちょっと悔しいような。会期:7/17(土)〜9/8(水)
大倉喜八郎コレクション1・仏教美術ってムズカシイ?

7/28(水)、この日が会期の最終日となった、大倉集古館の『仏教美術ってムズカシイ?』を見てきました。大倉集古館は、大倉グループの創始者・大倉喜八郎氏のコレクションを公開する美術館です。虎の門のホテルオークラの一角にあり、素晴らしい中国風の建物です。横浜の三渓園に行ったときにも、原三渓氏の、日本の美術界への貢献・美術品の擁護・横浜復興への尽力に大変感銘を受けましたが、ここ、大倉集古館でも、大倉喜八郎氏の、日本美術、特に仏教美術の海外への流出を、懸命になって防いでくださった、その功績は、本当に素晴らしいものだと思います。こちらでは、常設展示として、中国で発見された、世界最古の大きな大きな仏像も見られます。
この展覧会の見所は、仏像にまつわる意味を、わかりやすく解説してくださったことと、仏教美術の修復について、実に丁寧に説明・展示されていたことです。何しろ、千年もの昔のものも多いわけで、痛みの激しい美術品の修復が、並々ならぬ苦心と努力の元に行われていることが、よくわかります。
ホテルオークラでは、ホテル内にも美術館があり、素晴らしい美術品を見ることができます。また、大倉集古館は、展示内容もさることながら、建物を見て、雰囲気を味わうだけでも、なかなか楽しめる美術館ではないかと思います。
オリエンタルな雰囲気の建物と大倉喜八郎氏の銅像と、たなびく国旗と、ホテルオークラ本館。


磁都・景徳鎮1000年記念・中国陶磁のかがやき

7/27(火)、『相田みつを美術館』のあとは、歩いてすぐそばにある、『出光美術館』に行きました。ここは、出光興産の創業者、出光佐三氏が、蒐集した美術品を公開しています。特に、陶磁器の展示が多いのが特徴のようです。
さて、この展覧会も、実に見ごたえのあるものでした。もともと、ライフワークとして、磁器絵付けをしているのですが、基本的には、マイセンやセーブルなどの西洋風のものを描いています。でも、最近は、世界的なアジアブーム、日本ブームで、ココで見られるような、中国風(シノワズリー)のものは、とても人気があり、すごーく参考になるのです。
またこの美術館には、常設で、コレクションの洋画・日本画を展示しています。展示室の外のサロン前の廊下には、ルオーの油絵が、常設展示室には、素晴らしい屏風が展示されていました。そして、ココのもうひとつの目玉は、なんと、ノルウェーの『ムンク美術館』の協力で、常に3枚のムンクの絵を展示しているということです。行きたくても、遠い遠いノルウェー・・・ココでムンクに触れられるのは、何たる幸せ。一時は、ムンク見たさに、行列もできたのだとか。『叫び』以外のムンクに触れたい方は、ぜひ、足を運んでみてくださいね。
『出光美術館』 磁都・景徳鎮1000年記念・中国陶磁のかがやき
会期:7/21(火)〜9/5(日)
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